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大阪 40 既 小説好きで、読んだ感想を投稿しています。 ミステリー、時代小説、大衆文学とジャンルに囚われず読んでいます。 色んな方とお話できることを楽しみにしています🙌
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「マカン・マラン」 古内一絵さん

ドラァグクイーンのシャールさんが営む夜食カフェ〈マカン・マラン〉。

看板も目立たず、知る人ぞ知るその店に辿り着けたこと自体が、どこか“運命の巡り合わせ”のように感じられる場所です。

タイトルの通り、物語には夜食が欠かせません。動物性食材をほとんど使わず、旬の野菜を中心に素材の力を引き出した料理の数々。派手さはないけれど、身体の奥にじんわり染み込むような滋味深さがあり、読んでいるこちらまで温められる感覚になります。

何より印象的なのは、店主シャールさんの在り方。誰かを急かすことも、否定することもなく、ただ相手をまるごと受け止める。その慈悲深さと慈しみの眼差しが、物語全編を静かに包み込んでいます。

「苦しかったり、つらかったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前に進もうとしている証拠よ」
この一言に、救われる読者はきっと少なくないはずです。

もしこんな言葉を自然にかけてくれる場所が現実にあったなら、理由もなく足が向き、いつの間にか常連になってしまう。そんな想像をしてしまいました。

疲れた夜に、そっと寄り添ってくれる一冊。
読後には、温かい夜食を食べ終えたあとのような、静かな満足感が残ります。

続編の文庫化も楽しみなシリーズです。

#読書 #文庫本 #読了
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「先生と罪」 くわがきあゆさん

宝島社文庫「このミス」シリーズ第4弾。
今回も雪下まゆさんによる印象的な表紙イラストが目を引きます。

舞台は中学校。
校内で起こる不可解な事件や事故の連鎖によって、教員も生徒も、登場人物すべてが疑わしく見えてくる構成です。
最後まで犯人像を絞らせない巧妙な語りと、終盤に待ち受ける怒涛のどんでん返しは、まさに“カオス”と呼ぶにふさわしい衝撃でした。

「胸糞の悪さが癖になる」という感覚を体現したような一冊で、これぞくわがきワールドの真骨頂。誰も彼もが怪しすぎて、ページをめくる手が止まりません。

モンスターペアレント、不登校といった、教育現場が抱える生々しい闇を題材にしながら、物語としては徹底したミステリーへと昇華されています。
ラストを迎え冒頭の一節を読み直すと誰目線なのか気付かされます。

改めてヒトの怖さを感じられる作品でした。

#読書 #文庫本 #読了
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朝から息子がうさ耳付けてると思ったら、Seriaのスマホホルダーでした🐰
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アニメ2期目楽しみ!
ネトフリは明日からかー🙄
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「プリンシプルのない日本」 白洲次郎さん

私が敬愛してやまない人物のひとり、白洲次郎。政界の表舞台に立つことなく、吉田茂内閣を裏から支え続けた“カントリー・ジェントルマン”。

若き日にイギリスへ留学し、騎士道精神や「個として立つ」という価値観を体得した白洲が、日本に戻って感じた違和感。それが本書の根幹にあります。
誰に対しても引かず、媚びず、自分の信念を曲げない。その姿勢は潔癖なまでで、ときに不器用にも映りますが、だからこそ言葉の一つひとつが重く響きます。

他のレビューでも多く語られている通り、本書は単なる政治論や回顧録ではありません。
「日本人はなぜ自分の意見を持たないのか」
「独立国家とは何をもって独立と言えるのか」
戦後から続く日本の構造的な問題に、痛烈な問いを投げかけ続ける一冊です。

読み進めるほどに、これは過去の日本を語った本ではなく、今の日本にこそ向けられた警鐘なのだと感じさせられます。

迎合や空気に流されることの危うさ、自分の中に一本の「芯」を持つことの難しさと重要性。
読みやすい本ではありませんし、決して優しい言葉が並ぶわけでもありません。

それでもページを閉じたあと、自然と背筋が伸び、「自分はどうなのか」と問い返される感覚が残る1冊でした。

#読書 #文庫本 #読了
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2025下期直木賞決定!
嶋津輝さんの「カフェーの帰り道」となりました👏
とりあえず受賞作と「白鷺立つ」を文庫化待ちの読みたいリストに追加っと…😌

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​今夜、2025下期直木賞発表ですね。
上期が受賞作なしということで話題になりました。下期は選ばれるのでしょうか。

候補作品
​嶋津輝さん 「カフェーの帰り道」
​住田祐さん 「白鷺立つ」
​大門剛明さん 「神都の証人」
​葉真中顕さん 「家族」
​渡辺優さん 「女王様の電話番」

普段は文庫本がメインで単行本作品はほとんど読めていませんが楽しみです[照れる]
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本棚の一部📚

基本は出版社ごとに分けてるけど、
同じ作家さんの作品が増えてくると、結局まとめたくなってしまう派。

でも毎回ここで悩む…
いまだに本棚の最適解が見つからない🥹

壁一面を本棚にできたら、
並べ方考える時間だけで一日終わりそうです😳

#読書 #文庫本 #本棚
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今日のお昼は久しぶりに吉野家

サラダセット頼んだら、汁物がお吸い物
「わかめ入ってるけど…味薄っ😇」

久々だから味変わったのかと思いきや、
まさかの【お味噌入ってないお湯】でした。

さすがに確認したら、すぐ新しいお味噌汁出してくれました🙏
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「からまる」千早茜さん

​7人の登場人物による連作短編集。
解説でも触れられている通り、物語を「読んでいる」というより、彼らの秘められた営みをどこかから「眺めている」ような不思議な感覚に陥る一冊でした。まさに、五感を揺さぶる千早茜さんの真骨頂とも言える作品ではないでしょうか。

​本作の興味深い点は、各編で象徴的に登場する生き物たちが、登場人物の内面や性(さが)を浮き彫りにしているところです。人間を描いているはずなのに、読み進めるうちに彼らがその生き物と同化し、日常生活そのものがその生物の生態であるかのように錯覚してしまう――。そんな、境界線が曖昧になるような妖しくも美しい筆致には、ただただ圧倒されるばかりです。

理屈では説明できない人間の業や本能を、生き物の姿を借りて描き出す構成の妙に、深く唸らされました。

​静謐でありながら、心の奥底をざわつかせるような、強烈な余韻を残す作品です。

#読書 #読了 #文庫本
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最近、狂気じみた表現力のライブ映像を狂ったように聴く日々。
あの圧倒的な世界観に飲み込まれる感覚、中毒性がやばいです。
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ア・プリオリ

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息子(年長さん)の書き初め。
味があってお気に入り🥰
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ブックオフ年始セールに行ったときの戦利品
積読たくさんあるのに9冊追加📚後悔なし😤

仕事が落ち着いたら読み始めるの楽しみ[キラッ]
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遅くなりましたが、
新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。
大阪天満宮へお参りへ行ってきました⛩️
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2025年の読了本は105冊📚

いろんな作品と出会えて、
心も頭も満たされた一年でした。

皆さんの投稿や感想にもたくさん刺激をもらい、「次はこれを読もう」と思える時間も含めて、読書がより楽しくなりました。
本当にありがとうございました。

来年もまた、素敵な📖との出会いにワクワクしながら、年内最終日を静かに過ごしています。

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください😊
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なんとか体調回復して年末を迎えることができました。

皆様、良いお年を✨
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発熱で39.5℃から下がりません…
落ち着いたらメッセージ返事させていただきます
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「推してダメなら押したおせ」 森美樹さん

​中学の入学式で新入生総代の彼に一目惚れして以来、彼を「推し」として崇め続けてきた主人公・富子。しかし、物語は単なる純愛や推し活の枠を遥かに超えた方向へと突き進んでいきます。

​驚かされたのは、主人公のあまりにも過激でストレートな「暴走」ぶりです。「いつか理想の相手と結ばれた時、彼を虜にしたい」という一心で、そのための「技術」を磨こうと他で経験を済ませておく……。この常人離れしたロジックを「推し活」と呼んでいいのか、読みながら何度も衝撃を受けました。

​客観的に見ればあまりに歪で、狂気さえ孕んだ行動かもしれません。しかし、初恋から続く想いを何年も抱き続け、目標に向かって迷いなく突き進むその一直線な熱量には、圧倒されるような凄みを感じます。

​「推し」という言葉でコーティングされた執着の裏にある、なりふり構わない人間の生々しさを感じさせてくれる1冊でした。

#読書 #読了 #文庫本
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今月号のBRUTUSが気になる👀

皆さんが投稿されてる本棚見るのも好きだし、自分の本棚レイアウトを考えるのも好き[照れる]

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「逆転正義」 下村敦史さん

​6編からなる短編集ですが、その一編一編に込められた熱量と密度に圧倒される一冊でした。

​どの物語も短いながらに極めて緻密に組み立てられており、各章の終盤には必ず「……え?」と思わず声が出てしまうような、鮮やかな逆転劇が待ち構えています。
しかし、本作の真の恐ろしさは単なる「どんでん返し」の驚きだけではありません。
タイトルにある通り、通底するテーマとして「正義とは何か」「その正義は誰のためのものか」を執拗なまでに問いかけてくる、その鋭い切り口に何度も唸らされました。

​一つひとつの物語を読み終えるたびに、自分がいかにバイアスに囚われ、狭い視野で物事を捉えていたかを突きつけられる感覚に陥ります。
自分が信じていた「善」が、視点を変えるだけでこれほどまでに残酷な「悪」へと変貌するのかと、背筋が凍るような思いがしました。

​短編集でありながら、読後の疲労感と満足感は長編小説を読み終えた時以上のものがあります。

​ミステリとしての快感と、倫理観を試されるような重厚な余韻。二つの意味で「裏切られたい」方に、ぜひ手に取っていただきたい傑作でした。

#読書 #読了 #文庫本
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​「絶対泣かない」 山本文緒さん

​初版は30年以上も前の作品となります。
​本屋さんで見かけた帯に書かれた「仕事で疲れて本も読めない。という時にこそ、この物語を読んでほしい」という一文に惹かれ、思わず手に取りました。

​様々な仕事にまつわる15編からなる短編連作集です。初版の時代背景から若干の時代錯誤を感じる部分もありますが、それを差し引いても響くものがあります。

​特に、文庫版のあとがきに綴られた以下の言葉は、仕事への向き合い方を改めて考えさせてくれます。
​「もし、あなたがあなたの仕事が嫌いだとしたら、それがどんなつまらない仕事でも、それをつまらないと思っているのはあなた自身です。つまらない仕事を選んでいるのもあなたで、でもそのつまらない仕事でお給料をもらって自分を食べさせているのなら、一見華やかそうでも、誰かから扶養されている人よりは何倍も自由であることを、時々は思い出してください。どうか、あなたがあなたの仕事を好きになれますように。」(原文ママ)

​仕事の見方の角度を変えてくれる文章ににハッとさせられました。

​現代の仕事の悩みにも通じる普遍的なテーマが根底にあり、働くことの意義や「自由」について、静かに問いかけられるような一冊です。

#読書 #読了 #文庫本
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​「スイート・ホーム」 原田マハさん

​登場人物が皆、本当に素敵な人ばかり。
​まさにポプラ文庫らしい、
優しさに満ちた作品だと心から感じました。

​洋菓子店「スイート・ホーム」を舞台に、家族それぞれが主人公となり、それぞれの視点で物語が紡がれる短編連作集です。

​読み進めながら、まるで美味しいスイーツを堪能しているかのような、甘く温かい気持ちに包まれます。

​理想的すぎるという考えもあるかもしれませんが、街を愛し、仕事を愛し、家族を愛し、幸せが溢れるこの物語には、やはり憧れずにはいられません。

​優しく、穏やかで、心をそっと包み込んでくれるような一冊でした。

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​第174回直木賞の候補作が発表されましたね。

​【候補作】
「カフェーの帰り道」 嶋津輝さん
「白鷺立つ」 住田祐さん
「神都の証人」 大門剛明さん
「家族」 葉真中顕さん
「女王様の電話番」 渡辺優さん
​【選考会(決定日):2026年1月14日(水)】

​前回は「受賞作なし」という結果でしたね。
それだけに、今回の選考委員会がどのような基準で受賞作を選ぶのか、注目してしまいます。
私は文庫本ばかり読んでいるので単行本はほとんど未読なのですが、この中から満を持して「これぞ」という一冊が選ばれるのか、それとも再び厳しい選考となるのか…。
発表日の1月14日が今からとても楽しみです!
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気になって立ち止まってしまいました。
時間が合わず残念…
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「ラーゲリより愛を込めて」 辺見じゅんさん

第二次世界大戦後、シベリアの強制収容所 ― 通称「ラーゲリ」へと抑留された日本兵捕虜たちの実話に基づく作品です。
極限状況下における過酷で非人道的な生活描写は、戦争を知らない世代にとって想像を超えるものであり、歴史の現実を確かに突き付けられます。

中心となる山本幡男さんの生き方は、まさに人間の尊厳そのもの。捕虜となっても失わない誇りと矜持。どんな状況でも「生きること」をあきらめず、仲間を励まし続ける強さ、そして必ずダモイ(帰国)できると信じる心。

絶望だらけの中でも希望を見失わない姿に、
どれほど勇気づけられたことでしょう。
戦争が奪うものの大きさと残酷さを改めて痛感させられました。

今、平和に生きられること。
家族や友人と日常を分かち合えること。
その何気ない幸せが、どれほどの尊さを持つのか。読み終えて静かに胸に問いかけてくる作品です。

終盤に記された遺書には、深い愛情と無念が込められており、強い余韻を残します。

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11月に受けた試験、合格してましたー㊗️
やったー🙌🙌
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「木挽町のあだ討ち」 永井紗耶子さん

直木賞・山本周五郎賞のW受賞作。
木挽町で菊之助があだ討ちを果たしてから二年。その真相を確かめるため、菊之助の縁者である武士が、当時の目撃者たちへ話を聞いて回ります。

語られるあだ討ちの場面は同じはずなのに、
重ねられる 五人それぞれの過去(来し方) が、物語に陰影を与えていきます。
なかには「このエピソードは必要なのか?」と感じるほど重く、辛い話もありますが、
最後の真相にたどり着いたとき、すべてはこの結末に向けての必然だったのだと気づかされました。

江戸の暮らしや文化が細やかに描かれており、
時代小説としての読み応えはもちろん、真相に迫る過程は ミステリーの面白さも兼ね備えています。

言い回しや漢字の難しさに苦戦しつつも、
気づけば夢中でページをめくっていました。
きれいに収束する結末で、読後感もすっきりとした一冊です。

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来週の東京出張で神保町行けないか企み中😏
時間的に厳しいかなぁ…
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「このあと どうしちゃおう」
ヨシタケシンスケさん

グラ友さんにおすすめしていただいて、
本屋さんで思わず立ち読みしてしまった一冊。

おじいちゃんが「〇んだらどうするか」を残したノートを、孫の男の子がのぞき見するところから始まります。
天国でやりたいこと、行きたくない地獄のこと、ちょっとユニークなお墓のアイデア、現世での見守り方まで。
どれもクスッと笑ってしまうのに、
その奥にあたたかさがしっかりあって。

「死」というテーマなのに怖さが少しやわらぎ、“この先も案外たのしいかもしれない”
そんな前向きな気持ちをそっと渡してくれる作品でした。

今をどう生きたいか、誰かを想うってどういうことか。難しい話のはずなのに、優しい絵とことばがやわらかく届けてくれます。

気づけば他の作品も集めたくなる…そんな魅力がぎゅっと詰まっています📚✨

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キュウニスゴクサムイ🌀
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11月は15冊✨

先月少なかったから読書欲いっぱいで色んな作品を読めました[照れる]

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✨本屋大賞作品好きなので忘備録として📖
すべて読み終わるまでまだまだ。
楽しみいっぱい[キラッ]

受賞年 作品名 著者(敬称略)
2025年 「カフネ」 阿部 暁子
2024年 「成瀬は天下を取りにいく」 宮島 未奈
2023年 「汝、星のごとく」 凪良 ゆう
2022年 「同志少女よ、敵を撃て」 逢坂 冬馬
2021年 「52ヘルツのクジラたち」 町田 そのこ
2020年 「流浪の月」 凪良 ゆう
2019年 「そして、バトンは渡された」 瀬尾 まいこ
2018年 「かがみの孤城」 辻村 深月
2017年 「蜜蜂と遠雷」 恩田 陸
2016年 「羊と鋼の森」 宮下 奈都
2015年 「鹿の王(上下)」 上橋 菜穂子
2014年 「村上海賊の娘(上下)」 和田 竜
2013年 「海賊とよばれた男(上下)」 百田 尚樹
2012年 「舟を編む」 三浦 しをん
2011年 「謎解きはディナーのあとで」 東川 篤哉
2010年 「天地明察」 冲方 丁
2009年 「告白」 湊 かなえ
2008年 「ゴールデンスランバー」 伊坂 幸太郎
2007年 「一瞬の風になれ」 佐藤 多佳子
2006年 「東京タワー」 リリー・フランキー
2005年 「夜のピクニック」 恩田 陸
2004年 「博士の愛した数式」 小川 洋子
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「この闇と光」 服部まゆみさん

物語は盲目の姫レイアの生い立ちを中心に進行し、中世的な世界観を想起させる導入となっています。しかし、読み進めるうちに時代背景と齟齬を生じる要素が散りばめられ、その違和感が作品全体に張られた大きな伏線として機能しています。

レイアの成長を丹念に追った第一章は分量が多く、冗漫に感じる可能性もありますが、後半で明かされる真相と構図の転換は、その長さを必要な積み重ねとして位置づけてくれます。

音楽や芸術に関する描写が随所に織り込まれており、それらへの関心を持つ読者にとっては一層の深みを与えるでしょう。
結末の受け止め方は読者によって大きく分かれるはずですが、周到な仕掛けと構成によって「欺かれる読書体験」を求める方には十分応える作品です。

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寒くなると聴きたくなるー❄
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スノースマイル

BUMP OF CHICKEN

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「君の膵臓をたべたい」 住野よるさん

クラスメイトが余命一年と宣告されていることを、ひょんなことから知ってしまう主人公。明るくクラスの中心にいる彼女と、誰とも深く関わらず一人で過ごすことを選んできた主人公。まったく違う方向を見て生きている彼に、彼女はむしろ興味を抱き、病気の事実を共有します。そこには、彼だからこそ見える景色があると信じた気持ちがあったのかもしれません。

人との関わりを避けてきた主人公と、関わりの中で生きてきた彼女。価値観の異なる二人が少しずつ距離を縮めながら、一緒に過ごす時間の中で、互いに影響し合い、変わっていく姿が丁寧に描かれています。

生きることの尊さ、人は変われるという強さ、そして誰かと心が触れ合うことの大切さ。「生きるということは、誰かと心を通わせること。」という言葉が、静かに胸に残ります。

今読むからこその気づきもありますが、もし若い頃に出会っていたら、さらに深く突き刺さっていたのかもしれません。ぜひ若い世代にも手に取ってほしい、真っ直ぐで切なく、心を揺さぶる一冊でした。

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「レインツリーの国」 有川浩さん

「阪急電車」に続く2作目の読了です。
聴覚障害をもつ女性と、健聴者の男性。
立場も見えている景色も違う2人の恋愛が、
丁寧に、時に痛いほど率直に描かれています。

物語は両者の視点で進み、互いの思い違いやすれ違いがリアルに伝わってきます。ただ、読み進めるうちに “自分はどこまで理解できているつもりになっていただけだったんだろう?” と気づかされる瞬間が何度もありました。
知っているつもりと、理解できていることは全然違う。そのことを静かに突きつけられます。

恋愛小説としてはもちろん、誰かと向き合うことの難しさや、見えない痛みへの想像力をそっと教えてくれる物語でもあります。ちょっとめんどくさい(褒め言葉)2人のやり取りも含めて、非常に読み応えがありました。

※余談ですが、劇中のメールやチャットで男性がガッツリ関西弁なのに、文字で読む関西弁が苦手な私は少しザワザワしました[冷や汗]
誤解なきように言っておきますが、関西弁が嫌いではないですし私も生粋の関西人ですので話す時はしっかり関西弁です👍

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「人間標本」 湊かなえさん

蝶の標本作りに魅了された少年が、生物学者となり、「最も美しい瞬間」を閉じ込めたいという執着を、人間へと向けてしまう。手記形式で進む物語は、彼の理屈や価値観が静かに、しかし確実に狂気へと踏み外していく過程を追体験させます。

手記という形式で描かれる狂気は、生々しい暴力ではなく、理性的だからこそ怖い。
親の期待に応えたい子どもの心、子を愛するがゆえの親の願い─その捻れと行き違いが積み重なった先に生まれる悲劇。湊かなえさんらしい“イヤミス”が、重くのしかかります。読後感の爽快さはありませんが、だからこそ胸に残る一作です。

なお公式サイトには、蝶をはじめ、物語に深く関わる“とある”画像も掲載されています。読書中に覗いてみると、作品の空気がより濃密に伝わるかもしれません。

12月に映像化が予定されているとのこと。原作の静かで強烈な不気味さが、どのように表現されるのか注目したい作品です。

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「盲目的な恋と友情」 辻村深月さん

盲目的な恋編と盲目的な友情編の二部構成で、同じ出来事を別々の語り手が描くことで、物語の印象が大きく変化していく作品です。登場人物たちの行動や言葉の受け取り方が、語り手の主観によってこんなにも違って見えるのかと驚かされます。

物語の中心にあるのは、人への依存。そしてその依存が、執念深い狂気にも似た感情へと静かに変質していく過程です。共依存でありながら、どこかに計算や打算が混じっているようにも思えてしまう。その矛盾や歪みも含めて、人間という生き物の複雑さが浮き彫りになります。

恋愛小説でも友情小説でもありながら、そのどちらにも収まらない重たい感情が全編に漂い、読み手を揺さぶります。さらにミステリー要素もきちんと織り込まれているため、心理描写の濃さと物語の緊張感が最後まで途切れません。

内容はかなりヘビーですが、その分、読み応えは十分。語り手が変わるだけで物語の輪郭が塗り替えられていく体験は、この作品ならではの魅力です。読後にじわじわと余韻が押し寄せる、力のある一冊でした。

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「明け方の若者たち」 カツセマサヒコさん

20代前半の、甘酸っぱさとほろ苦さが同居した青春がそのまま小説になったような一冊でした。読んでいる間ずっと、「ああ、自分にもこんな時期あったな」と、ページをめくるたび昔の自分に再会するような感覚に襲われます。

ヴィレッジヴァンガードでよく分からない本やお香を衝動買いしたり、深夜の公園で少し背伸びしたような会話をしたり。

あの頃の“自分が特別な物語の中にいる気がしていた”無敵感——今思えば青くてちょっと恥ずかしいのに、なんだかんだ一番楽しかった時期でもあるんですよね。
作中で描かれる「人生のマジックアワー」という言葉が本当に象徴的で、あの一瞬のきらめきは二度と戻ってこないからこそ胸をつかまれます。

エモさ全開の青春小説として、個人的にもすごく刺さった作品です。当時の空気感や匂いまで思い出させてくれるような、“あの頃”に心を連れ戻してくれる一冊でした。

#読書 #文庫本 #読了
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出張中、打ち合わせの合間でブレイクタイム。
クマさんの氷可愛い🧸
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仕事終わりに寄り道して本屋さん行ってきました📖
店内見て回るだけでも楽しい[照れる]
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「しかもフタもない」 ヨシタケシンスケさん

デビュー作のスケッチ集を文庫化した作品。
以前読んだ「ヨイヨワネ」は人間関係や仕事に疲れたときに読みたくなる本でしたが、今回は日常の「あるある」を切り取ったスケッチが中心。

日常に目を向け、それを残す視点はさすがだなと感じました。
絵のタッチだけでも楽しめて、共感したり笑ったりホッとしたり。
ピンと来ない部分も含めて、まさに“ヨシタケさんワールド”を味わえる一冊です。

#読書 #文庫本 #読了
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「桜のような僕の恋人」 宇山佳佑さん

カメラマンの主人公と、美容師の彼女との恋を描いた切なく温かい物語。
一目惚れから始まるまっすぐな恋は、穏やかな恋愛ドラマとして進んでいくかと思いきや——
突然、彼女に“人より何十倍もの速さで老いてしまう難病”が発症し、2人の時間は一瞬で非情な方向へ進んでいきます。

どうしようもない不条理の前で、強がったり、優しくなれなかったり。
「大切だからこそ見せたくない姿」が胸を締めつけ、読みながら自分まで感情を揺さぶられる場面が多々ありました。
心理描写がとにかく細やかで、2人の心の揺れや弱さがそのまま伝わってきます。

そして読み進めるほどに、「あの時もっと優しくできたら」「あの言葉を言わなければ」…
そんな後悔や願いが、誰の心にも静かに重なるのではないでしょうか。

ラストはとても静かで、美しくて、痛いほど優しい余韻が残ります。
儚さと愛おしさが混ざり合った、忘れがたい恋物語でした。

#読書 #文庫本 #読了
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好きな本の装丁はありますか??思わず表紙買いしてしまった本など。好きな本の装丁はありますか??思わず表紙買いしてしまった本など。

回答数 38>>

雪下まゆさんと遠田志帆さんのイラストカバーを見ると、とりあえず目が止まり手に取ってしまいます📖
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「お守りのことば」 松浦弥太郎さん


言葉とは何か——この本は、そんなシンプルでいて深い問いに寄り添う一冊です。

“言葉はお守り。言葉の使い方は生き方。”

全部で155の「ことば」が収められており、どれも当たり前のようでいて、どこか心に引っかかる。

だからこそ、日々の中で迷ったときや立ち止まりたいときにふと思い出して読み返したくなる内容です。

小説のように一気に読むというより、“今の自分に合うページをめくる”という読み方がしっくりくる本。気づけばドッグイヤー(ページの折り目)がたくさん増えていました。

帯に書かれた「あなたのくすり箱になりますように」という言葉のとおり、まさに心をやさしく整えてくれるような、“ことばの処方箋”のような作品でした。

#読書 #文庫本 #読了
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仕事帰りの御堂筋
万博のときもしてたから綺麗だったけど、寒く時期のイルミネーションはさらに綺麗に見える[キラッ]
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すん

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「夜に星を放つ」 窪美澄さん

直木賞受賞作の本作は、全5篇からなる短編集。

どの物語も“大切な人との別れ”や“もう会えない寂しさ”を静かに描いており、読後には胸の奥にじんわりと温かくも切ない余韻が残ります。

始まったばかりのコロナ禍を背景にしたエピソードもあり、あの頃の先の見えない不安や孤独を思い出しながら、登場人物たちの感情に自然と寄り添ってしまいました。

それでも彼らの心の奥には、希望のような小さな光が確かに灯っており、その光こそが“星”として描かれているように感じます。

タイトルの通り、物語の中には星座や夜空が繰り返し登場します。読んだあとには、ふと空を見上げたくなる。

そんな静かな力を持った作品で優しさと哀しさが共存する一冊です。

#読書 #文庫本 #読了
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「オリエンド鈍行殺人事件」 藤崎翔さん

タイトル作を含む全10編の短編集。
どの作品もテンポが良く、読み進める手が止まらなくなる面白さでした。

表題作の「オリエンド鈍行殺人事件」は、有名ミステリー作品を思わせるタイトルですが、元ネタを読んでいなくてもまったく問題なし。むしろ藤崎さんらしいひねりと軽妙さで、ひとつの独立した物語として十分楽しめます。
短編ごとにテイストが違うのも魅力で、ブラックユーモアの効いたものから、じんわり心に残るタイプまで、まるでバラエティ番組のように次々と楽しませてくれました。

もともとお笑い芸人として活動されていたこともあり、台詞のテンポや間の取り方が絶妙。
テーマ自体はどこかで見たことのあるようなものも多いのですが、そこにしっかり“藤崎節”が加わることで、既視感を感じさせずに新鮮に読ませてくれるのがすごいところ。

重たすぎず、それでいて読み応えのある短編集。
肩の力を抜いてミステリーを楽しみたいときにぴったりの一冊です。

#読書 #文庫本 #読了 #ブクログ
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