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ノゾ

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哲学は文学だと思いますか?哲学は文学だと思いますか?

回答数 20>>

さて同一かと言われれば、絶対に違う。
けれども文学によって哲学は美しく語られるし、文学にとって哲学は欠かせないエッセンスでもある。
ホラティウスやルクレティウスは詩でそれを表現したし、老子には韻律があるし、多くの優れた文学の中には哲学が編み込まれている。
哲学哲学
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くりねずみ

くりねずみ

​夜に「おやすみ」を告げる人たちがいる――
わたしは昼間に「おやすみ」を言う。
去りゆく人が「さようなら」と口にしても――
わたしはやはり「おやすみ」と答える。

なぜなら、別れとは夜のこと、
そして、共にいることは、まさに夜明けなのだから――
あの高台の紫の彩りこそが、
朝と名付けられた、そのものなのだから。

今日のディキンソン。この詩は、愛する人との「別れ」を「夜」と捉え、共にいる時間を「朝」と捉えることで、物理的な時間ではなく、心の状態こそが真の「昼」や「夜」を決めると歌ったものです。愛する人が去っていくことは彼女の世界を夜にしてしまう。そして最後の2行は夜明けの美しい情景を描写することで、「共にいること」がどれほど素晴らしく、世界に彩りを与えるものであるかを強調しています。

韻律も本当によく練られていて、話し出すときりがないんですが、分かりやすいところで言うと第一連の頭韻、"Goodnight", "Good-bye," "Going" と [g] の音が繰り返され、「おやすみ」「さようなら」「去りゆくこと」という、詩の中核となる「別れ」の概念を音のレベルで結びつけています
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小な幸

小な幸

フルアニメーションももちろん大好きなのだけど、もろもろの制限下のなかで、むしろ制約を逆手にとって複雑性を実現した特定の時代の特定の作品がたまらなく愛おしいのです。韻律に制約を設ける詩のようじゃないですか。
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