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望月

望月

文ストに三島由紀夫が出ない理由ってあれだろ、「思想」のせいだろ
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꧁ ᗰ Ꮖ ᖇ Ꮖ ꧂

꧁ ᗰ Ꮖ ᖇ Ꮖ ꧂

もし病気じゃなかったなら、ドジじゃなくて優秀だったなら、あるいは躁病でしかなくいつも不自然なまでにハイだったなら、
共感力の欠如と劣等感とどこかにあった優生思想で、優生思想から外れた社会的価値のないクズである自分、とはならずにたくさんの他者を貶し傷つけただろうから、
全てが今で良かったのだ。
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臼井優

臼井優

「名とは呪い」という言葉→
 夢枕獏の小説『陰陽師』に登場する安倍晴明の有名なセリフで、「名前を付けること(名付けること)」自体が対象の存在や本質を縛り、その「らしさ」や「型」に閉じ込める力を持つ、という思想です。
 これは、名(名前)を与えることでその存在に意味と力を与える一方で、その名前によって固定観念や役割に縛られ、無限の可能性を失わせる「呪い」にもなる、という陰陽道的な「呪(しゅ)」の概念を指し、単なる悪い意味の「のろい」とは異なります。

陰陽道における「名(呪)」の考え方
「呪(しゅ)」の定義: 陰陽道(特に安倍晴明)において「呪」とは、ものの根本的なありようを決定づけ、縛る言葉を指します。目に見えないもの(概念や存在)にも「名」という呪で輪郭を与え、制御しようとします。

「名」の力:
肯定的な側面: 存在を明確にし、その本質を捉える力。例:「会社員」という名が、勤務形態や社会的な役割を意味するようになる。

否定的な側面(呪い): 「~病」という病名が、その人の可能性を狭めたり、「数学が苦手」という言葉が苦手意識を固定化させるように、固定観念や枠に縛り付けてしまうこと。

現代への示唆: 人に良い「呪(名前や言葉)」をかけることの重要性(例:褒めること)や、名前に縛られず「人」そのものを見る視点の重要性を示唆しています。

まとめ
「名とは呪い」とは、名(名前)が持つ、対象を定義し、あるべき姿に縛り付ける「力」を、陰陽道的な「呪(しゅ)」の概念を通して表現した言葉です。それは、存在を認識するための力であると同時に、その存在を限定し、可能性を奪う「呪い」にもなり得る、という二面性を持つ概念です。
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瑞樹

瑞樹

世を見通す目、論理の君


彼の世界に触れると、悍ましさですらない
何かがただ恐ろしく感じる。
けれど確かに、才があり美しい人なんだろうな
と、きっと誰もが思うだろう。
それは人間というには、あまりに異質だから。

単調な声は少し低く、なのにすこしも乱れる
ことなく耳に馴染んで届く。考えた言葉で
あるはずなのに、流れるように暗号を話す。
そして何より、異常なほどに温度がなく、
全てが嘘のように感じる無機質さがある。
表面からも滲み出る、人間味の無さ。
その口から告げられる全てが、まるで世を
見通すかのような、形をもたない狂気のような
異様な雰囲気を纏っているのである。

名前を覚えられない、否覚える気がない。
なのにそんな人物の印象、口調、声、気質
まで正確に覚えて述べる。記憶力がいい、
というレベルではない。そのままコピー
ペーストしたかのような輪郭を提示し彼らの
本質を突く。無差別に利用すれば人々が皆
苦悩に陥るほどに、残酷に、正確に、事実と
して必死に取り繕ってきた守ってきた信念や
思想を彼は取り出してただ眺めている。
否定も肯定もしない。人はただのデータに
すぎないから。

無機質であるが故に何者も耐性はない。
入り込まれたことに気が付くことはできず、
いつの間にかすべて見抜かれたということ
すら感知できない。けれどその時人は自分の
明確な姿を性格特性まで初めて見ることが
できる。自分よりも、なぜか自分を見通して
くる。それが彼である。

だが、そんな彼の中身を覗こうとすると、
決まって何か黒く冷たく世界の淀みのような
感覚がある。
鋭い視点の中に滲み出る仄暗い葛藤と諦めが。
在り方の中に存在する深い傷と満たされない
何かが。ただそこに「在る」だけなのに、
彼を覗くことそれ自体が恐ろしかった。
飲み込まれてしまいそうな、そんな気がした。
何もかも許しているようで、世界そのものを
否定している、究極の矛盾がそこにあった。

喉元に突きつけられるのは見ようとしなかった
痛みのようで、ひどく息が詰まる。
自分自身の弱さももちろん原因だがそれ以上に
彼の世界はひどく痛くて絶望を感じる。

彼の世の見方は無数のスポイトから取られた
サンプリングの実験のようだ。
彼自身が痛みを感じ取らないようにひどく
薄れた、けれど顕著な人間を対象にした
比較考察。
1つの情報から100の疑問を引き出して、
分けて解析し、答えをいくつも露呈させる。
やり方としては非効率にすら見えるけれど
それと彼の特性が噛み合って、見事なほどに
新しい考察として論が展開される。
付随した根拠はあまりにも多く、事実それら
を利用した説明は言わずもがな説得力がある。
細かく精密な論理は、簡単には崩れない。

彼は孤高という言葉が似合うというか、
勝手にそうされているような気がする。
異端の天才、神童、そうして隔離されていく。
本人が望まぬ形で。
「何も持って生まれたわけでないのに、
人は皆自分をもっと優秀に育てたいだの、
妬ましいだののたまう」とか、そんなことを
彼が言っていたのが何となくずっと記憶に
残っている。
人は力があるから幸せなのだろうか。
当たり前だが答えは否だ。すぎた力一つを
得た人間は決まってどこか不幸せである。
周りからは何もかも手に入れているかの
ように思えたそれは、自分を削りただ宝石の
ように見せかけただけかもしれない。
私はだから人を褒めることも怖い。
それは本当にその人が喜んで手にしたもの
なのだろうかといつも考えてしまう。
GRAVITY
GRAVITY1
ふふ

ふふ

今仲良い人しか要らないって思っちゃう。
狭く深くすぎる思想。
GRAVITY
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