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九竜
答えは風の谷のナウシカは、究極のアカシックレコード。始原の霊長類オームの心を救った原点の神の再臨の物語。
九竜が原点の神。オームの心に抱いて来た念願。オームソワカ(慈悲円満成就)を成した者です。オームの心の根(ネ)を御救い(申)す者でした。
オーム達は自分達が次々と世界に現れる新参者達から忌避され嫌われて来たことから、自分達がとても異質なこの世に存在してはいけない、皆から嫌われる存在として、大変な劣等感を抱き、虚無が立ち込める闇の奥深くに沈み込んでいました。時折、オーム達の眼は真っ赤になり、オームが生息する一帯が赤く染め上げられます。何者も寄せ付けない。近寄らないで下さい。そういう信号を出し続けていました。
九竜と羯帝王との馴れ初めはおいといて、互いが信頼関係を築き仲良く成ってからの話しとなりますが、参謀のヤゴオニが一度、羯帝と心通わせた九竜(黒竜)であるなら、もしかすると固く閉ざされたオーム達の心を解き崩せるかもしれないと、誰一人近づけたことが無かったオームの母、十四慈也オームソワカの元へと九竜を連れて行きます。
九竜はオームの母のその姿を見て第一声に言いました。何と素晴らしいのでしょう。何と大きくて、本当にとても素晴らしいのでしょう。こんな暗くじめじめとした所で居ては勿体無い。
いいえ、私達は貴方の言う素晴らしい者ではありません。この世界は私達を拒絶忌避して、私達オームを全否定し続けて来ました。何者からも望まれることなく、この暗がりで私達は悠久の時を過ごして来ました。どうかそっとしておいて下さい。
あなた方オームが、気持朗らかに心地よく棲むことが出来る広大な大地があります。偉大なる慈母竜の結界に守られた。鳥のみが棲むことを許された大地。鳥の王国です。鳥の王、ウガヤ王が治める鳥の国。ウガヤ界。
ウガヤ王・・・それは、かつて羯帝王がオームであった時の名前。・・・ウガヤ界、行って見ても良いですか? 鳥の王国に。
分かりました。まず、ウガヤ王に承諾を頂いて来ます。しばらくお待ち下さいますか?
というやり取りがあり、九竜はウガヤ王を言葉巧みに説得して承諾を得ます。
ウガヤ界、鳥達の王国。とある高名な慈母竜が我が子の様に愛した鳥(ウガヤ)を亡くした時に、その不老不死となる自らの血を流して現世へと呼び戻した。不死鳥が治める国でした。
オームの王族、十四慈也オームソワカの娘、ヤゴオニの妻であるソワカ王が、母に申し出ます。この者は油断なりません。母上、信用して良い者か私に見定めさせてはもらえませんか。ウガヤ界には、まず私がこの者と一緒に行きます。
九竜のことが信用ならないとは、オームを懐柔して羯帝の至上最強の力を我が物にせんとする九竜の心根を見透かしてのことでした。
ということで、九竜とはヤゴオニの妻であるソワカ王が共に向かいました。
ここからがウガヤ界です。と九竜。
竜による強力な結果が張られています。竜(私)の許可なく何者も入ることは出来ません。私の後をしっかりと着いて来て下さい。大丈夫です。
あなた方偉大なるオームが成されて来た虚無開拓の一大事業の成果を今からお見せ致します。
視界が広がります。閉じ塞がれた心が解きほぐされる様な感覚にソワカ王は包まれました。鳥達のさえずりがあちこちから聞こえて来ます。
あっ、九竜だ。九竜が来た。瞬く間に九竜の頭や肩の上、尾っぽの上に小鳥達が降り立ちました。
うわっ、後ろの大きな生き物は何? すごーい!
鳥達は皆驚いて口々に、おしえて、おしえて、とさえずります。
驚かしてすみませんね。誰かウガヤ王を呼んで来て頂けませんか? オームを連れて九竜が来たと。
わかったよ! そう言って大変だ。急げ急げとウガヤ王がいる王宮目指して数羽の鳥達が競争しながら飛んで行きます。早い者勝ちだからね!私が一番乗りなんだから、そんなことをさえずりながら飛んで行きます。
ソワカ王はあまりの展開の速さについていけず、ただ、落ち着いて辺りを観察します。地面では子育ての真っ最中なのか、アヒルの親子連れが歩いて行きます。ぴよぴよぴよと雛鳥達が母鳥の後ろを着いていきます。なんとも言い知れず。味わったことの無い温かい心温まる感情が自然と湧き出て来ます。死んだ様に燻んでいたソワカ王の眼は青く光り輝き広がる世界の造形を捉えだしました。
九竜は言います。
ソワカ王、これが、あなた方オームが成した虚無開拓の大事業の成果です。さあ、暗がりに閉じこもる時は終わりました。あなた方が造られたこの世界の広がりをその身で感じる時です。
永く苦しかったですね。
でも、それも今日まで、早くウガヤ王と謁見してオームの皆さんにここに来て頂きましょう。
ソワカ王は言い知れない深い感動に打たれていました。ずっと誰かから言って欲しかった言葉を、今も信用ならないと考えている九竜の口から貰おうとは、本心から言っているのか?そう聞きたかった。しかし、それに勝る感動の渦が涙となって視界を歪めて行く。本心からの言葉でなければ、自分がここまで泣き崩れてしまう程に感動に打ちのめされることは無い。しかし、ソワカ王は心を鬼にしなければならなかった。羯帝王の力は計り知れない、その力はこの世界に大琉地母巣(ダイルチボス)という恩恵をもたらせたりもしたが、実質、大八災厄が起きる度、世界の造形を根本から変えて来た。恐ろしい力を欲しているからだ。
しかし、そう考えても深い感動に打ちのめされて後から後から涙が溢れ出て止まらない。きっと、母や仲間達は、この感動に直面した時いちころでやられてしまうに違いない。覚悟を決めて九竜を私だけは絶対に信じてはいけないと決めたのでした。
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