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読書感想文の星

読書感想文の星

188 投稿数 93 メンバー

惑星主:
夏休みの宿題といえば読書感想文… 日本の学校に通ったことのある人ならば、 きっと書いた経験をお持ちのはず。 嫌々読んでたあの本 何を書けばいいんだ?!と悩んだ学校開始前夜 感想というよりあらすじ紹介になってたあの年 結構書いたぞと思ったらまだ200字だった絶望 そんな経験もあるあるのはず…(私だけ??) 大人になって書いてみたら、 意外と1000字があっという間で、 こんな星もアリなのか?と作ってみました。 ・購入記録 ・積読記録 ・読了記録 ・もちろん読書感想文 投稿してみませんか?? 搭乗条件は ・本が好き ・非公開でない ・5つ以上投稿がある ・over17 お待ちしています

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アメジスト

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こんにちは
読書しました

古墳時代の歴史
松木武彦 著
講談社現代新書

専門的な話が多くて難しかったですが
古墳時代の奥の深さは感じることができました
古墳時代の最盛期の百舌鳥・古市古墳群の時代は、閥族の群雄割拠の時代であったというのは納得感がありました
流通の拠点を支配し、威信財を贈与しあい、大陸との外交を巡り複数の閥族が競合していたのが、古墳時代のダイナニズムのようです
古墳ははじめ、東日本で前方後方墳として発生し、倭国大乱以後、流通ネットワークのハブとなった奈良盆地で前方後円墳となり、それが全国へ広まっていったという説は興味深いです
文献が残っている以前の空白の時代が研究によって解明されていく様はワクワクしますね
#読書
#読書感想文
#古墳時代
#古代史
#空白の時代
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こんにちは
読書記録です

サッチャー
「鉄の女」の実像
池本大輔 著
中公新書

帯に書いてあるとおり
新自由主義とは何だったのか
サッチャーリズムとは何だったのか
に関心があったので、本書を読みました

サッチャーの社会観は
p196~198に書かれていることが全てのようです
以下、サッチャーの発言です
「多くの人々が、自分たちの問題を社会に押しつけています。
しかし、社会などというものは存在しません。
あるのは個々の男女と、家族だけです。
政府は、人々をつうじてしか何かを行うことはできず、人々はまず自分たちの面倒をみる必要があります。
・・・まず誰かが最初に義務を果たすことなく、権利というものは存在し得ないのです」

「社会などというものは存在しません」というのが、サッチャーリズムの核心のようです
全ての社会の構成員が大なり小なり相互に社会に依存しているはずですが、サッチャーはこうは考えないのです
世の中には自立した人々とそれに支えられる人々の二種類がいるだけ、これがサッチャーの社会観です
サッチャーによると福祉というのは、普遍的な権利ではなく、一部の人への施しであるということだそうです
施しを受ける者は社会のお荷物である
これがサッチャーが真に言いたいことであるようです
「社会などというものは存在しません」
市場経済の中で貧富の格差があるのは当然で、貧しい人々が貧しくなったのは個人の責任として突き放すという、利己的個人主義という風潮を社会に植え付けたというのが
サッチャーが遺した最大の遺産であると言えそうです
今につながるポピュリズム政治や社会の分断の先駆けがサッチャー政治と言えるのかもしれません
#読書
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#サッチャー
#新自由主義
#社会の分断
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こんにちは
読書記録です

新しい日本地理
地図・統計・移動から読み解く
重永瞬 著
講談社現代新書

豊富な統計資料にもとづいて日本列島の地域の多様性に注目した内容となっています
フルカラー図版がとても綺麗で楽しく読めます
本州中部山岳地帯が東日本と西日本を分けている様子が分かりました
新潟県糸魚川市の親不知は断崖絶壁が、東西日本の境目になっていることも分かりました
歴史を遡れば、かつては北前船が瀬戸内と日本海側の地方を結びつけ、福井の羽二重織物、能登の輪島塗、燕三条の刃物、鳥取県西部の伯耆綿、中国山地一帯のたたら製鉄など
裏日本でこそ産業が発展して栄えていたことも分かりました
地域による風土や文化の違いというのを意識していきたいなと思いました
#読書
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#日本列島
#地理
#風土
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こんにちは
読書しました

南極の氷から探る
地球大変動
菅沼悠介 著
講談社ブルーバックス

第2章から第4章にかけての過去200年に及ぶ、南極への冒険、20世紀後半からの南極氷床の調査、研究の進展は、小説を読んでいるみたいで、楽しめました

第8章の最後で述べられている
いま目の前で起きている南極氷床の縮小は、自然変動による一時的な揺らぎなのか
それとも、温暖化に伴って周極深層水の流入がさらに強まり、不可逆的な「自己強化的な崩壊」へとつながるものなのか
その答えは、まだはっきりしていない
だからこそ、衛星観測の時代より前にさかのぼり、過去の記録から、南極氷床の変化を読み解くことが、いま強く求められている
という言葉をかみしめて、今後の研究の進展に期待したいです

第9章では興味深いことが述べられていました
北極の温暖化によって、北極側と中緯度側の温度差が小さくなり、その境界を流れるジェット気流の流れが弱まり、南北への蛇行が大きくなる可能性があるそうです
このため、北極の温暖化が冬場の中緯度における記録的な寒波を引き起こす可能性もあるそうです
気候変動というのは、まさに何が起こるか分からない複雑なものであるようです
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こんにちは
読書しました

世界一面白い脳の講義
脳の謎を科学で解き明かす
日本神経科学学会 編
講談社ブルーバックス

脳というのは奥が深いというか神秘的というか、まだまだ謎だらけですね
p80で将来的な話ですが、社会性の脳科学の実現にむけて
複数の人間が向き合うと、同調も起こるし、反発も起こるし、ときには服従や共鳴のような現象が生じることがあります
他者との関係の中でふるまい方を変える相互作用の脳の働きを解明することに期待です
ただ、解明されるのは、まだまだ将来的な話となりそうです
第6章の不安や恐怖を生み出す脳のはたらきについては、もう少し詳しく知りたかったんですけど、まだ研究途上という感じなのでしょうか
脳科学の進歩に対する期待の大きさと、まだまだ脳の謎は確定的なことが言えない神秘性を感じました
#読書
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#脳科学
#認知
#精神
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読書記録です

王朝文学入門
川村裕子 著
角川ソフィア文庫

『土佐日記』や『蜻蛉日記』などの平安時代の文学の全体像をざっくりと解説した内容となっています
文学作品を通じて、平安貴族の生き様に触れるような内容となっています
平安貴族の社会における和歌の重要性を知ることができたり、『和泉式部日記』では文通の作法について触れることができます
『土佐日記』は読んだことないのですが、本書で愛娘を失った悲しみと向き合うために書かれたものであるということをはじめて知りました
自分の心と向き合うための日記だから「かな文学」なのですね
巻末の王朝文化ミニ辞典を読むと、平安貴族の暮らしが分かります
平安貴族に憧れている人にもオススメの内容となっています
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読書記録です

俳句
一問一答
岸本尚毅 著
角川ソフィア文庫

面白かったです
俳句の基本は写生句なんですね
季語を題材にして、具体的に描写したものを読む
これが基本のようです
本書はたくさんの例句が載っていますが、写生句こそが王道という観点から、やはり高浜虚子の句をたくさんあげています
正岡子規の句もあげていますが、平凡な日常を送る人間であっても、自分の人生の真実を自分が納得した言葉で詠うことが、俳句道の目指すところというのが、本書のテーマとなっています
初心者はまずは衣食住や身近な動植物を題材にしたほうが、とっつきやすいようです
ただし、説明的にならないこと、類想類句にならないこと
これは難問ですね
本書では先人たちの俳句の例がたくさん載っているので、それも楽しめます
俳句を鑑賞するためのガイドとしても楽しめます
#読書
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#文芸
#感性
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読書記録です

免疫の守護者
制御性T細胞とはなにか
坂口志文
塚崎朝子 著
講談社ブルーバックス

坂口氏が制御性T細胞を発見するまでの長い研究者人生の半生をつづった伝記的な話はとても面白かったです
医学・医療系分野を専門にしているジャーナリストの塚崎氏が共著者として草稿を書き起こしたものなので、丁寧な説明がされており読み物としてよくできています
制御性T細胞発見への道筋は、探偵が犯人を特定する推理小説であるかのような書きぶりなのでワクワク感があります
専門外の人間でもおおよその全体像が理解できるくらいの内容ですし、免疫学に詳しい人ならもっとよく分かると思います
坂口の半生についての記述を読むと、研究者としての人生はすごく特別なものなんだなと感じました
坂口氏が制御性T細胞についての研究を本格的に始めた80年代は、免疫応答を抑制するT細胞なんかいるわけないと思われていた時代だったそうです
色物メガネで見られていた時代に自分の研究の成就を信じて研究者人生を歩むというのは、やはり坂口氏が非凡な人間であるということなんだと感じました
研究者として研究の最初の論文を出さなければいけない焦りなんかは、僕なんかでは耐えられないようなとてつもないプレッシャーなんだろうなと想像します
「自己免疫疾患」については制御性T細胞が何らかのかたちで問題を起こしている病気であることをはじめて知ることができました
自己の細胞を攻撃しないために免疫系を制御しているシステムになんらかの不具合が起こると自己免疫疾患になるそうです
本書では研究者としての矜恃があるのか、制御性T細胞さえコントロールできればどんなガンでも自己免疫疾患でも完治できるかのような書きぶりですけど、本書で説明されている免疫の働きも非常に複雑なものであるように感じますし、そううまくはいかないように感じました
免疫の詳しい話については、なかなか難しいですが、医学の分野の研究の進歩はすごいなぁと感じました
#読書
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#研究者

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こんにちは
読書記録です

まんが
星空の不思議
藤井龍二 著
ちくま新書

星座の名前の由来となったギリシャ神話の話のまんがが面白くてイッキ読みしました
神々の長であるゼウスの身勝手さは凄まじいし、それによってもたらされる数々の悲劇と英雄譚
秋の夜空を彩るエチオピア王家の伝説
星座のロマンチックさが存分に味わえました
春夏秋冬の夜空の見え方、郊外と街中と両方載せているのは良いですね
街中では限られた星しかみられないから、星座として分かりづらいけど、どの星が見えるのかというのかが分かります
南半球の星座の話も面白かったです
夜空を見上げたくなる内容でした
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こんにちは
読書記録です

世界政治4
ー大統領制と議院内閣制
岩崎正洋/松尾秀哉 編
ちくま新書

外国の政治制度についてはよく知らなかったので、勉強になりました
米国は大統領、議会、裁判所が厳密な三権分立で、実は大統領の権限が弱いそうです
トランプ大統領は自分がやりたい法案を議会を通すことができないから、苦し紛れに大統領令乱発
に終始しているそうです
フランスやルーマニアの大統領と首相が権力を分け持つ半大統領制というのは興味深かったです
大統領の国家元首としての党派性からの超然性を担保するためのひとつの知恵なのかなという感じがしました
第3章では、英国で首相を務めたボリス・ジョンソンという人物は、いかにハチャメチャだったんだなぁと興味深かったです
韓国の大統領はなぜ脆いのか
任期が国会議員と違うこと
再選禁止
であることで、与党との間で利害の齟齬が生じ、任期後半にはイニシアチブを握れなくなるそうです
政治制度というのはその国家の性格を決める重要な要素であることが分かりました
#読書
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#比較政治論
#国家制度
#国家のリーダーシップ

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