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🎂 ぽ
サイドン

まさ

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キャストはほぼ知らない人の中に
ギーツのゲストライダーだった
小貫さんがレギュラーですね。
そして川平慈英さん
川平さん牙狼に出てたよね。
#仮面ライダーゼッツ

ponzi

マサヤス 龍之介
#サザンが1番
☆『桑田佳祐の90年代 .2』
アルバム『Southen All Stars』の続き。♬ナチカサヌ恋歌 原由子の愛らしいキューティーヴォイスの艶やかさ、伸びやかさが清々しい一曲。
サザンオールスターズの紅一点はやはりどのアルバムでも光っていてそれだけでベスト盤が作れちゃうほど。今回のアルバム『thank you so mach』でも♬風のタイムマシンにのって と云う鎌倉、由比ヶ浜や小動岬など鎌倉エリアを歌詞を随所に織り込んだ軽快なサザンメロディを唄っている。♬ナチカサヌ恋歌 は沖縄音階で作られた桑田のポップスが或る高みに達した悠久のメロディである。こんなに愛らしく美しい沖縄メロディを私は知らない。それを原由子のヴォーカルで表現したところに益々の価値がある。
♬OH、GIRL(悲しい胸のスクリーン) 桑田のマイナーキーが好きなら絶対に押さえておくべき逸品。桑田の歌謡曲ソウルなハートが上手に邦ロックに乗っている。グッと来るポイントはサビ前の…黄昏を連れてくる 二番なら…恋はまた訪れる の箇所である。ソコが1番桑田っぽいメロディラインだからだ。これは"聴かせる"桑田佳祐のマイナースペシャル5遷に推挙したい一曲で、このアルバムの丁度折り返しには最も相応しい選曲である。そしてこのアルバムにはそれをも凌ぐ傑作桑田マイナーキー曲がもう一曲所収されているのだがそれはまた先のお話である。♬政治家 サザンとしてこれほど辛辣な政治風刺歌は初めての試みとして永く記憶に留めるべき名曲だ。小貫信昭もこの曲の重要性を説いている。サウンド面も滑らかにしてビートが効いているが硬質ではなく、その辺は小林武史の起用が功を奏しているところである。
…危機議員達のパラダイス
銭乞う日のアリバイ
バレるような折りは御苦労
俺はラッキー 知れずハッピー
いい暮らしと大枚抱いてノホホン
営利議員だけのシンパサイズ
潤おう手にマーチャンダイズ
受ける法の網はどうしよう…
俺はラッキー
知れずハッピー
先人は愛人抱いてオロロン
啓蒙は低級党じゃ暗い…
寄らば大樹の影のように
色はGRAY o Come on!!

OH, GIRL(悲しい胸のスクリーン) [2024 Remaster]

マサヤス 龍之介
#サザンが1番
☆『1990年代の桑田佳祐 .5』
サントラ盤『稲村ジェーン』の続き。
4曲目の♫美しい砂のテーマ 桑田佳祐のメロディーメイカー振りがいかんなく発揮されたインスト曲でしみじみとさせられる。30年続く桑田の土曜の夜のラヂオ番組のOPを飾り続けている。映画のヒロイン波子役の清水美砂の名前からイメージされた曲なのは云うに及ばず。今や映画の枠を超えて桑田佳祐のラヂオテーマと変わり果てた。
続く5曲目は懐かしいオールディーズ♫ラブポーション№9 をカバー。リーヴァー&ストーラーが放った名曲で初出は'59のクロヴァーズがリリースされたが、一番人気は'64のサーチャーズであろう。邦題♫恋の特効薬 。こちらのタイトルの方が馴染みがあると思う方は年配者であろう。リーヴァー&ストーラーといったらロックンロールミュージック草創期から今に残るスタンダード曲を世に放ったソングライティングチームで♫スタンド・バイ・ミー ♫ハウンド・ドッグ ♫監獄ロック など数多くの大ヒット曲を生みだした。余談だが山下達郎はこのチームで選曲すると♫I Hope
を掛けていた。新春放談だからお正月という事も相まっての選曲だったせいもある。桑田佳祐はこの曲は流石に時代背景から選曲したものであるが、ウクレレ1本でなんと先輩ミュージシャン大貫妙子がコーラス参加しているのがサプライズであり涙物であった。しかもあのウィスパーヴォイスを封印し、不思議極まる声だった。6曲目♫真夏の果実 云わずと知れた映画主題歌で今やサザンといったらこの曲‼️ランキングなんてものがあったら間違いなく上位にランクされる人気曲である。
若き日、スナック遊びに興じていた時お姉ちゃんたちに…サザンなら何がいい?と聞くと十中八九これがリクエストされてくるというのを肌身で実感したものだった。因みに小貫信明の著書の中でこの曲に関する仔細な評論が記載されているので興味ある方は是非読んで頂きたい。





真夏の果実 [2024 Remaster]

マサヤス 龍之介
#サザンが1番
☆『桑田佳祐の90年代 .1』
1990年に入ってすぐの1月13日、サザンの9枚目のアルバム『Southern All Stars』がリリースされた。実質的には次のアルバムになる『稲村ジェーン』のサントラと同時進行で制作されたらしい。桑田佳祐のファーストから共同製作していた小林武史や素晴らしいガットギターを随所で披露した小倉博和が音作りに大きく貢献している。アルバムタイトルについては昨年出版された小貫信昭著『いわゆる「サザン」について』によれば…前作から4年半という歳月を経て…原点に還るという意志も見受けられる。…と記しているが、40年以上も桑田佳祐に取材してきた割に底が浅いな、と云うのがこの本を読んでの第一印象である。そうしたフレコミで発行前から宣伝されていたので、どれだけの大部の書になるのかと期待していたが、実際書店で平積みされたのを見たときに…え?となった。総ページ254ページ。書き飛ばさなければサザンの46年の歴史を振り返るのは無理である。本書の内容についてはそれなりのものにはなってはいるが、データブックとしてはイマイチである。
アルバム2曲目の♬愛は花のように (Olé! は映画稲村ジェーン でも使用された楽曲でフォルクローレやサルサミュージックに強くインスパイアされた桑田の紡ぎだす新たなジャンル曲として新鮮に耳に響く。歌詞もスペイン語なのが心地よい、
♬忘れられたBig Wave は桑田が仲良くなったばかりの山下達郎に敬意が表しているかのような一人多重コーラスを披露して聴く者の度肝を抜いた。当時日本生命のCMで桑田本人も出演してこの楽曲が使用されたが、余りに斬新なこの曲に釣られて、決めあぐねていた私は生保契約をニッセイに決めたのは云うまでもない。
♬You は現在でもファンが必ずスキに入れるほどの名曲として位置づけられる楽曲である。普遍的なメロディラインは誰もが魅了されるし、サビのキメ…I Remember You はカラオケで唄っていても気持ちよい。この部分はエアーサプライと云う指摘もあるが、ドラムの打込音とともに別に気にはならない。しかしガイドメロディが無いと出だしからつまづくのでカラオケで歌う際はご注意されたい⚠️

YOU

マサヤス 龍之介
#サザンが1番
☆『1990年代の桑田佳祐 .11』
1992年7月18日に2枚同時リリースされたシングルは♫涙のキッス に軍配が上がる。オリコン週間チャート7週連続1位という快挙を遂げた。
ただこの両シングル共に言えるのはシングル曲とカップリング曲が双方共にメロディタイプとノベルティタイプに配されているという絶妙なバランスが取れている点であろう。♫涙のキッス のカップリング曲は♫ホリデイ~スリラー『魔の休日』より で中間和音のポップスだが、詞がもう少し何とかなりそうだが、サスペンスドラマ好きには嬉しいかもしれぬ。桑田はこの手のサスペンスを題材にした作品がこの後も各アルバムに1曲は入っている。
一方、♫ シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA のカップリング曲は♫君だけに夢をもう一度 というおよそシュラバ…とは真逆のメロディアスでアップビートな実に魅力に富んだ楽曲となっていた。この曲はこの前年には既に完成されており、年末の横浜アリーナにおける年越しライブでもお披露目された。この時の模様をテレビ中継で観ていて私は衝撃を受けた。桑田という御仁の特にこうしたメジャーキー楽曲の進化は年々肥大していて、それが決して脂肪太りではなく上質な筋肉質に鍛え上げられているが如くのバリエーションとなって輝くような楽曲がリリースの度に披露される、これはサザンファン引いてはすべての音楽ファンにとって極上この上ない幸せと言わざるを得ないことなのである。
私の"岸辺🏝"音楽ルームで屡々(しばしば)掛けるこの楽曲のライブVarsionは実にこの年越しライブの模様をエアチェックしたものだが、私は♫君だけに夢をもう一度 に限ってはこのライブ音源がシングルよりもベストである。
wikiにも小貫信昭の著書にも書かれている事だが、この楽曲は当初はこの7月のシングル曲として書かれたものだったらしいが、…更なるアレンジの改良点がみつかり、シングルカットは断念した。…とあるが、桑田の並々ならぬ楽曲に対する熱意は素晴らしいと思う。が、♫君だけに夢をもう一度 の'91-'92年越しライブ時のラフで粗あらな演奏のえも言われぬグルーブ感はこの日の演奏の中でもピカイチであった。特に山本拓夫のテナーサックスのサウンド効果が無かったら私の感動は'92年7月のシングルリリースまでお預けだったかも知れない。
次回はいよいよ、『世に万葉の花が咲くなり』に迫る。
続

君だけに夢をもう一度 [2024 Remaster]
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マサヤス 龍之介
#サザンが1番
☆『1995年~1996年、3枚のシングル』
サザンオールスターズとしていよいよその活動が再開された1995年。CX系音楽バラエティ番組『HEHEYHEY Music CHAMP』がその前年の10月からスタートしており、サザンは5月に初出演。その月の22日にリリースされる♫ マンピーのG★SPOT がお披露目された。……マンPて、、とダウンタウンの浜田雅功から突っ込まれるシーンもあったが…そんなツッコミも織り込み済み…と言わんばかりの桑田であった。リリース前にミスターチルドレンと共演したときも桜井和寿から……次のシングルのタイトルは?…と聞かれ……え?、、マンPのGスポットだけど、、、と答えたら桜井は仰け反るほど大笑したと云う。
その年の7月3日からCX系の所謂"月9"の夏クールのドラマ『いつかまた逢える』がスタート。福山雅治主演で桜井幸子がヒロイン役と云うキャストでくっ付いたり離れたり、と云う月9お得意のリーマン恋愛群像モノだったが、ドラマ初主演の福山雅治がサザンオールスターズの事務所と同じアミューズと云うことも相俟って、桑田が極上のメロディーを書きサザンオールスターズ名義でシングルリリースされたのが、36th.シングル♫ あなただけを 〜Summer Heartbreak〜 である。久しぶりにサザンらしさが戻ってきた夏うたであり、サウンドはフィル・スペクター考案のウォールオブサウンド風、桑田の紡ぐ歌詞にもそれっぽいワードが散りばめられている。…夏、海岸、波音、太陽、胸元、抱き寄せて絡み合う…など。当時付き合っていた会社の同僚女子と真夜中に月夜の大洗海岸へ行って桑田のこの詞とオーバーラップさせて胸熱になったことはもう30年も前の出来事である。
…君と遊んだ海岸で 夜毎(よごと)面影を見る
波が脱がせたハイヒール
生命(いのち)の限りに口説(くど)いてた
Ah, きっと忘れるためのLong Vacation…
この楽曲に関しては当の桑田自身も気に入っているらしく「自分の葬式にはこの曲を掛けて欲しい」とまで発したほどだったらしい。
小貫信昭はその著作の中でこの曲にも触れているが、桑田に直接取材した成果として、短いが実に印象的なエピソードを披露している。
…バリトンサックスのルート音を刻む低音の響きが心地よく、メロディーも揺ぎなく、安心して身を委ねることが出来る仕上がりだった…
…ある日、桑田は山下達郎のFM番組で、名セッションドラマー、ハル・ブレインの特集を聴き、番組のエアチェックを松田弘に聴かせる。すると松田は、そこからヒントを得て、これまでとは違うアプローチで演奏してみせた。♫ あなただけを 〜Summer Heartbreak〜 の確かな手応えは、メンバーの様々な工夫と努力あってのものだった…
ヴォーカリストにとってベースとドラムは伴奏に於いては生命線である。勝手知ってる松田のドラムに桑田は何の不満も無かった筈だが、時に曲調に合ったドラミング、それ以上に自分のヴォーカルに寄せたドラミングを求めるのは必然だったのであろう。桑田はその曲づくりにおいて、歌い手である自分が如何に心地よく唄えるか?を念頭に作っていると言っていることがあった。この曲の歌い出し、…泣かないでーーーえーえーえー…と7秒間に及ぶ引き伸ばし方は、その気持ち良さの体現であった証左である。尚、タイトルはジェファーソン・エアープレインからの借用だが、スティービー・ワンダー風メロディーは洋楽フリークの桑田のお家芸である。そんなあらゆる思いが、サザンオールスターズにとって3度目のシングルミリオンセラーを無事に売り上げてサザンオールスターズのこの夏は弾けた。
この年の夏8月5、6日の2日間、嘗ての横浜・新港埠頭と呼ばれた地区が1989年の横浜博覧会を契機に新たにみなとみらい21臨港パークに生まれ変わり間もなく、サザンは両日で計16万人を動員して行われた「ホタル・カリフォルニア」と題されたライブイベントを開催し、不動の人気を確かなものとする。オープニングではいきなり当時元気だった西城秀樹が登場し、♫YOUNG MAN をパフォーマンスするという趣向で話題となった。それは、野外イベントでは日本ではその先駆的役割を担った西城秀樹へのサザンオールスターズとしてのリスペクトの意味合いをはらんでいた。噴水、花火、お囃子などの演出はその後益々派手になってゆくビッグネームたちの野外ライブのある意味起爆剤となっていったのは間違いないだろう。その後この臨港パークではサザンは一度もライブを行っていないだけに、この両日のライブイベントは伝説化していった。
サザンオールスターズとしてのシングルリリース、野外ライブと来ていよいよアルバム制作へと進む。次作『YOUNG LOVE』の録音はこの年の10月6日から始まった。レコーディング期間は延々翌年の6月下旬まで続く。お陰でアルバムとしての完成度が非常に高く、この時期のサザンオールスターズのアルバムは2年後の『SAKURA』同様、1曲ごとのグレードが非常に高い。
そのアルバム制作中の1996年4月13日に放送が始まった日テレ系ドラマ『透明人間』。当時飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドルグループSMAPの一人、香取慎吾の初主演ドラマだったが、主題歌としてサザンの新曲♫ 愛の言霊 〜Spiritual Message〜 が使用された。私が余り当てにしてない音楽評論家中山廉樹のサザンの指南書、集英社新書0380Fの『クワタを聴け!』の中で珍しく中山が手放しでこの楽曲を褒めている。それまでにないラップの多用に挑戦してそれが功を奏しているからだろう。こうした評論家にありがちな新機軸を常に打ち出さないと音楽じゃない、としたスタンスに囚われたスタンダード型論評である。桑田は既に1980年代にいとうせいこうらとコラボしたリアル・フィッシュと云うグループで尖鋭的なラップ作品をリリースしていたが、殆どのこうしたサザンオールスターズの指南書では黙殺されている。
愛の言霊、は出だしのメロディーがバーブラ・ストライサンドとバリー・ギブが共演した♫Woman in Love にしか聞こえない……とする中山の指摘は作者のリスペクトの感情を逆撫でするような批評であり、完全に的外れ。評論家の単なる自己顕示欲を満たしたいだけのもので、取るに足らない。底意地の悪さを露呈してるだけの論評である。そのメロディーに乗っかる桑田の詞の何と独創的なことであろうか。…生まれく叙事詩(せりふ)とは 蒼き星の挿話(エピソード/そうわ) 夏の旋律(しらべ)とは 愛の言霊…と、リズムに日本語を乗せる点では天才的とも言える漢字の音読みや当て読みなどを駆使して桑田のコトバ遊びが120%堪能出来る。桑田はラップを取り入れているが、わざわざインドネシア語で唱っている、何故か?桑田の証言。
「アジアやニューヨーク、ヨーロッパの状況など意識しつつ」打ち込みで世界観を拡げてみたが、「もはや英語でラップをやっても面白くないと思ったので、曲調も鑑みて、インドネシア語を喋れる人をスタジオに呼んだ」と小貫に答えている。小貫によると、丁度この時期から桑田はサーフィンを始めたらしい。沖合いから見た鎌倉・由比ヶ浜の景色に娑婆と霊界を行き来する日本人古来の詞(ことば)を折り込みながら展開される。例えば2番では……
…縁はヤーレンソーラン
千代に What Cha Cha
釈迦(シャカ)堂も 闇や 宵や宵や
鳶(とび)が湘南浪漫 風に舞っちゃって
縁の先ゃ 黄泉(よみ)の国や…
釈迦堂はご存知鎌倉の住宅地に突然現われるあの観光名所で映画『稲村ジェーン』でもロケーションが行われたし名曲♫Bye Bye My Love
にも登場する。しかし、桑田が本当に言いたかったことは、後半のインドネシア語でラップを唱った部分にほぼ集約されていると思う。
……遥か以前から光輝く星を見つめる時、
涙ぐんでしまう
人間の存在、肉体、それらは、宇宙から
の言霊(ことだま)を記憶するのだ……
それに続くラストの日本語ラップでも、
……禮(らい)!
幾千億年前の星の光が 人の世の運命(さだめ)を僕に告げるの
過去に多くの人が 愚かな者が 幾千億年前の星の光見て
戦をしたり 罪犯したなら ぼくもまたそれを繰り返すのか
今は滅びた星の光なのに 見つめるままに 夢に見るたびに
涙ぐむのはなぜなのか そして僕はどこから来たのか
この魂は誰のものなのか Yeah, Yeah, Yeah……
それまで桑田は地元、湘南を謳い上げた楽曲を量産させてきた桑田が嘗てないスケールで書き上げたこの楽曲は古都鎌倉を舞台に宇宙規模のイマジンで紡がれた詞であり、それがなぜ言霊だったのかの回答がラストのラップで明かされるという良く出来た楽曲であった。
1996年6月25日。デビュー18周年となったこの日アルバムリリースまで1ヶ月を切ったこのタイミングでサザンオールスターズ38th.シングルとして♫太陽は罪な奴 が発売された。
乗っけから懐かしのモータウンビートで終始するのは嘗て原由子に書き下ろした♫恋はご多忙申し上げます 以来だが、ストレートな夏うたとしてサザンオールスターズらしいポップ性にファンは誰しもが涙した。過去作の踏襲要素もなく見事なまでの新陳代謝をし続ける桑田のバイタリティに脱帽しかない。作られたプロモーション・ビデオには音楽人としてのリスペクトからかまやつひろし、桑田のマインドとしてのスターからはアントニオ猪木、そして完全に桑田の趣味としてのグラビアアイドル松田千奈らがゲスト出演していた。
私は前シングルとこの曲は7インチアナログ盤で買った。この頃レコード店は外資系のタワーレコードとヴァージンメガストアが全国的に急速に店舗を拡大していた時期であり、それに伴い街のレコードショップは淘汰されていった。しかし売れ線しか置かない大多数の従来型の店舗ではやはりどうしても本来の音楽ファン=アナログファンの購買欲を満足させられず、その点新規参入してきた外資系レコード店は、アナログ盤ファンをも驚かせる品揃えであり、圧倒的にその在庫量では完全に従来型店舗を凌駕していた。最終的に残った従来型店舗はユーザーからの要望に積極的な店か、得意な品揃えでユーザーを刺激し続けた店舗のみとなったが、それらの店舗の存続も最早時間の問題であった事は周知の事実であった。やがて外資系レコード店の凌ぎを削った競争もタワーレコード一強という結果に終わり、ディスクユニオンという大手中古レコード店でも新譜を扱うようになり、現在に至っている。今やサブスクに押されパッケージ自体が存亡の危機と成り果てた。
折からのシティポップブームでアナログ盤パッケージが又見直されたとは言え、この先も安泰か?とは誰にも言えないことは明らかである。例えば、サザンオールスターズの♫愛の言霊 〜Spiritual Message〜 のアナログシングルには特殊な香りのする効果が施してあり、長年に亘りその香りが失われることは無かった。
そんな工夫がアナログ存亡の危機を救うとはとても思わないが、少なくともそうしたサービス精神がアナログファンを刺激したのは間違えはなかった。アナログ盤愛好家として業界関係者へ提言したいのは"売る"ためのあらゆる努力を惜しまないことだ。
次回はサザンオールスターズ12th.アルバム
『Young Love』を解説する。
続









マサヤス 龍之介
#サザンが1番
☆『1990年代の桑田佳祐 .17』
桑田佳祐のソロアルバム第二弾は1994年平成5年9月23日にリリースされた。この"らしくない"桑田佳祐のサウンド性はスーパーチンパンジー以来のギタリスト小倉博和との共同作業から生まれた。このアルバムは唯一無比の桑田佳祐のソロとしての意味合いが解答された作品である。これはサザンでは無理なサウンドであり、桑田がソロでやる事の大きな意義が示されたものだった。ただ、以降こうした特異なものは桑田はごく一部の例外を除いて封印している。そのサウンド面で大きく貢献した小倉博和はエレ・アコ両方を器用に弾き分ける。それまでずっと蜜月関係にあった小林武史はキーボード奏者としてのクレジットはあれど、アレンジには参画していない。前年の'93.10.6にシングルリリースされていたキリンの缶コーヒー『JIVE』のCM曲♫真夜中のダンディ では80年代のサザンから重用してきたキーボーディスト片山敦夫が桑田の狙いをサウンド化して成功させている。
片山は今もサザンの活動には欠かせない同士であることはこの春のEIGHT-JAMで、サザンのニューアルバム記念の回でゲスト出演していた事からも判る。このアルバムに参画したミュージシャンと言う点ではもう一人の重要なパートナー原由子もキーボーディストとして名を連ねる。特にこのアルバムの中のシングルカットされた桑田にとっての重要な作品♫月 での生ピアノに於ける原の役割は、母親の亡骸を見つめた中で紡がれたとされるこの楽曲にはどうしても必然だったであろう。何よりも"存在"としての原のピアノは必要不可欠で無ければならないことは聴いている側にも痛いほど伝わってくるのである。そして母親の霊前で最初に浮かんだメロディはアルバムラストの♫ JOURNEY であり、ここでも原にオルガン🎹を弾かせている。この楽曲が亡き母親へのレクイエムであることはファンの間では有名なエピソードであるが、このアルバムでは片や同じ肉親の父親へも♫僕のお父さん を書いているところが象徴している通り、このアルバム全体を覆う極私的な事どもを告白する手法はソロならではとも言える。因みに♫僕のお父さん は山下達郎も気に入っているとWikipediaには書かれている。
私がこのアルバムの楽曲でどうしても見逃せなかったのが、♫飛べないモスキート(Mosquito)
である。桑田はここでキーボードに小林武史を投入。軽やかなdsの音まで含めて分厚いふくよかなサウンドは紛れもなく小林武史の音だ。アルバム中一番ポップスしている楽曲だが、桑田が小林の特性を知り抜いていて起用した事に思わず納得だが、歌詞はイジメ或いはエイズに対する偏見を歌い上げていて、悲しくも重いテーマだが桑田は逆説的に明るい曲調をぶつけている。大滝詠一の
♫君は天然色 がそうであったように、暗いテーマに明るく乾いた曲調の方がノッてしまうのは松本隆も桑田も、根っからのポップス人なのだなと思う。我々は明るい曲調に引きづられてついついこれらのポップスを楽しんで仕舞うが、カラオケで唄っていると歌詞と曲調とのギャップを感じて仕舞う。しかし、桑田のこの曲の
♫…嗚呼 この街のどこかで同じ
星を見上げる人のために
そっと涙ぐむ Who……
と云う箇所などはある種のラブソングにも相通じる表現だけに一曲中で色々な感情が無い混ぜになってくると云う不思議な感覚に陥ってくる。
小貫信昭はその著書で、「いずれにしても、あくまで彼の基本的スタンスは風刺であり、青筋立てたメッセージではなかった」と云うところに敢えてボカすことによりメッセージ性を薄める作用が働いているのは、それは無意識ではなくワザとそうしている所に桑田の歌づくりのプロとしての矜持を感じて感動しかない。
続

飛べないモスキート(MOSQUITO)

マサヤス 龍之介
#サザンが1番
☆『1990年代の桑田佳祐 .13』
アルバム『世に万葉の花が咲くなり』の作品解題を続ける。3曲目♫せつない胸に風が吹いてた
は桑田の曲袋の豊かさを堪能出来る逸曲だ。この3月にリリースされた最新アルバムにしてもそうだが彼がこれほど長期間に亘り作曲家として君臨出来ていることにサザンファンのみならず、全ての音楽ファンは脱帽しているに違いない。普通大抵はアイデアが枯渇するか半ばでリタイアするものだ。或いは相当な長期間のインターバルを置いてリリースと云う例が普通だと思うのだが、桑田佳祐はサザンの活動休止の間にもソロや何らかのプロジェクトで第一線に立ち続け、しかも必ず新曲を引っ提げていて尚且つ数曲を一気出し!その楽曲には必ず何処かとのタイアップが絡むので、PRにも事欠かないと云う勝のスパイラルとなっている。この音楽寿命の長さを保つものは一体何か?
どうしてこうも、磐石なメロディセンスが保持できるのか?不謹慎を承知の上での提言だが、これは先々桑田の死後にでも桑田の遺骸は簡単に荼毘に伏さず、例えばその脳は学術的にも是非標本として分析して欲しいものである。その位、桑田の作曲キャリアは充実していると言っていい。
そうした桑田のメロディセンスが最も卓越したポップスとして表れたのがこの3曲目だと思う。
桑田の紡ぐ歌詞の字数の多さが特徴的なのは過去に何度となく指摘したが、この曲の構成は最初のAメロをリフレインしてBメロ=サビ、2コーラス目が終わって得意のCメロディは全て英語で表現されて、その後又Bメロに戻りそのリフレインでフェードアウトしてFIN、と云うのが通例だがこの楽曲ではCメロの後にAメロの終曲部を準用している。…ためらいがちに歩いた遠い過去が
終わりの無い道に変わる…
そして最後のBメロ…虹のように消えたストーリー 悲しみを分け合えた他人(ひと)もいない
この胸に浮かぶストーリー
愛だけじゃ奪えない七色の未来…
で大団円となる。こうした楽曲構成のロジックが巧みに編まれる。これもまた桑田の魔法の作曲術と言えよう。
そしてアルバム5曲目♫慕情 。この感動的なメロディについては昨年上梓された小貫信昭氏の著作『いわゆるサザン』について で桑田への綿密な取材によって新たな逸話が書かれている。へー!といったトリビア的新事実が明かされていて興味深い。引用に堕すのは野暮である。出版されてまだ1年以内でもあるし、揃いのいい大手書店の音楽本の棚に今から急げばまだあるので敢えて引用は避ける。これを読むと、2007年発行のジャズ評論家中山康樹の書いた集英社新書刊『クワタを聴け!』が思い込みと勘違いのみで書かれているかが露呈していることが分かる。書かれた時点までの桑田の自作曲をほぼ完全網羅して論考はしているものの、的を得ない星印の指標や批判的な批評が鼻につく。中には的を射ているものもあるので一定指標にする目安にはなるものの、直接取材した前者の方がやはり説得力がある。
桑田36歳の円熟期を迎えたボーカルは味わい深い芳醇なワインの渋みを感じさせるようで、しみじみできる。本回はこれを聴いて一先ずは。。。

慕情
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マサヤス 龍之介
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趣味 :アナログレコード鑑賞 主にErly Jazz シティポップ 昭和SPレコード
グラヴィティ音声ルーム
食 : 元々、関東人なので焼きトン、魚は赤魚粕漬け たまに細巻き寿司 山芋短冊切
り 藁納豆
プロ野球 : 10歳頃から阪神タイガースファン
フォロワー要綱:以後放置な方は随時外してます。
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ponzi
作家、研究者、ミュージシャンのponziです。文学、研究、音楽。いろいろつくっています!千葉県松戸市出身50歳です。よろしくお願いします(´・ω・`)
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