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お得な情報やこんなことしてるよ〜などぜひ皆さんの節約術を教えてください

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写真 言葉 音楽 食べ物… いろいろなもので季節を感じられたらと思います。 感じる心は自由 どんな感じ方も自由 ゆるっと分かちあえたらいいですね。

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「マナーやルールを守りながらの、節度ある節約は美徳!」だと、私は思います!! 著しい物価上昇、経済的困窮等に多くの人が苦しみ困っている中、世界的に「謙虚さ」「細やかさ」「もったいない精神」等等に尊敬や感心をされている我らが日本で生活されているみなさん!! ぜひぜひ「様々な節約」「身近な節約」の方法・情報・実践・経験等等を共有しながら、 「『節約』により『生活』をより豊かにしていく!」ことにつながる交流をしてみませんか? 「良き節約はしあわせにつながる!」 という考えのもと、『節約生活の星』をつくらせていただきました!! マナーやルールを守れない心悪しき人以外は、どなたでも歓迎です! どうぞ、気軽に、 節約生活の星 にいらしてください〜!! きっと、ためになり、うれし楽しかったりもする、節約術・節約情報や、節約生活の投稿に出会えるはずです!! スーパーよろしくお願いします!! ☺️✨🤝✨☺️

季節を楽しみ食を愛す

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☄️流れる季節の中で穏やかに暮らせますよう 幸せを願う惑星🪐࿐✩.*˚ ☄️季節のフレームや吹き出しなども楽しみに 花・器・食・オシャレ・慣わし事・この季節に おすすめの聴きたい音楽🎶′-や観たい映画*✨️🫧🎬⃤࿐など ☄️日常の様々な季節に関することや気持ち… なんでも𝙤𝙠 ‪ꔛ‬♡‪ ☄️定期投稿され相互フォローの方のみ 🛸ྀི申請お待ちしておりますྀི🛸 (❁ᴗ͈ˬᴗ͈)

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お散歩中、お家の中…みんなが見つけた小さな季節の訪れをシェアして欲しいです!! その投稿を見る専の方も募集してます! 本当に小さな変化で大丈夫です◎ 例えば…… 「道でたんぽぽを見つけた👀」 「カフェの季節メニューが変わってた!」 「スーパーに○○が並び始めた。」 「うちのわんこが換毛期突入!🐶」 …などなど そんな些細なことで構いません。 出来れば写真も一緒に投稿していただけると、なお嬉しいです😌 隊員募集中です! 見る専の方ももちろん募集中👀 搭乗問題のヒント 5月のお花→藤の花を逆さにしたようなお花 秋が旬→つぶつぶのフルーツ♦️

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四季を感じる風景や食べ物を共有しながら、のんびり民様と楽しんで行きたいなぁと思っています。 好きな時に投稿して他の投稿をみて季節を感じて癒されてという優しい星にしたいなぁと思っています🌸🌴🍁❄️🍊🍉🍇🍰 投稿は必須ではないのでよろしくお願いします。 見るだけでも癒されてくれたらなぁと思っています

季節の星

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し ゃ も

し ゃ も

資格テキスト勉強、あと1章節だけ読んで終わろう。頑張れ!

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岬ロカ

岬ロカ

ミンネザング7章、節の長さがかなり長いのと短いのとあって公開話数の振り分けが難しい
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あきぽん

あきぽん

おはようございます☀
今日は、6:12 くらいに起きた。

起きてからは白湯飲んで
動画🎥を見ながらヨガ🧘‍♀️して
本読んでたら、7:45になってた
居間に降りて、部屋着に着替えて
朝ごはん🥐を食べたあと…
少し本を読みながら📕、ポイ活して
歯磨き🪥と顔洗って😃

さぁ!1日の始まりじゃい!!
今日は…
風呂掃除🛁、食器洗い🫧、料理🍳
さらにトイレ掃除🚽もしなきゃ💦
忙しい忙しいなんてね笑笑

今日こそ、小説をきちんと読みたいな!
1章節読み終わりたい!

今日も1日頑張るぞ〜❤️‍🔥
#発達障害#双極性障害
#日記#おはよう
日記の星日記の星
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桔梗色のきたじー

桔梗色のきたじー

#生きてる #生きている
『自苦之記』/Cp. 保「不安、胃酸に溶解」

晩食に、豚肉と茄子の炒めものをいただいた。母が、土産物として日本から焼肉のタレを予め故郷に送っておいたらしい。
食いたくてたまらない、この料理。
食事の前の祈りが終わると〔母の実家はキリスト教の家庭であるため、食事の前に必ず祈りを捧げるのだそうな〕、私はこの肉茄子にがっついた。
肉の脂、厚み、歯応え。しなやかな茄子はタレを吸収してその旨味をより濃いものにする。歯も舌も喜ぶその料理は、私に生の実感を齎す。強い実感。ただただ「快」である。この「快」に託つけて、普段はそこまで多くは食わないのだが、この夜に限って、私はがつがつ食った。行儀の悪い食べ方になっていなかっただろうか、と後になって思う。
しかし、がつがつ食ったお蔭か、私の胸の上で悪さする得体の知れないものが、胃へ流れてしまった。不安が、やっと、食事に負けた。
単純になるが、おいしかったから、この料理はまた食いたい。

次の章節は「部」とする。
ことばりうむの星ことばりうむの星
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桔梗色のきたじー

桔梗色のきたじー

(※閲覧注意)

#幻 #悪夢
『自苦之記』/Cp. 止「自失」

悪夢である。
まだ記憶に新しい光景。丁度、スリガオのあの海だった。ここからは、あの夜泊まったコテージが確認できない。
空は鼠色。そして、海の色も心なしかくすんでいる。
……ん? 海がくすんでいる?
嫌な予感がした。この海は、透き通るほどに綺麗だったはずである。何なら、浅いところでは、緑っぽい色だったのも記憶している。
瞬間、海が突然バタバタ暴れ出した!
驚きの余り、腰を抜かす。至極当然。この前は、この海で、従姉妹たちが泳いでいたのだ。その時に、「不穏」の「不」の字もなかったはずである。だのに、どうして今、こうして暴れているのか?
後退りながら暴れ海を見ると、少しずつ、海面が下がっていくのが分かった。――背筋が凍る。

ドーーーーーン!!!

そんな轟音と共に、海がどっと私に襲いかかる! 私は、ヤケになったかのように一目散に走って逃げた。
1分。振り向くと、海が私を追いかけている。
2分。振り向かずとも、海の暴れる音が嫌でも分かってしまう。
3分。まだ、追っ手。
4分。まだまだ、追っ手。
5分。
6分。
7分。
8分……。

結局いつまで走っていたか分からない状態で、夢から醒めた。
ところが、スマホを開いた途端、その通知に硬直する。

【9月4日、午前6時45分、マグニチュード5.3の地震が北スリガオ州ジェネラル・ルナ自治区を襲った。(※原文訳、時間はフィリピン標準時)】

まずい。これは、とんでもなくまずいことになった。



次の章節を「散」とする。
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桔梗色のきたじー

桔梗色のきたじー

#幻
『自苦之記』/Cp. 波「スリガオ」

車で、母の生家へ戻る長旅は、半々日以上かかるだろうか。
スリガオの、とある河に来た。この明るさの青を自然界で、尚且つ肉眼で見るのは、人生で何回あっただろうか。
河底は、白かった。
だから、この河に入って泳ぐまでは、違和感に気が付かなかったのである(念のため言っておくが、安全管理はしっかりしてあった)。
平泳ぎの最中、視界の端で一瞬だけ何かが光る。鈍い光だったが、私の目は何故かこの時に限って、この鈍光を認識できた。何だろうと思って見てみようとしたところ、光があったと思われる箇所は、有難いことに、浅瀬だった。
しかし、油断は禁物である。
仮にも、これは河川である。河川ということは、流れている。潮と同じである。だから、動き続けなければ、その場に留まり続けることができない。泳げて良かった!
さて、浅瀬を手で撫でるように探ると、何かが私の人差し指の先端をチクリと刺す。取ってみると、三日月のような形状の、白い破片があった。
……どこかで見た形。
私は、これを水着――として扱っている短パン――のポケットに仕舞う。
まさか本当にこの形の物体を見つけるとは思わない。何なら、夢を見た次の日だともつゆも思っていなかった。鎖はないが、彼にはこれが分かるはずだ。



ドアはどこだ。



次の章節を「仁」とする。
ことばりうむの星ことばりうむの星
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⚾️野球マスク👺̽̈

⚾️野球マスク👺̽̈

こんばんわ!
今日の夕方のカラオケルーム(日付跨いでしまったので昨日)来てくれた皆様、本当にありがとうございました!

今日はJOYSOUNDのルームに入ることになり、俺のオリジナル楽曲である「同じ空の下、同じ時間」をルームで2回歌ってみました!

そこで改めて強く思ったんです!
みんなが歌ったバージョンの「同じ空の下、同じ時間」を聞いてみたいと!
みんなだったらこの歌をどうゆう表現で歌うのかなぁ?とかどんな声色で歌ってくれるのかなぁ?とかどういったらしさを出してくれるのかなぁとか色々考えだすとワクワクが止まらないのです!

だからお願いです!
この「同じ空の下、同じ時間」を歌った音声や動画をグラで投稿してくださいm(._.)m
歌のうまさとか別にどうだっていいので、みなさんバージョンが聞きたいです!

またカラオケ(JOYSOUNDなら普通にデンモクで検索すれば出てきます)、アカペラ、弾き語り、サビだけ、一章節だけ、なんでも結構です!
投稿してくれる際は俺にメンションをつけてくれると嬉しいです!

マジで楽しみにしてるので協力してくれると嬉しいです!
ぜひ聞かせてください!よろしくお願いします!

原曲については下記、ストリーミングサービスだったり、音楽ダウンロードサービスで配信されてるのでぜひ何度も聞いて、理解を深めてくれるとありがたいです!

◾️ストリーミングサービス、音楽ダウロードサービス代表例

1. Apple Music
2.dヒッツ powered by レコチョク
3. LINE MUSIC
4. Spotify
5. Rakuten Music
6. Amazon Music Unlimited
7. YouTube Music
8. Prime Music
9. ニンテンドー3DS レコチョク
10.TikTok
11.Instagram
12.facebook
13.iTunes Store
14.レコチョク
15.music.jp STORE
16.mu-mo
17.Amazonデジタルミュージックストア
18.ドワンゴジェイピー
19.dミュージック powered by レコチョク
20.Music Store powered by レコチョク

#感謝
#お願い
#おなそらじかチャレンジ
ダサい☆の星ダサい☆の星
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桔梗色のきたじー

桔梗色のきたじー

#幻
『自苦之記』/Cp. 散「メモ」

その日、大急ぎで空港に向かった。飛行機は定刻に発つから、2時間前までであればいくら急いでも無駄足である。それなら2時間前きっかりに来た方が良い。……それは分かっていたのだが、やはり、私の身――あるいは身の上と言うべきか――におかしいことが起きているから、ただまずいと思って急いでしまった。
飛行機に乗ったら、緊張や不安が数ミリ湧き上がることが多いが、今回に至っては、意識がこの飛行機になかった。そのため、不安という不安や、ましてや緊迫もこの飛行機にはなかった。
帰りも、セブを経由する。
セブの海が綺麗なのは行きの際にもう実感しているのだが、このときばかりは、海を見たくない。私が浜辺を歩いていたせいで何かこの海に災難が降りかかるなんてことがあってほしくないのだ。「考えすぎだ!」と思われるだろうが、何が起きるか分からないので、考えすぎた方が良い気がするのである。
というのも、マクタン・セブ国際空港(MCIA)に着いたときに、体調がおかしかったからだ。
喉が痛い。何なら、鼻も詰まっている。まったく、どこから拾ってきたのか。母が万が一を考えて風邪薬を持ってきてくれて良かった。宿で、晩食を済ませてから、この医薬品を飲む。希望はまだある。
どこから拾ってきたか知らない風邪。それは、追っ手である何かの存在を暗示していそうな気がしてならない。
警戒はしつつ一夜を過ごす。
次に目が覚めたときには、ベッド横の小さなキャビネットの上に、誰が置いたか知らないメモがあった。日本語で、こうある。
「鍵穴はあの銅像の下」
銅像……ああ、あれか。あれの下に用意された扉があるのか。
決闘の時まで、一気に近付いた。

次の章節を「戦」とする。
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なお

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日常の小さな「よりどころ」と十戒の第一の言葉

こんにちは、石川尚寛です。
最近、スマホの充電が切れそうになると妙に落ち着かなくなる自分に気づきました。外出先でバッテリー残量が10%を切ると、なぜか心まで不安定になる。そんな時に「僕は何によりどころを置いているんだろう」と考えさせられました。便利さや安心を支えてくれるものに頼るのは自然なことだけれど、そこに心が縛られてしまうと、自分の中心が揺らぐような感覚があるんです。その思いから、出エジプト記の十戒の第一の言葉に心が向きました。

出エジプト記20章3節にはこうあります。
「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。」
ヘブライ語原文では「לֹא־יִהְיֶה לְךָ אֱלֹהִים אֲחֵרִים עַל־פָּנָי」(Lo yihyeh lekha elohim acherim al panay)。直訳すると「わたしの顔の前に、他の神々を持ってはならない」というニュアンスになります。「顔の前に」という表現が印象的で、まるで神と向き合う場に、別のものを持ち込んではならない、と語りかけているように感じました。

僕自身、この言葉を「信仰のルール」としてではなく、「心の中心をどこに置くか」という問いかけとして受け取っています。スマホや仕事や人間関係、どれも大切だけれど、それらが僕の心の最前列に座ってしまうと、すぐに揺らいでしまう。第一の戒めは、そんな揺らぎを静かに映し出してくれる鏡のように思えました。

この章節を読むと、自分の生活の中で「顔の前」に置いてしまっているものは何だろう、と自然に考えさせられます。僕にとっては安心や便利さだったり、時には評価や成果だったり。そうしたものを少し横に置いてみると、心が軽くなる瞬間がある。その余白の中で、僕は「神と共に生きる」という言葉の意味を少しずつ探しているのかもしれません。

これからも、モーセ五書を一つひとつ丁寧に読みながら、自分の生活に響く言葉を見つけていきたいと思います。気になった方は、ぜひAmazonで「創世記 マンガ 石川尚寛」と検索してみてください。無料で読めますし、続きもどんどん公開しています。

#モーセ五書マンガ
#出エジプト記から学ぶ
#無料で読める聖書
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なお

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🌟「自分のかたちに」ってどういうこと?神様が私たちに込めた願いを考えてみた

こんにちは、石川尚寛です。
最近、ふと空を見上げる時間が長くなりました。澄んだ青空とか、夕焼けに染まる雲とか、本当にきれいで心が洗われますよね。でも同時に、こんなに壮大で美しい世界の中にいる自分は、一体何のためにここにいるんだろう、って考えちゃう時があるんです。誰もが一度はそんな気持ちになるんじゃないかな。毎日の生活に追われていると、つい自分の存在価値とか、人生の目的とかを見失いがちになってしまう。
そんな時に、僕が心を寄せるのが聖書の言葉です。今回は、モーセ五書の中でも一番最初の創世記を開いてみました。
僕たちが、何のために、誰によって造られたのかを教えてくれる、とても大切な言葉です。
特に心に響いたのは、この章節です。

> 創世記 1章26節
> 「神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちに、われわれの似姿に造ろう。そして彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。」」
>
> 創世記 1章27節
> 「神は人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女に彼らを創造された。」
>
神様が、僕たち人間を「自分のかたち」に造られた、というんです。これって本当にすごいことですよね。

「かたち」と訳されているヘブライ語は「ツェレム」(צֶלֶם)という言葉です。これは、単なる「形」という意味だけでなく、「像」とか「似姿」という意味も持っています。現代の言葉で言うなら、肖像画とか、鋳型から作った像のようなイメージでしょうか。
つまり、僕たちは単なる生き物じゃなくて、**神様の「像」**として、この世界に置かれたっていうことなんです。

じゃあ、神様の「像」として造られた僕たちには、どんな願いが込められているんだろう。神様は、僕たちを通して何を表現したかったんだろう。
僕なりに考えてみたのは、神様が僕たち一人ひとりを、ご自身の愛や創造性、そしてこの世界に対する配慮といった、目に見えない神様の性質を映し出す鏡のような存在として造ってくださったんじゃないか、ということです。

僕たちは神様と同じ形を持っているわけではないけれど、神様と関係を持つことができる、愛し合うことができる、そして世界を美しく治めるという神様の役割を担うことができる。これが「ツェレム」に込められた、神様の大きな願いなんじゃないかなと感じました。
日常の中で、誰かに優しくなれた時、美しいものに感動した時、何か新しいものを生み出せた時、それは僕たちの内側にある**「ツェレム」が輝いている瞬間**なのかもしれません。
僕たちは誰かのコピーでもなく、無意味な存在でもありません。神様の願いと目的が深く刻み込まれた、唯一無二の存在です。

僕もこれからも、この言葉の意味を深く味わいながら、自分がこの世界にいる意味、神様が僕に込めてくださった願いは何だろうと、日々問いかけ続けていきたいと思っています。
一人でも多くの方が、この創世記の言葉を通して、ご自身の存在の尊さに気づき、神様との関係を意識するきっかけになれば嬉しいです。
気になった方は、ぜひAmazonで『創世記 マンガ 石川尚寛』と検索してみてください。無料で読めますし、続きもどんどん公開しています。

#モーセ五書マンガ
#創世記からはじめよう
#無料で読める聖書
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桔梗色のきたじー

桔梗色のきたじー

#幻
『自苦之記』/Cp. 討「私ではない」

泥だらけの、偽物と言えば良いのかすら分からぬ「私」が、そこに横たわっていた。
本物の私は、ここに立って、この横たわる泥被りを見下ろしているというのに。
泥被りは、突然、口を開いた。
「何故? こんなところ、見つかる訳がないはずなのに」
それはそうだ。当たり前だ。でも、私には助け手がいたから、ここに来られたのだ。
「まあ、良い……これで、手間が省けるかもしれないからな」
手間?
「何の?」
気付けば訊いていた。
「おのれ……おのれは、今さっき、隠し物を見たのだ。この星の。光らないのは、『隠して』あるからだ、分かるな?」
「隠し物? なんで……」
「隠し物は、見つかってはいけないから隠し物なのだ、そうだな? ――その隠し物は、あの現状もそうだが、一番は……」
言葉を切って、泥被りはポキポキと立ち上がる。そして、加えて言う。
「一番は、

おのれの未来だ」

「何を言って……?!」
恐怖の余り、声を張り上げる。大声を出しても、恐怖感なんて無限に湧くのに。
「おのれを幸せになどさせない。させる訳がない。今、おのれが見ている私は、直に成るおのれなのだ!」
「どういうことだ?!」
「おのれは、不幸に死ぬ。不幸に生きて、不幸に死ぬ。幸福など、おのれに持たせてたまるものか。『幸せになってやる』だあ? 滑稽この上ない。おのれの、自らへの憎悪が、私なのだ。私が生きていて、おのれが幸せになれるなどと、そんな甘い考えをしていたのか?」
泥被りは、高笑いする。
「幸せを持てば、私が来る。そして、奪う。おのれは、幸福で死ぬような人間ではないのだからな?」
「待て、じゃあ、⬛⬛⬛⬛が病に勝てなかったのって……?」
「あははははははは!!! よく気付いた! そうだ、私は、もうその時から居たのだ。全ては、おのれを不幸せのまま生きさせるため。天国など、行かせない。尤も、おのれが私に気付きさえしなければ、楽だったがな」
私の人生が、勝手に操られていたのか? この悪魔に?
私の人生は、私を私たらしめるために、私が創るものであるはずだ。それを、こんなものに捻り曲げられていたなんて憤慨する。
これが、私? ふざけているのか、この泥被りは!
「⬛⬛⬛⬛!」
「なっ、何……?」
「斧、持ってきて」
「! ……わ、分かった!」
彼は、さっきの斧を取りに行った〔この斧については、Cp. 戦「星の奥地」を参照されたい〕。
「おのれ、馬鹿なのか?」
泥被りは嘲笑う。
「そんなことをしても、未来が早まるだけだ!」
そう言った瞬間、泥被りが私に襲いかかってきた!
私は、怒りはしても、戦闘は苦手である。だから、躱すので精一杯。でも、ある瞬間に、亡友の彼がこう叫ぶ。
「投げるんだ!」
直後、泥被りの動きと、私の手の動きが上手く絡んだ。泥被りは私の肩を噛もうと大きく口を開けたが、何年振りか知らない大外刈で阻止した。無論、大外刈は、勢いがありすぎると危険だ。下手したら、投げた相手が頭を打ってしまう。
現に、泥被りは、これで頭を打った。投げた瞬間に私が手を放したから。
この泥被り、受け身が取れないんだな……私は、ここまでで半分助かった。
そして斧が到着……しなかった。それは、見るに、ただの木の棒。
「刃がまるっきり消えていたんだ! きっとこいつがやったんだ!」
この野郎、往生際が悪い……。私を不幸にして何になるのか?
「いや、刃はなくて良い」
「はあ!? 気は確かなの!?」
「確かじゃないけど確かだよ」
その後、彼は何か言っていたが、聞いていなかった。
泥被りの胸板を踏む。そして、その鼻すれすれに、棍棒もどきの先端。
私は、この棒を両手に持って、怒りの限りに顔に振り下ろした。何度も。酷い音が森に谺したかもしれない。
そうしているうちに、私は、叫んでいた。
「お前は、私じゃない!」
そうだ、これは、私ではない。この泥被りは、決して私ではないのだ。私ではない。私と認めない。私であると認めたくない。誰が何と言おうと、これは私でない。これに、私はならない。なりたくない。なってたまるか。
「お前は私じゃない!」
そう、何度も叫んだ。
が、これで決着は当然つかなかった。泥被りが、立ち上がってしまった。そして、息を荒げて、逃げてしまった。
無論、これを私は追いかける。
「おい! 襲いかかってきておいて逃げるんじゃない!」
私は、いつしか泥被りに追い付き、泥被りの頂を打ち続けていた。泥被りは、打ち続けるうちに、走りが遅くなり、仕舞いには、膝をついた。それでも、私は怒りの限りに打ち続ける。
私は、恐怖と憤怒でぐちゃぐちゃだった。顔が変に歪んでいたかもしれない。申し訳ない、許してほしい、⬛⬛⬛⬛。今のこの顔だけは、君に見られたくないよ。
泥被りが先程のようにうつ伏せになって倒れた頃合いには、私は打つのをやめていた。棒は、適当に投げ捨てる。
「く……………そっ……………」
微かにそんな声が聞こえる。直後、泥被りの体が融解し始めた。
「こんな………はずで……は…………なかっ……た……」
勝った……。本当に、勝った……。



と、思っていたのだが。
「あは……は……ははあ……あははははははは!!!」
泥被りが高笑いする。生きている!?
「これで終わりと思うな!」
土壌へ融けながら泥被りは言う。
「私が負けても、おのれを息ができないようにすることはできる! 進んでいることだからな!」

……。



次の章節を「決」とする。
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桔梗色のきたじー

桔梗色のきたじー

#幻
『自苦之記』/Cp. 戦「星の奥地」

例の銅像の足元に、本当に扉があった。扉には、銅像の後ろにある建造物に彫られた文言と同じく……
 "GLORIAS"
とある。スペイン語で「栄光」。そうだ、私は、今から、この扉を開けて、「栄光」を掴みに行くのだ。これまでの不幸に決着をつける。そして、新たに幸せを得る。幸せになる。幸せになってみせる。
幸せになれ、私よ。幸せになってやれ、私よ。
三日月形になるまで大欠けした白い貝殻――即ち、「鍵」を2つ、ドアノブ横にあるコンセントのような穴に挿し込む。すると、鍵はゆっくり鍵穴に吸い込まれ、「ガチャッ」という音が鳴る。ドアノブの回りは軽かった。
見ると、森林にいる。が、地面も木々も眩しい。渋谷や秋葉原とは比べ物にならない。白すぎる。眩しすぎる。
ふと、声がする。
「眩しいってことを先に言っておくんだったね……申し訳ない」
ああ、彼だ。私の一番聞きたい声だ。直後、瞼に何かをかざされる感触を覚える。
「さあ、目を開けてご覧」
そう言われて目を開けると、眩しさはそのままだが、目が痛くない。光が、比較的大人しくなった気がする。
「目は平気?」
「平気になった」
「よし! じゃあ、君は準備は万端だよ」
「本当かな……手ぶらだけど」
「手ぶらの方が良いよ、これに於いては」
さあ、ついてきて、と彼は手招きした。
暫く、私たちは歩いた。
見つけたのは、おんぼろな小屋である。板材で四方を覆ってあって、窓はない。屋根は斜め。トタンではなく、これも板材。広さは4畳前後だろうか。
この小屋は、光っていない。むしろ、小屋自体がこっぴどく汚れていて、「光」の「ひ」もない。蝿も沢山飛んでいる。
「この中にいるよ」
彼は言った。
「君がこれから決着をつける相手が、ここにね」
「こんな汚れた場所に……?」
「汚れ覚悟で行くしかない」
「……そうだね」
意を決して小屋のドアを開けようと思ったら、見つけてしまった。
南京錠。
「あちゃー……これの鍵も見つけておくんだったね。そうすれば、一刻も早く決着がついたのに」
「……いや、鍵じゃなくても良いかもしれない」
困惑する彼をよそに、私は小屋の裏へ回る。ここに、なんと斧がある。実は、小屋に着いたときに、しれっと見えていたのだ。
斧を持って戻ると、おお……と後退りする彼。
「危ないよ……?」
「大丈夫」
「え、それで開けるつもり?」
「そうだよ?」
「良いのかな、そんなことして……」
「いや、問答無用。鍵盗みに行く暇なんてないし」
そして、私は豪快に鍵を破壊した。扉も、ほんの少しではあるが、一部壊れた。その壊れた箇所から、蝿が出てくる。
「行こうか、⬛⬛⬛⬛」
「うん、行こう」
扉の取っ手に手をかけて、ばっと開けた。
中は、血腥い臭いに満ちていた。蝿が無数に飛んでいる。もうこの時点で吐きそうである。
「大丈夫?」
「大丈夫かもしれないし大丈夫じゃないかもしれない」
「だよね~……」
鼻を摘まんだまま彼は返事する。鼻声みたくなっているが、何を言っているかはギリギリ分かる。
「電気あるよ、ここに」
彼が何かをシャラシャラ鳴らしながら言った。
「点けて」
直後、周りの光景が鮮明になる。すると、そこにあったのは……

  死屍累々だった。

私はとうとう耐えきれず、外に逃げて……吐いてしまった。
体が落ち着いてから、もう一度中に入る。光景は変わらない。
「大丈夫?」
「なんとか……」
私を気にかけてくれる彼。彼もきっと耐え兼ねるかもしれなかったのに。
屍は、複数あって、一部、知った顔(?)もあった。全身泥だらけで、蝿がひどく集っている。近くには、工具を引っ提げる場所、その下に小さなデスクがある。デスクの上には、写真が置かれていたが、そこで、見てしまう。
私の顔を。
大きな、太線の罰を付けられた、私を。
その横に、女性の写真があったが、そちらは、顔を大きなハートで囲んであった。……ここは、偏愛者の小屋と言うべきか。
こんな場所、知りたくもなかった。だが、決着のためだ、致し方ない。
が、思えば、ここで格闘なんておかしな話である。偏愛者と格闘して何になるというのか。それは物理的に私が生存しようとしているだけである。今までの全ての不幸に対する決着ではない。
そんなことを考えていたとき、彼は突然こう言い出す。
「ね、ねえ……

死体が一つ消えていないかい?」



……は?
私は慌てて周りを見渡す。確かに、扉近くの死体が消えている。虫に覆われていてよく見えていなかったが、ものの数分で消えるのはおかしい。
「外に出たら何かあるかな……?」
私が提案すると、彼は一瞬引き攣った顔をして、こう言う。
「覚悟決めてから出た方が良いよ?」
「そうかもね……」
深呼吸はしない。できないから。できない理由は、察していただきたい。
意を決してドアを開ける。すると、先程「消えた」と言っていた死体があった。虫の数は少ないが、血腥さは変わらずである。
死体に近付いてみる。すると、もっと恐ろしいことに気付く。
指が、微かに動いている。
顔から血の気がさーっと引いていくのが分かる。死体と思っていたこれは、信じたくないが、生きていたのだ。
直後、その首から嫌な音が鳴って、顔がこちらに向いた。
その顔は、恐ろしかった。



私だった。



次の章節を「討」とする。
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し ゃ も
美味しいものと誰かとのやりとり、日々の 心の声の投稿多め。 スキップするように逞しく生きようね
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この度、【公式】要注意人物と【公式】自称、出会い厨を拝命致しました! 楽しくやりたいです!よろしくお願いします♪ フォローはご自由に! ただフォロバは俺のルームに5回以上来てくれた方からさせていただきます!ご理解ください。よろしくお願いしますm(__)m
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なお
石川県金沢市在住、旧約聖書を漫画化する作家です。身長182cm、来年還暦を迎えます。 焚き火と酒をこよなく愛し、キャンプコミュニティを主宰。手料理をふるまい、人生の物語を共に語り合えるパートナーを心から探しています。
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桔梗色のきたじー
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あきぽん
発達障害と双極性障害・睡眠障害で 今、機織りを頑張ってます! 将来はできれば機織りで少しでも 稼ぎたいです! あと、小説をちょこちょこ読んでます! 日常の出来事など投稿したいと 思ってますのでよろしくお願いします!
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