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をわか

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ヘーゲルにおける「他者」は西田幾多郎で卒論書く前段階としてまとめておきたい。
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をわか

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プラトニズム的なものが西洋哲学の通奏低音としてあるのは言うまでもない。でも、その枠組みでヘーゲルのいう人倫や国家論までを包括できると思わないほうがいい。
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をわか

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ポパーやローティ、レヴィナスほどの一流の哲学者でもヘーゲルはちゃんと読めてない
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せな

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好きなものをひとつ紹介してください!好きなものをひとつ紹介してください!
これで最後!!botかもしれないけど質問返すの遅れてすみません🙇‍♀️

これは画家ルネ・マグリットの作品『ヘーゲルの休日』(Les vacances de Hegel)

私この作品めっちゃ好きなの!!

争い合い対立するものを統合し、どちらも共存できるような答えを探すヘーゲルの哲学を芸術として形にしたこの作品は、水を受け入れずに避ける傘の上に、水を避けずに受け入れるコップをのせるという遊び心に満ちた作品である。(せな解説)
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tykky

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統合の哲学 — 自己と現実のハーモニーに関する試論

序論:分離の時代と統合の要請

人間は常に、自己と世界のあいだに“ズレ”を経験する。
このズレは、主観と客観、内面と外界、理想と現実、言葉と沈黙といった対立として現れる。
哲学の歴史とは、このズレを単に観察するのではなく、
それをどのように統合し、調和のある生を構築するかを問う営みであった。

本稿は、分離を嫌い、ハーモニーを価値とする立場から、
哲学を 「統合へ向かう意志の歴史」 として再定義する試みである。



第一章 統合の原理——人間は不協和に耐えられない存在である

人は不協和に耐えることができない。
これは美学における和声の問題ではなく、
精神の構造そのものにかかわる問題である。
• 自己の内側に嘘があると、心の調和は崩れる。
• 現実との断絶は、存在の不安を生む。
• 他者との関係の分裂は、自己像を破壊する。

したがって、人間は生存上の要請として 統合を求める生き物 である。

この統合とは、対立を消去することではなく、
それらを ひとつの秩序に位置づけ直す能力 を意味する。



第二章 哲学史における統合の系譜

哲学者たちは、時代ごとに異なる形の分離を経験し、
それぞれ異なる統合の方法を提示してきた。
• プラトン:理念と現実の統合
• アリストテレス:目的・行為・思考の統合
• デカルト:疑いと確実性の統合
• カント:主観と客観の条件づけによる統合
• ヘーゲル:歴史を通した精神の自己統合
• ニーチェ:価値の再評価による存在の統合

彼らは、それぞれの時代の“分離”を可視化し、
それを乗り越えるための 合理的・精神的な統合原理 を提示した。

よって、哲学とは体系の発展ではなく、
分離に対する反応の歴史 としても捉えられる。



第三章 現代における統合の課題——分裂した自己の再生

現代人は、かつてないほど多くの分離の中に生きている。
• 情報の加速化による自己の分裂
• 社会的役割と本音の乖離
• 効率と感情の対立
• 外見と内面の不一致
• 健康と社会的期待の矛盾

このような分離は、人が自己を保つためのハーモニーを破壊する。
したがって現代における哲学の課題は、
新しい価値を創造することではなく、

分離した要素を再び統合し、
自分が自分に納得できる状態を取り戻すこと

である。

これは単なる精神論ではない。
日常の小さな選択——服装、言葉、行動、仕事の姿勢——のすべてが
統合か分離かの判断を迫る。



第四章 統合としての生——自己整合性という倫理

統合の哲学が示す生き方とは、
外界に合わせるための調和ではなく、
内的整合性にもとづく調和である。
• 嘘をつかない
• 隠さない
• 自分の姿に納得する
• 配色・素材・行動に一貫性を持つ
• 存在のハーモニーを壊さない
• 自分が自分に誠実である

この倫理は、他者の評価よりも
自己の納得を優先する。

つまり、統合とは美学であると同時に、
生き方の規範(エートス) の問題でもある。



結語:統合の哲学とは何か

統合の哲学とは、
世界と自己のあいだに生じる無数の断裂を、
強制ではなく、自然な秩序としてまとめあげる技術である。

それは問いであり、姿勢であり、生活の調律でもある。

哲学とは、自己と現実をひとつの物語として結びなおす行為である。
統合とは、人が自分自身の存在に“はい、これでいい”と言えるようにするための実践である。
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フォイエルバッハは「スピノザは現代の思弁哲学の本来の創始者であり、シェリングはその再興者、ヘーゲルはその完成者である。」というけど、真にスピノザ主義者ならシェリングは我流、ヘーゲルは失敗者じゃないかな
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をわか

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トマスアクィナスはアリストテレスのnecessariumとpossibileを存在論的に解釈してる、お見事。ハイデガーよりヘーゲルが『大論理学』で展開してる存在論に近いと思う。ただ存在論的解釈かつ同じ重度のアリストテリアンであることを鑑みれば、ハイデガーとの関係性も気になるところ。調べてみる。
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