
クロ
趣味はピアノ、合気道系の武術、聖書研究、料理
好きなもの
・映画: タルコフスキー、パラジャーノフ、ブレッソン
・音楽: バッハ、ドビュッシー、スカルラッティ、ライヒ、メシアン、武満徹、イーノ、坂本龍一、デヴィッド・シルヴィアン
・読書: シモーヌ・ヴェイユ、パスカル・キニャール、石牟礼道子、志村ふくみ、宮沢賢治、カリール・ジブラン、ベルクソン
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料理
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医療・福祉
話を聞くのが好き

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チェンバロ文化では、装飾やアゴーギクが音楽の中心として時間を形作るが、ピアノでは音量表現が中心になるため、自然と異なるアプローチになりやすいのだと思う。
ただ、自分としては、「インテンポ主体で所々にrit.やaccel.を添える」という枠では捉えきれない「時間そのものの美しさ」に惹かれてしまう。そこにこそ、バロック独特の魅力と深い美しさがあるように感じている。

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最近、うどんを打つのが楽しい。まな板と普通の包丁と30センチ位の麺棒があればいい。2食分から打てる、その手軽さがいい。

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れいわは積極財政の騎手として長谷川氏のような候補を立てる選択肢もあったろう。
それでも伊勢崎氏を選んだのは、彼の「停戦請負人」としての経歴に対する評価、そして「避戦」こそが最大の国益であるという信念への共感があったからだろう。
何より、今の国会には「避戦」という政治技術において成熟した人間が皆無に等しい現実への危機感、そして今回、参政党が可視化したような幼稚な「戦争ごっこ」に国民や自衛隊員の生命を巻き込ませないという決意があったのだろう。

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僕は孤独だった。ひとりでいる時も、大切な人と居る時も、仕事をしている時も。僕を支配していたのは恐怖、失うことの恐怖だった。だから僕は僕を表現できずにいた。でも今、僕は僕が望む世界を語り始めた。ただ恐怖に慄いて、声も出せず、不平不満をためていた、愚痴ばかり言っていた自分とは違う。これを口にするために僕は生まれたのだ、という動機にやっとたどり着いた。
海、一面にひろがる。遠く青空に鳥が羽ばたき、僕の視線を右から左へかすめる。自由。受容。僕はこの世界に受け入れられている。はじまりから僕は受け入れられていた。今なら分かる。

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では自分の生は自分ひとりが満足すれば充足するのか?僕は極めて難しいと思っている。
ひとはあらゆる点において物理的にも精神的にも外部と相互作用している。
存在のありかたにおいて、自己とは他者や環境との相互作用の中から生じる像のようなものではないか?
そうなら、自分の生を良く生ききることを、外部と独立したものと切り分けて考えることはできない。
春の桜に満たされた自分は桜と無縁ではなかった。
おいしい食事に満たされた時、供された命と無縁ではなかった。
巨万の富を得て、その欲望充足ために自分以外のすべての人が死に絶えたとしたら、自分は幸せか?
知恵は自分だけの創造物か?たとえば科学は過去の遺産を引き継いで、その上に自分の成果を積み上げてゆくものではないか?
他者の幸せと自分の幸せは否応なく地続きであると思う。

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そこは地場の旬をゆっくり味わえる静かな食堂。手間を惜しまず作られた料理がきれいに並ぶ。古民家を改築した温かみのある静かな空間。窓からは開けた農村の四季の風景が見える。
そこで僕らはひととき過ごす。
食事を終え、お金を払い、帰路につく。
何度となく通ったから、車の中では「ごちそうさま」とだけ。
ただ、口にはしないけど、何かがざわめく。
この時間は何だったのか?
僕らはいっときの心地よさに満たされた。
それは穏やかな時間だった。
でも、なおにじみ出るこの居心地の悪さは何だ?
僕らは
食料を摂取したのか?
もてなしや空気になごんだのか?
会話を楽しんだのか?
たぶん全部そうだ。
でも、何かを置き去りにしなかったか?
僕らはその場で、ほんとうに「生きていた」のか?
団らんにケチをつけたいわけじゃない。
ただ、心が、帰路、ざわめく、いつも。
これで、よかったのか。──と。

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浮かんだ光景がある。
僕らは一年生の春から
“答えはひとつ”と教えられてきた。
問いを抱く力も、多様な考えも、
騒がしいものとして退けられた。
考えるよりも従うことが心地良かった。
今年も、羊の群れが学校から出荷されてゆく。
貧しい。若者であるほどに。
返しきれない学費、終わらない労働、
重たい家族、貯金は空っぽ。
2000万円から4000万円へ。
老後の数字が更新される。
将来を考えることは災厄だ。
いまはよそう。
夜。
ごはん。風呂。家事。育児。
テレビ。お笑いとスポーツ。
──そして寝る。
家庭はいさかいと沈黙で満ちている。
休まる場所はない。
届いた選挙の案内は封を切らずにゴミ箱。
ある日、テレビで、
柔らかい声の、身なりのいいおじいさんが
政治をやさしく、わかりやすく語る。
──そうか。分かった気がする。
──今日も悪くはなかった。
──また見よう。

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