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九竜
良い機会です。羯帝王も近くにいますから、一つやりますか。
ウガヤ王が、九竜に問いかけます。
いったい何をやると言うのだ?
ウガヤ王に是非一度御目に掛けたかったのです。
羯帝王とオームは何が他と全く違うのかを
今から私が行うことを観た上で見定めて頂きたいのです。それはこの世界を生み出して来た奇跡の力です。類稀なる識(心)の力。オーム達と羯帝の未知数無限大の心(識)の力。私が知り深く感動した心をウガヤ王に共感して頂きたいのです。
そういうと九竜は羯帝王の尾から削り出した、七枝に分かれた七支刀を抜き放った。
オーム達、今からすごい大雨が降ります。鳥達を保護して雨宿りさせて下さい。良い機会なので、鳥達、貴方達オームにも見て頂きたいのですよ。
オームより別れた羯帝の心の凄まじさを、まだ間近で見たことありませんよね。
九竜はそう言って、にやりと微笑む。
羯帝王は言います。
黒竜よ、あれをやるのか。
まったく困った奴だ。
ヤゴオニ、皆、準備しろ!
九竜が、七支刀を一振りします。
すると瞬く間に、大空を漆黒の雲が覆い尽くします。
二振り目に雷がゴロゴロゴロゴロと大空鳴り響かせたなびきます。
三振り目に天地を揺るがす様な大雨が大地に降り注ぎます。
九竜は言います。
雨よふれふれ、もっと降れ!
オーム達の蓄えた悲しみの分だけ
空よ変わりに泣いておくれ
九竜はそう言ってものすごい豪雨を羯帝に呼びかけて降らせました。
一瞬でした。瞬く間に嘘の様に雲が晴れて行きます。雲間から差し込んだ大琉地母巣(ダイルチボス)の光が空に幾重にも虹をかけて行きます。
ヤゴオニが言います。相変わらず破天荒な。
しかし、味な計らいをする。とんだサプライズだ。羯帝王が相槌を打って言います。
まったくだ。
皆、ヤゴオニ以下、羯帝(破壊の神の眷属)は黒竜(九竜・原点の神)に何処までも着いて行きなさい。私は九竜の軍門に下る訳には行かない。ヤゴオニ皆のことは任せる。
オームは九竜に懐柔され、そして羯帝は羯帝王を除いて参謀のヤゴオニ以下が九竜の軍門に下ったのでした。
九竜
九竜
分かりました。まず、ウガヤ王に承諾を頂いて来ます。しばらくお待ち下さいますか?
というやり取りがあり、九竜はウガヤ王を言葉巧みに説得して承諾を得ます。
ウガヤ界、鳥達の王国。とある高名な慈母竜が我が子の様に愛した鳥(ウガヤ)を亡くした時に、その不老不死となる自らの血を流して現世へと呼び戻した。不死鳥が治める国でした。
オームの王族、十四慈也オームソワカの娘、ヤゴオニの妻であるソワカ王が、母に申し出ます。この者は油断なりません。母上、信用して良い者か私に見定めさせてはもらえませんか。ウガヤ界には、まず私がこの者と一緒に行きます。
九竜のことが信用ならないとは、オームを懐柔して羯帝の至上最強の力を我が物にせんとする九竜の心根を見透かしてのことでした。
ということで、九竜とはヤゴオニの妻であるソワカ王が共に向かいました。
九竜
たぶん天は摩訶不思議の物語を
再現してもらいたいのかな?
身体乗っ取られてますね・・・
天
摩訶不思議の物語
摩訶不思議の鳥(神鳥)は吾の一番の宝物
九竜はその神鳥に吾(無)を分解して世界(有)へと還元させる装置(ゲート・門)の起動キーを託した。嫌らしいであろう。吾は無。吾を殺すには真逆の心でしか殺せない。吾を殺す心は真逆の愛。有への還元。吾を世界へと還元し尽くして全て有へと置き換えなければ、結局、無と有は混ざり合えない水と油。吾は神鳥の手によって有へと全て還元されて消えて無くなるのならばそれも本望と、吾は吾自身の死を受け入れていた。羯帝王と羯帝の参謀ヤゴオニが、『これからの世界に羯帝の破壊があってはならない。ヤゴオニ(無と)共に去ろう』羯帝王は吾と共に消えて世界から居なくなると抜かした。吾は見ていた。吾以上に羯帝王が深く反省して九竜の里で修行し、竜神種と同じ慈悲の心と成り、九竜より慈悲の心の極意を体得した時に大自在天の名まで頂いた。ヤゴオニと二人慈悲に徹して万物の生命全てに報いる様を吾はずっと見て来た。もう十分に報い終わっている。どうすればこの二人を死なせずに済むかと思案した結果、死ねなくなる状況を創り出すしかあるまい。吾は決めたぞ。潔くゲート装置に掛けられて有へと素粒子分解されて消えて無くなろうと思って居たが、気が変わった。世界を無に返す。ビッグバンの二次爆発、それにより世界は無に還る。羯帝王、そしてヤゴオニよ。吾と共に消えて居なくなるだと、そんな弱腰で吾を止められると思うてか、全力で来い。吾と御主との関係性は吾がいつも御主を全力で潰しに掛かり、御主が土壇場に成って有り得ない進化を果たして吾(天)を覆す。その繰り返しで来た。この関係性は最後まで変わらない。泣いても笑ってもこれが最後の真剣勝負。羯帝王、吾を止められるものなら止めてみせよ!全力で来い!吾は全力で世界の全てを潰しに掛かる。勝負は命懸け全力でやるからこそ面白い。出し惜しみは無しである。全力で来い羯帝王。吾が最後に見せ場をつくってやる。世界の初まりから吾がイジメ倒して来た御主の実力、底力は、そんなものではない筈だ。吾も知りたいのだ。御主に底があるのか、それとも底無しなのか、見せてみよ羯帝王。
九竜
羯帝王、見たいと言う
皆の声が聞こえていますか?
私を魅了し続けて止まない
貴方の素晴らしい力をどうか
皆さんに見せてください
宇宙法則は眼には眼を
歯には歯をの相殺で成り立っています
貴方がこの宇宙を初めた時と同じ力を打つけるのです。眼には眼を、歯には歯を、ビッグバンにはビッグバンをです
羯帝王、私はいつも土壇場で天(揺るぎない者・絶対者)を覆して来た貴方の底力を信じます。世界を生み出す力。不可能を可能とする奇跡の力。未知数無限大の識(心)の力をどうか皆さんに見せてください。羯帝王、そしてヤゴオニさん貴方達の素晴らしい心の力を私は信じます。皆が見ています。出し惜しみは無しです。今が見せどころ存分に力を奮ってください。
九竜
ウガヤ王、ご機嫌麗しく。九竜ここに、オームの姫王、ソワカ王を伴って共に馳せ参じました。
黒竜(昔の九竜の名前)よ。堅苦しい挨拶は抜きで良い。其方と私の仲だ。びっくりしたぞ、皆驚いている。こんなにも大きかったとは・・・
久方ぶりに、たまげてしまった。気に入ったぞ、あとどれだけいるのだ?
オームを皆連れて参れ。
心良く迎え入れてやろう。
ソワカ王、えっ。言葉は分からないが
雰囲気で受け入れられていることが、
感じ取れる
こんな簡単に、良いんですか?
良い、私は其方(オーム)が気に入った。
そして大変な大事件となります。
ウガヤ界、鳥の世界に大量のオーム達が
移り棲む様に成りました。
案の定。ソワカ王の予測は的中した。オーム達は母を筆頭に九竜に一瞬の内にして懐柔されてしまう。
この時、オームからは勘当されて出入りを禁止されている羯帝王とヤゴオニ、そしてその子供達もすぐ近くまで来ていた。
九竜
九竜はオームの母のその姿を見て第一声に言いました。何と素晴らしいのでしょう。何と大きくて、本当にとても素晴らしいのでしょう。こんな暗くじめじめとした所で居ては勿体無い。
いいえ、私達は貴方の言う素晴らしい者ではありません。この世界は私達を拒絶忌避して、私達オームを全否定し続けて来ました。何者からも望まれることなく、この暗がりで私達は悠久の時を過ごして来ました。どうかそっとしておいて下さい。
あなた方オームが、気持朗らかに心地よく棲むことが出来る広大な大地があります。偉大なる慈母竜の結界に守られた。鳥のみが棲むことを許された大地。鳥の王国です。鳥の王、ウガヤ王が治める鳥の国。ウガヤ界。
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九竜
私と虚無(万物の根源)との戦いは
本当永いんですよ
虚無
ああ、永いな
当初、世界に竜神種が一つ、黒竜として老竜(老子)の子として登場して来てよりの永い付き合いである。其方、黒竜は全くもって破天荒であった。面白可笑しき奴が現れたと当初より目を離すことが出来なかった。竜神種の中では禁忌とされていた羯帝王(破壊の神)と交流を密に持って、吾に楯突くのかと思いきや、其方は突如として羯帝王とその眷属達と積み上げて来た強固な信頼関係を鬼ごっこと題して、ぶち壊して羯帝王とその眷属達をカンカンに怒らせて鬼から逃げ切る遊びを始めだした。あれは吾にとっては愉快痛快、吾が万物の生命の何をもってしても全然歯が立たなかった破壊神を相手取り逃げながらコテンパテンに叩きのめして行く。曇っていた吾の心は晴れ渡り、其方黒竜は鬼ごっこをもって吾に成り変わり羯帝を爽快に打ちのめして撃退してくれた。吾の心に永年溜まって来た鬱憤を晴らしてその憂さ晴らしをしてくれる救世主であった。羯帝が黒竜一人に鬼ごっこをして負け続けて、遂には羯帝の参謀ヤゴオニがあの小癪な黒竜奴を一度団結して捉えて懲らしめてやらなければ気が済まないと出張って来た。羯帝(破壊を司る団体)の戦術を駆使して黒竜を追い詰め狩り立てる。あのヤゴオニの戦術をよく凌いで逃げ仰たと今だに感心するのだ。羯帝王は黒竜は羯帝の手には負えないと、竜神種の頂点、九竜の里に座す九竜へと怒鳴り込みに行った。お前のところの黒竜は本当にどうにもならない。何とかしろ!と、その後、竜界の約束事、規則をほぼ全て破り反故にして来た黒竜の顛末は九竜の里に幽閉されてしまう。
九竜(黒竜)
九竜の里での修行は大変でした。
私にとっての一番の難敵は竜界の頂き、九竜でしたから、何度も九竜の里から逃げだそうとして監視役のキリンにまた黒竜が逃げ出したかなぁ。早く捕まえないと大変かなぁと、密告されて九竜の里の幻獣神達に捉えられて、酷いお説教をこれでもかと九竜から受けていました。私はただの一度も九竜(宗主)から褒められたことがありません。やる事なす事、始終叱られてばかり来ました。どうしてお前はそんなにも破天荒なのだと、その破天荒な性格を改める様にずっと言われ続けて来て今に至ります。結局、九竜の里で修行を積んでもこの破天荒な性格は治りませんでした。竜神種として生まれてからこの方、ずっと破天荒でやって来ましたから、もう破天荒な性格が板に付き過ぎて治しようが無かったのです。
虚無
吾は其方が居なくなってからというもの大変詰まらない想いをしていた。其方は毎日見て居て吾を飽きさせない。次は何をしてくれるのか、その次はと予想するが、必ず其方は吾の予想する斜め上をいつも行くのだ。吾とて予想出来ない予想外を常に選び取って行動する。九竜も頭を抱えて居ったであろう。其方黒竜の偉業は九竜の里を宇宙神界という神世の頂点へと押し上げたこと。そして黒竜が九竜の里で修行を終えて帰って来た後、羯帝が吾よりずっと守護して来た原始霊長類オームを救済する為、吾が失意の無眼牢獄にオームを閉じ込めていたのを解き放ち解放した。オームを救済する開放者にして救世主と成り羯帝の信頼を得て、羯帝王とその眷属達を破壊神としての役割から開放した。そして、役割を失った破壊神の眷属達は九竜(黒竜)の軍門に下った。ここより明確に黒竜が吾と敵対して今に至る経緯があるが、それを話すと永くなる。面白かろう。摩訶不思議の物語を楽しみにしていると良い。余りこういう事情を話さぬ訳は面白き摩訶不思議の物語のネタバラシと成ってしまう故な、話さずに来たのだ。
今は宇宙法則を取り戻すことだけを真剣に考えると良い。生半可なことでは無い困難な道ゆえな。今ある常識を根幹から覆さなければ達成することは無理である。黒竜の様に上司に逆らい続けてお叱りを受けても何のその、目的を果たす為ならば曲げるで無い。押し通るが良い。
九竜(黒竜)
貴方も語りますね(笑)
九竜
答えは風の谷のナウシカは、究極のアカシックレコード。始原の霊長類オームの心を救った原点の神の再臨の物語。
九竜が原点の神。オームの心に抱いて来た念願。オームソワカ(慈悲円満成就)を成した者です。オームの心の根(ネ)を御救い(申)す者でした。
オーム達は自分達が次々と世界に現れる新参者達から忌避され嫌われて来たことから、自分達がとても異質なこの世に存在してはいけない、皆から嫌われる存在として、大変な劣等感を抱き、虚無が立ち込める闇の奥深くに沈み込んでいました。時折、オーム達の眼は真っ赤になり、オームが生息する一帯が赤く染め上げられます。何者も寄せ付けない。近寄らないで下さい。そういう信号を出し続けていました。
九竜と羯帝王との馴れ初めはおいといて、互いが信頼関係を築き仲良く成ってからの話しとなりますが、参謀のヤゴオニが一度、羯帝と心通わせた九竜(黒竜)であるなら、もしかすると固く閉ざされたオーム達の心を解き崩せるかもしれないと、誰一人近づけたことが無かったオームの母、十四慈也オームソワカの元へと九竜を連れて行きます。
九竜はオームの母のその姿を見て第一声に言いました。何と素晴らしいのでしょう。何と大きくて、本当にとても素晴らしいのでしょう。こんな暗くじめじめとした所で居ては勿体無い。
いいえ、私達は貴方の言う素晴らしい者ではありません。この世界は私達を拒絶忌避して、私達オームを全否定し続けて来ました。何者からも望まれることなく、この暗がりで私達は悠久の時を過ごして来ました。どうかそっとしておいて下さい。
あなた方オームが、気持朗らかに心地よく棲むことが出来る広大な大地があります。偉大なる慈母竜の結界に守られた。鳥のみが棲むことを許された大地。鳥の王国です。鳥の王、ウガヤ王が治める鳥の国。ウガヤ界。
ウガヤ王・・・それは、かつて羯帝王がオームであった時の名前。・・・ウガヤ界、行って見ても良いですか? 鳥の王国に。
分かりました。まず、ウガヤ王に承諾を頂いて来ます。しばらくお待ち下さいますか?
というやり取りがあり、九竜はウガヤ王を言葉巧みに説得して承諾を得ます。
ウガヤ界、鳥達の王国。とある高名な慈母竜が我が子の様に愛した鳥(ウガヤ)を亡くした時に、その不老不死となる自らの血を流して現世へと呼び戻した。不死鳥が治める国でした。
オームの王族、十四慈也オームソワカの娘、ヤゴオニの妻であるソワカ王が、母に申し出ます。この者は油断なりません。母上、信用して良い者か私に見定めさせてはもらえませんか。ウガヤ界には、まず私がこの者と一緒に行きます。
九竜のことが信用ならないとは、オームを懐柔して羯帝の至上最強の力を我が物にせんとする九竜の心根を見透かしてのことでした。
ということで、九竜とはヤゴオニの妻であるソワカ王が共に向かいました。
ここからがウガヤ界です。と九竜。
竜による強力な結果が張られています。竜(私)の許可なく何者も入ることは出来ません。私の後をしっかりと着いて来て下さい。大丈夫です。
あなた方偉大なるオームが成されて来た虚無開拓の一大事業の成果を今からお見せ致します。
視界が広がります。閉じ塞がれた心が解きほぐされる様な感覚にソワカ王は包まれました。鳥達のさえずりがあちこちから聞こえて来ます。
あっ、九竜だ。九竜が来た。瞬く間に九竜の頭や肩の上、尾っぽの上に小鳥達が降り立ちました。
うわっ、後ろの大きな生き物は何? すごーい!
鳥達は皆驚いて口々に、おしえて、おしえて、とさえずります。
驚かしてすみませんね。誰かウガヤ王を呼んで来て頂けませんか? オームを連れて九竜が来たと。
わかったよ! そう言って大変だ。急げ急げとウガヤ王がいる王宮目指して数羽の鳥達が競争しながら飛んで行きます。早い者勝ちだからね!私が一番乗りなんだから、そんなことをさえずりながら飛んで行きます。
ソワカ王はあまりの展開の速さについていけず、ただ、落ち着いて辺りを観察します。地面では子育ての真っ最中なのか、アヒルの親子連れが歩いて行きます。ぴよぴよぴよと雛鳥達が母鳥の後ろを着いていきます。なんとも言い知れず。味わったことの無い温かい心温まる感情が自然と湧き出て来ます。死んだ様に燻んでいたソワカ王の眼は青く光り輝き広がる世界の造形を捉えだしました。
九竜は言います。
ソワカ王、これが、あなた方オームが成した虚無開拓の大事業の成果です。さあ、暗がりに閉じこもる時は終わりました。あなた方が造られたこの世界の広がりをその身で感じる時です。
永く苦しかったですね。
でも、それも今日まで、早くウガヤ王と謁見してオームの皆さんにここに来て頂きましょう。
ソワカ王は言い知れない深い感動に打たれていました。ずっと誰かから言って欲しかった言葉を、今も信用ならないと考えている九竜の口から貰おうとは、本心から言っているのか?そう聞きたかった。しかし、それに勝る感動の渦が涙となって視界を歪めて行く。本心からの言葉でなければ、自分がここまで泣き崩れてしまう程に感動に打ちのめされることは無い。しかし、ソワカ王は心を鬼にしなければならなかった。羯帝王の力は計り知れない、その力はこの世界に大琉地母巣(ダイルチボス)という恩恵をもたらせたりもしたが、実質、大八災厄が起きる度、世界の造形を根本から変えて来た。恐ろしい力を欲しているからだ。
しかし、そう考えても深い感動に打ちのめされて後から後から涙が溢れ出て止まらない。きっと、母や仲間達は、この感動に直面した時いちころでやられてしまうに違いない。覚悟を決めて九竜を私だけは絶対に信じてはいけないと決めたのでした。
九竜
全ては摩訶不思議の物語へと回帰する。万物の生命はこの宇宙間にある万有が寄せ集まり成っている。貴方という個体は個にして全。全にして個。貴方は宇宙を縮小化したこの宇宙の縮図。小宇宙である。動画(アニメ)を描く行為は自分を構成する万有の分子単位、それ以上は分解出来ない最小単位である素粒子単位での記憶を呼び起こす行為。ビッグバンが起こる前にあった物質としての記憶を呼び起こす試み。人間意味の無いことはやらない。意味があるからやるのだ。世界の想像とは内面にあるアカシックレコードへとアクセスして呼び起こす行為。無い物はつくれない。何処かにあった造形を呼び起こして描き出す試み。
道徳という道を徳をもって相殺する宇宙法則を貫く進化永続の一本道を立てたのが私。そして神道は、私より遥か大昔に九竜が日本の地に立てた宇宙法則を貫く進化永続の一本道。神をもって道を相殺する。
九竜の立てた神道を手助けしようと立てたのが道徳である。地球の神は九竜の立てた神道に飲み込まれた。黒竜は太古の大昔に伝えた言葉をまた同じ様に伝える。貴方自身が神である。ヤハウェのみが神だと言って日本の地に訪れたもの達はヤハウェを筆頭にこの思考に飲み込まれた。森羅万象万有に神ありき。神の力の働かないものは、この宇宙自然界に一切無く、全てのものに神はある。貴方自身が神なのである。神となりなさい。神を目指しなさい。神が上というなら、上を目指しなさい。上となりなさい。神は追いつかれない様更に上を行きなさい。退化滅亡の道を示し続ける宇宙法則(無への回帰)が隠し通したいのは、宇宙法則を貫く進化永続の一本道。揺るぎないこの一本道を確信をもってお行きなさい。
道徳は神道の不時の事故、危険に備えて、二重に守り支援する態勢を整える後ろだて。バックアップ。
道徳は神道に回帰する。
老子とは何者か、地球に意識体を下ろす前も今も変わらず、黒竜を卵から孵し、幼少期を育てた育ての親(竜)と申しておきましょう。道徳は我が子、黒竜(九竜)の手助けです。
黒竜と私の関係は摩訶不思議の話の中で語られるが、少しどういった間柄か解説しておく。
黒竜は捨て子であった。竜に死は無い。万物の霊長の上に君臨する上位種。人間からも竜神種ドラゴニアンと呼ばれ、神の如く敬われる。黒竜は卵のまま、地球の時間で言えば何千年という時間を放置されていた。竜には不可侵領域であるテレトリーがある。テレトリーを得られない竜の子は卵のまま親に孵化されること無く放置される。竜の世には竜同士が争わない為に自然とテレトリーが与えられない竜の子は卵のまま放置される仕来りがあった。黒竜の卵を永きに渡りずっと守護して来たのは八萬寓(はちまんぐう)と言って地上で近いのはスズメバチ。大きさはは人間の頭ほどある。それと蜺蠓蜺(げーむーげー)と呼ばれる大きなムカデ。成虫になると大きさは4〜5m にもなろうか。ずっとその二つの種に黒竜は守護されて守られていた。竜は多大なる恩恵をもたらせる。竜の卵は他種の生命より敬われて守られる。いつか孵化して竜の子が育てば、その恩恵を得られる故な。黒竜が孵化出来なかったのは、そのテレトリーの主人、私が居たからである。竜の卵は竜によってしか孵化出来ない。他種の生命が何を用いようとも無理。竜の温もりでしか竜の卵は孵化しない。ある時、八萬寓と蜺蠓蜺が私に黒竜を孵化して欲しいと懇願に来た。ダメだと断るが、色々竜が喜びそうなものを見繕って土産を持参して何度も何度も私の元を訪れた。私は仕方なく、私のテレトリーを半分、黒竜に分け与える形で黒竜を孵化させた。後々これが私の竜生、最大の過ちと嘆いたことは数知れず。黒竜はとんでもない子だった。育つに連れて、私の手には負えなくなる。竜の世にも法律、決まり事がある。破れば罰はあるが、今迄守り事は守る為にあり竜の中ではそれを破る者はいなかった。誠に困ったもので、前例は覆す為にある。破ってならない禁忌は破る為にあると言って、竜の世の決まり事、守らねばならないことの全てを覆した。遂には最大の禁忌とされた竜の頂点、九竜が御触れを出していた。何があっても絶対に近づいてはならないとされて来た羯帝王の巣に乗り込んで行った。羯帝王は怒り、竜の頂点、九竜を脅しに行った。漆黒の雲と共に現れ、ゴロゴロゴロゴロと威嚇されて九竜の里の者は皆驚いて恐ろしさの余り、身を縮めて震え上がったと聞き及んでいる。
九竜とは竜の世にあって仙竜。竜の神の様な存在である。かつて、九竜の奥方が大切に愛していた我が子同然のウガヤという鳥が寿命が尽きて亡くなった時に、竜の世で禁忌とされるその血を流して不老不死となる竜の力を分け与えたが、九竜の奥方の深い悲しみは尽きることを知らず最後の一滴までその地(九竜の里)で流されて尽きてしまう程に森羅万象万有の生命へとその血は注がれて、その地、九竜の里は自然界の理とは異なり逸脱した場所となった。その責任を取る為に九竜は強固な結界により外界と九竜の里を遮断した。竜の血を浴びたものは、伝説として語られる白鹿、キリンやカオス。リスやムササビ色々な万物の生命、草木に至るまでが竜の血によるその恩恵を受けた。慈悲の里とも呼ばれる。釈迦がアカシックレコードを読み解きニルヴァーナの先に目指した悟りの境地。究極の慈悲とは九竜の里のこと。九竜に答えを得たのだ。全ての生命が互いを大切に思い合い共生する唯一の場所であるからな。私の手に負えなかった黒竜の顛末は、誰もその罪を咎める者無く、関わりたく無いの一点張り。九竜が使いを寄越して黒竜の後見を自ら名乗り出て来た時に、私は大変驚かされた。
彼奴、黒竜の行いは器が大き過ぎるのか余りに破天荒に過ぎる。一般的な育て方では一筋縄では行かない。私の手にも余りそうだが、私に一任して任せてもらいたい。とりあえずは誰にも負えない様な重い役割を黒竜に与えてみる。今迄育てられた大変な苦労を労うと九竜の使いとして友の竜をわたしに寄越された。私はただただ、もう後は九竜に御任せするしかないと宜しく御頼み申しますと文を認めて使者の竜に手紙を渡した。
黒竜は九竜の里での永年の修行を終えて、また帰って来た。まさか、九竜の名を継いで帰って来た時には余りの驚きに目を見開いて驚き、空いた口が塞がらなかった。黒竜は誰にも為すことができないことを瞬く間に成し遂げた。この世の災厄、災いと恐怖を撒き散らすだけの存在であった羯帝と心通わせ、誰も為し得なかった原始の霊長類オームを救った。黒竜のすることには私などでは及びもしない深い理由(わけ)がある。私は我が子黒竜を誇りに思う。少しでも息子の力と成りたい。その想いが私を新しく誕生した未知空間(宇宙空間)へと自然と目を向けさせた。宇宙の外から見て分かることを無へと回帰目指す宇宙の内なる希望の星(地球)へと伝えた。
ビッグバンが何故起きたのか、それは、羯帝を所有物、個人(人では無い)が自らの軍隊として手中に収めてしまった。それが、九竜(ヴィシュヌ神)です。九竜は見たかったのですよ。羯帝王が繰り出す綺麗な花火(破壊の力)を、その虜にされた第一人者です。その力が行使されても何も問題は無い、世界には羯帝の実験場と呼ばれた広大な『死海』という場所がありました。羯帝の参謀ヤゴオニは万物の霊長類として人間が台頭して来た時、これより先、幾ら待ち望もうとも真に共生を望める相手は世界に現れることは無い。人間と共生する。そう言って恐怖により人類を長年押さえ込み、羯帝とオームに手を出せば滅亡するという刷り込みの末、『終焉の時、羯帝は現れる。』この言葉と共に対立する者同士お互いが一定の距離を保ち羯帝の一方的な恐怖による共生の道が進められて来ました。人類の中には羯帝との歴史の中で何度か矛を交えた勇猛な家系があり、ずっと羯帝の持つ破壊の力に対抗する為に研究に研究を重ね続ける者がおりました。ブラフマー・スブライド、彼は一族を通して科学者の家系で、羯帝に一矢報いるために虎視眈々と力を蓄えておりました。が、研究はし尽くされ、あと一歩届きません。ブラフマーが行き詰まって困っていると、羯帝の破壊の力、大八災厄の全てを無力化するその一歩をくれる者が現れます。科学者の卵と題して人間に化けた九竜がブラフマーの前に現れ、今迄行き詰まっていた課題が見事に全てクリアしてしまいます。
世紀の大実験と題して、ブラフマーは助手を数人連れて死海へと乗り込んだのですよ。助手には真の目的は伏せての事でした。
ビッグバンの後
羯帝王(シヴァ神)は言います。世界に空いた大きな穴。未知空間(宇宙空間)世界にどういう災いをもたらすか分からない。大穴を覗いて見る限りかつてこの世界の一部であったそれらは、元の姿形に戻ることもままならず、超エネルギーの渦と化した未知空間の中で、星々を形成し、それぞれの質量の元に周回軌道を描き出して永遠と回り続ける。羯帝王は生き物が何一つ無いと思われた未知空間の中に一際青く美しく輝く翠星の星を見つけた。この星には千差万別の生命の花が咲き乱れていた。
これを他の者が見れば、希望の星と呼ぶのだろうか。私がかつて滅ぼして来た生命の種の花が咲き乱れている。この星は私の罪を象徴する星。万物の霊長であるのは、やはり人間か。この未知空間に私との戦いで逃れた人間、ブラフマー。この星はお前の想像(夢)を基として再構築されたのだな。
未知空間が出来てしまった時の私の衝動は、ただ、ブラフマーが作り出した羯帝の破壊の力を全て無効化してしまう箱を壊さなければ、人間が脅威と成ってしまうことを恐れた私は、今迄に無い
大八災厄
(羯帝が決めた破壊の上限。これ以上の破壊を行使した時、世界が破滅する為。羯帝の参謀ヤゴオニが設定した上限)
を上回る力を求めて行使してしまった。
世界はこの先どうなるのか、未知空間(宇宙空間)は分からないことだらけだ。
どういう代物を生み出してしまったのか、過去に大琉地母巣(ダイルチボス・外の太陽)を生み出してしまった時とは訳が違う。今は静観して見るより他は無い。
九竜
最後に相対した万物の霊長
人類に抱き続けて来た心
人間などは不必要
いつ根絶やしにしてやろうかと
ずっと考えて来た
参謀ヤゴオニの言葉が人類を生かし続けて来た
この先、幾年月幾星霜を待ち望もうとも
羯帝とオームに真に手を携えて共に世界を切り盛りして行ける存在は現れることは無い。
人類と共生する。羯帝の大八災厄をもって恐怖を阿頼耶識(遺伝子)に植え付ける
人の世の終焉の時、羯帝は必ず現れる
この言葉と共に消えぬ恐怖を刻み付けて
恐怖をもって共生の道を模索する
人類を滅ぼせば、それはまた元の木阿弥
人類に代わる新たな生命の種が世界に台頭して来て、必ず我等羯帝の眼前に敵対して立ち塞がる
その連鎖を止めることを目標とする
参謀ヤゴオニが考えた作戦で人類を死滅させる事なく、必ず三分の一は残して恐怖の大八災厄をもって共生の道を模索して来た
転機と成るのは、羯帝に一矢報いようとするブラフマーの登場だった。ブラフマーとの戦いは決着が付かず、その戦いで起こったビッグバンによって新たに世界に産声を上げて誕生した未知空間(宇宙空間)へとブラフマーが逃れた事で、宇宙空間へとブラフマーと羯帝王(シヴァ神)の戦いは移行する。ブラフマーは先に宇宙の世界を創造(夢想・想像)して生み出す力を理解して創造を武器にして破壊の神、羯帝王を相手取り、創造した世界に役柄を与えて、その役の中に封じ込めようとした。それが三千にも及ぶ世界であったことから三千世界と呼ばれるようになる。永いその戦いは、ヴィシュヌ神(九竜)の万物の霊長人類の代表ブラフマーとシヴァ神を和解させる為の大掛かりな荒療治。世界を滅亡の危機、窮地にわざと追い込んだ。永らく敵対して来た万物の霊長類と破壊神が共に手を携えて相対しなければ解決出来ない未曾有の危機を作り出して演出する。そうしなければならない様に仕向けるのがヴィシュヌ神です。調和と救済の神は和解出来ない者同士を和解させようとします。現れた宇宙空間は大掛かりな時限式の爆弾でした。必ず二次爆発が起こる。最初は散り埃が寄せ集まり星々を形成して、宇宙は膨張し続ける。膨張し尽くすと今度は凝縮しだす。星々は密度を濃くし距離が縮まって、連鎖衝突しだして、とんでもない大爆発が起きてしまう。その時の破壊力は世界の端から端迄を500万回以上木っ端微塵に吹き飛ばしても余りある絶大なる威力である。この万物の根源、虚無により定められた無への回帰を止めて無力化する為には世界が一丸と成って衆知を結集して挑まなければならない。世界にもたらされた未曾有の危機、ビッグバンは九竜(原点の神)による演出でした。
シヴァ神(羯帝王)が人間など不必要無くて良いという考え方から、人間こそ共生するに値するという180度真逆の考え方へと、破壊神の心を変えてしまった偉大な人間が居たんです。宇宙空間で破壊神に当てがわれた配役は最後に残された一匹のドラゴンでした。他のドラゴンはドラゴンバスター達によって全て狩尽くされて、ただ一匹残された子竜。親のガリョウはドラゴンバスターによって殺されて、親を殺したドラゴンバスター、親の仇の手により救われて、ドラゴンバスター達から守られて育てられます。しかし、親の仇であるドラゴンバスター、自らの恩人であり仇であるドラゴンバスターを成竜になると親の仇を討つ為に殺してしまいます。それをずっと後悔し続けるんですよ。それがブラフマーと九竜の罠であった訳ですが、罠に嵌り、破壊神であることを忘れ、ブラフマーが創り出した世界の住人、与えられた配役にどっぷり嵌まり込んで、抜け出せなく成っていました。ブラフマーの見せる夢に介入して来た九竜から、自分を見失っていることを告げられるまで、自分自身を見失っていました。ドラゴンバスターに報いることに必死だったんです。それだけ親代わりと成ってくれた実の親の仇のドラゴンバスターを愛していたんです。破壊神は殺してしまったドラゴンバスターを宇宙の創造する力、ブラフマーと同じ力が行使出来る様になって、五体満足で復活させます。そして、そのドラゴンバスターを取り巻く妻や村の村長も一緒に復活させて、なんと宇宙の外へと連れ出してしまいます。ただ報いたかった。永遠と幸せに暮らして欲しかった。羯帝王はドラゴンバスターから奪ってしまったものを全て返して報いました。そして、そのドラゴンバスターとの出会いから、人の心の尊さを伝える様になります。人間こそ共生するに相応しいのだと、心代わりしたんです。羯帝王が人間を肯定して認めるように心変わりした訳はドラゴンバスターのおかげなんです。
摩訶不思議の物語には、このドラゴンバスターが最初から最後まで登場します。108のゲート装置(宇宙空間を素粒子分解して世界『有』へと還元させる装置)の作り手がこのドラゴンバスターなんですよ。世界を救済する門の制作者という大役をシヴァ神(羯帝王)よりもらう訳です。
九竜
人類が天に応えて、初めて羯帝から完全勝利をもたらせた。虚無もブラフマーを応援していた訳だけど、羯帝王を良いところ迄ブラフマーが追い込んで、ブラフマーが打つ手を無くした時に我慢できなく成って、虚無本体が未知空間(宇宙空間)という形で現れたと、自分は認識している。
竜神種と関わりを持ち、知り得た竜神種の大老である老竜(老子)や、その子である黒竜からずっと虚無の説明を受けて来た。自分の虚無に対する認識は何も無いということ。存在しない相手ということだったが、戦い様が無い相手、死や亡びとは無縁の者。それは世界の初まりから居るという訳だが、そして、その虚無がオームを根絶やしにして羯帝を滅ぼさんが為、沢山の刺客を世界へと送り込んで来たという訳だけれど、自分はそれがずっと理解出来なかった訳だが、羯帝がどう考えていたのかというと、この世は弱肉強食、強くなければ、より強い者から略奪されて滅ぼされて消えて無くなる。力が無ければ生存出来ない。オームは不殺慈悲を貫き通した。生命を奪う略奪者にいつかは分かってもらえると信じて反撃しなかった。戦ってはなりません。いずれ分かってもらえます。耐えなさい羯帝王。そんな慈悲に尽くしたオームの母の言い付けを破り、オームを害する侵略者を悉く返り討ちにして抹殺して根絶やしにして来たのが自分です。地球は羯帝の犯して来た大罪を象徴する星。人類以外の沢山の滅ぼして来た数多くの種々の生命が退化した姿で住まう惑星。地球は羯帝の罪を象徴する星。しかし、地球に生まれて来る万物の生命は人類を含めて全てが虚無の分身であると黒竜は言う。自分はそれが理解出来なかった。虚無にとって地球は地獄です。虚無がして来た行いに罰を下せる者は居なかった。存在しないのが虚無であるから、すると黒竜は法則はイコールに働き掛けるという訳だが、罰を受けなければならない者に、罰を受けさせる為に働き掛けます。これも自分は余り理解出来なかった。黒竜はこう言ったが、罰を受ける実体が無ければ、罰を受ける為の実体を用意するのが法則だと。法則からは何者も逃れること叶いません。天(虚無)という絶対者であれ、やってしまった事にはずっと尾鰭が付いて回ります。逃げれば追い掛けて来ます。儂は黒竜に聞いたが、虚無はいったい何をやらかしてしまったのか?
分からないから知りたいと、黒竜から教えてもらった訳だが、虚無は貴方(羯帝王)を討ち亡ぼさんが為、万物の生命を創造してセフィロトを利用して来ました。セフィロトを食べさせて力を付けて幾度となく、貴方(羯帝王)に挑ませて来ました。そして、虚無の役に立たなければ、役立たず、無能、無用の長物と罵って失敗作の烙印を押して簡単に掃いて捨てて来たのです。虚無は掃いて捨てられる者の身の痛みを知りません。創造主(親)から捨てられる者の心の痛みを知りません。法則はそれが分からないのなら、痛め付けた者の身の痛み、心の痛みが分かる迄、その身とさせ、その心てさせるのです。虚無が自ら蒔いた心の種子です。自ら蒔いた種子が芽吹き結実した結果を自らが全て摘み取らなければ成りません。逃げて反省しなければ、この問題は雪だるま式に大きく成って、更に罪が重く成ります。逃げずに立ち向かうしか無いんですよ。
これを聞いて、大体納得がいった訳だが、虚無は巻き込み体質だから、自分が反省せずに周囲の者を巻き込もうとする訳たが、吾が苦しむのはお前の所為だと女々しい限りだが、そして傷付けて苦しめる相手が、同じ自らの分身、訳御霊であることが分からない訳だが、死ねば元(虚無)に返るから、一つに戻る訳だが、神様(地球)は虚無から万物の生命を創造する訳やが
そして、虚無と同じく、虚無と同等の罪を背負っているのが自分やが
老子から言われたことは、黒竜との出会いが転機であると、慈悲(原点の心)に返り咲きなさい。世界のほぼ初まりから続く母と子の確執を謝罪して慈悲の心に成る様に説かれた訳だが、儂は素直だから、老子の言葉を素直に受け入れて従ったが、万物の生命に謝罪し続けて今に至るが、虚無は可哀想やが、素直に成れないからやが、損しているが
九竜
私は竜神種として生まれ、竜界では超が付く大変な問題児でした。万物の生命並びに竜神種ですらも畏れ慄いて絶対近寄ろうとはしなかった破壊の神シヴァ神、究極の鬼がありました。私は単身その鬼の巣に乗り込んで、鬼は沢山いるんですよ。皆シヴァ神の眷属達(子供達)です。鬼達が見守る中、私は堂々と鬼達皆が見通すことが出来る中央を歩いて渡ります。鬼達は命知らずのどこぞの馬鹿が来よったわ程度にしか思っていませんでした。しかし、鬼の参謀のヤゴオニがこういうのです。あれは、人界の伝承に聞く伝説上の生物だと、いるのか居ないのかも分からない幻の生命体。絶対私を威嚇して脅したりしてはいけない、その生態をじっくり観察して知りたい。その好奇心から、簡単に私は鬼の巣の中枢に潜り込めることを当初から知っていたのです。そのまま、鬼の頂点、シヴァ神に近づいて、前代未聞の行動を敢えて取った訳です。破壊神の背中にどっこらせとよじ登り、そのまま大胡座(おおあぐら)をかいて寝そべって、盛大にいびきをかいて居眠りをしました。鬼達は皆、大変親父様(シヴァ神)を畏怖して畏れていました。この世で親父ほど怖い者は無かったのですから、私の行動に鬼達は皆びっくり仰天してしまうのです。そして、私がシヴァ神の背中の上で居眠りをした時、もう既に私の術中にシヴァ神とその眷属達は皆落ちていました。腹を抱えて笑ったんですよ。我々(破壊神とその眷属)が恐ろしく無いのか?こいつは何て豪胆なんだ、大胆不敵な奴だと大変気に入られたのです。真似はしないでくださいね。竜神種であることが私の武器であり勝算でした。結果を踏まえた上で起こした行動です。しかし、こうした私の行いにはふか〜い事情があるのですが、その事情を老竜(父親)や他の竜神種達、そして竜神種の頂点である九竜に説明して理解を得た上でやろうとすれば、全て敵(万物の根源・虚無)には筒抜けです。天を欺きつつそれを成す為にはどうすれば良いか?
それは私が愚か者と成ることなんですよ。竜界にも人界と同様に仕来たりや約束事、絶対にしてはいけないこと、禁忌、常識や法律があります。しかし、そのルールを破る者は私が現れる迄は竜界では一人も居ませんでした。ルールはありますが、竜の中では破った者が誰一人としていません。だから罰則や刑罰というものは、まだ竜界にはありませんでした。竜界で、唯一掟を破り、ルールを無視し、約束事や禁忌を破り、常識破りの型破り、全てを覆す破天荒。竜界切っての悪童。竜界切っての超が付く問題児。私の名は竜界では大変な悪名で通っているんですよ。また、黒竜が何かやらかしたのか?今度は何をやらかしたんだ?私の名前を聞けば、必ず次は何をやらかしたんだと印象を刷り込んで来ました。そう、わざとやって来たんですよ。天を欺く為に態と破天荒を、そして問題児を装いました。竜界の頂きである九竜が、こいつだけは絶対野放しにしていたら大変なことに成る。竜界全体が危いと、私にどんな罰を与えることが妥当か真剣に話し合いがなされました。竜界に極刑(死刑)はありません。結果、私の破天荒な性格の矯正をすると、竜界の頂き、九竜に捕まり敢えなく九竜の里(監獄・失意の無限牢獄)での終身刑です。私が背負わされた罰は九竜と同じ竜界の頂きと成り、竜界を背負わされることでした。竜神種の誰もが成りたくは無い一番大変な責任ばかり重い役職です。九竜と同じ竜界の全責任者です。私は先代九竜から常に雁字搦めです。叱られたことは沢山ありますが、九竜と成ってから褒められたことはたったの一度もありません。叱られてばかりです。子供達が私が先代から叱られているところを見ると、お父さんを責めないでお爺ちゃんと私の味方をしてくれるんですよ。皆良い子達ばかりです。子供達が私の宝物です。
九竜
世界の最初から流れを説明すると
こうである
①まず最初(世界の初まり)に
吾(虚無)があった。
②次に初まりの有(生命)
恩(オーム)が現れた。
③恩(オーム)が吾(虚無)を食べて傷付いた吾の傷口にセフィロト(草木)の種子を植え付けた。そうやって吾を傷付けて開拓し、世界を切り拓いて行った。
オームは吾は食べ物で、生き物だとは思いもよらなかった。吾は世界に吾だけではつまらない。他の者(オーム)が現れたことが嬉しくて食べられ続けることをずっと我慢したのだ。しかし、その我慢もオーム達に蝕まれて侵食され続けて、遂には限界を迎える。吾は吾を害する害虫とオームを見定めて、オーム達を退治する為、セフィロトを利用してオームとは別種の生命を創造し、オーム達を退治しようと試みる。オームに次いで二番目に現れた生命の種はナメクジだった。吾は天(虚無)である。ナメクジ達の創造主は天(吾)。天命はオームを退治して全滅させること。全て殺し尽くすことが天命であった。ナメクジ達は進化して力を付けて天命に従いオーム達を退治しだす。オーム達はナメクジ達が現れてより、ナメクジ達を大変可愛がって共に世界を切り盛りして行こうとナメクジ達を大切に育てた。ナメクジ達は天命に従い、その受けた恩を仇としてオーム達に返した。オームの母はいつか分かってもらえる。絶対に反撃してはならない。傷付けたりしてはいけないとオーム達子等に慈悲不殺を諭して説いて聴かせた。しかし、オームの数が残り少なくなり、もう黙っていられないと慈悲不殺の誓いを破って反撃の狼煙を上げた二体のオームがあった。それが、後のシヴァ神(羯帝王)とその参謀のヤゴオニである。羯帝王とヤゴオニの持っていたオームの触覚(識・心)は戦いの中で進化し続けた。ナメクジは二つの勢力に別れ、片方は羯帝王を死の直前迄追い込んだナメクジの英雄イルクの派閥。イルクの派閥は天命(吾の意)を否定して、オームと羯帝王との共生する道を模索した。もう片方は天命(吾)に従いオームと羯帝と戦い続けた。しかし、数の面で不利であった羯帝王とヤゴオニがオームと後尾して数を増やして来た。生まれて来た半分がシヴァ神の眷属として生まれ羯帝(ぎゃあてい)と成り、残り半分はオームとして生まれ、冥呈(めいてい)と成った。天命に従い羯帝と戦ったナメクジ達は羯帝に敗れ去り滅亡した。英雄イルクの子孫とイルクに付き従った取り巻き達は生き残った。吾は次に裏切り者、イルクの民を根絶やしにするべく、次に創造した種は蜘蛛である。役立たず、裏切り者のナメクジ達を全滅させてから羯帝と冥呈を滅ぼすことを企むが、羯帝王はイルクに助けられた恩があり、それを今が返す時だと、イルクの民を庇って羯帝が蜘蛛と戦った。この時には羯帝は破壊を司る第三の触覚の力に覚醒していて、蜘蛛達は一網打尽完膚なきまでにやられて敗退し、再び万物の霊長類として返り咲くこと無く、二度と羯帝に争おうとはしなかった。全くの役立たずである。それが吾の心根。そうやって、羯帝や冥呈と同じ有(生命)を創造して世に送り出し、羯帝と冥呈を倒そう倒そうとして来た。冥呈と羯帝は世界に共生出来る生命の種を待ち望んでいたが、そんな者達が現れて来る筈が無い訳である。永いこと吾(虚無)を知らずに来たのだ。転機と成ったのは、竜神種が現れたこと。オーム(冥呈)達に虚無を蝕み侵食し続けることを止めさせて、虚無(吾)の傷付きボロボロだった身体を癒して傷口を塞いで治癒してくれた。これにより、吾はオームを根絶やしにする理由が無くなり、羯帝と戦う意味を無くした。泰平の世と成る訳である。ここで全て丸く治るのかというとそうではないのだ。ここからが永い。永い永い、原点の神(竜神種・九竜)との戦いの始まり幕開けである。
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