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ろびのわーる

ろびのわーる

『HAPPYEND』
近未来の日本。軍国主義的になった日本は民衆の不安を煽り、独裁国家の道を進んでいた。親友同士のユウタとコウは、高校卒業を控えていた。明るい性格のユウタが友人と楽しいことだけをしていたいと考える一方で、コウは自分の進路や社会について考えていた。

近未来だけど70年代みたいな熱のある作品。抑圧された環境に置かれたマイノリティたちの青春物語。

高校卒業を控え、嫌でも先を考えることになるこの時期。希望よりも不安の方が圧倒的に大きい。クラスメイトの進路が次々と決まってゆくのがまた焦る。

ストレスが時には暴走することもある。でも“バカなことができるのは学生のうちだけ”という理論は社会で通じることはなく、責任は必ずついてくる。

仲間といろいろやらかして絆が深まる。そして自分自身と向き合い、徐々に変化してゆく。

高校までは仲の良かった仲間も卒業するとみんなバラバラ。そこではじめて価値観も方向性も違ったんだと気付いたりする。他につるむ相手がいなかっただけだったんだと。

そこにドラマがある。すれ違って、悩んで、迷って、苦しんで…。その不安とのギャップによって楽しかった思い出がより輝く。自分の高校時代と重なる部分もたくさんあって胸が熱くなった。

佐野史郎が効いてる。悪役としてもハマってるし、道化役としてもハマっている。真面目にしてるのが滑稽になってしまうのってコメディでは最強かもしれない。

コウの葛藤する姿に引き込まれた。他の生徒の演技も全く違和感なかった。メインの二人は新人らしいのでちょっとチェックしておこうかな。

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