直感では、収容所のような極限下でも究極的には人は孤立無援ではない。隣人との対話すらままならないほどの孤独においても、ひとは自己を他者として対話の相手にしうる。それが無ければひとは自滅するだろう。その自己との対話すらままならず自己すら消失するとき、尚残る陰のようなもの、それが自分の中に絶対的に居る。神と呼ぶのかはわからない。僕らを生へ駆り立ててやまないものは、僕らに寄り添いつつ、それでも尚「生きろ」と突き動かす。
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直感では、収容所のような極限下でも究極的には人は孤立無援ではない。隣人との対話すらままならないほどの孤独においても、ひとは自己を他者として対話の相手にしうる。それが無ければひとは自滅するだろう。その自己との対話すらままならず自己すら消失するとき、尚残る陰のようなもの、それが自分の中に絶対的に居る。神と呼ぶのかはわからない。僕らを生へ駆り立ててやまないものは、僕らに寄り添いつつ、それでも尚「生きろ」と突き動かす。