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ゴミ捨てした私最強
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えぬでー

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愚痴や相談の本質的な効果は解決策の模索・提案よりも言語化そのものにある、とはいえ愚痴をただ聞いて欲しいというその欲求は相手を感情のゴミ捨て場にしてることに留意いただいだ上で共感や慰めをお求めいただきたくお願い申し上げます。その感情の浄化、言語化のお手伝いはもちろんお互いの誠意あっての上ですので。ましてや感情浄化してあげたいと思えない相手の愚痴なんて聞くに耐えないでしょう?なにとぞ何卒。
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𓆝Saku𓏲𓎨

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雨がしっかり降ってくれてるおかげで車のゴミが落ちててくれて嬉しい〜!
どうせまた汚くなるけど、一時でも綺麗に見えるだけよし!
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あいなしちゃん

あいなしちゃん

ゴミ出ししてくれて、
ありがとう

まだ、まとめ終わって、なかったから
部屋中の、ゴミ箱にゴミが、入ってるけど

出してくれて、ありがとう

まだ、市町村のゴミ袋、全然余裕あったけど、
出してくれて、ありがとう
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ハーロック

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第一話 (全二話)


夕方なのか夜なのか、もうわからなかった

カーテンは破れ、外の光は薄く
埃に濁って部屋に落ちている

小さなアパート
床にはゴミ袋、空き缶、濡れた新聞
甘いような、腐ったような匂いがこびりついていた

十歳の男の子は、部屋の隅で膝を抱えていた

声を出す力も、立ち上がる力も
もう残っていない

お腹が空いた
でもそれは、昨日や一昨日の「空腹」とは違った

ぎゅう、と内側から体が縮むような
痛みのない苦しさ

両親は二週間、帰ってきていない
最初は「すぐ戻る」と言っていた

その言葉を信じて、ドアの音がするたびに顔を上げていた

でも、もう顔を上げる力もない

一一助けて、って言っていいのかな
一一ぼくが悪い子だから、帰ってこないのかな

そんな考えが、ぐるぐる回る

「このまま……死ぬのかな」

幼い頭で、そう思った瞬間

「まだ決めるには、早すぎるな」

低い声がした

男の子は、びくりと肩を震わせた
ドアは閉まっている
でも、部屋の入り口に
黒い服の男が立っていた

「……だれ?」

声は、かすれていた

「ワシは通りすがりや
腹、減っとるやろ」

男は、床にしゃがみ、紙袋をそっと置いた
中から、湯気は出ていないが
でも、いい匂いがした

お弁当と、小さなペットボトルのお茶

男の子は、動けないまま
それを見つめた

「……食べて、いいの?」

「聞くってことは、まだちゃんと生きようとしとる証拠や」

男は、袋を少しだけ近づけた

「一気に食うなや、ゆっくりや
胃がびっくりするからな」

男の子は、震える手で箸を取った
ご飯を一口、口に入れた瞬間、涙があふれた

味がした
ちゃんと、味がした
美味しかった

しばらく、部屋には、男の子の咀嚼の音だけがあった

男はその間、何も言わなかった

食べ終わるころ、男の子は小さな声で言った

「……ぼく、どうしたらいい?」

その問いは、食べ物よりもずっと重かった

男は、真正面から答えなかった
代わりに、こう言った

「自分、今までな、“助けてもらう”ってこと、ほとんどなかったやろ」

男の子は、黙って頷いた

「助けてもらえんかった子ほどな、“助けて”って言うのが一番怖いんやで」

男は続けた

「でもな、それは“弱い”からとちゃう
"ずっと一人で頑張ってきた”からや」

男の子の胸が、きゅっとなった


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