慰め。僕は、真に自分の生に殉ずるなら、道半ばで立ち枯れるとしても悔いはない。でもその時もし、信頼する人が側に居てくれたならそれは大きな慰めだ。だから僕もまた良く生きようとしてなお傷つき今死を迎えようとする誰かと共に居たいと思う。生とは痛みをともなう苛烈なものだからこそ、慰めは無意味でないと思う。