

夏休みの宿題といえば読書感想文…
日本の学校に通ったことのある人ならば、
きっと書いた経験をお持ちのはず。
嫌々読んでたあの本
何を書けばいいんだ?!と悩んだ学校開始前夜
感想というよりあらすじ紹介になってたあの年
結構書いたぞと思ったらまだ200字だった絶望
そんな経験もあるあるのはず…(私だけ??)
大人になって書いてみたら、
意外と1000字があっという間で、
こんな星もアリなのか?と作ってみました。
・購入記録
・積読記録
・読了記録
・もちろん読書感想文
投稿してみませんか??
搭乗条件は
・本が好き
・非公開でない
・5つ以上投稿がある
・over17
お待ちしています
アメジスト
読書記録です
高校生のための文章読本
梅田貞夫 編
ちくま学芸文庫
高校の国語の教科書や参考書に載っているような、幅広いジャンルの文章70篇がおさめられています
一篇一篇は短文なので読みやすいです
各文章について問いかけがなされており、問いかけについての解説は後半におさめられています
表現力の向上について
表現とは、一度人間の心の中をとおってきた“世界”に“かたち”を与えることである
表現でありながら文章は絵画や彫刻などの造形と違い、心象で説明されやすい
良い文章とは
①自分にしか書けないことを
②だれが読んでもわかるように書く
逆に言えば良くない文章とは
①だれにでも書けることを
②自分にしか読んでもわからないように書く
ありふれた言葉はどこにでも転がっていて手垢にまみれている。それは他人の言葉だ。私の心をいい当てるためにつくられたような言葉を見つけだそう。それはそんなにむつかしいことではないはずだ。
文章表現とは造形であるから、手垢にまみれていない作品をつくろうというのは、言うは易し行うは難しですね
普段から感じたことを、ただすごいと言うのではなくて、ちゃんとした表現が出来るかどうかですね
自由な発想をする脳力を持とうということでしょう
自分にしか書けないことというのは
ものを辞書的に説明するのではなくて
自分だけがとらえた印象を言葉にするということですね
吃音宣言(p37)
どもりはあともどりではない。前進だ。
どもりの偉大さは、反復にある。
それは、地球の回転、四季のくりかえし、人間の一生。宇宙のかたちづくる大きな生命のあらわれなのである。
#読書
#読書感想文
#文章読本
#表現
#文学


ニコラ・テスラ

アメジスト
自転車の交通ルールの本を読んでます
青切符の対象になるかなり細々としたルールが113項目あるんですけど
全部が全部覚えて厳格に守らなければいけないというわけではないと思うんですよね
絶対に守らなければいけないルール
信号無視はしない
→車道を走行しているときは「自動車陽気信号」に従うというややこしいルールとなっていますが、「歩行者用信号」に従っていれば、間違いはないのかなと感じがします
一時不停止
→止まれの標識のところでは止まって左右確認
横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる時も止まる
通行区分違反
→道路を走る時は左端を走る
歩道を走っても青切符の対象にならないので、歩行者の安全に配慮すれば、車の多い通りは普通に歩道を走ってよさそう
通行禁止違反
→⛔️🚫とかがある道には絶対に入らない、逆走しない
踏切不停止
→踏切を渡る前は必ず止まって左右確認
カンカンカンと鳴り始めたら絶対に入らない
歩道等通行ルール違反
→大和市の歩道は🚲❌と書いてあるので歩道を走ってはいけませんが、それ以外の歩道は走っても大丈夫そうです
歩行者優先で歩行者に注意して歩道を走れば大丈夫そうです
自転車制動装置不良
→ブレーキ、ライト、ベル、反射器が壊れていないかどうか
携帯電話使用等
→自転車に乗っている時は、スマホは見ないので大丈夫です
ながら運転
→傘差し運転やイヤホン使用はしないので大丈夫です
一応100項目以上の交通ルールを一通り読んだんですけど
歩道は歩行者優先だし
車道は自動車優先だしで
自転車の立場の弱さを感じますね
交通量の多い通りで右側の脇道に入りたい場合は、右側の歩道を走らないと目的の道に入れないわけだから、自転車は歩道を走るなというのが、そもそも無理ですよね
警察官👮🏻♀️🚨🚓は権力の行使に快感を覚える人種だから、連中に目をつけられるとマズイですね
#読書
#読書感想文
#自転車
#交通ルール
#青切符

アメジスト
読書記録です
科学者はなぜ神を信じるのか
コペルニクスからホーキングまで
三田一郎 著
講談社ブルーバックス
コペルニクスやガリレオはキリスト教に反旗を翻したわけではありませんでした
コペルニクスは司祭であり、心から神を敬っていました
そして、コペルニクスには、敬愛する神にはどのような宇宙を創ったのかを少しでも知りたいという純粋な欲求がありました
コペルニクスの神への思いは、神が創った宇宙に複雑な仮定が入り込むことを許しませんでした
宇宙はもっと美しいものであるはずだ
それが地動説の扉を開きました
そして、ガリレオは宇宙という第2の聖書を数学という言葉で読み解き、「物理学の生みの親」となりました
コペルニクスやガリレオは教会の説教に対しては疑問を投げかけましたが、神の存在を疑ってはいませんでした
地動説の確立に貢献したケプラーの名言
「科学の最終目的は、人間を神に近づかせることである」
「幾何学は神の考えを写す鏡である」
17世紀のヨーロッパにおける科学の驚異的な発展は、教会の教えと宇宙の真理が食い違うことに気づき、このままではキリスト教がダメになってしまうという危機感が原動力になったのかもしれませんね
科学者はなぜ神を信じるのか
p221に載せているディラック61歳の時の手記がその答えになるようです
以下にその文章を載せます
基本的な自然を理解させる基本的な物理法則は、偉大な美と力をもつ数理的な理論によって記述されている
それを理解するためには、かなり高いレベルの数学が必要と考えられる
なぜ自然はこのように創られているのだろうかと、あなたは疑問に思うかもしれない
しかし私たちは、単にそれを受け入れなければならない
それは次のように説明できる
神はきわめて高度な数学者であり、彼は宇宙の構築に、この非常に高度な数学を用いたのだ、と。
われわれの微妙な数学の試みは、われわれが宇宙を少しだけ理解することを可能にする
そして、より高次の数学を発展させることで、宇宙をより理解することを望むことができる
宇宙の設計技法や仕組みを解明したいというのが科学であり、
その宇宙の設計者を敬うというのが信仰であるということなのでしょう
#読書
#読書感想文
#信仰
#科学論
#宇宙

アメジスト
読書記録です
ゴシックとは何か
大聖堂の精神史
酒井健 著
ちくま学芸文庫
エドマンド・バークは『崇高と美の起源』において、美を快に、崇高さを不快あるいは不吉に結びつけました
この場合の不快あるいは不吉とは、巨大さ、無骨さ、野性味、暗さ、陰鬱さなどの要素を持った対象に覚える印象のことで、まさに本書が題材としているゴシックの大聖堂そのものです
11~12世紀のフランスにおいて
開墾が進んだことや農業生産の向上により、農民の人口が増えて、都市へ人口が流入するようになりました
都市が手狭になったことやサラセン文明からの建築技術の伝来により、建築物の高層化が進み、ゴシック建築の高層化は、こういう歴史的文脈の一環としてのものです
また、王侯貴族や高位聖職者が自分たちの権威の箔付のために大聖堂を欲していたということも重要です
一方で、都市に流入した元農民はいまだ森林への神秘的な信仰を捨てておらず、ゴシック大聖堂内部の陰鬱さ、高さ、多くの列柱、過剰装飾などが、元農民たちにとって母なる森林を思い起こさせるものだったようです
ゴシック大聖堂の巨大さ、荘厳さは
都市の住民全てを一堂に会し、神の国を演出するためのものだったようです
また、ゴシック大聖堂は、各地の土着の信仰、地母神信仰を聖母マリア信仰に昇華するための装置でもあったため、やたらと各地にノートルダム大聖堂というのがあるとのことです
異教の祭日をキリスト教の記念日にすり替えるなど、実質的に異教を包摂していったのが、カトリック文化のフォークロアチックさにもつながっており、ゴシック大聖堂もその一環であるということを感じました
#読書
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#歴史
#ヨーロッパ

アメジスト
読書記録です
相模の国の歴史を歩く
この地のこんな話をご存知だろうか
熊川嗣雄 著
星雲社
敗者にクローズアップして歴史を語るという切り口はあまり見かけないので、興味深く読みました
地元である相模の国にスポットライトを当てた本はあまりないので嬉しかったです
p184で述べられているように、今川氏真の生き様は立派だと思いました
戦国大名としては敗者となりましたが、家康に頭を下げ、信長と和解し、家康の支援を受けて京へ移り住みました
過去のしがらみは捨て、しかし、自分の文化人としての誇りは大切にしました
のちに家康が幕府を開いたあとは、家康の話し相手となったそうです
神奈川県立座間谷戸山公園には『伝説の丘』があり、本書の表紙カバーの写真がそれです
というものがあります
かつて、このあたりは奥深い森でした🌳
ある日突然、この丘が大きな音を立てて揺れ動きました
村人たちは驚き、これは仏様の力で静めてもらうしかないと、坊さんを読んで法華経を唱え続けさせました
幾度も唱え続けると、やがて山の鳴動は止んで、松の梢の上に金色に輝く正観音のお姿が現れたといいます
この観音さまのお姿は消えてしまいましたが、村人たちはありがたく、この丘に小さなお堂を建てて観音さまを本尊とし、僧を住まわせて毎日法華経を読ませていました
この丘の南東の麓の谷は蛇穴谷戸と呼ばれ、一匹の大蛇が住んでおり、この僧を呑み込んでしまおうと隙をうかがっていました🐍
しかし、僧はいつも法華経を読んでいるため、その隙はありませんでした
こうして何年か経ったある日、この丘のあたりに黒雲が立ちこめて、その中から大蛇が現れました
そして、大蛇は「私はこの山奥に住む蛇ですが、たびたび法華経を聞いて、その効験があり、悟りを開き、成仏することができました、本当にありがとうございました」と僧に話して姿を消し、黒雲も消え去りました
それから百何十年か過ぎ、天平年間(8世紀前半)のこと、行基菩薩が諸国を廻っておられたとき、この所へ仮住まいされたことがありました
この行基菩薩は観音堂に関するこれらの話を聞き、正観音の象を彫刻して、この観音堂の本尊として下さいました
月や星の美しく映える谷にちなんで、この観音堂は「星の谷観音堂」と名付けられ深く信仰されました
他にも相模の国の歴史の話や伝承が取り上げられていて、その土地の写真も多く上がっているので、相模の国の住人や相模の国に興味がある人は楽しめると思います
著者の推論が多いですが、歴史のifとして興味深いです
#読書
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#伝承
#相模

アメジスト
読書しました
睡眠の起源
金谷啓之 著
講談社現代新書
著者の生い立ちの話はとても興味深かったです。
小学生の頃からアゲハチョウについての大がかりな自由研究をされていて、高校ではプラナリアの研究、その後はヒドラと、研究一筋で不断の努力をしている生き様を応援したいと思いました。
何かの専門家になれる人ってすごいなと思います。
小学生の頃にクロアゲハの生態に興味を持って、実際に飼育して解明するというエピソードは、まさに研究者になるべくしてなる素質を幼少期から持っていたんだなという特別感を感じます。
毎日のように思考実験をする粘り強さや凡人では持ちえない好奇心の強さ。
漁師からクラゲは寝てるんだという話を聞いて、そこから研究を広げるというのは、凡人ではできないアプローチです。
科学ミステリーを帯に書いていますが、著者の頭脳がミステリーですね。
#読書
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#研究者
#新進気鋭


ニコラ・テスラ
組織にどっぷりつからない働き方を選んだ私は芦川さんを40パーセントくらい演じてるかもしれない。
アメジスト
世界史図録を買ったんですけど、オールカラーでたくさんの図版や写真が載っていて、解説も詳しいので、読んでいて面白いです
これで定価990円はお買い得です
#読書
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#世界史
#図録
#オールカラー


アメジスト
読書記録です
これからの「正義」の話をしよう
今を生き延びるための哲学
マイケル・サンデル 著
鬼澤忍 著
ハヤカワ文庫
難解な内容ですが、政治や経済についての哲学的な深い考え方にじっくりと触れることができる内容となっています。
正義とは何か
同じ考え方の人が多いことがいいことなのか
つまり、多数決や最大多数の最大幸福がいいのか
選択の自由を尊重することがいいのか
つまり、自分の信じていること、自分の良心に従うのがいいのか
その上で、著者は第三の選択
アリストテレスの説く政治の目的は良き生だというものを現代的に解釈して
美徳を涵養して、共通善を論理的に考える大切さを説いています
その選択肢が理にかなっているか、全員に良い事なのか、特に立場の弱い人にとって不利になっていないかということを考えることが正義なのではないかという考察しています
功利主義、リバタリアニズム、イマヌエル・カント、ジョン・ロールズ、アリストテレスなどのそれぞれの哲学の各論についての考察はとても勉強になります
#読書
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#マイケル・サンデル
#正義
#哲学

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アメジスト
読書記録です
継体天皇
六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」
河内春人 著
中公新書
五世紀の倭の五王の時代は、複数の王族(実際には血縁関係がなくてもいい)が、始祖である応神天皇を共有することで、倭王権として結合していたそうです
五世紀の倭王権は、古市集団や百舌鳥集団など複数の王族集団の集合体であり、倭王は複数の王族から冊立されていました
継体天皇も応神天皇を始祖とする系譜を持っており、五世紀的な倭王選定のルールに従って倭王として即位したとみられます
磐井の乱の背景について
加耶をめぐる倭王権と新羅王権の対立があった
朝鮮半島に介入しようとする倭王権
対して、磐井は朝鮮半島と独自の交流ネットワークを構築しており、倭王権とは利害が対立していた
磐井の背後には新羅王権もちらついており、倭王権の危機感は大きかったため、全力で磐井を潰しにいったと考えられるそうです
磐井の乱が鎮圧されたのち、磐井の息子の葛子は、「糟屋の地」を倭王権に献上して許されました
これが「屯倉(みやけ)」の起源とされています
屯倉は王権の直轄領的な要地であり、農業的な生産拠点であり、経済的・政治的・軍事的・交通的な要衛であったとされています
継体以降の大王は、王族を統括する大兄(おおえ)を置きました
それには大王の近親をあてました
大王が亡くなると、大兄の実績を持つ王族が次の大王に選ばれるようになりました
新しい大王は、前の大王から大王位を引き継いだことを強調する儀礼を挙行して王位継承を正当化しました
これが繰り返されることで、大王位は近親が世襲するという意識が成立して、ここに大王家は世襲王権になったと考えられるそうです
#読書
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#倭王
#王家の起源
#古代史

アメジスト
読書記録です
古文書返却の旅
戦後史学史の一齣
網野善彦 著
中公新書
民俗学や歴史学の研究のため、戦後間もない時期に借り受けた古文書を、30年ほど経ったあとに、返却する過程について述べられた内容となっています
1980年代初頭の霞ヶ浦は公害が酷かったということも述べられており、戦後経済成長の暗部も感じられました
江戸時代の霞ヶ浦の漁村の研究も、この月島分室の古文書研究の一環だったということが知ることができて興味深かったです
当初、一年という期限で借りていた古文書が、30年もの間、放置されていた末の返却の旅ですが、
叱られるのを覚悟していたものの、はからずも各地で歓迎され、人情を感じました
著者の以前の著作で読んだ奥能登の時国家の話も載っていました
能登は古代から中世にかけて罪人の流される辺境の地で貧しい土地と思われていましたが
古文書の研究の結果
時国家は、大船を持ち、松前で昆布を仕入れ、大津、京、大坂で売るという廻船業を営んでいることが分かったそうです
江戸時代の高度な経済社会の一端をうかがい知ることができました
古文書返却の旅は、稲作中心史観の虚像を暴く旅でもありました
日本はもっと多様性に満ちたものであり、海民や職人や商人を歴史の表舞台にたたせたという網野史学の意義も本書を通じて理解することができました
また、目先の利益だけを追い求める高度経済成長期以降の土木工事による「湖川や海の世界」の破壊は日本列島の破壊そのものでもあるということを感じました
#読書
#読書感想文
#網野史学
#民俗学
#昭和

アメジスト
読書記録です
曖昧な弱者の時代
伊藤昌亮 著
岩波新書
自民党政権が率先して新NISAを推奨して、各人が資産運用に励むように呼びかけてるというのは、政治に最も求められているはずの所得の再分配や福祉政策を放棄しているということなので、大きな問題だと思います
社会や政府が当てにならないという感覚が、人々をネオリベ的な価値観へ向かわせているからです
社会が当てにならないなら、自分で何とかしなければならない
それなのに、税金や社会保険料はしっかりとられる
そんなのは不公平だと、若者世代が福祉の受益者と見られている高齢者や障害者などを攻撃する
これが、ひろゆき人気、ホリエモン人気、石丸現象などの根幹です
しかし、若者世代が高齢者は福祉によって保障されていると批判するのは、巡り巡って自分の首を締めることになります
ネオリベ的な価値観、自己責任のもとでの自助を目指すという方針によって、成功を手にすることができるのはほんの一部の人間にすぎないからです
大多数の人間は努力は実らず、自分で自分の将来を自分で守ることもできず、やがて無力な高齢者になってしまいます
そうした人たちは、ネオリベ的な価値観に基づく「小さな政府」のもとでは、十分に守られることはありません
それどころか社会保障制度の「お荷物」として、若者世代から攻撃されることになります
「老害批判」の石丸伸二を拍手喝采している若者は、数十年後、老害としてバッシングされる立場となってしまうのです
石丸現象の特徴は、社会保険料の負担者である若者と、福祉の受給者である高齢者や障害者は敵対勢力であり、分断を煽ることで、若者の溜飲を下げたのです
実は、マイナ保険証論争もこの延長線にあります
デジタル化についていけない高齢者や障害者を、デジタル化によるイノベーションを妨げている抵抗勢力に見立て、ホリエモンやひろゆきがマイナ保険証反対派を率先してバッシングして、若者の支持を集めました
しかも、政府はデジタル・イノベーションを急ごうとして、学校の教科書までデジタル化して、スウェーデンの失敗の二の舞を繰り返そうとしています
若者が支持しているホリエモンら「ニューなわれわれ」を標榜するインフルエンサーの正体について
なぜ、ホリエモンらは、「小さな政府」の信奉、再分配政策の縮小、規制緩和や競争政策などを若者に支持させようとするのか
それは、ホリエモンにとって減税、歳出削減、金融自由化などの政策を推し進める政権のほうが好ましいからです
つまり、ホリエモンのような明白な強者にとって、解雇規制の緩和が望ましく、金融所得課税の強化は望ましくないからです
若者の未来のために
目指すべきは富裕層やアッパーミドル層が負担層となり
貧困層やロウアーミドル層が受益層となるような「再分配の政治」の構築です
#読書
#読書感想文
#社会の分断
#インフルエンサーの正体
#若者論

アメジスト
読書記録です
世界政治2
ー紛争・戦争・政治的暴力
岩崎正洋/松尾秀哉 編
ちくま新書
比較政治には疎いので勉強になります
2014年のクリミア侵攻にはじまる、ウクライナへのロシアの侵攻によって
ウクライナの多党制の政治は崩壊し
今やゼレンスキーによる実質的な一党独裁体制となったようです
ウクライナの平和を願うことは、独裁者であるゼレンスキーを応援することではないというがわかりました
ゼレンスキーによる国内における人権弾圧も調査・告発したほうがいいと思います
本書において権威主義体制の諸外国のケーススタディを学ぶと
スパイ防止法
国旗損壊法
武器三原則見直し
個人情報保護法改悪
国家情報局創設
をおこなっている高市政権はあからさまに権威主義体制に向かっていることが分かります
マイナ健康保険証、学校の教科書をデジタル教科書へ
という拙劣なデジタル化はなぜおこなわれるのか
SNSやYouTubeによるソーシャルメディアによって、高齢者や障害者などの弱者叩きが煽られ、社会においてやや弱い立場にある、なんらかの不満を持っている層が、より弱い存在を叩けることに拍手喝采しています
これが、参政党現象やサナ活の本質です
SNSやYouTubeは、ユーザーの好みに合わせて、つまり弱者叩きにハマりこんだ人達をさらに弱者叩きへ沼らせます
社会の分断が進めば、民主主義は機能不全に陥り、政権が強権を発揮しやすくなります
街中に監視カメラを張り巡らせるのもデジタル権威主義の典型的なやり口ですね
高市政権は世論操作による高支持率の維持に成功しているので
いよいよ警察や自衛隊による野党とその支持者への物理的強制力をおこなうようになり
権威主義体制を完成させるだろう
すでに沖縄の平和教育を禁止して、すでに権威主義体制の完成への歩みを始めています
#読書
#読書感想文
#権威主義
#社会の分断
#高市政権の正体

アメジスト
読書記録です
世界史はジャズで踊る
村井康司 著
文春新書
著者は編集者としての仕事もしているようで、読ませる文章というのがわかっているようで、面白く読み進めることができました
ジャズという音楽用語がはじめて出てきたのは1915年のシカゴが最初だそうで
語源は「元気な、バイタリティのある」だそうです
1919年頃になると「騒々しい」という意味が加わり
米国の1920年代は狂騒の時代という意味でジャズ・エイジと呼ばれるようになりました
「狂騒、興奮、刺激、活気」がキーワードの時代です
ジャズは大西洋を渡り、1920年代のパリは、「レザネフォール」と呼ばれる狂乱の時代となりました
ピカソ、ダリ、シャガール、ミロなどの画家たち、ガートルード・スタイン、ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、ジョイズといった小説家たち、作曲家のストラヴィンスキー、ポピュラー音楽作曲家のコール・ポーターなど、才能ある芸術家の面々がパリに集まり、花の都が芸術の都として花開いた時代です
また、本書には著名なジャズ奏者の小話も載っており面白いです
p.18には1901年にニューオーリンズで生まれた偉大なトランペット奏者、ルイ・アームストロングの自伝についての話が載っています
ニューオーリンズの伝説的コルネット奏者バディー・ボールデンのプレイを聞いたという話があり、強く吹きすぎ、正確に吹いていなかったという辛口の批評をしていますが、
ボールデンが演奏活動をやめた1907年に、ルイはまだ6歳でした
本当に聞いたのかなという疑問は残りますねという著者の評です
p109には、ニューオーリンズ出身のトランペット奏者のバンク・ジョンソンのエピソードも載っています
バンクはイギリスに渡り、ヴィクトリア女王が臨席する公演で演奏した、と言っていたそうです
バンク・ジョンソンは1879年生まれだとされていましたが、その後の調査によれば1889年生まれが正しいようです
ヴィクトリア女王は1901年に亡くなってるので、これか本当だとすると、バンクは10歳か11歳くらいで、サーカス・バンドのトランペット奏者として世界を回ったということになります
うーん?というのが著者の評です
300ページというお手頃な分量で、ジャズのグローバルな歴史を楽しめることができる本でした
#読書
#読書感想文
#ジャズ
#教養
#雑学

アメジスト
読書記録です
ダーウィンは進化をどう考えていたのか
長谷川眞理子 著
ちくまプリマー新書
帯にあるとおり
ダーウィンの唱えた進化論は
変異は偶然
生き残りは、そのときの環境次第
自然淘汰に意図はない
というのがこの本のエッセンスです
弱肉強食、適者生存、優れたものが生き残り、劣った者が消える
というなんとなく蔓延している進化論のイメージは全くの間違いです
こういう意図のある選別というものはありません
自然淘汰に「意図はない」です
強者が生き残るという解釈は全くの間違いです
僕も『種の起源』というのは読んだことがありませんが、ダーウィンの考えのエッセンスは本書で理解できたように感じました
『種の起源』のエッセンス
すべての生物は、共通の祖先から分岐してきた
その分岐を駆動したのは自然淘汰というメカニズムである
その過程には、意図も目的も方向性もない
生物の進化というのは「無目的な変化」である
科学的に真摯な思考のありかたについて勉強になりました
#読書
#読書感想文
#ダーウィン
#進化論
#科学

アメジスト
読書記録です
倭国
古代国家への道
古市晟 著
講談社現代新書
そもそも継体以前は、王統は複数あり、万世一系というものはなかったということを証明することが、本書のテーマとなっています
5世紀の倭王の地位は不安定で流動的なものでした
5世紀につくられた倭王または王族のものとみられる古墳は、場所があちこちに飛んでおり、政治秩序が激動していたことを物語っています
5世紀の倭王の権威について
朝鮮半島諸国及び中国南朝との通交によって、経済基盤や軍事基盤を整えた開明的な王権
倭王墓として巨大な前方後円墳をつくり、葬送儀礼を行なうという呪術的な王権
倭王は葬送儀礼と外交関係の双方の代表者として王権を保障していた
5世紀の王宮は、丘陵や谷間につくられており、他の王族による反乱に備えていたそうです
この時代は、農具や武具をつくるために、朝鮮半島から鉄を輸入することが必須でした
それには航海術を有する海人集団の掌握が重要であり、それらと関係を有している葛城勢力、吉備勢力、紀伊勢力らの豪族が幅をきかせてきました
5世紀の倭国は、朝鮮半島とのつながりから、瀬戸内海が重要視されていたことがわかりました
#読書
#読書感想文
#倭国
#倭王
#古代史

アメジスト
読書記録です
決定版
交響曲の名曲・名演奏
許光俊 著
講談社現代新書
ハイドン、モーツァルトから始まって、19世紀のロマン派から20世紀初頭のショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ラフマニノフ、シベリウスまで、交響曲の歴史を大まかにみていく入門書としては面白いと思いました
ただ、個々の演奏、指揮者についての評価は、この本を鵜呑みにすることもないのかなと思いました
名曲紹介についてはタイトルに詐欺はありませんが、名演奏に関しては著者がどの録音・音盤に言及しているかというのは伏せてあるので分からずじまいなので、タイトル詐欺の疑いがあると思います
指揮者の評価についてはおいといて、作曲家の背景については勉強になりました
自分も小澤征爾指揮の音盤は世界の宝だというつもりはないけど、けちょんけちょんにけなすのもどうかなと思いました
指揮者の個性については、それぞれ尊重すればいいのではないでしょうか
#読書
#読書感想文
#クラシック
#交響曲
#作曲家

アメジスト
読書記録です
時間の分子生物学
時計と睡眠の遺伝子
粂和彦 著
講談社学術文庫
生物の不思議さを感じました
まず眠気を感じると、オレキシンというホルモンが分泌され一旦覚醒されるそうです
このホルモンがなくなると眠くなるそうです
また、オレキシンというホルモンは食欲を亢進させるそうです
また、オレキシンが欠如するとナルコレプシーという病気になるそうです
著者はショウジョウバエの睡眠の研究をしているそうですが、昆虫も睡眠をするというのは興味深かったです
ショウジョウバエを不眠状態にすると、寿命は通常の半分になるそうです
不眠は命を縮めるということでしょうか
ハエと人間の睡眠の遺伝子は同じであること
イルカは片方の脳だけ眠りながら泳ぐといった雑学も知ることができました
生物学というのは面白いですね
#読書
#読書感想文
#生物学
#睡眠
#遺伝子

アメジスト
読書記録です
徳政令
中世の法と慣習
笠松宏至 著
講談社学術文庫
本書は、永仁5(1297)年に鎌倉幕府から発布されたいわゆる「永仁の徳政令」について、当時の法のあり方や法慣習について論じた内容となっています
単純にいうと、御家人が売ってしまった所領を無償で取り返すことができることにした法令です
また、所領の売買も禁止されました
しかし、翌年の改正で売買の合法性については回復されました
背景にあるのは御家人の窮乏
御家人が窮乏すると、鎌倉幕府の実行機関に支障が出るので
所領は「本来の持ち主へ戻す」という当時の考え方に基づいて徳政令が発布されたそうです
民事裁判を起こした時、こういう法令があるからこういうわけである、と法令があることを立証するのは当事者側だそうです
裁判官であるはずの幕府の役人は法令について、ほとんど把握していないそうです
そもそも法令を社会に周知されることすら、やっていません
中世社会は自力救済型の社会であるというのはどういう意味なのかが分かりますね
中世において、よくある一族郎党皆殺しという残酷なことは、「御家人」というのは権力者の「組織」だから、組織を壊滅しなければならないという考えに基づいているのかもしれません
#読書
#読書感想文
#鎌倉時代
#徳政令
#自力救済

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「釣り人の星」では、皆さんの釣果や、
釣りに関する情報等を、投稿してくださいね。
良ければ、どんな釣りをしているのか自己紹介を頂けると嬉しいです。(˶ᐢωᐢ˶)♩
※同行者募集・いいねで個チャ等の書き込みはご遠慮願います。
※出会い目的等の方はご遠慮下さい。
※申請に対して。
釣りに関するご興味がある方のみを、搭乗させて頂いています。
釣行の投稿などあれば、すぐにでも審査通します⭕️
閲覧非表示にされている方は、確認出来兼ねますので、ご遠慮下さい。
一人一人確認させて頂いており、お時間を頂いております。

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