

小説にしては短く、ポエムにしては長い、独白にしてはファンタジーで、愚痴にしては現実味がない。
誰かに見てもらいたいけど誰かに伝えたいわけじゃないそんな文章を綴る星です。
勿論、書きかけでも供養でも構いません。
この星は自己満足を中心に出来ています。
管理人からのコメント
✮必ずアナウンスを一度読んで下さい。
✮素人の一次創作/二次創作でも許容できる方のみの搭乗を許可します。
✮活動進捗等の個人の状況は別惑星もしくは惑星を指定しない各々の投稿でお願い致します。
✮GRAVITYの規約違反とならない程度の投稿のみとさせて頂きます。(違反となった場合は投稿が出来ないかもしれません)
✮この星はフィクションの投稿のみ許可します。
(思想の衝突を防ぐため)
✮上記含め変更の可能性は御座いますが、その際は周知させて頂きます。

きぃ


あまえび
全ては帝国のせいだった。帝国が『魔道具』なんて作るから……
帝国の作った『魔道具』は戦争のあり方を変えそして戦争は長期化の一途をたどった。
最初の頃は誰もが信じていた、クリスマスには帰れると。だが、今も尚帝国による『魔道具』の侵略は終わらない。終わる気配はない。

ゆめさき
旅への憧れを、いつの間にか失っていた。
年を重ねるごとに、世界は不思議と小さくなっていく。
人並みの仕事をしていれば、ちょっとした旅行くらいなら簡単に行けてしまうからだ。
夏。茹だるような暑さの中、俯き加減に歩いていた。
もともと下を向きがちなのに、その暑さが拍車をかける。
淡々とした日々と、容赦ない熱気にうんざりし、つい仕事を放り出してコンビニに立ち寄った。缶チューハイを一本買い、店先にある、コの字を左に九十度傾けたようなベンチに腰を下ろす。プルタブを開け、一口含むと、自然と顔が上を向いた。
ーー久しぶりに空を見たな。
夏の空には、入道雲がゆっくりと立ちのぼっていた。
子どもの頃、紅の豚やラピュタを観て、あの雲に向かって飛んでいきたいと思っていたことを思い出す。此処ではないどこかへ、遠くへ行きたいと願っていた。
いまの生活に大きな不満はない。けれど、僕は退屈していたのだ。
どこか遠くに行こう。
一週間だけ休みを取って、行き先はどこでもいい。ただ旅に出よう。観光をする気はない。見知らぬ町に、あたかも住んでいるかのように滞在したい。外に出るのが億劫なら、ホテルやカフェで本を読みながら過ごせばいい。
それだけで、空に浮かぶ雲のように身軽になれると思った。

【お試し企画】テーマに沿ったSSを投稿しよう
参加

manacuba
そっか。私は回復したんだ。もう睡眠障害から自由になった。
あの夜の焦燥に駆られた孤独からは、今の私は関係ないんだ。
もう寝ようかな。
夢の中で、闘病よりも前の懐かしく、輝いていた過去の帰れるだろう。
若いとき、私には夢中になれる対象があった。
女の汚さを知るより前の時代が、男の青春時代なのだ。

タクマ
現代において契りを交わす時に用いられるのは書面にサイン 紙の上での契約である
契約書に書き置きをして 水のペットボトルで紙を抑え 2つの紙コップに水を注ぎ
片方を飲み干し潰して置いておく
?あぁ 一方的な水盃だな
約束の鍵を杯の間に添えて 背を向け歩き出す
決して振り返らず 決別を誓ったのだから……
「ただいま ? 離婚届と鍵?」
【貴方の幸せを奪ってしまいそうなので絶交します】
すぐさま電話で連絡を入れる
鳴り響く着信とブザー音
ソファーに投げ出された携帯
苛立ち コップの水を飲み しばらく考える
唐突に離婚届を破り 鳴り響く電話と鍵を持ち
駅に走り出す 絶対に再び交わる為に……
紙破り

あき

回答数 3>>

べな
自分の不器用さが。
いや、不器用ではなかった。
自分は生真面目だった。
それは妥協の許されない環境に身を置いてきた経験からの後天的特性。
生真面目は何処に行っても邪魔でしかなかった。
いいことなど無かった。
皆器用に力をSaveしながら生きている。
その中で自分はどこまでも全力だった。
全力で受動的な方法しか知らなかった。
例えば。
机を退け教室の前部分を適当に掃いて雑巾がけして、
机を前にやる最中に他の掃除が終わった者たちが座りたさ故に後方を蔑ろにして元の位置に戻しだすような。
自分の“忌々しい正義”はこれに怒りを覚える。
しかし、当てつけのように掃除を続行するしか能はないのだ。
ヘラヘラしてさも自分が異常であるかの如く嘲笑する者たちが、
嫌いだった。
いや。
嫌いだったのは自分の生真面目さだ。
これを許容して汚いままの教室で友と談笑できる気概があれば良かっただけのことだ。
こうして自分を呪い続け。悔やみ続け。
過去の、皆が純真無垢な可愛い動物であった頃を甚く切望するのだ。
全ての人間があの小綺麗な善悪も分別も知らぬ小動物であったら、
何より私がそうであったなら。
そう願わざるをえないのだ。


浅葱ノア
私が右手を上げると鏡の私も右手をあげる。私が変な顔すると鏡の私も真似して変な顔をする。それが小さい頃の私の唯一の遊び。
小さい頃、同じ歳の子が出来ることが私には出来なかった。立って歩くことも、言葉を話すことも、食べ物を1人で食べることも……。
「なんで普通のことが出来ないの……」
両親は私を見てため息混じりに小言をこぼす。小さい頃の私は理解することが出来なかったから両親の苦労を知ることが出来なかった。
外に出ると歳の近い子供たちが遊んでいる。しかし、私はその輪に入ろうとしない。それは彼らが何をしているのかわかっていないからだ。そのため、外遊びをせず、自宅にある大きな鏡に映る私と物真似をして遊んでいた。鏡に映る私は私と同じタイミングで同じポーズをするから楽しかった。
小学生になると、他の子との差が大きくなり、周りの子からからかわれることが多くなった。私物を隠されたり、陰口や悪口を言われたり、仲間外れの標的にされた。一時期私が学校の備品を壊したと嘘の報告が先生の耳に届き、放課後まで説教を受けたこともあった。これは高校生になるまで続いた。学校からの報告を受けた両親から愛想つかされて、夜中に納屋に入れられて過ごすことが多くなった。今となっては虐待と言われてもおかしくないが当時はそれが当たり前と思うことが多いため、私も納屋で夕飯を食べずに静かに朝を迎えることが当たり前だと思っていた。夏場は立っているだけでも汗が流れるほど蒸し暑く、冬は手足が寒さで感覚が無くなるほど寒い。普通の子供なら耐え切れないと思う。ただ、唯一あの鏡だけが納屋にあったので、月明かりを手がかりに鏡の私と話をして過ごした。
「なんで私は普通じゃないのかな?」
今日も私は鏡の私に話しかける。どうせ今日も鏡の私は答えてくれない。そう思っていた。
『じゃあ変わってあげようか?』
鏡の私が私に問いかけた。私は驚いて尻もちをつく。鏡の私はジッと私を見つめてる。
『私と変わって楽しいことしよう』
鏡の私がゆっくりと私に向かって手を伸ばす。私は怖くなって、納屋の扉を叩く。しかし、家の中にいる両親には聞こえていないようで誰も助けに来ようとしていない。鏡の私が私の右足を掴んだ。私は鏡の私から逃げようと足をバタつかせるが、ゆっくりと鏡のの方に引きずられて行く。
朝になると、“私”は今までにないくらい優秀な高校生になった。勉強も部活も全て段違いにだ。先生や両親から褒められることが増えた。
「これから楽しくなりそうだね」
“私”は納屋の鏡を見ながら言うと、持っていた鈍器で鏡を割った。これで元に戻ることは無い。これからの“私”は復讐をするだけだ。
#自作小説 #創作活動

浅葱ノア
新生活、新社会人や上京してきた学生が新しい場所で生活をする。私も3月にやっと住むアパートが決まり、田舎から今日引っ越してきた。契約したのは築年数45年のワンルームでトイレ風呂別、家賃は3万円と格安。駅から徒歩10分圏内で行けるのにてこの安さは異常だった。担当者からいわく付きと教えてくれたが、内見した時はそんなことを感じなかった。
「何がいわく付きなんだろう」
私は考えながら荷解きをする。ダンボールで6箱、ワンルームにしてみると量が多いが、ほとんどがノート。趣味で書いている小説のプロットや情報をまとめたものまで色々ある。その他に私服や鞄など実家から持ってきたが、その中に女性らしい化粧品やワンピースなどが入っていない。
荷解きを終えてから、新しく購入した家電の取り付けに来た業者の対応や通販で買ったソファーベッドの組み立てなどを行い、気づいたら夕方になっていた。
「もうこんな時間……。コンビニ行ってこよう」
私は片付けを途中で終えて、近所のコンビニに夕飯を買いに出掛ける。コンビニでお惣菜とおにぎりを複数購入して部屋に戻る。ドアノブを握った時、違和感に気づいた。
「誰かいる……」
部屋の中を走り回る足音が聞こえてきた。しかし、私はあることに気づいた。
出掛ける前、戸締りはしっかりしてきた。
つまり、人が侵入することがありえないのだ。
私はゆっくりドアノブを握った。
ゆっくりとドアが開く。
「誰?」
私の目の前に5歳の子供の顔があった。私は驚いて悲鳴をあげた。近隣の方が外に飛び出して何の騒ぎか集まってくる。
「大丈夫?」
1人の女性が私に声をかけてきた。私は必死になって状況説明をするが、女性は知り合いの男性とともに部屋の中に入り確認する。戻ってきた2人は私を見て言った。
「誰もいないですよ」
私はここでいわく付きの理由がわかった。心霊現象がある、私の頭にそう過った。近隣の方は私の虚偽になんだよっと呆れながら去って行った。私は自分の目を疑った。
私の目の前にその女の子が立って私を見ていたからだ。
#自作小説 #創作活動

浅葱ノア
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3人回答>>
2025/09/05 17:44
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