共感で繋がるSNS
クロ

クロ

趣味はピアノ、合気道系の武術、聖書研究、料理 好きなもの ・映画: タルコフスキー、パラジャーノフ、ブレッソン ・音楽: バッハ、ドビュッシー、スカルラッティ、ライヒ、メシアン、武満徹、イーノ、坂本龍一、デヴィッド・シルヴィアン ・読書: シモーヌ・ヴェイユ、パスカル・キニャール、石牟礼道子、志村ふくみ、宮沢賢治、カリール・ジブラン、ベルクソン
映画
料理
読書
アート
音楽
医療・福祉
話を聞くのが好き
クロ

クロ

ピアノ作品としての半音階的幻想曲(BWV903)には素晴らしい演奏が多いが、バロック特有の「時間の自由」や「装飾が生む重心」を感じられる演奏は、実際にはとても少ない気がする。

チェンバロ文化では、装飾やアゴーギクが音楽の中心として時間を形作るが、ピアノでは音量表現が中心になるため、自然と異なるアプローチになりやすいのだと思う。

ただ、自分としては、「インテンポ主体で所々にrit.やaccel.を添える」という枠では捉えきれない「時間そのものの美しさ」に惹かれてしまう。そこにこそ、バロック独特の魅力と深い美しさがあるように感じている。
GRAVITY
GRAVITY51
クロ

クロ

建築家であるクリストファー・アレクザンダーは「形の合成に関するノート」の中で「設計とは、絶え間ないミスフィットの排除である」と述べている。僕はプログラマーとして生きているが、その言葉は創作活動における呪文のように根付いており、システムの健やかさや歪みの有無をチェックするときに絶えず発動する。
GRAVITY
GRAVITY22
クロ

クロ

グールドのトルコ行進曲が大好きだ。勢いに任せず、がならず。静かなステップの中に慎ましい情熱を潜ませる。軽やかな笑いを湛えて。元気が出る。
GRAVITY
GRAVITY11
クロ

クロ

社会福祉は人間が生み出した数少ない叡智のひとつであり、動物化を止める安全装置だと思っている。
GRAVITY2
GRAVITY38
クロ

クロ


最近、うどんを打つのが楽しい。まな板と普通の包丁と30センチ位の麺棒があればいい。2食分から打てる、その手軽さがいい。
GRAVITY
GRAVITY17
クロ

クロ

人それぞれに色んな壁がある。それは、「絶対にこんなの超えられない」って常識になって、僕らを縛る制約。そして、諦める限りその壁は何度も自分の前に立ちはだかって風景を閉ざす。でも、自分ひとりでは超えられなかった壁を、誰かへの強い思いに後押しされて、ふと超えてしまう時がある。些細だけど、そういう瞬間だった。
GRAVITY
GRAVITY31
クロ

クロ

性風俗とギャンブルとテレビは、為政者が是が非でも懐柔したい産業。だから決してなくならない。そしてその下で数え切れない人々が血を流す。
GRAVITY
GRAVITY21
クロ

クロ

ゆたぽんは「既成の教育」から解放されたようだが、歴史の記憶から断絶してしまった。人間の成長には痛みを伴う対話が必要不可欠なのだと思う。
GRAVITY
GRAVITY16
クロ

クロ

僕らの社会を支える仕組みをかたち作るのもまた、ひとりひとりの人間だったはずだ。それがいつしか、承認する人間が複数になるにつれ、負う重さを空気のように感じはじめる。僕らを貫く罠だ。自律をはじめた仕組みが、あるとき無垢なひとりの子どもを殺害する。それを目撃してもなお、聴衆は口をつぐんでいる。
GRAVITY
GRAVITY36
クロ

クロ

れいわが参議院選で特定枠に伊勢崎賢治氏を据えたのは、それほどに日本が戦争当事国になることへの危機を察知していたからだ。

れいわは積極財政の騎手として長谷川氏のような候補を立てる選択肢もあったろう。
それでも伊勢崎氏を選んだのは、彼の「停戦請負人」としての経歴に対する評価、そして「避戦」こそが最大の国益であるという信念への共感があったからだろう。

何より、今の国会には「避戦」という政治技術において成熟した人間が皆無に等しい現実への危機感、そして今回、参政党が可視化したような幼稚な「戦争ごっこ」に国民や自衛隊員の生命を巻き込ませないという決意があったのだろう。
GRAVITY8
GRAVITY154
クロ

クロ

結果的に参議院の改憲勢力が3分の2を超えた。これが私にとっては一番の暗いニュースである。参政党議員の数は増えたが、彼らは烏合の衆であり、政局をリードする力は乏しいと感じている。
GRAVITY
GRAVITY211
クロ

クロ

参院選、参政党という異物によって論点を消費税からずらされてしまった感がある。これはれいわにとって逆風だろう。私は真の論点は改憲だと思うが、その声はほとんどかき消された。せめてこの混乱のあと、参政党が醸す幼稚なファシズムが、改憲への忌避感へと繋がることを願う
GRAVITY38
GRAVITY104
クロ

クロ

縁が解けてしまった今も軽くてちょっと特別なやりとりは僕にとっての宝物だ。こんなふうに通じ合うためにこそ人は生きているんじゃないかとさえ思う。生を意味づけてくれる。たとえいつか僕らの関係が終わりを迎えるとしても、確かにここに僕らは存在したのだと。
GRAVITY
GRAVITY43
クロ

クロ

恋の始まりには熱狂と饒舌があるけれど、今の場所はそれとはほど遠く、そして静かだ。交わす言葉は、激しさや享楽よりも、そっと火を灯すようなものを選ぶようになった。ただ短く慎ましいのではなく、思いの核をそっとひそませるような言葉選びへと。
GRAVITY
GRAVITY17
クロ

クロ

赦す人、赦される人、その関係は一見、偶発的に生じる。それは互いに受け止められる経験を通してしか認識できない。だから受け入れられた方は、その一方的な関係を不均衡だと戸惑う。そういう出来事を生み出す何かを縁とか導きというのかもしれない。
GRAVITY
GRAVITY111
クロ

クロ

赦しとは何か?それなら消去法で少しわかる。僕を赦してくれた人は、多分そのことを何も意識していない。ただありのまま僕を受容してくれた。そして、その人自身も傷をかかえていまだ彷徨っている。
GRAVITY
GRAVITY124
クロ

クロ

罪悪感から僕を救ったのは、広い意味での愛、否応なく愛され、おずおずと愛し、そして対話を通して開かれる、という経験だった。僕はまず許された。それが贖罪の始まりで、なんら僕自身の力に依らない。そして、それに応じるように僕も愛した。だけど僕の愛はまだ途上で、僕自身の罪を回収しきれていない。それでも赦されたから、僕自身もいつか赦すのかもしれない。今は、燃料タンクに穴が空いたまま空を飛んでいる感じ。
GRAVITY
GRAVITY48
クロ

クロ

僕は子供の時、猫が道路で跳ねられて死んでいるのを見つけた。夏の盛りで、やがて猫の体を蝿の群れがたかり、蛆がわき、臓腑を揺らし、血と肉が溢れた。そのそばを沢山の人が眉をひそめて通り過ぎた。避けられなかった車はその猫の亡骸を何度と無く踏みつけ、やがて、薄皮一枚のように平たく道路に延ばした。車を発明し、大量生産し、道路や町並みを作ったのは僕らだ。猫をこの世界から締め出したのは僕らだ。僕は僕を含むすべての人間に吐き気をもよおした。僕らは皆、薄汚れていると感じた。それが原罪というものを直感した最初だったかもしれない。それを、僕も負う罪として引き受ける以外の選択を僕は知らない。
GRAVITY
GRAVITY24
クロ

クロ

時間の流れは螺旋のようなもの。円環のように閉じていない。四季の巡りのように戻ってきたようで、ずれを孕むもの。直線上の目盛りのように計測可能な時間は幻想だと思う。川の流れのように、あるところでは淀み、あるところではうねり、絡み、ほどかれる。僕らを流れる時間はそれぞれにそんな複雑な動きをしていると感じる。
GRAVITY
GRAVITY11
クロ

クロ

不思議だ。今僕はとても満ち足りている。何かに向かって生きている、と実感している。まだ何も実現していないのに。

僕は孤独だった。ひとりでいる時も、大切な人と居る時も、仕事をしている時も。僕を支配していたのは恐怖、失うことの恐怖だった。だから僕は僕を表現できずにいた。でも今、僕は僕が望む世界を語り始めた。ただ恐怖に慄いて、声も出せず、不平不満をためていた、愚痴ばかり言っていた自分とは違う。これを口にするために僕は生まれたのだ、という動機にやっとたどり着いた。

海、一面にひろがる。遠く青空に鳥が羽ばたき、僕の視線を右から左へかすめる。自由。受容。僕はこの世界に受け入れられている。はじまりから僕は受け入れられていた。今なら分かる。
GRAVITY
GRAVITY6
クロ

クロ

僕にとって真理とはひとが生きる上での礎のようなもの、生命の充溢と躍動と死を方向づける法則のようなもの。そのうえで、種が発芽し、芽ぶき、葉を広げ、幹をのばし、年輪を重ね、大樹となり、花を咲かせ、やがて枯れ、朽ちる。
GRAVITY
GRAVITY15
クロ

クロ

慰め。僕は、真に自分の生に殉ずるなら、道半ばで立ち枯れるとしても悔いはない。でもその時もし、信頼する人が側に居てくれたならそれは大きな慰めだ。だから僕もまた良く生きようとしてなお傷つき今死を迎えようとする誰かと共に居たいと思う。生とは痛みをともなう苛烈なものだからこそ、慰めは無意味でないと思う。
GRAVITY
GRAVITY9
クロ

クロ

真の意味での彼の生、とは彼が否応なく曝される葛藤の中から、彼が見出し意味づけるものだ。僕は彼と同じ地平で対話はできるかもしれないが、せいぜいそこまでだ。彼が挫けたら共に泣く。彼が見出したら共に祝う。それくらいだ。彼の背負う業、縁、彼の試行錯誤、彼にしかできない選択。それらがあるからこそ彼の存在が唯一無二の輝きを湛えるのだと思う。
GRAVITY
GRAVITY6
クロ

クロ

良く生ききることは、自己充足が必要条件。自分が自分を許すまたは肯定することなくして良く生ききることはできない。
では自分の生は自分ひとりが満足すれば充足するのか?僕は極めて難しいと思っている。
ひとはあらゆる点において物理的にも精神的にも外部と相互作用している。
存在のありかたにおいて、自己とは他者や環境との相互作用の中から生じる像のようなものではないか?
そうなら、自分の生を良く生ききることを、外部と独立したものと切り分けて考えることはできない。
春の桜に満たされた自分は桜と無縁ではなかった。
おいしい食事に満たされた時、供された命と無縁ではなかった。
巨万の富を得て、その欲望充足ために自分以外のすべての人が死に絶えたとしたら、自分は幸せか?
知恵は自分だけの創造物か?たとえば科学は過去の遺産を引き継いで、その上に自分の成果を積み上げてゆくものではないか?
他者の幸せと自分の幸せは否応なく地続きであると思う。
GRAVITY
GRAVITY4
クロ

クロ

直感では、収容所のような極限下でも究極的には人は孤立無援ではない。隣人との対話すらままならないほどの孤独においても、ひとは自己を他者として対話の相手にしうる。それが無ければひとは自滅するだろう。その自己との対話すらままならず自己すら消失するとき、尚残る陰のようなもの、それが自分の中に絶対的に居る。神と呼ぶのかはわからない。僕らを生へ駆り立ててやまないものは、僕らに寄り添いつつ、それでも尚「生きろ」と突き動かす。
GRAVITY
GRAVITY3
クロ

クロ

人はいつも危うい自由と隣り合わせで、恐怖に感染すれば収容所の看守になりうるし、たとえ救われない囚人であっても自己にたちかえるとき、何かしらの大きな存在と繋がることもできる
GRAVITY
GRAVITY14
クロ

クロ

愛とは、優しさと悲しみが、無限の彼方で交わるところ
GRAVITY
GRAVITY10
クロ

クロ

家族と食事に行く。

そこは地場の旬をゆっくり味わえる静かな食堂。手間を惜しまず作られた料理がきれいに並ぶ。古民家を改築した温かみのある静かな空間。窓からは開けた農村の四季の風景が見える。

そこで僕らはひととき過ごす。
食事を終え、お金を払い、帰路につく。
何度となく通ったから、車の中では「ごちそうさま」とだけ。

ただ、口にはしないけど、何かがざわめく。

この時間は何だったのか?
僕らはいっときの心地よさに満たされた。
それは穏やかな時間だった。
でも、なおにじみ出るこの居心地の悪さは何だ?

僕らは
食料を摂取したのか?
もてなしや空気になごんだのか?
会話を楽しんだのか?
たぶん全部そうだ。
でも、何かを置き去りにしなかったか?

僕らはその場で、ほんとうに「生きていた」のか?

団らんにケチをつけたいわけじゃない。
ただ、心が、帰路、ざわめく、いつも。
これで、よかったのか。──と。
GRAVITY
GRAVITY9
クロ

クロ

今の危機に対して僕らに残された希望はあるか?結局変わるべきは僕らだという結論に帰ってくる。僕らの愛のあり方が問われている。僕は国体は補助線だと思う。そこに住む人々の日々の生活こそが価値の中心だと思う。
GRAVITY
GRAVITY65
クロ

クロ

『池上彰』

浮かんだ光景がある。

僕らは一年生の春から
“答えはひとつ”と教えられてきた。
問いを抱く力も、多様な考えも、
騒がしいものとして退けられた。
考えるよりも従うことが心地良かった。

今年も、羊の群れが学校から出荷されてゆく。

貧しい。若者であるほどに。
返しきれない学費、終わらない労働、
重たい家族、貯金は空っぽ。

2000万円から4000万円へ。
老後の数字が更新される。
将来を考えることは災厄だ。
いまはよそう。

夜。
ごはん。風呂。家事。育児。
テレビ。お笑いとスポーツ。
──そして寝る。

家庭はいさかいと沈黙で満ちている。
休まる場所はない。
届いた選挙の案内は封を切らずにゴミ箱。

ある日、テレビで、
柔らかい声の、身なりのいいおじいさんが
政治をやさしく、わかりやすく語る。

──そうか。分かった気がする。
──今日も悪くはなかった。
──また見よう。
GRAVITY
GRAVITY22
クロ

クロ

斎藤知事の件を見ていると、カフカの『城』を現実に目の当たりにしている感覚に襲われる。発言は徹底して空虚、責任を問えば延々とのらくらかわされる、人間の尊厳が軽んじられる。こういった空間に浸ることで、だんだん批判の対象が見えなくなってゆく感覚。柔らかい恐怖政治のはじまりを感じる
GRAVITY
GRAVITY16
クロ

クロ

最近は炊事をしていると、身を切るような水の冷たさを感じることが少なくなった。そろそろ冬も終わりか。次の冬が待ち遠しくなる
GRAVITY
GRAVITY57
クロ

クロ

子供の頃に見た映画で、今でも心に残っている作品はある?子供の頃に見た映画で、今でも心に残っている作品はある?
残念だけど見当たりません。僕の映画道楽は就職して間もない頃たまたま観た、アンドレイ・タルコフスキーの「鏡」が出発点です。
GRAVITY
GRAVITY110
クロ

クロ

人に言えない秘密ある?人に言えない秘密ある?
ありすぎてボロが出ないかと日々ハラハラしています
GRAVITY
GRAVITY54
クロ

クロ

夜更かししてしまう時の理由は?夜更かししてしまう時の理由は?
夜更かしが好き。足がむずむずする症候群にかかっていて寝付けない
GRAVITY
GRAVITY17
クロ

クロ

大切なもの、大切にしたいものはありますか?大切なもの、大切にしたいものはありますか?
他者との信頼関係
GRAVITY
GRAVITY12
クロ

クロ

晩ごはんでよく作る定番メニューは?晩ごはんでよく作る定番メニューは?
納豆入りのお好み焼き。ふわふわ感が増し、納豆の臭みはほぼなくなります。
GRAVITY
GRAVITY5
クロ

クロ

休日の理想的な過ごし方は?休日の理想的な過ごし方は?
人付き合いと引きこもりとを半々両立させる
GRAVITY
GRAVITY4
クロ

クロ

旅行で最も印象に残った体験は?旅行で最も印象に残った体験は?
学生時代、福岡から札幌まで、原付バイクでおよそ10日間かけてツーリングしたこと
GRAVITY2
GRAVITY13
クロ

クロ

料理することは好き?得意な料理はある?料理することは好き?得意な料理はある?
好きです。食材の下ごしらえしていると心が落ち着きます。そば打ち、魚の干物作り、発酵玄米作り、ぬか漬けの手入れとか楽しいです。味噌作りもしてみたい。好きな料理はペペロンチーノ、激辛麻婆豆腐、納豆入りお好み焼き、鶏もも肉の生姜焼きなど。平日は雑穀米、具だくさんの季節の味噌汁、青魚の干物、ぬか漬け、ひじきの佃煮、きんぴらごぼう、などでローテーションします。
GRAVITY
GRAVITY6
クロ

クロ

朝、目覚めたら泣いていた。夢にうなされたのだ。夢の中で僕は、日常で尊敬するある人を裏切り、その人に軽蔑されていた。その人は、こいつはどうしようもない奴だと呆れ果て、冷たい眼差しで僕を見ていた。僕は自分が何を裏切ったのかわからない。その理由を夢の中で、問うているのだけどどうしてもその理由が掴めない。埒があかずどんどん苦しくなる。そんな夢だった
GRAVITY
GRAVITY2