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50代男性です💪フォローはどうぞ👌フォロバ100%👍アウトドアが大好き。小さなアジやサバを釣ることが多いですが、次はもっと大物を! 趣味は登山や釣り、DIY、BBQを楽しんでいます。釣った魚を使って料理を作るのが好きです。筋トレを始めて、体を鍛えることにも力を入れています💪 「イケオジ」目指して頑張っています。料理投稿多めのです。見ていただけると嬉しいです。いいね❤️してくれると嬉しいよ
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テレビの中から届いた「食べてみたい」

テレビを見ていた、6歳の孫。

いつものように何気なくコマーシャルを眺めていたそのとき、画面に映ったのは「焼きビーフン」。

「これ、食べてみたい!」

突然のひと言だった。

焼きビーフン。

名前は聞いたことがあるような、ないような。
でも、本人にとっては初めて出会う食べ物だった。

ラーメン、焼きそば、そうめん……。

普段から麺類が大好きな孫は、麺料理が食卓に並ぶと、それだけで嬉しそうな顔をする。

そんな孫の目に、テレビの中で美味しそうに仕上がっていく焼きビーフンが、きっと「食べてみたい」という気持ちをビビッと届けたのだろう。

「じゃあ、作ってみようか」

そう言って、焼きビーフンを作ることにした。

野菜を切って、具材を炒めて、ビーフンを加えて……。
いつもの料理とは少し違うけれど、食卓に並べてみる。

そして、いよいよ孫の前へ。

「これが、焼きビーフンだよ」

初めて見る料理を、じっと眺める孫。

ひと口食べてみる。

すると、その顔がふっと明るくなった。

「おいしい!」

その瞬間、なんだかこちらまで嬉しくなった。

テレビの中のたった数十秒のコマーシャル。
そこから生まれた「食べてみたい」という小さな好奇心。

そして、その気持ちをきっかけに、初めて食べる料理がひとつ増えた。

子どもにとっては、焼きビーフンを初めて食べた日。

でも、大人にとっては――

孫の「食べてみたい」を、一緒に叶えてあげられた日。

きっとこういう何気ない出来事が、あとになって思い出すと、いちばん温かい思い出になっているのかもしれない。

テレビのコマーシャルから始まった、小さな食卓の物語。

今日、孫の「好きな麺料理」が、ひとつ増えました。
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🍅 トマトたっぷり夏の豚肉カレー

今日は、3歳の女の子と6歳のお孫さんを預かる日。
ママは仕事で帰りが遅く、子どもたちが寝たあとになる予定です。
だから今日は、夕食をできるだけスムーズに済ませて、そのあとはお風呂に入れて、ゆっくり寝かせてあげたい。
でも、子どもとの夕食って、なかなか思うようにはいきません。
テレビを見ながら食べたり、遊びながら食べたり、「もう食べた?」と聞いても、なかなか進まなかったり……。
そこで今日は、子どもたちが大好きなカレーにすることにしました。
しかも、ただのカレーではありません。
前回と同じように、冷凍しておいた完熟トマトを粉砕したものをたっぷり使います。
このトマト、かなりみずみずしい状態で冷凍してあるので、水分もたっぷり。
「だったら、カレーに入れる水もできるだけ少なくして、トマトの水分で煮込んでみよう。」
そう思って、豚肉に玉ねぎ、人参、じゃがいもを合わせます。
夏のトマトの爽やかな酸味と甘みが加われば、いつものカレーもちょっと特別。
子どもたちが「おいしい!」と言いながら、テレビに気を取られることなく、ぱくぱく食べてくれたら大成功です。
食事が終わったら、次はお風呂。
今日は「早く食べなさい!」をできるだけ言わなくて済む夜にしたい。
そんな、おじいちゃんのちょっとした作戦から生まれた、夏のトマトカレーです。
材料(4皿分)
豚肉……180g
冷凍トマトを粉砕したもの……300〜400g
玉ねぎ……1個
人参……1/2〜1本
じゃがいも……2個
カレールー……4皿分
水……50ml程度から開始
サラダ油……小さじ1〜2
子ども向けの隠し味
ケチャップ……大さじ1
砂糖……小さじ1/2〜1程度
※トマトの酸味が強い場合だけ加えてください。
作り方
1.材料を切る
玉ねぎは薄切り、人参とじゃがいもは、3歳のお孫さんでも食べやすいように少し小さめに切ります。
豚肉も大きければ、ひと口サイズに切っておきます。
2.豚肉と玉ねぎを炒める
電気圧力鍋にサラダ油を入れ、豚肉と玉ねぎを軽く炒めます。
玉ねぎが少ししんなりする程度で大丈夫です。
3.トマトをたっぷり入れる
人参、じゃがいもを加え、そこへ粉砕して冷凍しておいたトマトを300〜400gほど入れます。
トマトからかなり水分が出るので、ここでは水を50ml程度だけ加えます。
「えっ、これだけで大丈夫?」
というくらいでOK。
トマトの水分を信じます。
4.電気圧力鍋で加圧
電気圧力鍋を圧力5・10分に設定します。
加圧調理が終わったら、圧力が下がるまで待ちます。
じゃがいもや人参が柔らかくなっていることを確認します。
5.カレールーを加える
圧力が抜けたら蓋を開け、カレールー4皿分を加えます。
よく混ぜて、余熱または弱い加熱でルーを完全に溶かします。
ここで水分が少なく、カレーがかなり濃いようなら、水を50mlずつ追加して好みの濃さに調整します。
最初から水をたくさん入れないのが今回のポイントです。
6.子ども向けに仕上げる
味を見て、トマトの酸味が少し強いようなら、
ケチャップ……大さじ1
砂糖……小さじ1/2〜1
を加えます。
トマトの酸味がまろやかになり、子どもが食べやすい甘めのカレーになります。
仕上げのポイント
今回はエリンギとピーマンは入れず、豚肉・玉ねぎ・人参・じゃがいも・トマトの5種類に絞ります。
具材をシンプルにすることで、トマトの甘みと豚肉の旨みがしっかり感じられ、子どもにも食べやすいカレーになります。
そして何より、冷凍しておいたトマトの水分をそのまま活かすことで、夏らしい、トマトの旨みがぎゅっと詰まったカレーに。
今日は「早く食べなさい!」ではなく、
「おいしいね。いっぱい食べたらお風呂行こうか。」
そんな感じで、夕食からお風呂までスムーズにつながる夜になれば最高です。
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77円のしめじから始まった、今日の一皿

スーパーへ買い物に出かけた、ある日のこと。
いつものように入口を入ると、最初のコーナーに目が止まりました。
「おっ、しめじが77円!」
1パック77円。
思わず足を止めて、しめじを手に取ります。
この値段なら、ひとつと言わず……と、気づけばカゴの中には2パック。
安く買えた小さな喜びを抱えて、家へ帰りました。
その日の昼間、録画したテレビ番組でNHKの「トリセツ」を見ていました。
テーマは、最近不足している人が多いという「亜鉛」。
番組の中では、亜鉛を多く含む食材として牡蠣が紹介されていました。
「なるほど、牡蠣か……」
そう思いながら見ていると、牡蠣そのものだけではなく、牡蠣の旨味が詰まったオイスターソースにも亜鉛が含まれているという話が出てきました。
さらに、牛肉にも亜鉛が含まれているとのこと。
それなら今日は――
「牛肉とオイスターソースを使った料理にしてみよう」
そう思いました。
そして夕方。
冷蔵庫を見ると、朝スーパーで買ってきたしめじがある。
「そうだ。このしめじも一緒に炒めよう」
こうして、77円のしめじと、昼間テレビで知った「亜鉛」という栄養素が、今日の夕飯をつないでくれました。
牛肉をフライパンに入れると、ジュッという音。
そこへ玉ねぎとしめじを加えると、少しずつ甘い香りと、きのこの香りが立ち上がってきます。
最後にオイスターソースを加えると、今度は食欲をくすぐる濃厚な香り。
特別な材料をたくさん買ったわけではありません。
77円のしめじ。
冷蔵庫にあった玉ねぎ。
そして、今日は体に必要な栄養を少し意識して選んだ牛肉とオイスターソース。
料理って、案外こういう小さな出来事の積み重ねなのかもしれません。
テレビで知ったこと。
スーパーで見つけたお買い得品。
冷蔵庫にあった食材。
そんな何気ない一日が、フライパンの上でひとつになっていく。
そして食卓に並んだのは、牛肉の旨味と玉ねぎの甘み、しめじの香りに、オイスターソースのコクが重なった一皿。
「今日も、ちゃんと食べられるって幸せだな」
そんなことを思いながら、湯気の向こうにある夕飯を眺めました。
安いしめじを見つけたことから始まった、今日の料理。
たった77円の小さな出会いが、こんな温かい夕飯に変わりました。
材料(2〜3人分)
牛切り落とし肉……300g
しめじ……1パック
玉ねぎ……1個
ごま油……大さじ1
☆調味料
オイスターソース……大さじ2
砂糖……小さじ1/2
しょうゆ……大さじ1/2
こしょう……少々
白いりごま……大さじ1
作り方
1.材料を切る
しめじは根元を切り落とし、食べやすい大きさにほぐします。
玉ねぎは半分に切り、5〜7mm程度の薄切りにします。
2.牛肉を炒める
フライパンにごま油を入れて中火で熱し、牛肉300gを加えて炒めます。
牛肉の色が7〜8割ほど変わるまで炒めます。
3.玉ねぎとしめじを加える
玉ねぎとしめじを加え、中火で3〜4分ほど炒めます。
玉ねぎがしんなりして、しめじの香りが立ってきたらOKです。
4.味付けする
オイスターソース、砂糖、しょうゆ、こしょうを加え、全体を混ぜながら1〜2分炒めます。
5.仕上げ
火を止め、白いりごまを加えて全体を混ぜたら完成です。
ご飯の上にたっぷりのせれば、牛肉の旨味と玉ねぎの甘み、しめじの香りが楽しめる「牛肉としめじ・玉ねぎのオイスター炒め丼」にしても美味しくいただけます。
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半分のパプリカから生まれた、小さな夏のごちそう

酢豚ならぬ酢鶏を作った日のこと。

いつもなら、料理に使った食材はきれいに使い切ってしまいたいと思うのだけれど、この日は赤いパプリカと黄色いパプリカが、それぞれ半分ずつ残った。

パプリカ。

普段の料理では、なかなか手に取ることのない食材だ。

「さて、これをどうしようかな……」

冷蔵庫を開けるたびに、赤と黄色のパプリカが目に入る。

せっかく買ったものだから、できれば無駄にしたくない。

そんなことを考えながら料理を探していると、ちょうど目に留まったのが「パプリカのツナマリネ」だった。

赤と黄色のパプリカを細切りにして、ツナと調味料を和えるだけ。

「これなら簡単そうだ」

さっそく作ってみることにした。

細切りにしたパプリカにツナを加え、酢、砂糖、塩、こしょうで味付け。

たったそれだけなのに、器に盛りつけると、赤と黄色の色がとても鮮やかだった。

ひと口食べてみる。

お酢の酸味がキュッと広がって、そのあとにツナの旨みがやってくる。

さっぱりしていて、暑い夏にはちょうどいい。

これは……ビールにも合いそうだ。

夕方、冷えたビールを片手に少しずつつまんでみると、これがまたいい。

酢のさっぱり感があるから、暑い日の晩酌にもぴったり。

それにしても、今日の料理で一番うれしかったのは、味だけではなかった。

酢鶏を作ったときに「半分だけ残ってしまった」パプリカ。

それが、今度は別の一品として食卓に戻ってきた。

買った食材を余らせてしまうと、どこかもったいない気持ちになる。

けれど、こうして残った食材からもう一品が生まれると、なんだか得をしたような、ちょっと嬉しい気持ちになる。

しかも、普段あまり使わないパプリカを、赤も黄色もきれいに使い切ることができた。

「食材を無駄にしなかった」

ただそれだけのことなのに、なぜか心がすっきりする。

料理は、豪華な材料をたくさん使わなくてもいい。

冷蔵庫に残っているものを見ながら、

「これ、何かに使えないかな」

と考える。

そして、ほんの少しの工夫で一品が生まれる。

そんな時間も、料理の楽しさなのかもしれない。

酢鶏のために買った二色のパプリカ。

半分ずつ残ったからこそ出会えた、もう一つの料理。

鮮やかな赤と黄色を眺めながら、冷たいビールをひと口。

暑い夏の夕暮れに、さっぱりとしたマリネ。

そして何より、食材を最後まで大切に使えた小さな満足感。

今日もまた、台所から小さな幸せがひとつ生まれた。

材料

パプリカのツナマリネ(2人分)

- 赤パプリカ……1/2個
- 黄パプリカ……1/2個
- ツナ缶(オイル漬け)……1缶(70g)
- 砂糖……小さじ1
- 塩……小さじ1/2
- こしょう……少々
- 酢……大さじ2
- パセリ……適量

作り方

1. 赤パプリカと黄パプリカを、それぞれ細切りにする。

2. ツナ缶の汁気を軽く切る。

3. ボウルにパプリカ、ツナ、砂糖、塩、こしょう、酢を入れる。

4. 全体をよく混ぜ合わせる。

5. 器に盛りつけ、仕上げにパセリを散らす。

6. そのままでもおいしいけれど、冷蔵庫で少し冷やしてから食べると、暑い夏にはさらにさっぱり。

余った半分のパプリカが、もう一品のごちそうに。

料理を作ることは、食材を使うことだけじゃない。

残ったものを大切にして、次の料理へつないでいく。

そんな小さな工夫が、食卓にも心にも、ちょっとした彩りを添えてくれる。
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酢豚から生まれた、家族みんなの酢鶏

「酢鶏」という料理を知ったのは、料理投稿❤️がきっかけだった。

酢豚といえば、豚肉を使うのが当たり前だと思っていた。
ところが、ある投稿には「豚肉を鶏もも肉に変えて、酢豚ならぬ酢鶏に」というアイデアが紹介されていた。

なるほど……。

そんな発想、今まで一度も思いつかなかった。

それなら一度、作ってみよう。

そう思って、勢いのまま材料を買いに出かけた。

ところが、いざ台所に立ってみると、思っていた以上に本格的な料理だった。

まずはニンジンを下茹でする。
鶏もも肉には下味をつけ、小麦粉をまぶして揚げる。
野菜を炒め、そこへ一度揚げた鶏肉を戻す。

そして最後に、酢、砂糖、醤油などを合わせた甘酸っぱいタレを加えて、全体にとろみがつくまで仕上げる。

「酢豚って、こんなに手間がかかる料理だったのか……」

作り始めてから、改めてその大変さに気づいた。

けれど、そんな苦労も、食卓に料理を並べた瞬間に吹き飛んだ。

ひと口食べると、酢のキュッとした酸味と、砂糖のやさしい甘さ。
そこへ鶏もも肉のジューシーな旨みが重なって、暑い夏の日にも箸が進む。

家族からも、

「おいしいね」

「これ、さっぱりしてていいね」

そんな声が聞こえてきた。

作る前は少し面倒に感じた料理だったけれど、家族がおいしそうに食べてくれる姿を見ると、不思議なもので「作ってよかったな」と思えてくる。

ただ、3歳と6歳の孫たちには、少しだけ大人の味だった。

「やっぱり、この酸っぱさはまだちょっと苦手かな」

そこで、酢鶏にする前に揚げた鶏もも肉を少し取り分けておいた。

それを孫たちには、そのまま唐揚げとして。

大人たちは、甘酸っぱいタレの絡んだ酢鶏を。

同じ食卓を囲みながら、それぞれが好きな味を楽しむ。

考えてみれば、料理というのは、必ずしも全員が同じものを食べなければならないわけじゃない。

大人には酢鶏。
子どもには唐揚げ。

ちょっとした工夫ひとつで、みんなが笑顔になれる。

初めて作った酢豚……ではなく、酢鶏。

手間はかかったけれど、その日の食卓には、料理そのもののおいしさだけではなく、「家族みんなで楽しく食べられた」という、もうひとつの味が残った。

新しい料理との出会いは、ときどき新しい家族の思い出まで連れてきてくれる。

そんなことを感じた、夏の夕食だった。

材料

酢鶏(4〜5人分)

- 鶏もも肉……2枚
- 玉ねぎ……1個
- ニンジン……1本
- ピーマン……2個
- パプリカ(赤・黄)……各1/2個
- ごま油……適量
- 小麦粉……適量
- 塩・こしょう……少々
- おろし生姜……大さじ1
- 酒……大さじ2
- 醤油……大さじ1

甘酢あん

- 酢……大さじ6
- 砂糖……大さじ6
- 醤油……大さじ4
- 鶏ガラスープの素……大さじ2
- 片栗粉……大さじ2
- 水……大さじ6

※3歳・6歳のお孫さんには、甘酢あんを絡める前の鶏肉を取り分け、唐揚げとして楽しめるようにしました。

作り方

1. 鶏もも肉を食べやすい大きさに切り、酒、醤油、おろし生姜、塩・こしょうを揉み込んで下味をつける。

2. ニンジンは乱切りにし、火が通りやすいように下茹でする。

3. 玉ねぎ、ピーマン、パプリカを食べやすい大きさに切る。

4. 酢、砂糖、醤油、鶏ガラスープの素、片栗粉、水を混ぜ合わせ、甘酢あんを作っておく。

5. 下味をつけた鶏肉の水分を軽く拭き、小麦粉をまぶす。

6. 油を熱し、鶏肉を中火で揚げる。火が通ったら一度取り出し、表面をカリッと仕上げる。

7. ここで、お孫さん用の鶏肉を取り分けておく。これなら酸味が苦手な子どもでも、おいしい唐揚げとして食べられる。

8. フライパンにごま油を熱し、ニンジン、玉ねぎを炒める。

9. ピーマン、パプリカを加え、野菜に火を通す。

10. 揚げた鶏肉をフライパンに戻し、野菜と合わせる。

11. 甘酢あんは片栗粉が沈んでいるので、加える直前にもう一度よく混ぜる。

12. フライパンに甘酢あんを加え、全体を手早く炒め合わせる。

13. とろみがつき、鶏肉と野菜に甘酢あんがしっかり絡んだら完成。

14. 大人は甘酸っぱくさっぱりした「酢鶏」を、子どもたちは食べやすい「唐揚げ」を囲んで、家族みんなでいただく。

「同じ料理を食べる」だけが、家族の食卓じゃない。
それぞれがおいしいと思えるものを、同じ食卓で一緒に楽しむ。

そんな小さな工夫が、その日の夕食をちょっと特別なものにしてくれた。
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60円のバナナが、週末のおやつになった日

スーパーで買い物をしていると、ふと目に留まったものがあった。
バナナが一袋、60円。
「おっ、これは安い」
よく見ると、何本かのバナナの皮には、少し黒いところがある。
きっと、売り場で少し時間が経って、見た目が変わってきたのだろう。
でも、私はそんなバナナを見ると、むしろ嬉しくなる。
なぜなら、こういう少し熟して、皮が黒くなりかけたバナナは、つぶしてお菓子を作るにはちょうどいい。
「これなら、あれが作れるな」
そう思って、迷わず一袋を買い物かごへ。
家に帰ってから、バナナを眺めながら考えた。
夏休みも、もう後半。
幼稚園に通う孫たちは、平日はお母さんがお仕事をしていることもあって、この8月も幼稚園へ通っている。
でも、週末になれば家で過ごす時間がある。
そんな孫たちに、何か手作りのおやつを食べさせてあげたい。
そう思った。
せっかくなら、ただのバナナケーキではなく、ちょっとだけ特別にしてみよう。
そうだ。
板チョコを砕いて入れてみよう。
バナナの甘さにチョコレート。
子どもたちが喜ぶ顔が、なんとなく目に浮かんだ。
台所に立ち、バナナの皮をむく。
少し黒くなったバナナをつぶしていくと、甘い香りがふわっと広がる。
卵を割り、砂糖を加え、ホットケーキミックスを混ぜる。
そして、砕いた板チョコを忍ばせる。
最後に輪切りにしたバナナを上に並べたら、準備は完了。
あとはオーブンにお任せ。
焼き上がるまでの時間、台所には少しずつ甘い香りが広がっていく。
その香りを感じながら、
「週末、喜んでくれるかな」
そんなことを考えている自分に気づく。
特別高価な材料を使ったわけじゃない。
スーパーで売れ残り、少し黒くなってしまったバナナ。
それが一袋60円。
でも、そのバナナが、孫たちが笑顔になるおやつに変わる。
そう考えると、なんだか不思議で、ちょっと嬉しい。
安くなったバナナを買っただけなのに、
そこには週末を楽しみに待つ時間と、
孫たちの笑顔を想像する時間が詰まっている。
料理って、きっとそういうものなのかもしれない。
材料を混ぜて、焼いて、形を変える。
そして最後にできあがるのは、食べ物だけじゃない。
「おいしいね」
そんな一言をもらえるかもしれない、温かな時間そのものなのだ。
夏休みも、もう後半。
まだまだ暑い日が続くけれど、
週末には、このバナナパウンドケーキを囲んで、
孫たちの笑顔が見られたらいい。
60円の一袋のバナナから始まった、小さなおやつ作り。
今日もまた、台所から小さな幸せがひとつ生まれました。
材料(パウンド型1台分)
バナナ……2本(約200g)
1本はつぶす
1本は輪切り
ホットケーキミックス……150g
砂糖……80g
サラダ油……80cc
溶かしバターでもOK
卵……2個
板チョコ……1枚
好みの量を砕いて使用
作り方
バナナ1本をボウルに入れ、フォークなどでつぶす。
サラダ油と砂糖を加えて混ぜる。
卵を加えてよく混ぜ、つぶしたバナナも加える。
ホットケーキミックスを加え、粉っぽさがなくなるまで切るように、さっくり混ぜ合わせる。
パウンド型に生地を流し入れる。
板チョコを食べやすい大きさに砕き、生地の上に散らす。
その上から、もう1本のバナナを輪切りにして並べる。
180℃に予熱したオーブンで35〜40分ほど焼く。
竹串を刺して、生地がついてこなければ完成。
少し黒くなったバナナも、捨てるどころか立派なお菓子に変身。
60円のバナナが、孫たちの「おいしい!」に変わる。
そんな週末を想像しながら作る、こ〜ちゃんの小さな手作りおやつです。
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夏の初めの頃、小さな庭の片隅にある畑に、トマトの苗を三本だけ植えました。
「今年は少しだけ育ててみよう」
そんな軽い気持ちで始めた小さな家庭菜園でした。
ところが、思っていた以上にトマトは元気に育ちました。 枝を伸ばし、葉を広げ、次から次へと赤い実をつけてくれました。
夏の間は、トマトを買わなくてもいいくらい。 朝、畑をのぞけば赤く色づいた実があり、収穫するたびに嬉しくなりました。
三歳の孫娘も、トマトの収穫を楽しみにしていました。
小さな手でトマトをひとつ、またひとつ。 「採れたよ」と嬉しそうに見せてくれる姿は、今年の夏の大切な思い出になりました。
そして、その採れたトマトを使って料理をするのも楽しみのひとつ。
自分たちで育てた野菜を、自分たちで収穫して、食卓でいただく。
それだけのことなのに、なんだかいつもの食事より少しだけ美味しく感じる。 そんな小さな幸せを、この夏は何度も味わうことができました。
けれど、季節は少しずつ秋へ向かっています。
あれほど青々としていたトマトの葉は枯れ始め、実もほとんど採れなくなりました。
「今年は、もう終わりだね」
そう思い、今日は思い切ってトマトを片付けることにしました。
暑い日でしたが、外に出て汗をかきながら、枯れてきた枝を一本ずつ外していきます。
夏の間、たくさんの実をつけてくれたトマトの株。 最後は少し寂しい気持ちもありましたが、「ありがとう」と心の中で声をかけながら、ゆっくりと片付けました。
もうひとつ、気になっていたことがあります。
トマトの北側に植えたサツマイモです。
トマトが大きく育った分、日当たりが悪くなってしまったのか、こちらは思ったほど育っていません。
だから、少し早めにトマトを片付けて、サツマイモにも少しでも光が届けばいいなと思っています。
取り外したトマトの大きな株は、すぐにゴミには出しません。
倉庫の裏に一日、二日ほど置いておきます。
すると、茎や葉の水分が抜けて、驚くほど軽くなります。 それからゴミとして出せば、ずいぶん楽になります。
そして、もうひとつの作業。
夏の間、トマトを支えてくれていたたくさんの支柱を、一本ずつ洗っていきます。
土を落として、長さや種類ごとに分け、きちんと倉庫へ。
今年の役目を終えた支柱たちは、静かに次の出番を待ちます。
来年またトマトを植えるかもしれない。 もしかしたら、別の野菜を育てるかもしれない。
そのときには、今日片付けたこの支柱が、また小さな畑で活躍してくれることでしょう。
三本の小さなトマトの苗から始まった、今年の夏。
たくさんの実をつけてくれたこと。 孫娘と一緒に収穫できたこと。 そのトマトを食卓で楽しめたこと。
どれも、振り返れば小さな出来事です。
でも、そんな小さな出来事がいくつも重なって、思い出に残る夏になっていくのかもしれません。
畑からトマトがなくなって、少し寂しくなった庭。
それでも、土の中ではサツマイモがもう少し頑張っているかもしれません。
そして倉庫には、来年の春を待つ支柱たち。
季節がひとつ終わっても、庭の時間はまだ続いていきます。
今年の夏を楽しませてくれたトマトに、心の中でそっと「ありがとう」。
そしてまた来年。
小さな畑から、どんな野菜と、どんな思い出が生まれるのか――。
そんなことを考えながら、汗を拭いて庭を眺める夏の終わりでした。
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夏の終わり の ホットケーキ
思えば、今年の夏はいつもの夏とは少し違っていた。

四週間ほど、実家のある埼玉県に帰っていた。

高齢の母が頚椎を損傷して入院し、退院したあと、もう一度自宅での生活に戻れるように、そのサポートをするためだった。

気がつけば、四週間。

長いようで、振り返ればあっという間の時間だった。

そして、こちらへ戻ってきてからふと思った。

「そういえば、しばらく孫たちに何か作ってあげてなかったな……」

ここ数か月は、老犬の介護に追われていた。

夜中も何度も様子を見たり、オムツを替えたり、シートを交換したり、汚れたマットを洗ったり。

一つひとつは小さな作業でも、毎日続けば、それなりに時間も体力も使う。

「今日はちょっと疲れたから……」

そんなふうに思っているうちに、孫たちが喜ぶようなお菓子や料理を作ることも、いつの間にか少なくなっていた。

そんなことを思いながら迎えた、今日の朝。

朝5時過ぎ。

まだ家の中は静かだった。

まずは老犬の世話から始まる。

オムツを替え、シートを交換し、汚れたマットを洗う。

介護は、朝からなかなか忙しい。

それでも今日は、少しだけ何かしてあげようと思った。

孫たちが起きてくる前に、簡単なものを作ろう。

時間も手間もかからないもの。

そう考えて思いついたのが、ホットケーキだった。

材料を用意して、生地を混ぜる。

フライパンを温めて、一枚ずつ焼いていく。

特別な飾りつけもない。

豪華なトッピングもない。

ただ焼いただけの、シンプルなホットケーキ。

でも、朝の静かな時間に、ふんわりと甘い香りが家の中に広がっていく。

焼き上がったところで、私は外の作業に出た。

今日は庭の片付けもしなければならない。

暑い中で汗をかきながら、枯れてきたトマトの株を片付けていた。

しばらくして、家の中から気配がする。

起きてきたのだ。

義理の娘も、仕事などで疲れていたのだろう。

今日はなかなか起きてこなかった。

そして、ようやく起きてきた孫たちが、テーブルの上のホットケーキを見つけた。

「これ、食べていい?」

その声を聞いた瞬間、なんだか嬉しくなった。

飾りつけもない。

特別なものでもない。

ただのホットケーキ。

それでも孫たちは嬉しそうに食べてくれた。

その姿を見ながら、思った。

忙しいからできない。

疲れているからできない。

もちろん、そういう日もある。

でも、ほんの少しだけ時間を作って、ほんの少しだけ手を動かしてみる。

それだけでも、誰かの朝をちょっと嬉しくすることができるんだな、と。

今年の夏は、母のことで実家に長く帰り、こちらへ戻ってからも老犬の介護が続いている。

毎日が忙しくて、なかなか思うようにはいかない。

それでも、今日の朝5時過ぎに起きて焼いた、何枚かのホットケーキ。

孫たちが「食べていい?」と嬉しそうに聞いてくれた、その一言。

たったそれだけの出来事なのに、心に残った。

きっと幸せというのは、そんなところにあるのかもしれない。

特別なことをする必要なんてない。

忙しい毎日の中で、

「ちょっとだけ、やってみようかな」

そう思える気持ちを忘れないこと。

そして、その小さな気持ちが誰かの笑顔につながったとき、自分の心まで少し温かくなる。

庭では、夏を終えようとしているトマトを片付けている。

家の中では、孫たちがホットケーキを食べている。

季節も、暮らしも、少しずつ変わっていく。

そんな中で今日も、小さな幸せをひとつ見つけることができた。

朝5時過ぎに起きて焼いた、飾り気のないホットケーキ。

それはきっと、孫たちにとっては「おじいちゃんが作ってくれた朝ごはん」。

そして私にとっては、

忙しい毎日の中でも、家族のために何かしてあげたいと思えた――

そんな気持ちを思い出させてくれた、優しい朝だった。
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今日は久しぶりに、夫婦二人での夕食です。

夏の間、庭のわずかなスペースで育てていたトマトが、たくさん収穫できました🍅

約4週間の不在の間に、義理の娘や3歳の孫娘が収穫し、食べきれない分は冷蔵庫へ。さらに余ったものは冷凍保存していました。

本日は、その冷凍しておいた庭のトマトを解凍し、フードプロセッサーでピューレ状にしました。

長州どりの胸肉に、ナス、エリンギ、しめじ、人参を合わせ、電気圧力鍋でトマト煮に仕上げました。

もう一枚残っていた長州どりの胸肉は、塩麹とレモン汁に漬け込み、フライパンでしっとりと蒸し焼きにしています。

本日の夕食は、こちらの二品です😊

🍅 長州どりと夏野菜のトマト煮

🍋 鶏胸肉の塩麹レモン焼き

孫たちは義理の娘の実家に帰っており、今日は夫婦二人だけの食卓です。

そのため、料理もできるだけ手間をかけず、二人分を簡潔に準備しました。

あとはテレビでも見ながら、ゆっくりと夕食を楽しむ予定です。

庭の小さなスペースで育てたトマトが、季節が少し進んだ今も食卓に並んでいることに、ささやかな喜びを感じます。

孫と一緒に収穫した時のことの思い出しながらいただく食事は、格別なものです。

特別に豪華な料理ではありませんが、自分たちで育てた食材を無駄なく活用し、夫婦でゆっくりと味わう。

そんな何気ない夕食が、今日は少し特別なごちそうに感じられます🍅🍋

電気圧力鍋・2〜3人分
材料
長州どり 胸肉……300g
ナス……1本(80〜100g)
エリンギ……1本(約50g)
しめじ……1/2パック(50〜70g)
にんじん……50〜70g
自家製冷凍トマト……200g
※解凍してフードプロセッサーで粉砕
調味料
酒……大さじ1
酢……小さじ2
砂糖……小さじ1/2
塩……小さじ1/3
こしょう……少々
オリーブオイル……大さじ1
コンソメ……小さじ1
水……50ml
作り方
① トマトを準備する
冷凍してある自家製トマト200gを解凍し、フードプロセッサーで粉砕します。
皮や種はそのままで大丈夫です。
② 鶏胸肉を切る
長州どり胸肉300gを一口大に切ります。
胸肉を柔らかく仕上げるため、繊維を断ち切るようにそぎ切り気味にするのがおすすめです。
③ 野菜を切る
ナス……2cm程度の乱切り
エリンギ……食べやすい大きさ
しめじ……石づきを取ってほぐす
にんじん……小さめの一口大
④ 電気圧力鍋に調味料を入れる
内釜に、
粉砕したトマト200g
酒 大さじ1
酢 小さじ2
砂糖 小さじ1/2
塩 小さじ1/3
こしょう 少々
オリーブオイル 大さじ1
コンソメ 小さじ1
水50ml
を入れて軽く混ぜます。
⑤ 鶏肉と野菜を入れる
鶏胸肉、にんじん、エリンギ、しめじを入れます。
今回はナスは後入れがおすすめです。
⑥ 圧力調理
電気圧力鍋で圧力調理10分程度。
終了後は、機種の説明書に従って圧力を抜きます。
⑦ ナスを加える
蓋を開けてナスを加え、全体を軽く混ぜます。
そのまま蓋を開けた状態で5〜7分程度加熱します。
ナスに火が通り、トマトソースが少し煮詰まったら完成です。
⑧ 最後に味を調える
味見をして、薄ければ塩を少量追加。
ソースがさらっとしていれば、さらに数分煮詰めてください。

🍋 「塩麹+レモン汁」
鶏胸肉300gなら、
鶏胸肉……1枚(約300g)
塩麹……大さじ1
レモン汁……小さじ1
酒……大さじ1
黒こしょう……少々
オリーブオイル……小さじ1
これを袋に入れて揉み込み、30分〜数時間冷蔵庫で漬け込みます。
その後、フライパンで焼いて、酒を少し加えて蓋をして弱火で蒸し焼き。
最後に火を止めてから、レモン汁をさらに小さじ1/2〜1程度かければ、爽やかな味になります。
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🍛夏野菜ドライカレーの食卓
夕方の空がゆっくりと色を変えはじめるころ、
台所にはカレーの香りがふわりと漂いはじめていた。
フライパンの前で、ズッキーニや玉ねぎを刻みながら、
ふと冷凍庫にしまってある“あるもの”に目を向ける。それは、4週間ほど家を空けていた間に、
義理の娘と3歳の女の子の孫が庭で育ていたで収穫してくれたトマト。
こ〜ちゃんが留守の間も、
「こ〜ちゃんが帰ってきたら使えるように」と
小さな手で一生懸命収穫してくれたものだ。義理の娘がそのトマトを丁寧に洗い、冷凍庫へ。
その気持ちが詰まったトマトを、
今日はドライカレーに使うことにした。冷凍庫から取り出した袋を開けると、
赤いトマトの香りがふわっと広がる。
「よし、今日はこれで作ろう」
こ〜ちゃんは少し嬉しそうに微笑む。そこへ、幼稚園から帰ってきた孫たちの声が響く。
6歳の男の子と3歳の女の子。
「ただいまー!」と元気いっぱいに駆け込んでくる。義理の娘が優しく声をかける。
「汗いっぱいだね。お風呂、さっと入っちゃおうか」
子どもたちはそのままお風呂へ向かい、
ちゃぷちゃぷと水の音が聞こえてくる。その間に、こ〜ちゃんはナスを一本使って素焼きを作る。
じっくり焼かれたナスは香ばしく、
ドライカレーの上にのせれば、
きっと家族が喜ぶ一皿になる。「さっぱりしたー!」
お風呂から戻ってきた子どもたちの声が弾む。食卓に並んだドライカレーは、
ズッキーニの緑、玉ねぎの白、
そして素焼きナスの紫が美しく映える。
その中には、孫たちが収穫してくれたトマトの赤が
しっかりと溶け込んでいる。「いただきます」
その声がそろった瞬間、
家の中にあたたかい時間が流れはじめる。家族の手でつながった食材を囲む夕食。
それは、どんなごちそうよりも心を満たしてくれる。
今日のドライカレーは、
きっとその時間をさらに豊かにしてくれる一皿になる。
🍅材料
ごはん … 4杯(600〜700g)
ひき肉 … 300g
ズッキーニ … 1本
玉ねぎ … 1個
冷凍粉砕トマト … 400g
おろしにんにく … 小さじ1
おろししょうが … 小さじ1
サラダ油 … 大さじ2
⭐調味料固形カレールー … 半箱(80g)
ウスターソース … 大さじ2
コンソメ … 小さじ2
塩 … ひとつまみ
⭐トッピングナス … 1本
サラダ油 … 適量
塩 … 少々
🍳作り方
1️⃣ 冷凍トマトを解凍する冷蔵庫で半日、または常温で30〜40分置いて解凍する。
出てきた水分もすべて使う。
2️⃣ 野菜を切るズッキーニと玉ねぎを1cm角に切る。
3️⃣ ナスの素焼きを作るナスを縦半分に切り、さらに食べやすい大きさに切る。
フライパンに油を薄くひき、中火で両面をじっくり焼く。
焼き色がついたら塩を少しふっておく。
4️⃣ ひき肉を炒めるフライパンにサラダ油を入れ、
にんにく・しょうが・豚ひき肉を中火で3〜4分炒める。
5️⃣ 野菜を加えて炒めるズッキーニと玉ねぎを加え、しんなりするまで炒める。
6️⃣ 冷凍トマトと調味料を加えて煮る解凍した粉砕トマト(400g)を入れる。
ウスターソース、コンソメ、塩を入れ、
固形カレールーを割り入れて弱火で7〜8分煮る。
7️⃣ 水分を飛ばしてドライに仕上げるふたを外し、中火で2〜3分炒めて水分を飛ばす。
8️⃣ 盛り付けごはんにドライカレーをかけ、
上にナスの素焼きをのせる。
彩りが美しく、香ばしさが加わって最高の一皿に。
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今年は、ずいぶんこのハイエースを走らせた。
年の初めから、母の入院や退院のサポート。 実家で一人暮らしをする母のことが気になって、山口と関東を何度も往復した。
そして今回も、夏の母のサポートを終えて、実家から帰る途中だった。
長い道のりを走っていると、いつものようにメーターに小さな表示が出た。
「アドブルーを補給してください」
ハイエースには、アドブルーがおよそ7リットル入る。 私の車では、1リットルでだいたい1,000kmほど走る計算になる。
残りが2リットルほどになると、「あと約2,000kmですよ」と教えてくれるように表示が出る。
それが出たら、そろそろ補給のタイミング。
ディーラーや整備工場で入れてもらうこともできるけれど、私はAmazonで20リットルのアドブルーを買って、自分で補給している。
今回も自宅の庭で補給することにした。
ちょうど前回、妻の車のオイル交換をしたときに使ったオイルジジョッキ……、オイルを受けたり量を測ったりするための容器があったので、それを使って今回はきっちり5リットル。
こぼさないように、ゆっくりと。
「よし、5リットル。」
無事に補給完了。
これでまた、約5,000km走ることができる。
たった5リットルの液体だけれど、なんだか少し感慨深い。
今年、このハイエースは何度も山口と関東を往復した。
母のところへ向かうために走った道。 帰るために走った道。 そしてまた、何かあればすぐに行けるように走れる準備をしておく。
振り返れば、この車には今年の私の時間がたくさん詰まっている。
ところで、この「アドブルー」。 名前だけ聞くと、何となく青い液体を入れているだけのようにも思えるけれど、実はディーゼルエンジンにとって、とても大切な役割をしている。
ディーゼル車は、燃料を燃やすことでどうしても排気ガスの中に「NOx(窒素酸化物)」という物質が出る。
そこでアドブルーの出番。
アドブルーは燃料ではなく、排気ガスをきれいにするための液体。 排気管の途中で使われ、NOxを化学反応によって、主に窒素と水に変えてくれる。
簡単に言えば、
「エンジンが元気に走るための燃料」とは別に、 「走った後の空気を少しでもきれいにするための液体」
という感じ。
だから、アドブルーはディーゼル車にとって、環境への負担を減らすための大切な存在なんだと思う。
昔のディーゼル車では、こんなものを補給する必要なんてなかった。
でも今は、車が走ることだけではなく、 「走ったあとに、どんな空気を残すのか」 というところまで考えられている。
そう思うと、庭先で5リットルのアドブルーを補給している時間も、ちょっと違って見えてくる。
家族のために、長い距離を走る。
その一方で、車は車で、できるだけ環境に負担をかけないように走る。
人も車も、それぞれの役割を果たしながら、また次の道へ。
5リットルのアドブルーを入れ終えたハイエースを見ながら、
「これでまた、しばらく走れるな。」
そう思った。
まだまだ走る道は続いている。
母のこと。 家族のこと。 そして、これからのこと。
今日もまた、私とハイエースの旅は続いていく。
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夏の夜、今年は家の庭で小さな花火を楽しみました。
大きな花火大会へ出かけるのも夏の楽しみのひとつですが、6歳と3歳の小さな孫たちを連れて、人でいっぱいの花火大会へ行くのはなかなか大変です。
それに、我が家にはもうひとつ、遠くへ出かけにくい理由があります。
一緒に暮らしている老犬の介護です。
年を重ねた犬のお世話は、思っていた以上に大変です。
1時間半から2時間ほどの間隔で様子を見たり、必要な世話をしたりすることがあります。
だから、長い時間家を空けることはできません。
そんな我が家にとって、「庭で楽しむ花火」は、ちょうどいい夏の楽しみでした。
花火の前には、みんなで家の中に集まって、ホットプレートを囲みました。
ジュージューと音を立てながら、お好み焼きを焼いていきます。
焼き上がったお好み焼きをみんなで頬張りながら、笑ったり、話したり。
それだけで、いつもの夕食がちょっとした夏祭りのようになりました。
お腹がいっぱいになったところで、いよいよ庭へ。
花火のセットを開けてみると、手持ち花火や、地面に置いて火をつける花火など、いろいろな種類が入っています。
火をつけると、シュッと音を立てながら、目の前で色とりどりの火花が舞い上がります。
6歳と3歳の孫たちは、もう大喜び。
「次はこれ!」
「こっちやりたい!」
小さな手で花火を持ちながら、目を輝かせています。
終わった花火は水につけて、きちんとゴミ箱へ。
そして、また次の花火へ。
そんなことを何度も何度も繰り返しながら、孫たちは楽しそうに夏の夜を過ごしていました。
気がつけば、庭での花火は1時間ほど。
大きな花火大会のような迫力はありません。
でも、家の庭だからこそ、老犬の様子を見に行くこともできる。
疲れたらすぐに家へ戻ることもできる。
そして何より、家族みんなでゆっくりと、この時間を楽しむことができます。
スマートフォンでも花火を撮影しましたが、写真にすると、肉眼で見たあの美しさはなかなか伝わりません。
でも、不思議なことに、写真には残りきらなかったものが、心の中にはしっかり残っています。
花火を見上げる孫たちの笑顔。
庭に響く楽しそうな声。
家の中から聞こえてくる、いつもの生活の音。
そして、時々様子を見に行く老犬。
大きな花火大会へ行かなくてもいい。
遠くまで出かけなくてもいい。
家でお好み焼きを焼いて、庭で花火をして、大切な家族と一緒に過ごす。
そんな何気ない夏の夜が、あとになって振り返ったとき、きっと忘れられない大切な思い出になっているのでしょう。
夜の庭に咲いた小さな花火。
そして、その花火よりも明るかった孫たちの笑顔。
今年の夏、我が家の庭には、そんな温かい思い出がひとつ増えました。
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久しぶりの我が家で、ハンバーグを焼く

久しぶりに帰ってきた自宅には、いつもの景色があった。
玄関を開けると、そこには義理の娘や孫たちの姿があり、「おかえり」と迎えてくれる声が聞こえた。
長い時間を家から離れていたせいだろうか。
見慣れていたはずの家の中が、今日は少し違って見えた。
そして、家族の笑顔を見ていると、不思議と肩の力が抜けていく。
「ああ、帰ってきたんだな」
そんな気持ちが、じんわりと胸の中に広がっていった。
何気ない会話をしながら過ごしているだけなのに、なんとなく心が和む。
特別なことなんて何もない。
ただ家族がいて、いつもの場所にいて、いつものように笑っている。
それだけで、ほんわかとした、穏やかな気持ちになった。
そして今日は、久しぶりに自宅のキッチンに立つことにした。
包丁を握るのも、フライパンを出すのも、なんだか久しぶりだ。
何を作ろうかと考えていると、ふと孫たちの顔が浮かんだ。
そうだ。
今日は子どもたちの大好きなハンバーグにしよう。
いつものように、我が家では豚こま肉をそのままひき肉にする。
以前はカナダ産の豚こま肉を買うことが多かったけれど、最近スーパーでよく目にするのはアメリカ産の豚こま肉だ。
そして何よりありがたいのが、その値段。
なんと100gあたり100円を切ることもある。
食費を考えると、本当に助かる。
「この値段なら、今日はちょっと多めに作ろうか」
そう思って、いつもより少し多めの豚こま肉を買ってきた。
約400g。
それを自分でひき肉にしていく。
肉を細かくして、パン粉と牛乳を合わせ、塩、こしょう、ナツメグを加える。
ボウルの中で手を使って混ぜていると、少しずつハンバーグらしい生地になっていく。
久しぶりの我が家のキッチン。
久しぶりの料理。
そして、久しぶりに家族のために作るハンバーグ。
なんだか、それだけで嬉しかった。
フライパンを火にかける。
ジュッ――。
ハンバーグを並べると、肉の焼ける香ばしい匂いがキッチンいっぱいに広がっていく。
その匂いにつられるように、子どもたちがやってくる。
「ハンバーグ、もうできる?」
その声を聞いて、思わず笑ってしまった。
やっぱり、ハンバーグにしてよかった。
焼き色がついたところで裏返し、ふたをして弱火でじっくり火を通す。
その間に、フライパンにはケチャップとウスターソース、そしてバターを入れる。
バターが溶けて、ソースがふつふつと煮詰まっていく。
これもまた、久しぶりの我が家の味。
やがてハンバーグが焼き上がった。
皿に盛りつけ、ソースをたっぷりとかける。
食卓に運ぶと、そこには家族の笑顔が並んでいた。
料理というのは、不思議なものだ。
ただ肉をこねて、焼いただけなのに。
その一皿の中には、家に帰ってきた安心感や、家族と過ごす時間、そして「おいしいね」と笑い合える小さな幸せが詰まっている。
久しぶりに立った我が家のキッチン。
そこで焼いた、いつものハンバーグ。
特別に豪華な料理ではない。
けれど今日のハンバーグは、いつもより少しだけ特別だった。
家族に迎えてもらえた嬉しさ。
久しぶりに料理ができた喜び。
そして、みんなで食卓を囲める幸せ。
そんなものを全部、ひとつのハンバーグに込めたような気がした。
「いただきます」
その声を聞きながら、ふと窓の外を見る。
いつもの景色。
いつもの家。
いつものキッチン。
そして、いつもの家族。
――やっぱり、家っていいな。
そう思いながら、静かに箸を取った。
材料
ハンバーグ
豚こま肉……約400g
パン粉……大さじ6
牛乳……大さじ6
塩……小さじ2/3
こしょう……少々
ナツメグ……小さじ1/2
サラダ油……大さじ1
ソース
※ソースは作りすぎないよう、元レシピと同じ分量。
ケチャップ……大さじ2
ウスターソース……大さじ2
有塩バター……10g
作り方
1.豚こま肉をひき肉にする
豚こま肉を包丁やフードプロセッサーなどで細かくし、ひき肉にする。
ボウルに牛乳とパン粉を入れてなじませる。
そこへ豚ひき肉、塩、こしょう、ナツメグを加え、粘りが出るまでしっかりと混ぜる。
5等分にして、両手でキャッチボールをするように空気を抜きながら小判形に整える。
2.ハンバーグを焼く
フライパンにサラダ油を入れ、中火で熱する。
ハンバーグを並べ、焼き色がつくまで約2分焼く。
裏返したらふたをして弱火にし、肉にしっかり火が通るまで7~8分ほど蒸し焼きにする。
焼き上がったら、いったん皿に取り出す。
3.ソースを作る
ハンバーグを焼いたフライパンに、ケチャップ、ウスターソース、有塩バターを入れる。
中火でゆっくり混ぜながら、表面がふつふつするまで約30秒煮詰める。
肉を焼いた後の旨味が残ったフライパンで作ることで、ソースにもハンバーグの美味しさが加わる。
4.盛りつける
焼き上がったハンバーグを皿に盛る。
仕上げにソースをかければ完成。
久しぶりの我が家で、家族みんなで囲むハンバーグ。
安価な豚こま肉から作った、素朴な一皿。
けれど、その味の中には、家に帰ってきた安心感と、家族と過ごせる幸せがたっぷり詰まっている。
今日のハンバーグは、料理というより「ただいま」の味。
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950キロの道のりの先に
約四週間前、私は自宅を出発した。
向かった先は、950キロ離れた実家だった。
長い道のりだった。
けれど、私には一緒に連れて行かなければならない家族がいた。
17歳を超えた老犬である。
年老いた犬を車に乗せ、長い長い道を走った。
途中、何度も休憩を取りながら、少しずつ目的地へ向かった。
950キロという距離は決して短くない。
それでも、その先には気がかりな母がいた。
実家に着いたとき、家の中には母はいなかった。
いつもなら、そこに母の気配があるはずだった。
しかし、母は入院していた。
自宅のリビングで転倒し、第二頚椎を損傷したのだ。
私は荷物を置くと、すぐに母のいる病院へ向かった。
病院からは、
「一度、リハビリの様子を見てください」
と言われていた。
そして、母がリハビリをしている姿を初めて見た。
正直、私は少し驚いた。
思っていたほど、母の身体は弱っていなかった。
入院する前と比べても、身体の動きはそれほど大きく変わっていない。
補助具を使いながらではあるものの、ちゃんと歩いていた。
その姿を見た瞬間、私の中に一つの思いが浮かんだ。
「ああ、これなら……そんなに長く入院しなくても、自宅に帰れるかもしれない」
母に会って話をすると、母は何度も同じことを言った。
「早く家に帰りたい」
「家に帰りたい」
「病院の生活はつまらない」
「食事もおいしくない」
その言葉を聞くたびに、私は思った。
できることなら、早く母を家に帰してあげたい。
母が長年暮らしてきた家に。
自分の好きな場所で、好きなように過ごせる場所へ。
そこから、私の毎日が慌ただしく動き始めた。
ケアマネージャーさんに連絡を取り、病院の退院担当の方とも話をした。
退院の日程を調整し、退院後の生活について一つずつ確認していった。
ケアマネージャーさんには、退院後からヘルパーさんのサポートが受けられることも確認してもらった。
そんな中で、ケアマネージャーさんから一つの提案があった。
「一つ心配なことがあります。お母さまの見守りのシステムを導入していただけませんか」
もちろん、私にもその意味は分かっていた。
高齢の母が一人で自宅で暮らす。
それは、決して簡単なことではない。
ヘルパーさんが訪問したとき、もし母が倒れていて、それが長時間発見されなかったら。
考えたくはない。
でも、最悪の事態を考えておくことは必要だった。
私は、
「そうですよね」
と思った。
実は、その準備は以前から少しずつ考えていた。
前に実家へ来たときから、いつか母が一人で暮らすことになれば、見守りの仕組みが必要になるだろうと思っていた。
携帯電話の電波がどこなら安定して入るのか。
どこにカメラを置けばいいのか。
遠隔からカメラの向きを変えられるものがあるのか。
家のどこなら母の動きを確認できるのか。
そんなことを、すでに一度考えていた。
だから、今回その話が出たときには、すぐに動くことができた。
介護保険で利用できるものや、市販されている高齢者向けの見守りサービスも調べた。
けれど、どれも一長一短があった。
費用が高かったり、母の暮らし方には少し合わなかったり。
「それなら、自分で作ってしまおう」
そう思った。
私は比較的安価なWi-Fiルーターを用意し、自宅にWi-Fi環境を作った。
そして、4台のWi-Fiカメラを設置した。
寝室。
リビング。
台所。
玄関。
母が一日の中で行き来する場所を考えながら、一台ずつ取り付けていった。
カメラの向きを変えれば、かなり広い範囲を見ることができる。
これで、母が家の中のどこにいても、ある程度の様子を確認できる。
万が一、転倒したとしても、どこで何が起きたのかを確認できる。
「これなら、少し安心できる」
そう思った。
準備は急ピッチで進んだ。
そして、ミーティングを行った週末。
母は、ついに自宅へ帰ることができた。
病院の長い廊下ではなく、自分の家へ。
自分の部屋へ。
自分のリビングへ。
母にとっては、それだけで大きな喜びだったのだと思う。
帰宅してからも、やることは山ほどあった。
ケアマネージャーさんとの確認。
ヘルパーさんとの引き継ぎ。
訪問リハビリの担当者との調整。
契約書類の確認。
これから母を支えていくために必要なことを、一つずつ終わらせていった。
昼間は母のことを考え、母のそばで動く。
そして夜になれば、今度は老犬の世話が待っている。
その合間に、ほんの少しだけ仮眠を取る。
そんな日々が続いた。
体力的には決して楽ではなかった。
けれど、不思議と嫌ではなかった。
母が家に帰れた。
それだけで、十分だった。
やがて、母の生活も少しずつ形になっていった。
ヘルパーさん。
訪問リハビリ。
ケアマネージャーさん。
そして、近くに住む兄弟たち。
それぞれができることを分担し、これからの生活を支えていく体制が整っていった。
ようやく、一区切りついた。
私は、母のそばを離れることにした。
残りのことは、近くに住む兄弟たちに引き継いでもらう。
必要なことを一つずつ伝え、お願いをする。
そして私は、また950キロの道のりを戻る。
来るときと同じように、老犬と一緒に。
950キロ。
来るときは、母のことが心配で仕方がなかった。
帰るときは、少しだけ安心している。
母は、自分の家に帰ることができた。
母が「帰りたい」と言っていた場所に、ちゃんと帰ることができた。
その家には、見守ってくれる人がいる。
遠くにいても、気にかけてくれる家族がいる。
そして、家の中には4台の小さなカメラがある。
それは、母の自由を監視するためのものではない。
一人で暮らす母が、何かあったときに誰かに見つけてもらえるように。
「大丈夫かな」と思ったとき、遠くからでも母の姿を確認できるように。
家族が安心して、それぞれの場所で暮らしていけるように。
そんな思いを込めて取り付けたものだ。
950キロという距離は、やっぱり遠い。
けれど、距離が離れていても、家族を思う気持ちは離れない。
私はまた、長い道を走る。
隣には、年老いた犬がいる。
後ろには、母の暮らす実家がある。
そして、その家には母がいる。
「早く家に帰りたい」
そう言っていた母が、今は自分の家で暮らしている。
そのことを思いながら、私はアクセルを踏む。
950キロの道のりの先に、また日常が待っている。
けれど今回の旅で、私は一つのことを知った。
家族を守るということは、いつもそばにいることだけではない。
離れていても、できることを考える。
必要なら、自分で仕組みを作る。
誰かの力を借りる。
兄弟と支え合う。
そして、帰るべき場所へ、もう一度帰してあげる。
それもまた、家族を守るということなのだ。
私は、950キロの道をゆっくりと帰っていく。
来たときよりも、少しだけ軽い気持ちで。
母の「ただいま」と、家の静かな時間を思い浮かべながら。
長い旅の終わりには、きっとまた、いつもの日常が待っている。
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暑い日が続いていますね。

エアコンのない場所では、じっとしているだけでも汗がにじみ、夏の厳しさを改めて感じる毎日です。

そんな夏の真ん中ですが、しばらく自宅を離れることになりました。

これまで、いつものキッチンに立ち、今日のごはんを作り、その小さな幸せを皆さんと分かち合える時間が、私にとって何よりの楽しみでした。

でも、そのキッチンも少しの間、お休みです。
料理の投稿もしばらくお休みさせていただきます。

年老いた愛犬のそばに寄り添い、ゆっくり流れる時間を一緒に過ごすこと。
そして、高齢の母を支え、その毎日に少しでも安心を届けること。

大切な命を見守る「二正面作戦」の始まりです。

どちらも、言葉では言い尽くせないほど大切な存在。

ゆっくり歩くようになった老犬の背中を見つめながら、母の手をそっと握り、「今日もありがとう」と笑い合える時間を重ねてこようと思います。

きっと慌ただしい毎日になるでしょう。
思うようにいかない日もあるかもしれません。

それでも、誰かを大切に想う時間は、人生の中で一番あたたかく、一番尊い時間なのだと信じています。

8月下旬には、自宅へ戻ってくる予定です。

またあのキッチンに立ち、湯気の向こうにある小さな幸せを、皆さんと一緒に味わえたら嬉しいです。

その日まで、どうか皆さんも暑さに気をつけて、お元気でお過ごしください。

「おかえり」と迎えていただける日を楽しみにしています。

戻ってきたら、またどうぞよろしくお願いします。
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小さな手で収穫した、夏のごちそう ~トマトのさっぱりごま和え~

今年の夏は、太陽の光をたっぷり浴びて、庭のトマトがぐんぐん育ちました。
孫と一緒に収穫を楽しみたくて、枝があちこちへ広がらないように一本の列になるよう整え、小さな子どもでも手が届きやすい畑を目指しました。
途中、強い風が吹いて苗が倒れそうになったこともありました。そのたびに支柱を一本、また一本と増やし、「頑張れ」と声をかけながら育ててきました。
そして迎えた収穫の日。
三歳の孫娘は、小さな手をいっぱいに伸ばし、真っ赤に実ったトマトを一つひとつ優しく摘み取っていきます。
「見て! またあった!」
弾むような声と笑顔が、夏空いっぱいに広がりました。
気がつけば、ボウルの中は真っ赤なトマトでいっぱい。
その嬉しそうな笑顔を見ているだけで、暑さも忘れてしまうほど幸せな時間でした。
「このトマトで何を作ろうかな。」
そう思いながら選んだのが、トマトのさっぱりごま和え。
切って、和えるだけのシンプルな一品だからこそ、採れたての甘さがそのまま味わえます。
普段はあまり野菜を食べない孫も、自分で収穫した特別なトマトだからでしょう。
「おいしいね!」
そう言いながら、嬉しそうに頬張る姿を見て、料理のおいしさは味だけではなく、一緒に育て、一緒に収穫し、一緒に食べる時間そのものなのだと改めて感じました。
今年の夏もまた、家族の笑顔が詰まった忘れられない思い出が一つ増えました。
材料
トマト…適量
めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ1/2
白すりごま…大さじ1/2
水…大さじ1/2
大葉…2枚
作り方
① トマトはヘタを取り、食べやすい大きさに切ります。
② ボウルにめんつゆ、白すりごま、水を入れてよく混ぜます。
③ 切ったトマトを加え、形を崩さないようにやさしく和えます。
④ 器に盛り付け、ちぎった大葉を散らせば完成です。
暑い夏の日に、家族みんなで育てて収穫したトマトだからこそ、何よりのごちそう。シンプルな味付けが、採れたてトマトの甘みとうま味を優しく引き立ててくれる、夏にぴったりの一皿です。
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親戚から届いた、夏のなすで作る甘辛炒め

夏になると、不思議と食卓には旬の野菜が並びます。
この日使ったなすは、親戚から「たくさん採れたから食べてね」といただいた大切な2本。
1本は野菜室で少し眠りすぎてしまい、皮に少しだけしわが寄っていました。でも、もう1本はみずみずしく元気いっぱい。
「しわがあっても、おいしく食べてあげよう。」
そんな気持ちで包丁を入れると、なすはまだまだ十分おいしそうな表情を見せてくれました。
鶏むね肉は100g。フードプロセッサーでひき肉にして、なすと一緒に甘辛く炒めます。
ジュワッと油を吸ったなすに、鶏肉のうま味と甘辛いタレが絡むたび、キッチンいっぱいに食欲をそそる香りが広がりました。
少し甘めの味付けにしたので、子どもたちも「これ、おいしい!」と笑顔でご飯をおかわり。
親戚が育ててくれた夏野菜が、家族の笑顔につながる――そんな何気ない時間が、とても幸せに感じられました。
なすは約90%が水分で、暑い季節にうれしい夏野菜。皮に含まれる紫色の成分「ナスニン」はポリフェノールの一種で、食事を彩りながら栄養も届けてくれます。
旬の恵みに感謝しながら、今年の夏もおいしくいただきました。
材料
なす…2本
鶏むね肉(フードプロセッサーでミンチにしたもの)…100g
細ねぎ(小口切り)…適量
サラダ油(なす用)…大さじ2
サラダ油(肉用)…小さじ1
☆調味料
酒…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ1
砂糖…小さじ1
作り方
① なすは食べやすい大きさに切る。
② フライパンにサラダ油を熱し、なすを中火でやわらかくなるまで炒め、一度取り出す。
③ 同じフライパンにサラダ油を入れ、鶏むね肉のミンチを炒める。肉の色が変わったら、炒めたなすを戻す。
④ ☆の調味料を加え、全体に味がなじむまで炒め合わせる。
⑤ 器に盛り付け、細ねぎを散らせば完成。
旬のなすと鶏むね肉で作る、やさしい甘辛炒め。ご飯がすすみ、家族みんなが笑顔になる夏の定番おかずです。
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こ〜ちゃん🌱

こ〜ちゃん🌱

あと一品に迷った日の、みんな笑顔になるオニオンリング

夕食の準備もいよいよ終盤。
メインのおかずは完成したけれど、食卓を眺めると「もう一品あったらいいな」と、そんな気持ちになりました。
冷蔵庫を開けると、そこには玉ねぎが1個。
「今日はこれに助けてもらおう。」
玉ねぎを1cmほどの輪切りにして、そっと一つひとつリング状に分けていきます。衣をまとわせ、170℃の油へ入れると、ジュワーッという心地よい音が台所いっぱいに広がりました。
こんがりきつね色になったオニオンリングは、揚げたてならではのサクサク食感。ひと口かじると、甘くなった玉ねぎがとろりと顔を出し、思わず笑顔になります。
大人は冷えたビールやハイボールを片手に、「これは止まらないね」と手が伸びます。
すると、その様子を見ていた3歳の孫娘と6歳の孫息子も、小さな手でオニオンリングをつまみ、「おいしい!」「おかわり!」と満面の笑み。
揚げたてをほおばる笑顔が次々と広がり、食卓には笑い声があふれていました。
玉ねぎは、加熱すると自然な甘みがぐっと引き立ちます。さらに、健康成分として知られる硫化アリルが含まれ、毎日の食卓に取り入れたい身近な野菜のひとつです。
たった玉ねぎ1個から生まれた一皿が、家族みんなの笑顔をつないでくれた、そんな温かな夕食になりました。
材料
玉ねぎ…1個
薄力粉…100g
片栗粉…大さじ2
コンソメ…小さじ1
水…100cc
マヨネーズ…大さじ2
サラダ油…適量
塩…お好みで適量
作り方
① 玉ねぎは約1cm幅の輪切りにし、1枚ずつリング状にほぐす。
② ポリ袋に薄力粉、片栗粉、コンソメを入れて混ぜ、玉ねぎを加えて全体にまぶす。玉ねぎだけを取り出しておく。
③ ボウルに水とマヨネーズを入れ、ポリ袋に残った粉を加えてよく混ぜ、衣を作る。
④ 玉ねぎを衣にくぐらせる。
⑤ 170℃に熱した油で2〜3分、こんがりきつね色になるまで揚げる。
⑥ 油を切って器に盛り、お好みで塩を振ったら完成。
「あと一品どうしよう?」そんな日に大活躍する、玉ねぎ1個で作れるお助けメニュー。揚げたてサクサクのオニオンリングは、大人のおつまみにも、子どものおやつやおかずにも大人気の一品です。
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夏の元気を巻き込んで。家族へ贈るアスパラの肉巻き

スーパーを歩いていると、いつものように豚こま肉へ手が伸びかけました。
「今日は少し違う料理にしてみようかな。」
そんな気持ちになり、目に入ったのはきれいな豚バラ肉でした。
普段は豚こま肉をフードプロセッサーでひき肉にして料理することが多い我が家。でも、この日は豚バラ肉そのもののおいしさを味わいたくなりました。
さらに野菜売り場へ行くと、青々としたアスパラが並んでいました。
「これを巻いたらおいしそう。」
そのひらめきだけで、今夜の献立が決まりました。
豚肉にはビタミンB1がたっぷり含まれていて、暑い夏を元気に乗り切る力をくれます。外で仕事を頑張る家族も、暑い中で遊んできた子どもたちも、夕食で少しでも疲れが和らいでくれたら…。そんな思いも一緒に巻き込んでいきます。
子どもたちが「アスパラ固い…」と言わないように、午後のまだ涼しい時間にアスパラをやさしく下ゆでしました。冷めてから一本一本を豚バラ肉で丁寧に巻き、夕方まで冷蔵庫でひと休み。
家族が「ただいま」と帰ってくる頃、フライパンに並べると、ジュワッという音と甘辛い香りが部屋いっぱいに広がります。
料理はほんの10分ほどで完成しますが、その裏には家族を思いながら過ごした午後の時間がありました。
お腹だけでなく、心まで満たしてくれる一皿。
今日も「おいしい」の笑顔が、食卓に咲きました。
材料
豚バラ薄切り肉…200g(8枚)
アスパラ…4本
サラダ油…大さじ1
たれ
酒…大さじ1
砂糖…大さじ1
みりん…大さじ1
しょうゆ…大さじ1と1/2
作り方
アスパラは根元のかたい部分を切り落とし、下半分ほど皮をむく。食べやすい長さに切り、子どもでも食べやすいように軽く下ゆでしてから冷まします。
冷めたアスパラに豚バラ肉を巻き付けます。巻き終わりを下にして並べ、夕方まで冷蔵庫で保存しておけば、帰宅後すぐ調理できます。
酒・砂糖・みりん・しょうゆを混ぜ合わせ、たれを作ります。
フライパンにサラダ油を熱し、肉の巻き終わりを下にして並べます。全体に焼き色が付いたら裏返し、ふたをして弱火で2分ほど蒸し焼きにします。
余分な脂を軽く拭き取り、合わせておいたたれを加えます。中火〜強火で煮詰めながら全体に照りよく絡めたら完成です。
夏の暑さに負けない元気と、家族を思う気持ちをぎゅっと巻き込んだ、やさしい一皿です。
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しめじとの出会いが運んできた、夏の食卓のごほうび

スーパーへ買い物に行くと、入口を入ってすぐの特売コーナーに、立派なしめじが山積みになっていました。
「1パック57円!」
思わず足が止まり、あまりの安さに嬉しくなって、気付けば2パックを買い物かごへ。
季節の恵みとの小さな出会いに、なんだか心までほっこりしました。
今日は、このしめじを使って何を作ろうかな…。
そんなことを考えていると、暑い日が続いていることを思い出します。
夏は体力を奪われやすい季節。
毎日頑張る家族には、疲れを少しでも癒やしてあげたい。
そこで選んだのが、ビタミンB1が豊富な豚バラ肉。
しめじの旨みと合わせれば、ご飯がどんどん進む一皿になりそうです。
夕方になると、子どもたちは幼稚園から元気いっぱいに帰ってきます。
夏の青空の下、プール遊びではしゃいだ笑顔は少し日焼けしていて、楽しかった一日がその表情から伝わってきます。
「ただいまー!」
その元気な声を聞きながら、フライパンから立ち上る香ばしい香りに包まれるキッチン。
食卓には湯気の立つおかずと炊きたてのご飯。
「おいしい!」
そんな何気ないひと言が、今日という一日を優しく締めくくってくれます。
57円のしめじから始まった小さな幸せ。
今日も家族みんなで囲む食卓には、笑顔という最高のごちそうが並びました。
材料
・豚バラ薄切り肉…150g
・しめじ…1パック(100g)
・サラダ油…大さじ1
・細ねぎ(小口切り)…適量
☆下味
・酒…大さじ1
・塩…小さじ1/3
・おろしにんにく…小さじ1/4
・ごま油…小さじ2
作り方
① しめじは石づきを切り落とし、手でほぐします。
② 豚バラ肉は食べやすい長さに切り、ボウルに入れます。下味の材料を加えてよく揉み込み、5分ほど置いて味をなじませます。
③ フライパンにサラダ油を熱し、豚肉を中火で炒めます。肉の色が変わったら、しめじを加えます。
④ しめじがしんなりして全体に火が通るまで炒め合わせます。
⑤ 器に盛り付け、仕上げに細ねぎを散らせば完成です。
豚バラ肉の旨みとしめじの香りがよく合う、ご飯が止まらないうま塩炒め。暑さで疲れた体にも嬉しい、夏にぴったりの一品です。
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はじめてのオイル交換

今日は、家族が使っている愛車のオイル交換をすることにしました。

今までは、いつもカーショップにお願いしていた作業です。でも、ふと「一度くらいは自分の手でやってみたい」という気持ちが芽生えました。

必要な道具やオイル、オイルフィルター、ドレインパッキン、オイル処理箱まで、少しずつネットで揃えて迎えた今日。

午前中、家族が車で出かけてくれたおかげで、帰ってきた頃にはエンジンはちょうど温まっていました。オイル交換には絶好のタイミングです。

7月中旬の強い日差しが照りつける暑い日。

地面は砂利だったので、まずは慎重にジャッキアップを行い、車体をしっかりと支えるためにキーパーマンを掛けました。

「安全第一。」

そう心の中でつぶやきながら、車の下へゆっくりと潜り込みます。

エンジン下のドレンボルトは、思っていた以上に固く締まっていました。

工具に力を込め、「よしっ」と踏ん張ると、ようやくボルトが緩みます。

次の瞬間、真っ黒になったエンジンオイルが勢いよく流れ出しました。

「こんなに頑張って、エンジンを守ってくれていたんだね。」

そんな気持ちになりながら、静かに流れ落ちるオイルを眺めます。

流れが少なくなったところで、今度はオイルフィルターの交換です。

専用工具でゆっくり回していくと、最後に「くるくるっ」と軽く回り、外れる直前に残っていたオイルがこぼれ落ちました。

その一滴一滴も、用意していたオイル処理箱がしっかり受け止めてくれます。

古いドレインパッキンは、新しいものへ交換。

ボルトを丁寧に締め直し、新品のオイルフィルターは、手でしっかりと当たるところまで回してから、最後に4分の3回転だけ工具で締め込みました。

ここまで来ると、大仕事もあと少しです。

新しいエンジンオイルをオイルジョッキへ移し、規定量の2.9リットルを、こぼさないようゆっくりと注いでいきます。

黄金色に輝く新しいオイルが、エンジンへ静かに命を吹き込んでいくようでした。

片付けをしながらエンジンを始動し、しばらく暖機運転。

その後、車を平らな場所へ移動させ、再び少し待ってからレベルゲージを確認します。

オレンジ色のレベルゲージを一度きれいに拭き、もう一度差し込んで引き抜くと、ちょうど良い位置まで新しいオイルが入っていました。

思わず、ほっと笑顔になります。

ほんの1時間の作業だったかもしれません。

でも、自分の手で車を整備する時間は、どこか心まで整えてくれるような、不思議な時間でした。

毎日、家族を乗せて走り続けてくれている一台。

暑い日も、寒い日も、雨の日も、文句ひとつ言わず目的地まで運んでくれる大切な存在です。

新しいオイルをまとったエンジンは、また静かに力強く動き始めました。

「これで、またしばらく安心して走れるね。」

車への感謝と、家族の安全を願う気持ちを込めながら、最後にボンネットを静かに閉じました。

整備という作業の中には、家族を思う優しさがそっと隠れている。

そんなことを、今日のオイル交換が教えてくれたような気がしました。
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🍅 今日採れたトマトがくれた、夏のごちそう

夏が本格的に暑くなる少し前、ホームセンターでトマトの苗を3つだけ買ってきました。

庭の端っこの小さな畑に植え、「ミニトマトが少し採れたら嬉しいな。」そんな軽い気持ちで育て始めたのです。

ところが、その苗は私の予想をはるかに超えて元気いっぱいに育ちました。

実ったトマトはミニトマトより少し大きめで、真っ赤に色づいた実を毎日のように2〜4個ずつプレゼントしてくれます。

朝、庭へ出て赤くなったトマトを見つける時間が、今では小さな楽しみになりました。

今日はちょうど4個が食べ頃。

「今日はこのトマトを使おう。」

そう思ったのは、今夜はガパオライスを作る予定だったからです。

でも、冷蔵庫を開けると、ピーマンがありません。

少し考えてから、庭で採れたトマトを手に取りました。

「今日はピーマンの代わりに、このトマトを入れてみよう。」

赤パプリカと玉ねぎも一緒に炒めれば、夏らしい彩りになりそうです。

庭で育った野菜が食卓へ並ぶ。

そんな何気ない出来事が、どこか心をあたたかくしてくれます。

今夜、このガパオライスを囲むのは、3歳の孫娘と6歳の孫、娘、私、そして妻。

目玉焼きを割って、とろりと黄身が流れた瞬間、「おいしいね。」という笑顔が食卓いっぱいに広がることでしょう。

庭で赤く実った4つのトマトは、家族みんなを笑顔でつないでくれる、小さな夏の贈り物です。

材料

温かいごはん…適量

豚ひき肉…400g

卵…5個

玉ねぎ…1個

赤パプリカ…1個

庭で採れたトマト…4個

にんにく…2かけ

サラダ油…適量

唐辛子(輪切り)…お好みで

塩・こしょう…少々

調味料

ナンプラー…小さじ4

オイスターソース…大さじ2

しょうゆ…小さじ2

砂糖…小さじ1

作り方

① 玉ねぎとにんにくはみじん切りにします。赤パプリカは小さめの角切り、庭で採れたトマトも食べやすい角切りにします。

② フライパンで目玉焼きを人数分焼き、取り出しておきます。

③ フライパンに油を熱し、にんにくを炒めて香りが立ったら豚ひき肉を加え、ほぐしながら炒めます。

④ 玉ねぎ、赤パプリカを加えて火が通るまで炒めます。

⑤ 調味料を加え、最後に庭で採れたトマト、お好みで唐辛子を加えます。トマトは軽く火を通す程度に炒めると、みずみずしさと甘みが楽しめます。

⑥ 器にごはんを盛り、ガパオをたっぷりとのせ、目玉焼きを添えます。

黄身をくずしてご飯と混ぜながら食べれば、庭の恵みと家族の笑顔がぎゅっと詰まった、夏だけの特別なガパオライスの完成です。
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魚肉ソーセージの青のりチーズ揚げ
外はカリッ、中はプリッ!家族が笑顔になる節約おかず

夕方になると、こ〜ちゃんは時計をちらり。
「今日はママも残業かな…」
幼稚園のお迎えが遅くなる日は、孫たちはお腹をペコペコにして帰ってきます。仕事を終えて疲れたママも、きっと何も作る元気が残っていないはず。
そんな日のために、こ〜ちゃんは冷蔵庫をごそごそ。見つけたのは、いつも常備している魚肉ソーセージです。
「これなら、すぐにおいしい一品が作れる。」
魚肉ソーセージに下味を付け、片栗粉をまとわせてフライパンへ。ジュワ〜ッという心地よい音が広がり、香ばしい香りがふんわり漂います。
最後に青のりと粉チーズをふわっとまぶせば、彩りもきれいな一皿のできあがり。
玄関のドアがガチャッと開くと、「おかえり!」と笑顔で迎えるこ〜ちゃん。
「わぁ、おいしそう!」と目を輝かせる孫たち。
「今日は助かった…。ありがとう。」
そう言ってほっと笑うママの表情を見るたびに、こ〜ちゃんの心もぽかぽか温かくなります。
料理は、お腹を満たすだけではありません。
大切な人を思う気持ちが詰まった一皿は、今日も家族みんなに優しい笑顔を届けてくれるのでした。
材料
魚肉ソーセージ…2本
サラダ油…大さじ4
片栗粉…適量
【下味】
酒…大さじ1
おろしにんにく…小さじ1/2
【仕上げ】
粉チーズ…大さじ2
青のり…大さじ1
作り方
① 魚肉ソーセージを一口大に切り、ポリ袋に入れます。酒、おろしにんにくを加えてよくもみ込み、10分ほど置きます。
② 全体に片栗粉をまぶします。
③ フライパンにサラダ油を熱し、中火で揚げ焼きにします。転がしながら全面をこんがりカリッと焼き、油を切ります。
④ ボウルに魚肉ソーセージ、粉チーズ、青のりを入れ、全体にまんべんなく絡めたら完成です。
外はカリッ、中はプリッ。青のりの香りとチーズのコクがよく合う、子どもから大人まで笑顔になる節約レシピです。
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ピーマンがつないでくれた、ミートボールの笑顔酢豚

親戚から、採れたてのピーマンをたくさんいただきました。
せっかくの新鮮なピーマンだから、今日は主役として食卓に並べたい。そう思いながら考えた献立は、豚こま肉で作る酢豚でした。
昨日に続いて中華料理になりましたが、夏の暑さで食欲が落ちやすいこの季節。甘酸っぱいあんがしっかり絡んだ酢豚なら、ご飯も進んで元気が出るはず。そんな思いを込めて、フライパンを振りました。
豚こま肉をぎゅっと丸めて焼き上げると、ころんと可愛らしいお肉が並びます。そこへ彩り豊かなピーマンや玉ねぎ、にんじんを加え、とろりとした甘酢あんをまとわせると、食卓には夏らしい香りが広がりました。
すると、3歳の孫が目を輝かせながら、お皿をのぞき込んでひと言。
「ミートボール!」
どうやら孫には、酢豚のお肉が大好きなミートボールに見えたようです。
「ミートボール、おかわり!」
その無邪気なひと言に、家族みんなが思わず笑顔になりました。
料理は名前なんて関係ありません。
「おいしい!」と感じて、「もっと食べたい!」と思ってくれることが、何よりもうれしいご褒美です。
親戚からいただいたピーマンが、家族の笑顔を運んできてくれた夕食。
甘酸っぱいあんの味と、孫のかわいい「ミートボール」という呼び名は、きっと今日の思い出として、いつまでも心に残ることでしょう。
材料
・豚こま切れ肉…150g
・玉ねぎ…1/2個
・にんじん…1/4本
・ピーマン…2個
・しょうゆ…小さじ1
・塩こしょう…少々
・片栗粉…大さじ1
・サラダ油…大さじ1
【甘酢あん】
・砂糖…大さじ1
・酢…大さじ2
・しょうゆ…大さじ1
・ケチャップ…大さじ3
・鶏ガラスープの素…小さじ1/2
・片栗粉…小さじ1
・水…80ml
作り方
① 玉ねぎはくし形に切り、にんじんとピーマンは食べやすい大きさに切ります。にんじんは耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で約3分加熱します。
② 豚こま肉にしょうゆ、塩こしょう、片栗粉を加えてよくもみ込み、一口大に軽く丸めます。
③ フライパンに油を熱し、豚肉を転がしながら焼き、火が通ったら一度取り出します。
④ 同じフライパンで玉ねぎを炒め、しんなりしたら、にんじんとピーマンを加えてさっと炒め、一度取り出します。
⑤ フライパンに甘酢あんの材料をよく混ぜて入れ、加熱しながらとろみをつけます。
⑥ 豚肉と野菜を戻し入れ、あんを全体にしっかり絡めたら完成です。
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孫が笑顔でパクパク食べる♪ わが家のホイコーロー

今日は夕食に、ホイコーローを作りました。
わが家には3歳と6歳の孫がいるので、お肉が食べやすいようにひと工夫しています。
豚こま肉は、大きさや厚み、筋の入り方にばらつきがあり、小さな子どもには噛み切りにくいことがあります。そこで、買ってきた豚こま肉をフードプロセッサーで一度ミンチにし、ミートボールくらいの小さな塊にまとめてから炒めました。
こうすることで、お肉がやわらかく均一になり、一口で食べやすく、噛み切りやすいホイコーローになります。
キャベツとピーマンもたっぷり入れた甘辛い味付けは、ご飯との相性も抜群。たくさん作ったので、孫たちも笑顔でパクパク食べてくれたらうれしいなと思いながら作りました。
家族の「おいしい!」という笑顔が、何よりのごちそうです。
材料
豚こま切れ肉…150g
キャベツ…1/4個(約300g)
ピーマン…2個
にんにく…1かけ
サラダ油…大さじ1
ごま油…小さじ1
合わせ調味料
しょうゆ…大さじ1
テンメンジャン…大さじ1
酒…大さじ1
砂糖…小さじ2
豆板醤…小さじ1
片栗粉…小さじ1/2
作り方
① キャベツは食べやすい大きさに切り、ピーマンはヘタと種を取り除いて食べやすい大きさに切ります。にんにくは薄切りにします。
② 豚こま肉はフードプロセッサーでミンチにし、ミートボールくらいの小さな塊に軽くまとめます。
③ ボウルに、しょうゆ・テンメンジャン・酒・砂糖・豆板醤・片栗粉を入れて混ぜ、合わせ調味料を作ります。
④ フライパンにサラダ油とにんにくを入れて中火で熱し、香りが立ったら肉を加えて炒めます。肉の表面に焼き色が付き、火が通ったらキャベツとピーマンを加え、しんなりするまで炒めます。
⑤ 合わせ調味料を加えて全体に絡め、最後にごま油を回しかけてサッと炒めたら完成です。
小さなお子さんでも食べやすいように、お肉を一度ミンチにして小さくまとめるのが、わが家ならではの工夫です。家族みんなが笑顔で楽しめるホイコーローになりました。
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お菓子よりうれしい磯辺揚げ
~幼稚園帰りの小さな楽しみ~

夕方になると、台所には揚げ油の優しい音が響き始めます。
今日は夕食の支度の前に、ひと品だけ先に作ることにしました。
それは、3歳と6歳の孫たちが大好きな「ちくわの磯辺揚げ」。
幼稚園から帰ってくる頃にちょうど揚がるよう、少し早めに準備を始めます。
午後5時を過ぎる頃。
「ただいまー!」
元気な声と一緒に玄関の扉が開きます。
手を洗ってリビングへ入ってきた二人の目に飛び込むのは、テーブルの上に並んだ揚げたての磯辺揚げ。
湯気と一緒に、あおさの香りがふんわり漂います。
いつもなら、ママが買い置きしているお菓子へ真っ先に向かう子どもたち。
でも、この日は違います。
「これ、食べていい?」
そう聞きながら、ちくわに刺してある爪楊枝を一本そっと持ち上げます。
「もちろん、どうぞ。」
その一言を聞くと、にっこり笑って大きな口で「パクリ」。
「おいしい!」
その笑顔を見るだけで、台所に立った時間が何よりのご褒美になります。
何本も夢中で食べるうちに、小さなお腹も少し落ち着きます。
そのあとは、「ぼく先に入る!」「次はわたし!」と言いながら、順番にお風呂へ。
慌ただしい夕方なのに、不思議と家の中には穏やかな時間が流れています。
買ってきたお菓子ではなく、出来たての手料理を囲むひととき。
そんな何気ない毎日こそ、家族の思い出になっていくのでしょう。
今日はちくわの磯辺揚げ。
きっと明日も、「これ食べていい?」という、あのかわいい声が聞こえてくるはずです。
材料
ちくわ…10本(5本入り×2袋)
薄力粉…大さじ5
水…大さじ5
あおさ…大さじ5
揚げ油…適量
作り方
① ボウルに薄力粉・水・あおさを入れ、なめらかになるまで混ぜます。
② ちくわを衣にくぐらせ、全体に衣をまとわせます。
③ 180℃に熱した油へ入れ、きつね色になるまで揚げます。
④ 揚がったら、牛乳パックを開いて作った手作りの油切りシートに並べ、余分な油を切ります。
⑤ 温かいうちに食卓へ。
爪楊枝を添えれば、子どもたちも食べやすく、おやつ代わりにもぴったりです。
揚げたての一番おいしい時間を、家族みんなで楽しんでください。
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崩れたかぼちゃがくれた、小さなごちそう

夕方まであれこれと用事をこなしていると、気づけば時計の針は夕食の時間に近づいていました。

「今日は手をかけずに、もう一品作れたらいいな。」

そう思って選んだのが、かぼちゃのそぼろ煮。

材料を切って、調味料と一緒に電気圧力鍋へ。あとはスイッチを押すだけです。

「10分なら、きっと大丈夫。」

そんな期待を込めて待っていました。

ところが、ふたを開けると、かぼちゃは思っていた以上にやわらかくなっていて、いくつもほろりと崩れていました。

「あちゃー、ちょっと火が入りすぎたかな。」

少しだけ苦笑い。

でも味見をすると、鶏ひき肉のうま味がしっかり染み込んでいて、とてもおいしい。

せっかくなので、形がきれいに残っているかぼちゃをそっと選び、お皿に盛り付けました。

家族は何も気づかず、

「おいしいね。」

と笑顔で食べてくれました。

その一言だけで十分。

崩れてしまったかぼちゃは、お鍋の底でとろりとしたスープのようになっていました。

もったいないので捨てることはせず、そっと保存。

翌朝、温め直して一人でいただくと、自然とかぼちゃのポタージュのような優しい味わいになっていました。

昨日は失敗したと思ったけれど、その"失敗"が、翌朝の私だけの小さなごちそうになりました。

家族は最後まで気づかないまま。

それでもいいんです。

みんながおいしく食べてくれて、残った分は私が最後までおいしくいただく。

そんな何気ない食卓の出来事が、今日もまた、我が家の小さな幸せになりました。

材料

- かぼちゃ…1/4個(約300g)
- 鶏ひき肉…100g
- 水…150ml
- 酒…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 砂糖…大さじ1/2
- しょうゆ…大さじ1と1/2

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作り方

① かぼちゃは種とわたを取り除き、食べやすい大きさに切ります。

② 電気圧力鍋に、かぼちゃ・鶏ひき肉・水・酒・みりん・砂糖・しょうゆをすべて入れます。

③ 圧力調理(加圧)10分で加熱します。

④ 圧力が下がったらふたを開け、崩れやすいのでやさしく盛り付けて完成です。

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2年ほど前、この家に引っ越してきた時、庭にブルーベリーの木を2本植えました。

「いつか自分で育てたブルーベリーを食べられたらいいな。」

そんな小さな夢から始まった庭づくりです。

植える場所は深く掘り返し、ブルーベリーが元気に育つように土を一から入れ替えました。酸性の土を用意し、時間をかけて丁寧に植えたことを今でも覚えています。

その後、ご縁があって知り合いからもう1本譲っていただき、庭には3本のブルーベリーが並びました。

少し大きめの苗木を選んだので、「来年には実がなるかな」と楽しみにしていましたが、期待とは裏腹に翌年は一粒も実をつけませんでした。

冬になると葉はすべて落ち、枝だけになった姿を見て、「大丈夫かな…」と心配したこともありました。

長い旅行で水をあげられなかったこともあります。

それでも時々肥料をあげ、水をあげながら、焦らずゆっくり見守ってきました。

そして迎えた今年。

小さな実が少しずつ色づき始めました。

たくさんではありません。

まだ木も小さいので、収穫できるのはほんの少しだけ。

それでも私にとっては、その一粒一粒が宝物です。

待ちきれなくて、1週間ほど前から熟した実を見つけるたびに、ひと粒ずつつまみ食い。

口に入れると、やさしい甘さが広がり、「ちゃんと育ってくれたんだな」と思わず笑顔になりました。

そろそろ全部収穫できそうですが、この大切なブルーベリーをどうやって食べようか考えています。

ジャムにするほどの量はありません。

だからこそ、一番思い出に残る食べ方をしたい。

ふと思い出したのは、昔、旅行で訪れた高原の小さなピザ屋さん。

そこで食べたブルーベリーのピザが、とても美味しくて、その味が今でも心に残っています。

あの時は「ブルーベリーでピザ?」と少し驚きましたが、一口食べると甘酸っぱさとチーズの相性が本当に絶妙で、忘れられない味になりました。

今年収穫したブルーベリーはほんの少し。

でも、その少しだからこそ、大切に使いたい。

あの日の思い出を思い浮かべながら、自分の庭で育てたブルーベリーをのせたピザを焼くことができたら…。

それだけで、きっと世界に一枚だけの特別なピザになる気がします。

実がならなかった一年も、葉を落とした冬も、水をあげられなかった日も、すべてが今日につながっていました。

ゆっくりでもいい。

少しずつでもいい。

手をかけた時間は、ちゃんと実を結ぶ。

庭の小さなブルーベリーが、今年もそんな優しいことを教えてくれました。
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7月7日、七夕🎋
今年は七夕らしい夕ご飯を作りたくて、朝からあれこれ準備しました。
3歳の孫は幼稚園で七夕飾りを作ったり、七夕の歌を覚えてきたりしていて、家でも嬉しそうに口ずさんでいました。そんな姿を見て、「今日は特別な日にしてあげたいな」という気持ちになりました。
夕ご飯は、ちらし寿司と鶏の唐揚げ。
ちらし寿司は、大きなお皿いっぱいに酢飯を広げ、真ん中に錦糸卵ときゅうりで天の川をイメージして盛り付けました。両側には桜でんぶを散らし、星やハートの形に抜いた卵や野菜を飾って、彩りよく仕上げました。大人も楽しめるように、サーモンのお刺身ものせて少し豪華に。
唐揚げは、前日からしっかり下味をつけて漬け込んだものを、カラッと揚げました。
そして食後には、3歳の孫からリクエストされていた「ちいかわ」のケーキ🎂
顔が少し不格好になってしまったけれど、子どもたちは大喜び。「かわいい〜!」と目を輝かせてくれました。
夕食が終わる頃、「実はまだあるよ」と最後にケーキを出すと、みんなびっくり。
可愛いケーキを囲んで、それぞれがスマホを取り出し、何枚も写真を撮っていました📸
「お願い事は何にしたの?」
そんな話をしながら、家族みんなで笑い合えた七夕の夜。
子どもたちの笑顔と、家族みんながそろって過ごせた時間が、何よりの願い事が叶った瞬間だったような気がします。
来年の七夕も、またみんなで笑顔で過ごせ
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こ〜ちゃんの「おかわりできる幸せ」たっぷりチーズインハンバーグ

「こ〜ちゃん、またあのチーズの入ったハンバーグ作ってね!」

前回作ったチーズインハンバーグを食べたあと、5歳の孫が目を輝かせながら言ってくれたその言葉が、ずっと心に残っていた。

スーパーの精肉コーナーで豚こま肉のジャンボパックを見つけた時、私はすぐに孫の笑顔を思い出した。

「今日は、たくさん作れるぞ。」

家に帰ると、さっそくフードプロセッサーを取り出し、約600g以上ある豚こま肉を自家製のひき肉にしていく。機械の音を聞きながら、前回、チーズがとろけるハンバーグを頬張っていた孫の嬉しそうな顔が浮かんで、自然と笑みがこぼれた。

肉がたっぷりあるから、今回は家族みんながおかわりできる量だ。明日のお弁当の分まで考えながら、丁寧に肉だねをこねていく。

丸めたチーズを包み込む瞬間は、まるで小さな宝物を隠しているような気分になる。

フライパンの蓋を開けると、ふわっと立ち上る香ばしい香り。

仕上げのソースには、いつものケチャップとウスターソース、バターに加えて、ほんの少しだけ赤ワインを加えた。香りがぐっと深くなり、食卓が特別な日のような雰囲気に包まれる。

「いただきます!」

ナイフを入れた瞬間、とろりと流れ出すチーズ。

「わぁ!チーズだ!」

孫の歓声が上がる。

「おいしい!」「おかわりある?」「あるよ、今日はたくさん作ったからね。」

その言葉に、孫は満面の笑みを見せた。

みんなが「おいしい」「おいしい」と言いながら食べてくれる時間は、何よりのごちそうだ。

そして私は、空になっていくお皿を見ながら、また次も作ろうと思った。

だって、家族の笑顔こそが、こ〜ちゃんにとって一番の隠し味なのだから。

材料

ハンバーグ

豚こま肉(フードプロセッサーでひき肉にする)・・・約600g

玉ねぎ・・・1個

ピザ用チーズ・・・120g

オリーブオイル・・・小さじ4

サラダ油・・・適量

刻みパセリ・・・適量

肉だね

パン粉・・・大さじ7

牛乳・・・大さじ7

塩・・・小さじ1弱

こしょう・・・少々

ナツメグ・・・少々

こ〜ちゃん特製ソース

ケチャップ・・・大さじ3

ウスターソース・・・大さじ2

有塩バター・・・10g

赤ワイン・・・大さじ1

作り方

① 玉ねぎをみじん切りにし、耐熱容器に入れる。オリーブオイルを加え、600Wの電子レンジで約2分加熱し、冷ましておく。

② 豚こま肉をフードプロセッサーでひき肉状にする。

③ ボウルに豚ひき肉、冷ました玉ねぎ、パン粉、牛乳、塩、こしょう、ナツメグを入れ、粘りが出るまでしっかりこねる。

④ ピザ用チーズを5~6等分して丸める。肉だねを分け、チーズを包み込むようにして空気を抜きながら成形する。

⑤ フライパンにサラダ油を熱し、中火で焼き色をつける。裏返したら蓋をして、弱火で7~10分ほどじっくり火を通す。

⑥ ハンバーグを取り出したフライパンに、ケチャップ、ウスターソース、赤ワインを入れて加熱し、軽く煮詰める。最後にバターを加えて溶かし、風味豊かなソースを作る。

⑦ ハンバーグにソースをかけ、刻みパセリを散らして完成。

こ〜ちゃんメモ

今回は豚こま肉のジャンボパックを使って、自家製ひき肉でたっぷり作りました。たくさんできたので、おかわりもできて、翌日のお弁当のおかずにも大活躍。中からとろけるチーズは、5歳の孫のお気に入り。家族みんなの「おいしい!」が聞ける、我が家の幸せメニューです。
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こ〜ちゃんのやわらか鶏むね唐揚げ
~テレビで見つけた小さなコツが、家族の笑顔を増やした日~

「今日の晩ごはん、唐揚げが食べたいなぁ。」
昼食後、何気なく見ていたテレビから流れてきた言葉が、今日の夕飯を決めた。
NHKの番組『トリセツ』で紹介されていたのは、鶏むね肉を驚くほど柔らかくする方法。 そのコツは意外にも、とてもシンプルだった。
牛乳を加えて、優しく混ぜること。
決して揉み込まない。 ビニール袋に入れて力を加えるのでもない。 まるで赤ちゃんを寝かしつけるように、そっと、優しく。
「本当にこれだけで変わるのかな?」
半信半疑のまま、鶏むね肉に牛乳を回しかけ、手で優しく混ぜ合わせる。 そのまま冷蔵庫で10分ほど休ませた。
その後は、いつもの唐揚げの味付け。
せっかく肉をたくさん用意したので、半分はいつもの醤油味。 もう半分は、以前から気になっていた"ゆかり"を使った実験的な味付けに挑戦してみることにした。
揚げ始めると、キッチンいっぱいに広がる香ばしい匂い。
「今日はなんだか、いつもよりいい匂いがする!」
そんな声が聞こえてきて、思わず笑みがこぼれる。
食卓に並んだ二種類の唐揚げ。
ひと口食べた家族が、目を丸くした。
「えっ!柔らかい!」
「胸肉なのにパサパサしてない!」
「ゆかり味もおいしい!」
その言葉を聞いた瞬間、テレビで紹介してくれた人に心の中で「ありがとう」と言いたくなった。
料理は不思議だ。
ほんの少しの工夫と、 ほんの少しの好奇心が、 家族の笑顔を増やしてくれる。
今日の食卓には、 唐揚げの香りと一緒に、 小さな幸せがたくさん揚がっていた。
【材料】(4~5人分)
鶏むね肉の下処理
鶏むね肉…2枚(約600g)
牛乳…大さじ3~4
基本の唐揚げ味
醤油…大さじ2
酒…大さじ1
おろししょうが…小さじ1
おろしにんにく…小さじ1
鶏がらスープの素…小さじ1
ゆかり味(肉の半量分)
ゆかり…大さじ1~1.5
酒…小さじ2
ごま油…小さじ1
揚げ衣
片栗粉…適量
揚げ油…適量
【作り方】
① 鶏むね肉は食べやすい大きさに切る。
② ボウルに鶏肉を入れ、牛乳(大さじ3~4)を加える。 手で優しく混ぜ合わせる。揉み込まず、「なじませる」程度がポイント。
③ ラップをして冷蔵庫で約10分休ませる。
④ 鶏肉を半分に分ける。
⑤ 半分は基本の唐揚げ調味料を加え、もう半分にはゆかり味の調味料を加えて、それぞれ軽く混ぜ合わせる。
⑥ 約10~15分ほど置いて味をなじませる。
⑦ 片栗粉をまぶし、170~180℃の油でこんがり揚げる。
⑧ 油を切って盛り付けたら完成。
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こ〜ちゃんのやさしい麻婆豆腐
~2割引シールがくれた、孫たちへのごちそう~

その日の買い物は、いつものように夕飯の材料探しから始まった。
「今日は何を作ろうかなぁ…」
そう思いながらスーパーの豆腐売り場へ向かうと、こ〜ちゃんの目に飛び込んできたのは、黄色い「2割引」のシールだった。
「あれ?今日は安いなぁ。」
手に取った豆腐には、しっかりと2割引のシール。
さらに隣の豆腐にも、同じ2割引のシールが貼られている。
こ〜ちゃんは思わず笑った。
「これは買えってことだな。」
気がつけば、豆腐を2丁カゴに入れていた。
家に帰る車の中で、ふと思い浮かんだのは、6歳と3歳の孫たちの顔だった。
「そうだ。今日は麻婆豆腐にしよう。」
でも、普通の麻婆豆腐では少し辛い。
豆板醤をたっぷり使えば大人は嬉しいけれど、こ〜ちゃんが食べてもらいたいのは、大切な孫たち。
「辛くないけど、おいしい麻婆豆腐を作ろう。」
そう決めたこ〜ちゃんは、豆板醤を少しだけ使い、その代わりにコチュジャンと甜麺醤を加えることにした。
フライパンから立ち上る、にんにくと生姜のいい香り。
ぐつぐつと煮える優しい味の麻婆あん。
最後に豆腐をそっと加えると、ふわふわの白い豆腐が優しく揺れた。
食卓に並んだ大きな器いっぱいの麻婆豆腐。
「辛くないよ~。」
そう言って差し出すと、孫たちは嬉しそうにスプーンを持った。
「おいしい!」
「もっとちょうだい!」
その言葉を聞いた瞬間、こ〜ちゃんの心はお腹よりもいっぱいになった。
2割引のシールが貼られた豆腐は、今日、世界で一番温かいごちそうになったのだった。
材料(4~5人分)
麻婆豆腐
木綿豆腐…2丁
豚ひき肉…200g
長ねぎ…1本
にんにく…2かけ
しょうが…2かけ
サラダ油…大さじ2
豆板醤…小さじ1/2
コチュジャン…大さじ1
甜麺醤…大さじ2
ごま油…適量
小ねぎ(刻み)…適量
調味料
水…400cc
酒…大さじ2
鶏ガラスープの素…小さじ2
砂糖…小さじ1
しょうゆ…大さじ2
水溶き片栗粉
片栗粉…大さじ1と小さじ1
水…大さじ1と小さじ1
作り方
① 木綿豆腐は2cm角に切り、熱湯で2分ほど下ゆでして水気を切る。
② 長ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにする。
③ フライパンにサラダ油を熱し、豚ひき肉を入れてほぐしながら炒める。
④ 肉の色が変わったら、長ねぎ、にんにく、しょうがを加えて香りが出るまで炒める。
⑤ 豆板醤、コチュジャン、甜麺醤を加え、全体になじませる。
⑥ 水、酒、鶏ガラスープの素、砂糖、しょうゆを加え、弱火で7分ほど煮込む。
⑦ 豆腐をそっと加え、2~3分煮る。
⑧ 水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、最後にごま油を回しかける。
⑨ 器に盛り、小ねぎを散らしたら完成。
こ〜ちゃんのひとこと
「辛い麻婆豆腐もおいしいけれど、孫たちが『おかわり!』って笑ってくれる麻婆豆腐は、もっとおいしい。」
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こ〜ちゃんの小松菜としめじのチーズ炒め

スーパーへ買い物に行くと、入口近くの特売コーナーでよく目が合う野菜がある。

それが、小松菜。

ほうれん草の隣に並んでいると、つい「今日はほうれん草にしようかな」と手が伸びそうになる。

なんとなく、ほうれん草のほうが甘くて食べやすい気がするから。

でも、小松菜はいつもお財布に優しくて、栄養もたっぷり。

カルシウムやビタミンCも豊富で、「体にはこっちのほうがいいんだよなぁ」と思うと、自然と買い物かごの中へ入っていく。

そんな小松菜も、我が家ではいつも同じような炒め物ばかり。

「今日は少し雰囲気を変えてみよう。」

そう思って手に取ったのは、粉チーズ。

和風の味付けではなく、にんにくとオリーブオイル、そしてチーズで少しだけイタリアン気分。

フライパンから立ち上る香ばしい香りに、 「今日はいつもと違うね。」 と家族が興味津々でのぞき込んできた。

食卓では、最初は少し様子をうかがっていた家族も、一口食べると表情がふっとやわらぐ。

「これ、美味しい。」

そのひと言だけで十分だった。

いつもの醤油や砂糖の味付けもいいけれど、たまにはこんな一皿も悪くない。

家族の「美味しい」が聞きたくて、少しだけ冒険してみる。

その小さな挑戦が、夕食の時間を少しだけ特別にしてくれる。

料理は、豪華だから幸せなのではない。

誰かの笑顔を思い浮かべながら作る時間が、いちばんの隠し味なのかもしれない。

今日も食卓には、小さな幸せがひとつ増えました。


材料

小松菜…1袋(約200g)

しめじ…1/2パック(約100g)

オリーブオイル…大さじ1

おろしにんにく…小さじ1/4

粉チーズ…大さじ1と1/2

塩…小さじ1/5

黒こしょう…少々

作り方

① 小松菜は根元を切り落とし、4cmほどの長さに切ります。茎と葉に分けておきます。しめじは石づきを取り、小房にほぐします。

② フライパンにオリーブオイルを熱し、小松菜の茎としめじを中火で炒めます。

③ 茎が少ししんなりしたら葉を加え、全体がやわらかくなるまで炒めます。

④ おろしにんにく・粉チーズ・塩を加え、全体によく絡めるように手早く炒めます。

⑤ お皿に盛り付け、仕上げに黒こしょうをふれば完成です。


こ〜ちゃんより🍀

「いつもの野菜も、味付けを少し変えるだけで食卓の景色が変わります。『今日はどんな顔で食べてくれるかな』そんな家族への想いをひとさじ加えると、どんな料理もごちそうになります。」
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🍆こ〜ちゃんの長なすのイタリアンソースがけ
~家が小さなレストランになった夜~

スーパーの入り口を入った瞬間、思わず二度見してしまった。
「えっ…長っ!」
そこに並んでいたのは、熊本県産の立派な長なす。 普通のなすとは比べものにならないほど長く、ゆうに30cmを超えている。
しかも値段は1本97円。
思わず手に取ると、ずっしりとした重みが伝わってきた。
「これ…何か面白い料理ができそうだな。」
そう思って、とりあえず買い物かごへ。
家に帰ってから、その長なすをまな板の上に置いてみると、あらためてその大きさに驚いた。
最近は、小さな子どもがいると、ゆっくり外食することもなかなか難しい。 たまには、おしゃれなお店で食事をして、家族みんなでゆっくり過ごしたい。
でも、行けないなら…。
「家で外食した気分になれる料理を作ってみよう。」
そう思った。
長なすを厚めに切って、オリーブオイルでじっくり焼いていく。
最初はしっかりしていた果肉が、火が通るにつれて、とろとろに変わっていく。
刻んだトマトとツナ、玉ねぎを合わせたイタリアンソースをたっぷり作って。
30cmを超える長なすだったから、お皿いっぱい、家族みんなで楽しめる量ができあがった。
食卓に並べると、まるで小さなイタリアンレストラン。
「わぁ!お店みたい!」
その言葉だけで、スーパーで足を止めたあの瞬間が、特別な思い出になった。
とろとろの長なすに、さっぱりとしたトマトソース。
「おいしい!」
夢中になって食べる家族の顔を見ながら、こ〜ちゃんは思った。
外食じゃなくてもいい。 高い料理じゃなくてもいい。
誰かを喜ばせたいという気持ちを込めて作った料理は、きっと、その人の心まで温めてくれる。
空っぽになった大皿を片付けながら、こ〜ちゃんは少しだけ嬉しくなった。
またひとつ、家族の笑顔の思い出が増えた夜だった。🍆✨

【材料】
熊本県産米なす(30cm以上の大きなもの)…1本
オリーブオイル…大さじ4
塩…少々
バジル…適量
イタリアンソース
ツナ缶(オイル漬け)…1缶
トマト…2個
玉ねぎ…1/2個
レモン汁…大さじ1
おろしにんにく…小さじ1/2
塩…小さじ1/2
黒こしょう…少々
【作り方】
① 米なすはヘタを取り、2〜3cm幅の輪切りにする。トマトは角切り、玉ねぎはみじん切りにして水にさらす。
② ボウルにツナ缶(油ごと)、トマト、玉ねぎ、レモン汁、おろしにんにく、塩、黒こしょうを入れて混ぜ、冷蔵庫で15分ほどなじませる。
③ フライパンにオリーブオイルを熱し、米なすを弱火でじっくり焼く。両面合わせて10〜15分ほど、箸がすっと入るくらいまで焼く。
④ 器いっぱいに米なすを盛り付け、冷やしたイタリアンソースをたっぷりとかける。
⑤ バジルを飾ったら完成。
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こ〜ちゃんのワクワク包み焼きハンバーグ
「こ〜ちゃん、今日はココスみたいなの食べたい!」
テレビから流れてきたファミリーレストランのCM。 ジュージューと音を立てるアルミホイル包みのハンバーグを見た3歳と6歳の孫たちは、目をキラキラさせながらそう言った。
「そうだよなぁ…。」
連れて行ってあげたい気持ちは山ほどある。
でも、小さな子どもとの外食は、思っている以上に大仕事。
料理が来る前に飽きてしまったり、 席を立ちたくなったり、 周りに気を遣ったり…。
楽しいはずの食事が、いつの間にか慌ただしく終わってしまうこともある。
それなら…。
家でレストランを開けばいい。
そう思ったこ〜ちゃんは、エプロンを締めた。
豚ひき肉をたっぷり400g。
玉ねぎを刻み、 パン粉を牛乳でふんわりさせ、 マヨネーズを加えて、しっかりこねる。
「おいしくな〜れ。」
そんな気持ちも一緒に練り込んでいく。
フライパンで表面だけ香ばしく焼いたハンバーグ。
その間に、玉ねぎ、しめじ、えのきを炒める。
バターの香り。
ケチャップとソースが混ざり合う甘く香ばしい匂い。
赤ワインを少し入れると、一気に洋食屋さんの厨房のような香りが広がった。
焼いたハンバーグをアルミホイルにのせ、きのこたっぷりのソースを惜しみなくかける。
丁寧に包んでオーブンへ。
「あと少し待っててね。」
オーブンの前で待つ孫たちは、まるでプレゼントが出来上がるのを待っているようだった。
そして食卓へ。
銀色の包みが一人ずつ並ぶ。
「まだ開けちゃダメだよ。」
そのひと言で、二人はワクワクしながら待つ。
「せーの!」
ふわっとアルミホイルを開く。
ジュワァーーッ。
湯気と一緒に広がるバターときのこの香り。
肉汁とソースが混ざり合い、まるでテレビで見たあのハンバーグそのもの。
「わぁーーっ!」
二人の歓声が部屋いっぱいに響く。
「こ〜ちゃんのお店、すごーい!」
その一言だけで、今日の料理は大成功。
レストランへ行かなくても、 子どもたちが目を輝かせる時間は作れる。
料理は、お腹を満たすだけじゃない。
開ける瞬間のワクワク。
みんなで笑う時間。
そして、
「また作ってね。」
その一言が、こ〜ちゃんにとって何より嬉しいごちそうだった。

材料
ハンバーグ
豚ひき肉・・・400g
玉ねぎ(みじん切り)・・・1/2個
パン粉・・・大さじ5
牛乳・・・大さじ3
サラダ油・・・大さじ1
☆ハンバーグのタネ
卵・・・1個
塩・・・小さじ1/2
こしょう・・・少々
ナツメグ・・・6〜8振り
マヨネーズ・・・大さじ1と1/2
ソース
玉ねぎ(薄切り)・・・1/2個
しめじ・・・1パック
えのき・・・1/2パック
赤ワイン・・・大さじ2 (なければ料理酒でもOK)
砂糖・・・小さじ1
有塩バター・・・10g
ケチャップ・・・大さじ5
中濃ソース・・・大さじ2と1/2
作り方
① 下準備
玉ねぎはみじん切りにする。
パン粉を牛乳に浸してふやかしておく。
ソース用の玉ねぎは薄切りにする。
しめじは石づきを切り落として小房に分ける。
えのきは石づきを切り落とし、半分の長さに切る。
② タネを作る
ボウルに
豚ひき肉
玉ねぎのみじん切り
牛乳でふやかしたパン粉


こしょう
ナツメグ
マヨネーズ
を入れ、粘りが出るまでしっかりこねる。
③ 成形する
タネを4等分し、空気を抜きながら丸く成形する。
中央を少しくぼませると焼いた時に割れにくい。
④ 焼く
フライパンにサラダ油を熱し、中火でハンバーグを焼く。
片面にしっかり焼き色が付いたら裏返し、反対側も焼く。
※中まで火を通す必要はありません。
焼けたらアルミホイルの上へ移す。
⑤ ソースを作る
同じフライパンに
玉ねぎ
しめじ
えのき
を入れて炒める。
玉ねぎがしんなりしたら
赤ワイン
砂糖
バター
ケチャップ
中濃ソース
を加え、中火で2〜3分煮る。
⑥ 包み焼きにする
オーブンを230℃に予熱する。
アルミホイルの上のハンバーグにソースをたっぷりかける。
ホイルをしっかり包み、230℃のオーブンで約8〜10分焼く。
⑦ 完成
アルミホイルを開くと、肉汁ときのこの旨味が混ざった洋食屋さん風の包み焼きハンバーグの完成♪
こ〜ちゃん向けワンポイント🍳
豚ひき肉100%なら、
マヨネーズを入れる
焼き過ぎない
包み焼きで仕上げる
この3つでふっくらジューシーになるよ😊
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こ〜ちゃんのフレッシュトマトのイタリアンチキン

いつもの夕食。

けれど今日は、少しだけ「お店のような一皿」を意識して作ってみたくなった。

普段は子どもたちが食べやすいように、一口大に切る鶏もも肉を、今日はあえて大きなまま焼いてみることにした。

皮目をこんがりと焼き上げると、フライパンから香ばしい音と香りが立ちのぼる。

そこに真っ赤なトマトを並べ、とろけるチーズをたっぷりとのせる。

ふたを開けた瞬間、ふわりと立ちのぼる湯気に包まれた一皿は、まるで小さなレストランのようだった。

「今日はなんだか豪華だね。」

家族のその一言がうれしくて、自然と笑みがこぼれる。

食卓に並べると、みんなの視線が料理に集まり、思わず笑顔になる。

その光景を見られただけで、「作ってよかった」と心から思えた。

もちろん、小さな子どもたちは大きなお肉をそのまま食べるわけにはいかない。

結局はお肉を小さく切り、トマトとチーズを絡めながら、みんなでおいしくいただくことに。

最初に思い描いていた「お店のようにナイフとフォークで食べる姿」とは少し違ったけれど、それでも十分だった。

見た目に心が弾み、食卓に笑顔が増える。

それだけで、この料理は大成功だった。

料理は、お腹を満たすだけのものではない。

「今日はいつもと違うね。」

そんな何気ないひと言や、家族みんなの笑顔を届けてくれる。

それこそが、こ〜ちゃんが一番大切にしたい隠し味なのかもしれない。

材料

鶏もも肉…1枚(300g)

トマト…1/2個

ピザ用チーズ…40g

塩…小さじ1/2

こしょう…少々

オリーブオイル…大さじ1/2

作り方

① 鶏もも肉は厚みのある部分に切り込みを入れ、食べやすい大きさ(今回はやや大きめ)に切ります。塩・こしょうをもみ込みます。

② トマトは縦に6等分に切ります。

③ フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏肉を皮目から焼きます。こんがりと焼き色が付いたら裏返し、中までしっかり火を通します。

④ 焼き上がった鶏肉の上にトマトをのせ、その上からピザ用チーズをたっぷりとのせます。

⑤ ふたをして弱火で2〜3分。チーズがとろりと溶けたら完成です。

熱々のうちに食卓へ。

見た目の華やかさとともに、ご家族の笑顔もぜひお楽しみください。
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こ〜ちゃんの ワイルド気分の漬け込みスペアリブ

買い物に出かけた日のこと。
精肉コーナーを歩いていると、こ〜ちゃんの目があるお肉に釘付けになった。
骨付きのスペアリブ。
普段ならあまり手に取らないお肉だ。
骨が付いていると食べにくいし、子どもや女性には敬遠されることもある。
だから自然と、いつもは薄切り肉や鶏肉を選ぶことが多かった。
でもその日は違った。
「たまには自分の食べたいものを作ってみるか。」
そう思ったのだ。
肉屋さんのケースの中で存在感を放つスペアリブは、まるで
「今日は俺を連れて帰れ!」
と言っているようだった。
骨付き肉にかぶりつく。
そんなワイルドな欲求を、こ〜ちゃんはどうしても我慢できなかったのである。
家に帰ると、玉ねぎをすりおろし、特製の漬けだれを作る。
袋の中でお肉をもみ込みながら、
「これは絶対うまいやつだ。」
と、一人でにやけてしまう。
数時間漬け込んだスペアリブをオーブンで焼き始めると、甘辛い香りが部屋いっぱいに広がった。
焼き上がったお肉はこんがりと艶やかで、見るからに食欲をそそる。
食卓に並べると、予想外の反応が待っていた。
義理の娘さんが
「わぁ、美味しそう!」
と笑顔になり、
孫ちゃんは目をキラキラさせながら骨付き肉を見つめている。
そして小さな手で骨をつかみ、
「あーん!」
とかぶりついた。
もちろん上手には食べられない。
お肉が取れたり、骨だけになったり、途中で持ち替えたり。
それでも夢中になっている。
普段はなかなか体験できない
「骨付き肉を持ってかじる」
という冒険が、よほど楽しかったのだろう。
気が付けばテーブルの上には、きれいに集められた骨の山。
その様子を見ながら、こ〜ちゃんは思わず笑った。
「たまには自分の食べたいものを作るのも悪くないな。」
家族が喜んでくれる料理も嬉しい。
でも、自分が食べたいと思った料理が、結果として家族の笑顔につながることもある。
骨付き肉を囲んで笑い合う食卓は、いつもより少しだけ賑やかで、少しだけ特別な時間になったのだった。
材料
・豚スペアリブ・・・400g
・玉ねぎ・・・1/2個
・塩こしょう・・・少々
【漬けだれ】
・しょうゆ・・・大さじ1
・ケチャップ・・・大さじ2
・ウスターソース・・・大さじ1
・はちみつ・・・大さじ1
・おろしにんにく・・・小さじ1/2
作り方
① スペアリブはフォークで数か所穴を開け、塩こしょうをふる。
② 玉ねぎをすりおろす。
③ 保存袋にスペアリブ、すりおろし玉ねぎ、漬けだれの材料を入れてよくもみ込む。
④ 冷蔵庫で3時間以上、できれば半日ほど漬け込む。
⑤ 焼く30分前に冷蔵庫から出して常温に戻す。
⑥ 200℃に予熱したオーブンで20〜25分焼く。
⑦ 表面にこんがり焼き色が付き、中まで火が通ったら完成。
こ〜ちゃん流の楽しみ方
・豪快に骨を持ってかぶりつく。
・焼きたてを手づかみで食べるとワイルド感が倍増。
・食べ終わった骨を並べると、なぜか達成感がある。
・孫ちゃんが夢中になってかじる姿を見ると、美味しさもさらに増す。
今日は少しだけワイルドに。
そんなこ〜ちゃんの「食べたい!」が家族の笑顔につながった、特別なスペアリブの晩ごはんでした。
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こ〜ちゃんと6歳の孫の、しろくまさんバースデーケーキ

6月は、我が家にとって特別な月。
今年、こ〜ちゃんは58歳になり、 そして大好きな孫は、5歳から6歳のお兄ちゃんになる誕生日を迎えました。
「今年は一緒にお祝いしようか。」
そんな何気ないひと言から、 家族みんなが集まる合同誕生日会が開かれることになりました。
誕生日ケーキは何がいい? そう聞くと、6歳になる孫は少し考えてから、 目をキラキラさせて言いました。
「くまさんのケーキがいい!」
その瞬間、こ〜ちゃんの心の中で、 "今年は特別なケーキを作ろう"と決まりました。
いつもの平らなデコレーションケーキではなく、 立体的なしろくまのケーキ。
「うまくできるかなぁ…」
そんな不安もありましたが、 孫の笑顔を思い浮かべながら、 スポンジを切り、クリームを塗り、 ひとつひとつ丁寧に形を作っていきました。
そして完成したのは、 まんまるで、ちょっぴり太っちょな、 なんとも愛らしいしろくまさん。
テーブルに運んだ瞬間、
「わぁーーー!!」 「くまだー!!」 「すごーい!!」
家族みんなの歓声が響きました。
特に3歳の孫娘は大喜び。
小さな手で、 お兄ちゃんの名前と「6さい」と書かれた チョコレートプレートを持たせて、 まるでしろくまさんがプレゼントを抱えているように 飾り付けをしてくれました。
その姿があまりにも可愛らしくて、 大人たちはみんな笑顔。
そして、しろくまさんの前には、 6本のろうそく。
部屋の灯りを少し暗くして、 みんなで歌う 「ハッピーバースデー」。
6歳になった孫は、 大きく息を吸い込むと、
「ふぅーーーっ!」
と、一気にろうそくの火を消しました。
拍手と笑い声が部屋いっぱいに広がります。
もちろん、 立体ケーキの宿命でしょうか。
いざ切り分けようとすると、 かわいいしろくまさんは、 少しずつ形が崩れていきました。
「あっ、耳が!」 「手がなくなっちゃった!」
そんな声に、 またみんなで大笑い。
でも、それもまた、 この日の大切な思い出。
たくさん写真を撮って、 たくさん笑って、 たくさん食べて。
58歳のこ〜ちゃんと、 6歳になった孫。
年齢は52歳も離れているけれど、 その日の笑顔は、 まるで同じ年頃の友達のように輝いていました。
いつか孫が大きくなったとき、
「6歳の誕生日に、 こ〜ちゃんが作ってくれた、 あのしろくまのケーキ覚えてるよ。」
そんなふうに思い出してくれたら、 それだけで十分幸せだな。
こ〜ちゃんは、 少し形が崩れたしろくまさんを見ながら、 そっとそう思ったのでした。
材料(しろくまさんケーキ 1台分)
市販のスポンジケーキ(15cm)……1台
クリームチーズ……54g
砂糖……大さじ1
生クリーム……200ml
バナナ……1本
レモン汁……小さじ1
クッキー……10枚
マシュマロ……5個
チョコペン……1本
(飾り用)
チョコレートプレート
ろうそく6本
作り方
① スポンジケーキを切り分け、ボウルを使って立体的な土台を作る。
② クリームチーズ、生クリーム、砂糖を合わせてチーズクリームを作る。
③ スポンジ、クリーム、バナナ、クッキー、マシュマロを重ねながら、丸いしろくまの体と顔を作る。
④ 冷蔵庫で冷やして形を整える。
⑤ 全体にチーズクリームを塗り、クッキーで耳を作り、チョコペンで顔を描く。
⑥ マシュマロで手足を作り、しろくまさんらしい可愛い姿に仕上げる。
⑦ お孫さんが作ったチョコレートプレートを持たせ、ろうそくを6本飾る。
⑧ 家族みんなで「ハッピーバースデー」を歌い、たくさん写真を撮ってから、笑顔いっぱいでいただく。
58歳のこ〜ちゃんと、6歳になった孫の合同誕生日会。 今年の主役は、きっと、少し太っちょで優しい顔をした「しろくまさん」だったのかもしれませんね👍
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みんなで楽しむ彩り豚しゃぶサラダ

夕方、スーパーの精肉売り場を歩いていたこ〜ちゃんの目に飛び込んできたのは、大きな豚しゃぶ用のお肉のジャンボパックだった。
「おっ、今日は安いな。」
思わず手に取る。
家族みんなで食べても十分な量が入っているのに、お財布にも優しい。
それだけでなんだか得をした気分になる。
家に帰ると、まず向かったのは庭だった。
朝露や太陽の光を浴びて育ったサラダ菜が、柔らかな葉を広げている。
「今日はお前たちの出番だぞ。」
そう声をかけながら収穫するこ〜ちゃん。
自分で育てた野菜を食卓に並べられるのは、ちょっとした贅沢だ。
冷蔵庫の野菜と合わせながら考える。
「さて、今日は何を作ろうかな。」
とは言っても、答えはすぐに決まった。
豚しゃぶサラダ。
庭で採れた新鮮なサラダ菜をたっぷり盛り付け、その上に茹でた豚肉をふんわりとのせるだけ。
料理というより盛り付けに近いくらい簡単だ。
「こんな手抜きみたいな料理でいいのかな。」
そう思いながらも食卓へ並べる。
すると家族は思い思いのタレを手に取り始めた。
「私はごまだれ!」
「僕はポン酢!」
「両方混ぜるとおいしいよ。」
それぞれが自分好みの味を楽しみながら食べ始める。
同じ料理なのに、タレが変わるだけで違う料理のようになるのが面白い。
途中で味を変えながら食べる人もいて、食卓には自然と会話が増えていく。
揚げ物のような重さもなく、野菜もたっぷり食べられる。
特に女性陣には人気で、
「このサラダ菜、やわらかくておいしいね。」
そんな言葉が聞こえてくる。
気が付けば大皿に山盛りだった豚しゃぶサラダはきれいになくなっていた。
豪華な料理ではない。
特別な技術も必要ない。
でも、自分で育てた野菜を囲みながら、みんなが好きな味を選んで笑顔になる。
そんな食卓こそが、こ〜ちゃんの一番好きなごちそうなのだった。
材料(4人分)
・豚しゃぶしゃぶ用肉・・・400〜500g
・庭で採れたサラダ菜・・・たっぷり1〜2株分
・きゅうり・・・1本
・トマト・・・1個
・水菜・・・1/2袋(お好みで)
・ごまだれ・・・適量
・ポン酢・・・適量
・お好みのドレッシング・・・適量
作り方
① サラダ菜はよく洗って水気を切り、食べやすい大きさにちぎる。きゅうりは細切り、トマトはくし切りにする。
② 野菜を大皿に彩りよく盛り付ける。
③ 鍋に湯を沸かし、豚肉を1枚ずつさっと茹でる。
④ 茹で上がった豚肉はザルにあげ、粗熱を取る。
⑤ 野菜の上にふんわりと豚肉を盛り付ける。
⑥ ごまだれ、ポン酢、お好みのドレッシングを添えて完成。
こ〜ちゃん流の楽しみ方
・ごまだれ、ポン酢、和風ドレッシングなど数種類のタレを用意する。
・途中で味を変えながら食べると最後まで飽きずに楽しめる。
・庭で採れたサラダ菜を使うと、みずみずしさとやわらかな食感が楽しめる。
簡単だからこそ続けられる。
そして、庭の恵みと家族の笑顔が一緒になった、こ〜ちゃん自慢の豚しゃぶサラダです。
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こ〜ちゃん🌱

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こ〜ちゃんの はんぺんとトマトのなんちゃってカプレーゼ風焼き

「もう少し野菜を食べた方がいいですね。」

スーパーやホームセンターの前で時々見かける健康チェックコーナー。

こ〜ちゃんは見つけるたびに、ちょっと興味津々で手のひらを機械に乗せてみる。

すると毎回のように同じ結果が出る。

「野菜不足気味ですね。」

「またかぁ…。」

思わず苦笑いするこ〜ちゃん。

それ以来、毎食サラダを食べるようになったのだが、家族からはなかなか厳しい評価が返ってくる。

「おじいちゃん、またいつものサラダ?」

「昨日も見た気がする〜。」

「毎日同じじゃん。」

言われてみれば確かにそうだった。

レタスにきゅうり、トマト。

ドレッシングが違うだけで、ほぼ同じ顔ぶれ。

野菜を食べてもらいたい気持ちはあるのに、食卓の人気者にはなれない。

そんなある日。

冷蔵庫をのぞくと、赤いトマトとはんぺん、それにとろけるスライスチーズが目に入った。

「モッツァレラチーズは高いけど、はんぺんならどうだろう?」

そう思いついたこ〜ちゃん。

早速、トマトとはんぺんを切って、チーズと一緒に並べて焼いてみた。

トースターから漂う香ばしい香り。

取り出してみると、赤・白・緑の彩りがとてもきれい。

まるでおしゃれなカフェで出てきそうな一皿になった。

食卓に並べると、孫たちが真っ先に反応した。

「わぁ!ピザみたい!」

「これチーズが伸びる〜!」

気が付けば、いつものサラダより先になくなっていた。

「野菜って工夫するとこんなに食べてもらえるんだなぁ。」

こ〜ちゃんは少しうれしくなった。

野菜不足を指摘されて始めたサラダ生活。

でも大切なのは、ただ食べることではなく、みんなが笑顔で食べてくれることなのかもしれない。

今日も食卓には笑い声。

そしてこ〜ちゃんは、次はどんな野菜料理で家族を驚かせようかと考えているのだった。

材料

・トマト・・・1個

・はんぺん・・・1枚

・とろけるスライスチーズ・・・2枚

・オリーブオイル・・・大さじ1

・粗挽き黒こしょう・・・適量

・乾燥パセリ(またはバジル)・・・少々

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作り方

① トマトとはんぺんをそれぞれ約1cm幅にスライスする。

② 耐熱皿に「トマト → はんぺん → チーズ」の順に少しずつ重ねながら並べる。

③ 全体にオリーブオイルを回しかける。

④ オーブントースターで5〜7分焼き、チーズがとろけて軽く焼き色が付いたら取り出す。

⑤ 粗挽き黒こしょうをふり、仕上げに乾燥パセリやバジルを散らして完成。

美味しく見せるコツ

・円形のお皿に渦巻き状に並べるとお店のような仕上がり。

・トマトとはんぺんを少しずつずらして並べると立体感が出る。

・食べる直前にオリーブオイルを少量追加するとツヤが出て写真映えする。

ふわふわのはんぺんがモッツァレラチーズのような食感になり、トマトの酸味とチーズのコクが相性抜群。

節約しながら野菜もしっかり食べられる、こ〜ちゃんお気に入りの一品です。
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こ〜ちゃん🌱

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こ〜ちゃんの大皿棒々鶏

「今日は揚げ物じゃないの?」
夕方、台所に立つこ〜ちゃんに孫が聞いた。
子供たちはカリッと揚がった唐揚げやフライが大好きだ。でも最近は少しだけ健康のことも考えるようになった。大人になると、ついついカロリーや脂っこさが気になってしまう。
「今日はさっぱり中華やで。」
そう言いながら冷蔵庫から取り出したのは鶏むね肉。デリッシュキッチンで見つけた棒々鶏のレシピを参考に、家族みんなでたっぷり食べられるように肉の量を約3倍に増やして準備した。
まずはトマトを切るために包丁を手に取る。
そういえば最近、包丁を研ぐ時間を少しサボっていたなと思い出したこ〜ちゃんは、久しぶりに砥石を取り出した。
シャッ、シャッ、シャッ――。
静かな音が台所に響く。
研ぎ終わった包丁でトマトに刃を入れると、力を入れなくてもスッと吸い込まれるように切れていく。
「おぉ、やっぱりよう切れるなぁ。」
思わずひとりで笑ってしまった。
茹で上がった鶏むね肉を細く裂き、きゅうりをたっぷり刻み、真っ赤なトマトを並べる。
最後に甘辛いごまだれをたっぷりとかけると、大皿いっぱいの棒々鶏が完成した。
「できたでー!」
食卓に運ぶと、家族みんなが集まってくる。
「美味しそう!」
「早く食べよう!」
それぞれがお箸を伸ばし、大皿を囲んでわいわいと食べ始めた。
「このタレ美味しいな。」
「お肉柔らかい!」
「トマトも合うね。」
そんな声が次々に聞こえてくる。
揚げ物のような派手さはないけれど、野菜もたっぷり食べられて、さっぱりしていて、それでいてしっかり満足感もある。
家族が笑顔で同じお皿を囲み、「美味しいね」と言い合いながら食べる時間。
それこそが、どんなごちそうよりも贅沢なのかもしれない。
空っぽになった大皿を見ながら、こ〜ちゃんはそっと思った。
「また作ろう。」
その一言には、家族の笑顔への小さな約束が込められていた。
材料
鶏むね肉 600g
塩 小さじ3
酒 大さじ3
きゅうり 3本
トマト 3個
甘辛ごまだれ
みそ 大さじ3
みりん 大さじ1と1/2
砂糖 大さじ1と1/2
しょうゆ 大さじ2
ごま油 大さじ1
白すりごま 大さじ3
作り方
① 鶏むね肉は厚みを均一にするため観音開きにする。
② 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩と酒を加えて鶏むね肉を5〜6分ほど茹でる。火が通ったら取り出して冷まし、繊維に沿って細く裂く。
③ きゅうりは千切りにする。
④ トマトはよく切れる包丁で薄くスライスする。
⑤ ボウルにみそ、みりん、砂糖、しょうゆ、ごま油、白すりごまを入れて混ぜ、ごまだれを作る。
⑥ 大皿にトマト、きゅうり、鶏肉を彩りよく盛り付ける。
⑦ 仕上げに甘辛ごまだれをたっぷりかけて完成。
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こ〜ちゃん🌱

こ〜ちゃん🌱

10%オフが連れてきた、小さなとんかつの幸せ

いつものスーパーの精肉コーナー。

何気なく見ていると、厚切りの豚ロース肉に「10%オフ」のシールが貼られていた。

「これは買うしかないな。」

そう思って、迷わずカゴの中へ。

とんかつ用の立派な厚切り肉。

普通なら豪快に一枚そのまま揚げて、大きなとんかつにするところだけれど、わが家では少し違う。

子どもや女性でも食べやすいように、一枚の肉を四〜五個ほどに切り分けて、小さめのとんかつを作るのが定番だ。

まな板の上で肉を切り分け、軽く塩こしょうを振る。

薄力粉をまとわせ、溶き卵にくぐらせてからパン粉をたっぷりつける。

特別な作り方ではない。

昔からある、ごく普通のとんかつ。

だけど、その「普通」がいい。

ジュワッという音を立てながら揚がっていく小さなとんかつたち。

こんがり色づいた姿を見ていると、それだけでお腹が鳴ってくる。

この日は4枚の豚ロース肉を使った。

全部で500gほど。

揚げたてを皿に並べると、家族の視線が自然と集まってくる。

「いただきます。」

サクッ。

一口サイズだから食べやすく、子どもも嬉しそうに頬張る。

大人はとんかつソースをつけながら、お酒のお供に。

大きな一枚肉の豪快さもいいけれど、小さなとんかつには、小さなとんかつならではの良さがある。

食べやすくて、ついつい手が伸びる。

「もう一個食べていい?」

そんな声が聞こえるたびに、作った側の心も満たされていく。

10%オフのシールから始まった夕食だったけれど、食卓にはいつものように笑顔が並んだ。

家族が美味しそうに食べる姿を眺めながら、

「やっぱり買って正解だったな。」

そう思えた、何気ないけれど幸せな晩ごはんだった。

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材料

- 豚ロースとんかつ用肉・・・4枚(約500g)
- 塩・・・適量
- こしょう・・・適量
- 薄力粉・・・適量
- 卵・・・2個
- パン粉・・・適量
- 揚げ油・・・適量
- とんかつソース・・・お好みで

作り方

① 豚ロース肉を1枚につき4〜5等分に切り分ける。

② 塩、こしょうを振って下味をつける。

③ 肉に薄力粉をまぶす。

④ 卵を溶き、肉をくぐらせる。

⑤ パン粉をしっかりつける。

⑥ 170〜180℃の油で、きつね色になるまで揚げる。

⑦ 油を切って器に盛り付ける。

⑧ お好みでとんかつソースを添えて完成。
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お買い得市が運んできた、久しぶりのポテトサラダ

いつものように家族の食料品を買いにスーパーへ向かった日のこと。

自動ドアが開くと、目の前には大きく掲げられた「お買い得市」の文字が飛び込んできた。

「今日は何が安いんだろう。」

そう思いながら売り場へ向かうと、そこには思わず足を止めてしまう光景があった。

じゃがいもが一袋37円。

人参も一本37円。

今どき、この値段はなかなか見かけない。

「これは買わない理由がないな。」

そうつぶやきながら、じゃがいもも人参もカゴの中へ。

少し重たくなったカゴを押しながら、どこか嬉しい気持ちになる。

安く買えたというだけで、なんだか得をした気分になるから不思議だ。

家に帰り、買ってきたじゃがいもを眺めながら考える。

さて、何を作ろうか。

肉じゃがもいい。

カレーもいい。

けれど、今日は久しぶりにポテトサラダにすることにした。

そういえば今年は庭の片隅の小さな畑で野菜を育てていたものの、じゃがいもは植えなかった。

毎年のように収穫していたじゃがいもがなかったせいか、この季節にしてはじゃがいも料理を作る機会が少なかった気がする。

だからこそ、このお買い得なじゃがいもとの出会いが妙に嬉しかった。

ホクホクに茹でたじゃがいもをつぶし、人参やきゅうり、玉ねぎを混ぜていく。

ボウルの中で少しずつ出来上がっていくポテトサラダを見ながら、畑で土に触れていた日のことも思い出した。

料理には、ただお腹を満たすだけではない楽しみがある。

季節を感じたり、思い出を振り返ったり。

そんな時間も一緒に味わえる。

夕食の食卓に並んだ久しぶりのポテトサラダ。

家族が「おいしいね」と言いながら箸を伸ばしてくれる。

その様子を見ながら、37円のじゃがいもと37円の人参が、今日の食卓にたくさんの笑顔を連れてきてくれたような気がした。

特別なごちそうではないけれど、家族みんなで囲むごはんはやっぱり温かい。

そんなことを改めて感じた、穏やかな晩ごはんだった。

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材料

- じゃがいも・・・300g
- 人参・・・1/3本
- きゅうり・・・1/2本
- 玉ねぎ・・・1/4個
- ハム・・・2枚
- 酢・・・大さじ1
- 塩・・・小さじ1/3
- マヨネーズ・・・大さじ4
- 塩こしょう・・・適量

作り方

① じゃがいもは一口大に切り、水にさらしてから柔らかくなるまで茹でる。

② きゅうりは薄切り、玉ねぎは薄切りにして塩もみし、水気をしっかり絞る。

③ 人参は薄切りにして電子レンジで加熱するか、軽く茹でる。

④ ハムは食べやすい大きさに切る。

⑤ 茹でたじゃがいもの水気を飛ばし、熱いうちに酢と塩を加えてつぶす。

⑥ 粗熱が取れたらマヨネーズ、塩こしょうを加えて混ぜる。

⑦ きゅうり、玉ねぎ、人参、ハムを加えて全体を混ぜ合わせる。

⑧ 器に盛り付けて完成。
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みんなで乗る一台
地方で暮らしていると、車は欠かせない存在だ。
買い物に行くにも、病院へ行くにも、少し離れたお店へ行くにも、車があると本当に便利だ。
けれど、近くまでの用事なら、自転車の方が気軽でいい。
燃料代もかからないし、季節の風を感じながら走る時間は案外気持ちがいいものだ。
我が家には大人用の自転車が一台ある。
特別高価な自転車ではないが、家族みんなで使う大切な一台だ。
「ちょっと買い物に行ってくるね」
「駅まで乗っていくよ」
そんなふうに、必要な人が順番に使っている。
そして、その自転車の整備担当は私だった。
ある日、自転車を眺めながら気になっていた。
後ろタイヤの溝がかなり減っている。
「そろそろ交換しないとなぁ……」
そう思いながらも、なかなか時間が取れず、そのままになっていた。
そんなある日の帰り道。
あと少しで家に着くというところで、
パンッ!
突然、大きな音が響いた。
後ろタイヤがパンクしたのだ。
驚いて振り返ると、タイヤはぺちゃんこ。
「やっぱり限界だったか」
苦笑いしながらハンドルを握り、自転車を押して歩いた。
幸い家まではすぐ近くだった。
大きなトラブルにならなかったことに感謝しながら帰宅した。
その日のうちにAmazonで同じサイズのタイヤを注文した。
こんな時、本当に頼りになる。
翌々日には新しいタイヤが届いた。
箱を開けながら思う。
「家族の誰かが使うかもしれないし、早めに直しておこう」
休日を待つことなく、その日のうちに修理を始めた。
前輪の交換は数年前に経験済みだ。
しかし後輪は少し勝手が違う。
ブレーキ、ギア、スタンド。
いろいろな部品が関係しているので、少しだけ手間がかかる。
それでも何度か経験している作業だ。
工具を並べ、一つひとつ順番に外していく。
後輪を取り外し、古いタイヤを外す。
長い間頑張ってくれたタイヤは、改めて見るとずいぶん傷んでいた。
「お疲れさま」
心の中でそう声をかけながら、新しいタイヤを取り付ける。
チューブを整え、慎重に組み上げていく。
最後に空気を入れる。
シュッ、シュッ、シュッ――
ポンプを押すたびに、新しいタイヤが少しずつ丸く膨らんでいった。
しっかり空気が入ったのを確認して、思わずうなずく。
「よし、これでまた走れるな」
だが、せっかく後輪を外したのだから、それだけで終わらせるのはもったいない。
ブレーキの効きを確認する。
チェーンの状態を見る。
ベルを鳴らしてみる。
チリン♪
問題なし。
ライトも点灯するか確認。
反射板も割れていない。
夜に乗ることはほとんどないけれど、もし家族が急に使うことになった時、安全であってほしい。
そんな思いで一つひとつ点検していく。
最後にチェーンへ潤滑スプレーを吹きかける。
乾いた金属が静かに潤いを取り戻していく。
ハンドルを握り、軽く試乗してみる。
タイヤは滑らかに回り、チェーンも静かだ。
どこにも異常はない。
夕暮れの風が頬をなでた。
新品の後輪がアスファルトの上を軽やかに転がっていく。
派手な出来事ではない。
誰かに褒められるわけでもない。
けれど、家族が安心して乗れるようにと整備された一台の自転車には、小さな優しさが詰まっている。
明日また誰かがこの自転車に乗るだろう。
買い物へ行く人がいるかもしれない。
ちょっとした用事で出かける人がいるかもしれない。
その時、自転車は何事もなかったように静かに走り出す。
そして私は少しだけ嬉しくなる。
家族の毎日を支えるその一台が、今日も元気に走れることが、何よりのご褒美なのだから。 🚲✨
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「好きなだけ食べていいよ」〜手作り肉団子に込めたこ〜ちゃんの想い〜

ある朝のこと。

こ〜ちゃんは、義理の娘が忙しそうに朝食を準備している姿を見かけた。

テーブルには肉団子が並んでいる。

5歳の男の子の孫も、3歳の女の子の孫も、その肉団子を嬉しそうに食べていた。

「この子たち、肉団子が好きなんだなぁ。」

そんなことを思いながら見ていると、ふと考えた。

朝は時間との勝負。

きっと冷凍食品やレトルトの肉団子を上手に活用しているのだろう。

それも十分美味しいし、忙しい毎日の強い味方だ。

でも今日は違う。

夕食はこ〜ちゃんが担当。

どうせ作るなら、好きなだけ食べられるくらいたくさん作ってあげたい。

そう思ったこ〜ちゃんは、ひき肉をたっぷり用意した。

普段のレシピの倍量。

ボウルいっぱいの肉だねをこねながら、

「お腹いっぱい食べてくれたら嬉しいな。」

そんな気持ちを込めて一つひとつ丸めていく。

フライパンの中で肉団子がこんがり色づき始める。

そして甘酸っぱくて香ばしいタレを絡めると、キッチンいっぱいに食欲をそそる香りが広がった。

夕食の時間。

お皿に山盛りになった肉団子を見て、孫たちの目がぱっと輝く。

「いただきます!」

元気な声とともに、肉団子がどんどん減っていく。

甘辛いタレが気に入ったのか、

「おいしい!」

「もっと食べる!」

そんな声が何度も聞こえてきた。

口の周りをタレだらけにしながら夢中で食べる姿に、こ〜ちゃんも思わず笑顔になる。

たくさん作ったはずなのに、おかわりの手は止まらない。

それでも少しだけ残った肉団子は、翌日のお弁当用に。

義理の娘も、

「お弁当のおかずが一品増えて助かります。」

と喜んでくれた。

夕食で家族を笑顔にし、翌日のお弁当でも活躍する肉団子。

それはただのおかずではなく、家族を思う気持ちがぎゅっと詰まった小さなごちそうだった。

こ〜ちゃんは空になったお皿を見ながら思う。

「また作ってあげよう。」

その一言が、何より嬉しいご褒美だった。

材料(たっぷり4〜5人分)

【肉団子】

・豚ひき肉 500g

・玉ねぎ 1/2個(約100g)

・酒 大さじ4

・片栗粉 大さじ1

・塩 小さじ1/2

・サラダ油 大さじ6

【甘酢だれ】

・みりん 大さじ2

・砂糖 大さじ2

・酢 大さじ4

・しょうゆ 大さじ3

・水 大さじ2

【水溶き片栗粉】

・片栗粉 大さじ1

・水 大さじ2

作り方

① 玉ねぎをみじん切りにする。

② ボウルに豚ひき肉、玉ねぎ、酒、片栗粉、塩を入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。

③ 食べやすい大きさに丸めて肉団子を作る。

④ フライパンにサラダ油を熱し、肉団子を転がしながら揚げ焼きにする。

⑤ 全体に焼き色が付き、中まで火が通ったら余分な油を拭き取る。

⑥ 甘酢だれの材料を加え、一度混ぜ合わせる。

⑦ 水溶き片栗粉を加え、とろみが付くまで加熱する。

⑧ 肉団子にタレをしっかり絡めたら完成。

甘酸っぱくてご飯が進む味付けなので、夕食はもちろん、お弁当のおかずにもぴったりです。
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「また作って!」が聞こえた日 〜カニカマ磯辺揚げの小さな冒険〜

スーパーの練り物コーナーで、ふと足を止めた。
いつもなら迷わず手に取るのはちくわ。 我が家の定番、ちくわの磯辺揚げは子どもたちにも人気の一品だ。
だけど最近は、
「またこの料理?」
そんな言葉が聞こえることも増えてきた。
美味しいと言ってもらえるのは嬉しい。 でも、たまには違うものも食べてもらいたい。
そう思って目に入ったのが、カニ風味のスティックかまぼこだった。
値段も手頃で、何より最初から一本ずつ分かれている。 包丁を使わなくてもそのまま調理できるのがなんだか嬉しい。
「今日はこれで磯辺揚げを作ってみよう。」
そんな小さな冒険が始まった。
ボウルに薄力粉と青のり、水を入れて混ぜる。
ふわりと磯の香りが立ち上る。
そこへカニカマをくぐらせ、油の中へ。
ジュワッという音とともに衣がふくらみ、きつね色に色づいていく。
すると、衣が少し余った。
冷蔵庫を見ると、サラダ用に準備していたブロッコリーが少しだけ残っている。
「せっかくだから試してみるか。」
四つほど衣をまとわせて一緒に揚げてみた。
食卓に並んだのは、赤と白が鮮やかなカニカマの磯辺揚げと、緑色のブロッコリー磯辺揚げ。
子どもたちは興味津々で箸を伸ばした。
「これおいしい!」
その声に続いて、
「ブロッコリーも意外といける!」
そんな嬉しい感想まで飛び出した。
大人も子どもも笑顔で頬張る姿を見ながら、こ〜ちゃんは心の中で小さくガッツポーズ。
いつもの定番も大切だけれど、たまには少しだけ違う道を歩いてみる。
そんな小さな挑戦が、家族の食卓に新しい笑顔を運んでくれた。
どうやらこのカニカマ磯辺揚げ。
我が家の新しい定番候補になりそうだ。
【材料】
・カニ風味スティックかまぼこ 1パック(10本) ・薄力粉 大さじ3 ・青のり 大さじ1 ・水 大さじ3 ・揚げ油 適量
(おまけ) ・ブロッコリー 4房ほど
【作り方】
① ボウルに薄力粉、青のり、水を入れて混ぜる。
② カニ風味スティックかまぼこを衣にくぐらせる。
③ 170〜180℃の油で揚げる。
④ 衣がきつね色になったら取り出し、油を切る。
⑤ 余った衣があれば、ブロッコリーにも付けて揚げる。
⑥ お皿に盛り付けて完成。
磯の香りとカニ風味の旨みが楽しめる、手軽でおいしい一品です。
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「たまには塩麹で」〜妻のひとさじがくれた晩酌の幸せ

夕方の台所に立ちながら、冷蔵庫を開ける。

そこには、妻が準備してくれている自家製の塩麹が入っていた。

麹と塩と水を混ぜて作る塩麹は、思っているほど手間がかかるものではない。それでも、気が付けばいつも妻が作ってくれていて、我が家の冷蔵庫には当たり前のように常備されている。

普段の私は、どちらかといえば孫や子どもたちが喜ぶ料理を作ることが多い。

唐揚げにフライドポテト、時には揚げ物たっぷりのボリューム満点メニュー。

みんなの「おいしい!」が聞きたくて、ついついそんな献立になってしまう。

でも最近は少し事情が変わってきた。

若い頃と同じように食べているつもりでも、年齢とともに体重は増えやすくなり、なかなか元には戻らない。

健康診断の数字も少し気になるお年頃だ。

そんな時に妻から、

「たまには塩麹を使った料理も食べたいな」

というリクエスト。

それなら今日は、揚げ物ではなく塩麹を使った鶏もも肉の照り焼きにしてみよう。

前日から塩麹に漬け込んだ鶏肉をフライパンで焼くと、皮はパリッと香ばしく、中は驚くほどやわらかい。

揚げていないのに十分な満足感があり、余分な油も少ない。

甘辛い照り焼きのタレを絡めれば、食欲をそそる香りが台所いっぱいに広がった。

食卓に並べると、妻がひと口食べて笑顔になる。

「これ、美味しいね。」

その一言に思わず顔がほころぶ。

塩麹の旨味のおかげで、お肉はしっとりジューシー。

揚げ物ほど重たくなく、それでいてしっかり食べ応えがある。

お酒のおつまみにも、ご飯のおかずにもぴったりだ。

若い頃のようにはいかなくなってきたけれど、だからこそ無理なく美味しく続けられる料理を作りたい。

家族の健康を考えながら、それでも「美味しい」を諦めない。

そんな食卓を囲めることが、今の私にとって何よりの幸せなのかもしれない。

妻が冷蔵庫に準備してくれていた塩麹のおかげで、いつもの鶏肉が少しだけ特別な一皿になった夜だった。

【材料】

・鶏もも肉・・・1枚・塩麹・・・大さじ1/2

<照り焼きのタレ>・砂糖・・・大さじ1・酒・・・大さじ2・みりん・・・大さじ1・醤油・・・大さじ1と1/2

・サラダ油・・・適量・レタスなどの付け合わせ・・・適量

【作り方】

① 鶏もも肉の余分な脂を取り除き、筋切りをする。

② 塩麹を全体に塗り込み、冷蔵庫で一晩寝かせる。

③ フライパンに油を熱し、皮目から中火で焼く。

④ 焼き色が付いたら裏返し、蓋をして弱火で中までじっくり火を通す。

⑤ キッチンペーパーで余分な脂を拭き取る。

⑥ 砂糖、酒、みりん、醤油を混ぜ合わせて加え、鶏肉に絡めながら煮詰める。

⑦ タレに照りが出て半量ほどになったら完成。

⑧ 食べやすく切り分け、野菜を添えた皿に盛り付ける。仕上げにタレをたっぷりかければ出来上がり。

パリッと香ばしい皮と、塩麹のおかげでふっくらジューシーな鶏肉を楽しめます。晩酌のお供にも、ご飯のおかずにもぴったりの一品です。
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こ〜ちゃんの彩りライスペーパー巻き

休日の昼下がり、台所の棚を整理していると、一袋のライスペーパーが目に留まった。
以前の料理で使った残りだが、一袋にたくさん入っているため、なかなか使い切ることができずにいたものだ。
「よし、今日はこれを全部使い切ろう。」
そう思ったこ〜ちゃんは、冷蔵庫から刺身用のサーモンとアボカドを取り出した。
参考にしたレシピにはレタスと書かれていたが、せっかくなら庭の恵みを使いたい。
庭へ出てみると、みずみずしいサラダ菜が元気よく育っている。
「これならレタスよりも柔らかくて美味しそうだな。」
さらに冷蔵庫をのぞくとスライスチーズがあった。
「少しだけ入れてみようか。」
そんな小さなひらめきが、今回の料理のアクセントになった。
水で戻したライスペーパーの上に、サーモン、アボカド、サラダ菜、そしてチーズを並べて巻いていく。
出来上がったライスペーパー巻きを見て、こ〜ちゃんは思わず笑顔になった。
半透明のライスペーパーから透けて見える色合いが実に美しい。
サーモンのやさしいピンク。
アボカドの淡い黄緑。
サラダ菜の鮮やかな緑。
そしてチーズのやわらかな黄色。
まるで春の花畑を包み込んだような彩りだった。
ところが、いざ食べ始めると予想外の出来事が待っていた。
ライスペーパーは見た目以上に繊細で、箸で持ち上げるたびに破れてしまう。
「おっとっと……」
気が付けば上品にかぶりつく予定だった生春巻きは、少しずつ具材が飛び出し、最後はまるでサラダを食べているような状態に。
「結局、バラバラにして食べるんかい。」
一人でツッコミを入れながら思わず笑ってしまった。
それでも味は抜群だった。
スイートチリソースをつければ甘辛くエスニックな味わい。
わさび醤油につければ、生サーモンの旨みが引き立ち、和風の美味しさが広がる。
どちらも甲乙つけがたい。
そして何より、長い間残っていたライスペーパーを六枚すべて使い切れたことが少しうれしかった。
料理は特別なものを作るだけではない。
冷蔵庫にある食材や庭で育った野菜を使い、小さな工夫を加えながら楽しむもの。
そんなことを改めて感じた、こ〜ちゃんの彩りライスペーパー巻きだった。
材料(6本分)
ライスペーパー 6枚
サーモン(刺身用) 150g
アボカド 2個
サラダ菜(庭で収穫したもの) 適量
スライスチーズ 1〜2枚
スイートチリソース 適量
わさび醤油 適量
作り方
① サーモンは食べやすい大きさに切る。アボカドは皮と種を取り除き、薄切りにする。スライスチーズは細長く切る。
② ライスペーパーをさっと水にくぐらせる。
③ ライスペーパーの上にサラダ菜、サーモン、アボカド、スライスチーズを彩りよく並べる。
④ 手前から具材を包み込むように、少しきつめに巻く。
⑤ 同様に6本作り、食べやすい大きさに切る。
⑥ スイートチリソースやわさび醤油を添えていただく。
※ライスペーパーは破れやすいので、やさしく扱うのがコツです。
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