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香ばしい香りに包まれた手作りパンの星⭐️☄️ カリッ🥖ふわっ🍞もち🥐 パンがくれる小さな感動をみんなで分かち合えたら(*ˊ ˘ ˋ * ) ここ「手作りパンの星」はそんな想いから生まれたパン好きさんのための優しい惑星です🫶🏻🌷︎´- 🥨お家で焼いたパンを投稿したり 🥯みんなのパンを眺めてうっとりしたり 📔レシピのヒントをもらったり パン作りが初めての方も大丈夫( ^ᵕ^)︎👍🏻 パンを愛するみんなが優しく迎えてくれる この場所で一緒に手作りパンの星をもっとふくらませていきませんか(,,>᎑<,,)ෆ‪‪⸝⸝꙳

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『のぞみと希の航海日誌《Ship's log》』5


「助けて!誰か。お父さんがっ!お母さんがっ!」

二階客室から女の子が泣きながら海に向かって叫んでる。
希子がすぐに反応して、イルカの背を飛ぶように走り、客船に飛び乗る。

「どうしたの? お父さんお母さんが落ちたんだね?」

泣きながら何度もうなずく女の子の前にぼくをおろして、希子は海に向かって叫んだ。

「さぁ海の子供たち!この付近に流されている人間を残らず助けなさい!生きていても死んでいてもよ?急げ!!」

希子の声にイルカたちが一斉に散らばった。
それを見届けてから、希子は女の子に向かって微笑んで言った。

「もう大丈夫だからね。そのネコさんと、安全な場所で待っていて?お姉ちゃんとネコさんがみんな助けるよ。わかった?」

「…うん。ありがとうお姉ちゃん。お願いします。」

女の子が深々とお辞儀して言ったのを見て、希子がくしゃくしゃっと女の子の頭を撫でた。

「いいのお礼は。希?女の子を下のカーゲートまで下ろしたら、船内に残ったみんなをそこに誘導しなさい。急ぐよ!」

弾かれたように走り出す希子。
ぼくも急いで女の子に声をかけて誘導する。

「こっちだよ!ついておいで!」

女の子は驚きはしたものの、黙ってついてきてくれた。


 ***


「希子!間違いない。乗員乗客これでぜんぶだ!」

「ありがとう!こっちも集めたわ!」

石油運搬船のほうで乗員を甲板へ誘導していた希子が、甲板から叫んで、こちらに飛んできた。

「でも、生きてる救命ボートは四隻だよ?みんな乗れない。どうするの?」

ボートの定員は20名。ギリギリ乗っても30名が限度だろう。
あとの30人ほどが乗れない。でも急がないと引火してしまう。

希子を見上げると、笑っていた。
すごく綺麗な、ぼくの大好きだった太陽のような笑顔。
ぼくは大きく嘆息をして言った。

「君が笑ってるなら、ぼくたちは絶対に勝てるんだ。そうだったよね?」

「ふふふ。私たちは負けないよ? だって、世界最強の海賊なんだから」

そう言って希子は、また海に向かって叫んだ。

「海の子供たちよ! 私たちを陸地へと運んで!お願い!」

その声に呼応して、海面がみるみる盛り上がり、茶色の陸地が出来上がる。
よく見るとアカエイの群れだ。
アカエイたちが身を寄せあって、海面に巨大な陸地を作っている。
乗員乗客たちが驚いている。ムリもない。こんなのムチャクチャだ。
だけど、希子らしい。

ぼくは込み上げてくる笑いを隠せずに、クスクス笑いながら、乗員乗客たちを誘導してアカエイの陸地に乗せる。
まだ不安そうにしている女の子と乗員乗客たちに、今回のこの、希子がしたムチャクチャな救出劇の補足の意味で、説明した。

「えーと。ぼくの名前は希《マレシ》。この辺りでは、白神《しらがみ》さまって言われて祀られてる、化け猫だよ。怪我人はいるみたいだけど、みんな無事でよかったよ。そんで、とりあえず、ここで起きた事は、絶対に公にはしないで欲しいんだ。じゃないと、ぼくたちが生きていけないからね? 君たちは無事に助けるよ。だけど、絶対に言わないで。わかった?」

乗員乗客たちにざわめきが走った。
が、さっきの女の子がぼくの前に来て、大きな声で言った。

「わかったよ猫さん。猫さんとお姉ちゃんの事は絶対に内緒にする。お父さんとお母さんを助けてくれたんだもの。約束するね!」

乗員乗客たちから大きな拍手が起こり、みんな口々に約束するって言ってくれた。

希子がぼくにウィンクをした。



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