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みみちゃん🦉
救国提言書:日本文明、根元への回心
――記号の虚妄を排し、国体の実体を取り戻すための宣言
一、何用あって月世界へ:記号という虚妄
かつて山本夏彦は、人類が月に降り立った狂騒の中、**「何用あって月世界へ」の一言で文明のうわついた心を射抜いた。あれから半世紀、私たちは今、SNSという「実体なき月の世界」を彷徨い、足元の土を忘れている。掌の中の画面から流れる「記号化された正義」に振り回される姿は、魂を抜かれた亡霊に等しい。我々に必要なのは、空疎な理念や道徳に惑わされず、事象の核心を掴む「剥き出しのリアリズム」**である。勝敗と利害、そして生死という実体のみを見据える冷徹な眼差しこそが、混迷を切り拓く唯一の刃となる。
二、交通の主権と垂直の深化
徳川の世、わが国は決して閉ざされてはいなかった。宮崎市定が『世界史序説』で説いた「交通」の視点に立てば、日本は窓口を通じ、世界と繋がっていた。だが、そこには明確な「主権」があった。西洋の植民地主義という毒素を「知的な検疫」によって濾過し、自国の体質に合うものだけを選別する。交通の刺激を外への膨張ではなく、内面へと振り向け、精神を掘り下げる**「垂直の深化」**へと舵を切ったのである。
三、独立した極としての日本文明:万世一系という「正統」の軸
日本は中国の末端ではない。岡田英弘が『日本人の誕生』で説いた通り、日本は「万世一系」という垂直の軸を中心にアイデンティティを築き上げた、独立した一つの「極」である。断絶を繰り返す中国に対し、わが国はこの「正統の連続性」を盾に、外来の知恵(本地)を日本固有の姿(垂迹)へと飼いならしてきた。この「道具を使いながら魂の芯(国体)を渡さない」二重構造こそが、日本文明の免疫力である。
四、総本家と大神主:祈りと血筋の実体
わが国の核となる「国体」とは、天皇を「総本家」と仰ぎ、国民すべてを家族(大御宝)と見なす血の紐帯である。最高の大神主として、今この瞬間も国民のために祈り続けておられる天皇の「無私の祈り」こそが、空海が説いた「山川草木悉皆成仏」の霊性と共鳴し、この国土の実存を支えている。この祈りに連なる血筋を自覚する者は、誰に見られていなくとも己を律する「お天道様への畏れ」と「恥」の感覚を、肉体の実存として取り戻すのである。
五、国語こそ祖国:言霊による結界
日本人が日本人であるための、目に見えぬ最大の防壁は「日本語」である。シモーヌ・ヴェイユが「根をもつこと」の重要性を説いたように、我々の祖国とは領土である以上に、父祖から受け継いだ「国語」そのものに他ならない。岡田英弘が説いた通り、歴史とは言葉の編纂である。主語を消し、場と響きを重んじる日本語は、西洋の二元論的記号(デジタルの冷徹)を無効化し、言霊による「和」を現出させる。翻訳不能な情緒こそが、西洋の没落に飲み込まれぬための最後の聖域である。国語を汚す者は、祖国を売る者に等しい。
六、素朴の維持:荘子の戒めと機心の排除
宮崎市定が『素朴主義の民族と文明主義の社会』で説いた通り、文明が虚飾(記号)に溺れれば民族は死ぬ。ここで荘子の**「機械あれば必ず機事あり、機事あれば必ず機心あり」**という言葉を刻まねばならない。リーダーとは、文明の利器を「道具」として主動的に使いこなしながらも、その魂においては総本家への敬意と「素朴」を失わず、機心を排して実体を直視する者である。
七、提言:機事なき素朴への回帰
一、交通の主権奪還: 垂れ流される記号を検疫し、自らの魂に必要な情報のみを選別せよ。
二、固有の儀礼: 朝に神棚を拝し、総本家(天皇)の祈りと自らの血筋が繋がっていることを実感せよ。
三、手触りのある労働: 土をいじり、道具を研げ。無心に動く手触りこそが、文明の腐敗を浄化し、空海が説いた仏性を呼び覚ます。
結び:不敵に国を盗れ
シュペングラーの冬が来ようとも、私たちは揺るがない。二千年の血筋、国体という盾、国語という祖国、そして「何用あって月世界へ」と喝破する野蛮なる素朴があるからだ。歴史の正統、文明の動態、それから空海の慈しみを呼び覚ませ。私はこの静寂の中に、日本の夜明けを聴いている。冷徹なリアリズムをもって実体を見据え、文明の端に立ち、総本家を仰ぎ、揺るがぬ垂直の軸を持て。
いまこそ、自らの魂を記号の檻から奪還する「真の国盗り」を始める時である。
引用文献・人物事典
山本 夏彦(やまもと なつひこ)
コラムニスト、編集者。 雑誌『室内』を創刊。「日常のリアリズム」を徹底し、戦後の進歩主義や甘い理想論(記号)を、辛辣かつ正確な日本語で射抜き続けた。本提言書で引用した**「何用あって月世界へ」**は、足元の生活の実感を置き去りにした科学万能主義や、うわついた大衆心理への痛烈な皮肉である。没後もその「曇りのない眼」は、本質を突く知性の象徴として仰がれている。
宮崎 市定(みやざき いちさだ)
歴史学者。 京都学派の巨頭。東洋史における「交通」が文明を活性化させる原動力であると説くと同時に、文明が円熟し虚飾(文明主義)に溺れると滅びに向かうと警告した。常に「野蛮なる素朴さ」を維持することの重要性を説き、江戸時代の「鎖国」を、単なる閉鎖ではなく「主権ある選別的な交通」として読み解く視座を与えた。
岡田 英弘(おかだ ひでひろ)
歴史学者、モンゴル史・満洲史研究家。 「歴史とは記述であり、言葉による正統の確立である」という画期的な定義を提示した。日本が中国文明という巨大な重力圏にありながら、いかにして「万世一系」という独自の垂直の軸を打ち立て、独立した文明圏(日本文明)を誕生させたかを論理的に解明。日本人のアイデンティティを地政学的・歴史学的根拠から支える知の巨峰である。
空海(くうかい)
平安時代の僧侶、真言宗の開祖。 弘法大師。密教の深遠な形而上学を日本に持ち込むと同時に、治水工事などの社会事業にも邁進した「祈りと実践」の実体主義者。「山川草木悉皆成仏」という思想は、森羅万象すべてに仏性が宿るという、日本人の「お天道様への畏れ」や、万物への慈しみの哲学的・霊的基盤となっている。
荘子(そうじ)
中国古代の思想家。 老子と並ぶ道家の代表。機心(小細工をする心)を捨て、宇宙の根源的な「道(タオ)」に従う「無為自然」を説いた。本提言書で引用した**「機械あれば必ず機事あり……」**の一節は、便利な道具(機械)に依存することで人間の魂がいかに浅薄になり、生命本来の輝きが失われるかという、現代技術文明に対する数千年前からの予言的警告である。
シモーヌ・ヴェイユ(Simone Weil)
フランスの哲学者。 夭折の天才。抑圧された労働者の苦悩を自ら体験し、人間が魂の糧とする「根(ルーツ)」の重要性を説いた。ナチスによる祖国崩壊の危機の中で書かれた**「根をもつこと(Enracinement)」**は、普遍的な権利ばかりを主張し義務と根源を忘れた現代人に対し、過去、伝統、言語という祖国へ回帰することの不可欠さを説いている。
山本 常朝(やまもと じょうちょう)
佐賀鍋島藩士。『葉隠』の口述者。 武士道における「狂」と、生ぬるい理屈(記号)を排した「死の実感」を説いた。「武士道とは死ぬことと見つけたり」という言葉に象徴される、今この瞬間に全存在を懸ける剥き出しのリアリズムは、本提言書における「不敵に国を盗れ」という、現状を打破する精神的支柱となっている。
白鴉🐦⬛
すごい被害者面して論点が変わって会話が成り立たなくなる
これが左翼思想なのか🤔

かすかべ

臼井優
ギリシャ哲学の主な時代区分と特徴
初期ギリシア哲学(紀元前6世紀初め~5世紀後半)
場所: イオニア地方(ミレトス学派など)やイタリア(エレア学派など)。
テーマ: 万物の根源(アルケー)を探求する宇宙論(タレス、アナクシメネス、ヘラクレイトスなど)、数学(ピュタゴラス)。
古典期ギリシア哲学(紀元前5世紀半ば~4世紀後半)
場所: アテナイが中心。
人物: ソクラテス、プラトン、アリストテレスが代表。
テーマ: 人間の内面や社会、倫理、論理学が発展。
ヘレニズム哲学(紀元前4世紀~紀元前1世紀)
背景: アレクサンドロス大王の東方遠征後、広がった世界での生き方を模索。
学派: エピクロス派、ストア派などが、幸福や心の平穏(アタラクシア)を探求。
古代後期哲学(紀元前1世紀~6世紀前半)
場所: ギリシアからローマ帝国へ。
特徴: 新プラトン主義などが展開され、キリスト教哲学へとつながる。
現代への影響と特徴
現代科学の土台: 観察と論理による批判的な思考は、現代の科学的思考の源流。
人間中心の思想: 自然や社会の中で人間がどう生きるべきかを深く問い、現代にも通じる普遍的な問いを提示。
「アゴーンとコイノーニアー」: 批判的に吟味し、対話を通じて共に真理を探求する精神が特徴で、現代の学問の基本姿勢。
ギリシャ哲学は単なる過去の思想ではなく、現代を生きる私たちに「正義とは?」「幸福とは?」といった問いを投げかけ、思考の指針を与え続けています。

臼井優
伝来と受容(飛鳥時代)
伝来:6世紀半ば(538年または552年)、百済から仏像や経典が献上されたのが始まり。
対立:蘇我氏(仏教受容派)と物部氏(排仏派)が対立し、「丁未の乱」を経て仏教が定着。
聖徳太子:蘇我氏と結び、推古天皇のもとで仏教を保護。「十七条憲法」や四天王寺建立など、仏教の基礎を築く。
国家仏教化と発展(奈良・平安時代)
国家事業:東大寺や国分寺建立など、国家事業として仏教が広まる(仏教の政治利用)。
南都六宗:法相宗、華厳宗などが大発展(三論宗、倶舎宗、成実宗、律宗を含む)。
国風文化:最澄(天台宗)、空海(真言宗)が登場。浄土教思想も広がる。
庶民化と文化への浸透(鎌倉時代)
鎌倉新仏教:栄西(臨済宗)、法然(浄土宗)、親鸞(浄土真宗)、日蓮(日蓮宗)、道元(曹洞宗)らが新宗派を創始。
庶民への浸透:念仏や座禅など、実践しやすい教えが武士や農民、庶民に広がる。お盆やお彼岸の風習の基盤となる。
近世・近代と現代
江戸時代:寺請制度により、仏教は民衆管理の一翼を担い、葬式仏教として生活に密着。
明治時代:神仏分離政策で一時困難な時期を迎えるが、人々の生活から仏教は消えず、独自の発展を遂げた。
現代:葬儀や先祖供養、年中行事など、日本人の死生観や文化に深く根付いている。
日本仏教の特色
神仏習合:既存の神々(八百万の神)と仏教が融合し、神道と仏教が共存する独自の発展を遂げる。
独特の宗派:インドや中国とは異なる、日本独自の宗派が多数誕生した。

臼井優
主な特徴
語源と意味: 「サンスクリット (Sanskrit)」は「完成された」「精製された」を意味し、それと対比される日常語(プラークリット語)に対して、神聖な、高尚な言葉として使われました。
歴史と発展:
紀元前1500年頃のヴェーダ文献(ヴェーダ語)から発展し、紀元前4世紀頃の文法家パーニニによって体系化され、古典サンスクリット語として確立されました。
グプタ朝時代(4~6世紀)には宮廷の公用語となり、文学や学術が栄えました。
宗教・文化的重要性: ヒンドゥー教の聖典『ヴェーダ』、仏教の経典(大乗仏教)、ジャイナ教の文献などで使用され、インドの思想、哲学、文学の基盤です。
文字: デーヴァナーガリー文字(梵字)で書かれるのが一般的ですが、歴史的には多様な文字で表記されてきました。
日本語への影響: 「阿弥陀(Amitābha)」、「摩訶(mahā:大きい)」、「卒塔婆(stūpa)」など、多くの仏教用語がサンスクリット語に由来します。
現在の状況
死語と準公用語: 日常語としては使われていませんが、インドの準公用語の一つとされ、一部の学術界や宗教儀式で使われ続けています。
ヨーロッパ言語学への貢献: 18世紀末にヨーロッパの言語との類似性が発見され、インド・ヨーロッパ語族の概念が確立されるきっかけとなりました。

えんびふらい
ARIKA
#加速主義
#アイン・ランド

ゆずぼる
思ったのは、若い人賢い🧐
考え深いし、情報に煽動されにくく、情報に執着しない。
芯が捻くれてないから人を素直に感じ取ってる?
思想よりも人物像優先?
情報過多な分、行動力と経験が少なくなりそうだけど。
頭の中で結論を出そうとするから行き詰まりやすい。根性論でいって、やってみたら意外にできたなんてこともあるんだけどね。
行動派と慎重派で両極端になりそう。
昭和はピクミンだったからそれに比べたら、将来性はかなりあると思う。
励みにしたいから頑張って欲しいなぁ。
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えんびふらい
しゃおっ❗
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臼井優
国立大学法学部卒 法律系国家資格3種保有 就職氷河期世代 元僧侶 趣味・特技 サッカー、バスケ、ボクシング、テコンドー、茶道、書道、華道、サックス、ドラム、読書、カフェ巡り、音楽鑑賞、ストレッチ、筋膜リリース、他人のデートコースを考えること 家庭教師、予備校講師、各大学でのエクステンション講座担当 担当科目・領域 小~高、文系科目全て、公務員試験全領域、面接、ES添削、マナー、論文添削等々
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白鴉🐦⬛
【名称】:白鴉🐦⬛
【肩書】:美食家、万年初心者モデラー
【技術】:人生相談、毒生成、マッサージ
【趣味】:プラモデル、ウィスキー、登山、散歩、読書
【座右の銘】:雨垂れ石を穿つ、やらない後悔よりやる後悔
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かすかべ
恋愛、吐き溜め 発信中心
基本的にやり取りはそんなしません、フォロバもしません
あしからず
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ARIKA
自転車とSRと水泳と料理とカヌーと音楽と本が好き。一人で遊ぶのが好き。
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