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今日、缶拾う

今日、缶拾う

模擬カウンセリングでクライエントを作って演じるやつで自分を投影してやったら、先生にフィードバックした時に「缶さんの身近にそのような方がいたんですか?あまりにもリアルだけれどそんな人僕見たことなくて」って言われたの割とおもろい
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ヒロ🦻【えんの木】

ヒロ🦻【えんの木】

1.アメリカの心理職養成

海外の心理職の養成は

①専門書テキストを読む

②大学のクラスで実際に患者・クライエントを担当する(理論と実践を同時に学ぶ)

③患者さんがセラピストを評価する

④セッションを録音して、必ずスーパーバイザーに録音を聞いてもらう。

⑤クラスで皆にビデオを見せる

など、無理にでも自分のセラピーを自分が客観視、同僚や先輩、スーパーバイザーに見て貰って助言を貰ったり、評価されたりすることから絶対に逃げることが出来ない。

 

2.読書による学びの危険性

日本に英語圏から輸入されている理論書、事例集、ハンドブックなどの名著でも、著者を知らないと落とし穴に落ちることがある。

【誰が書いているか問題】

・翻訳されている専門書は業績がものをいうPh.Dであり、確実に新しいことを書かなければならない。→ 日本で翻訳されている本は誰のために書かれているのかをよく知っておかねばならない

・海外で専門書を読んでいるのはライセンスを持った専門家だけであり、素人が専門書を読むことはない。一方で日本では専門家でなくても専門書を読むことができる。

・心理士にはアカデミックとクリニカルのトラックの人がいて、このアカデミック・トラックの専門家の書いている物は最新のものでなければ、出版されることはない。新しいからと言ってそれが良いものとは限らない。

・一方、臨床現場では新しいことが行われているわけではないし、クリニカル・ トラックの専門家たちが現場で使っている本などはあまり日本語に訳されていない。分厚いので日本での売値がべらぼうに高くなる。クリニカルな専門家たちの中には臨床の達人たちがごまんといるが、本を書く暇などない。



今一番流行っている、新しい方法が逆に臨床現場との乖離が大きくする可能性

 

【誰が読んでいるか問題】

・米国などでライセンスを持った人だけが読む本が日本語に訳されて、一般書店に並んでいるが、アメリカではランセンスを持っている専門家は基礎スキルについて細かいことを改めて学ぶ必要はないので、執筆する本の中で基本について細かく説明しない。しかし現場では、本に書かれていないようなちょっとしたコミュニケーションの基本スキルが役に立つことが多い。

・実際の臨床現場では新しいものばかり実施されているわけではなく、地味な作業の繰り返し、患者の話を一生懸命に聞く、の“当たり前”をしている。しかし日本では“当たり前”はあまり翻訳されない



米国の資格制度や訓練システムの理解なしで、翻訳本を読んで米国の実践を一般化してしまうと、現場とは全然違うことが沢山起こってしまう。

 

3.日本の出版事情

・出版社からは必ず「分厚い本は止めて欲しい」と言われる。理由は権利を買うのが高いわりに儲からないから。



・薄い本が訳される。

・内容が良くても分厚い本はなかなか翻訳されない。

・米国では精神療法の全部を見せていないということが多く、抜けのある中空構造になっている。

 

【参考】

堀越(2024)米国における心理士の実際, 武蔵野大学認知行動療法研究所


【ベストコメント】

1年ぶりくらいに来れました!

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ゆちゃ💊🐰ᩚ⑅*

ゆちゃ💊🐰ᩚ⑅*

未就学児~高校生のクライエント相手の心理療法や特別支援教育・児童福祉施設での実務経験とか、思春期青年期に多い精神疾患や発達障害の勉強は散々したけど、認知症含む老年期のことや高齢者支援に関してももっと学んでおけばよかった…安くない授業料払ってたわけだし…
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ヒロ🦻【えんの木】

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1.米国での臨床訓練

(アメリカの心理職になるためのステップを私見で5つに分けてみた)

ステップ1「入学直後」

子どもを担当する。近隣の学校区の小学校、 中学などのスクールカウンセラーの見習いなどから実習をスタートさせ、まず子どもに会う事から臨床訓練が始まる

ステップ2「クリニックなどの外勤」

成人に慣れる

ステップ3「病院の入院患者」

ステップ4「フルタイムのインターンシップ」

・1500時間の勤務時間をこなし、資格試験を受けるために必要なスーパービジョン時間の消化が義務。

ステップ5「資格試験」

・学内で実施されるプロフェッショナル認定資格試験に合格後、博士論文を提出して卒業、ようやくクリニカルサイコロジストのライセンスを受ける資格が与えられる。その後日本でいうと弁護士資格レベルの高難易度のライセンス試験に合格するとクリニカルサイコロジストになれる。

 

2.学習体制

・治療原理などを学ぶ部分と実技訓練が明確に分かれている。

①テキストから学習するクラス…理論、治療原理、機序などを学ぶ。Ph.Dの教授などがそれらを教える

②実践訓練のラボ…①と並行して必ず実際の患者・CLと実践訓練実施する。履修のために患者・CLを担当していなければならない。

・療法を実践しセッションを録音してティーチング・アシスタントから指導を受ける

・Psy.Dから、定期的SV

クラスで実際の面談の音声や画像を発表して評価を受ける、密室の訓練もできずSVや上級生の目が必ず入る仕組みになっていてこっそりと練習はできない。



できないと単位は認められない

例)認知行動療法は1年間、精神分析では2年間。

 

3.スーパービジョン

・アメリカでは修士レベルの場合、資格試験に受からないとスーパーバイザーになれない

・修士号が終わると州発行の仮のライセンスを取ることが出来(正式に「〜の専門」と言うことはできない)、「サイコロジカル・アシスタント」へ。勤務先のスーパーバイザーの下で学外のクリニックなどに勤務することができる。

・博士レベルのコースでは臨床訓練の中でスーパービジョンの実施方法・訓練法も学ぶ。5年間かかり初めの2年間で修士論文を提出すると同時に実技審査。コミュニケーションなどの基礎技術が評価され、満足な成績を収められない場合は退学になり、そのハードルを越えて残った者が博士課程の3年目以降に進む。最後の1年間は、外部での有給フルタイムのインターンシップしながら博士論文を書く。その後ポスドクになり、ポスドクで学んだことが専門分野になる

・スーパーバイザーはクリニックや病院などの臨床現場に一定時間以上勤務しているライセンスを持った先輩セラピスト。そして、患者・クライエントの面接料の半分がスーパーバイザーに行く。スーパーバイザーは最大5人までスーパーバイジーを持てるので、5人の見習いが稼ぐ半分の額がスーパーバイザーに行く仕組み。しかし、万が一患者が自殺したりすると責任はスーパーバイザーが負う(米国では、凡そ1億円の賠償金)ため、スーパーバイザーは真剣に指導監督をしなければならない。その分、スーパーバイジー5人の半分の稼ぎが自分に上がってくることになるので、米国のサイコロジストは概して高収入

 

【参考】

堀越(2024)米国における心理士の実際, 武蔵野大学認知行動療法研究所


【ベストコメント】

じゃあ、話題を変えましょうか!笑

ところで、最近寒くなりましたよねぇ!!!!!

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みやむ

みやむ

面白かった。星乃の1人目のクライエント(あの人なんだよね?)の話、早く読みたいよ
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☆

心はどこへ消えた?🐴東畑開人
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危険なことが起こる可能性があるのに、危険なことが起こらない。そういうときに初めて私たちは平和の存在を感じることができる。
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なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない⛵東畑開人
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臨床心理士である東畑さんの本を2冊読んでみました。
どちらも過去のクライエントとのカウンセリング事例を用いて書かれている本で、カウンセリングや心理学に興味がある方に読みやすい本だと思います[照れる]
カウンセリングには守秘義務があるので、最初に心は〜の方を読んでいる時、その点が気になり…
どのクライエントもスッキリ解決していくので、カウンセリングを学んだり自分も受けていた立場としては、こんなに簡単に解決するものかしら…?と少し疑問もありましたが、あとがきでその点について触れられていました。
先に知っておきたかった[泣き笑い]!でもそうすると、感情移入しづらくなってしまいますもんね。
珍しくネタバレのようになってしまったけど、ちゃんと守秘義務を守った上で書かれた内容になっています❤‍🩹

カウンセラーに憧れた時期もあったけど、こうして具体的にカウンセラーの方の話を読むと、なんて難しいお仕事なのかしら…と改めて感じた。
心は外から見えないし、自分の心でさえも分からないことが多いというのに、
他人の心、その本人も分かっていないような問題に気付いて、一緒に解決していく、東畑さん自身も書いていたけど魔法のようだ。
自分が思っていたような魔法使いにはなれないと東畑さんは言うけれど。

心は〜がエッセイ集なのに対して、なんでも〜は”セラピー本”と紹介されていて、より読者に向けて問いかける内容となっています。
心理士を目指すきっかけについて書かれている部分があって、
①心を知りたかったから
自分自身が悩み、心とは何かを考える機会が多かった
②心をケアしたかったから
過去に自分が誰かにケアしてもらった、もしくは周囲にケアを必要とする人がいた
多くの心理士が、このどちらかに分かれるみたいです。
私が憧れた理由は①と、③ですね〜。
③誰かにケアしてほしかった
誰かを少しでも救えたら、過去のひとりで悩んでいた私が救われる気がする

当時は気付かなかったけれど、私がカウンセラーを目指していたのは自分のためでしかありません。
救われなかった過去の私を救うために、人に優しい人でありたかった。
誰かに優しくして、その人が元気になるのを見ると、救われなかった昔の私が間接的に救われる感覚がした。
だからいつも無理していたし、ほんとは全然優しい人間じゃないので[疑っている]
年齢を重ねて、人をケアしなくても直接自分で自分をケアする図太さを身に着け、無理に優しくすることはなくなり、カウンセラーになりたい気持ちも減りました笑
でも、学んだことはいろんな場面で活きているし、過去の自分と似た人を見かけるとやっぱり救われてほしい、少しでも楽になってほしいと心から思います。結局今も過去の自分を救いたいのかもしれないけれど。

東畑さんは「シェアのつながり(例:ママ友や仕事仲間)」は傷つけない励まし合える関係だ、頼れる他者が必要、という内容を結構書かれていたのですが…
ママ友が、傷つけない励まし合える関係〜〜〜!?
それはない←
いや、あるけど稀、仕事仲間やママ友との人間関係で悩むカウンセリングは鉄板中の鉄板でしょうと、そこは共感が難しかった笑
「心は誰かに守ってもらうもの」「頼れる他者に助けてもらう」と、頼れる他者がいない人に向けて言うのは、「どこでもドアがあると行きたいところにすぐ行けて良い」と言うのと同じくらいどうにもならないことで。
その他者の中にカウンセラーも含まれているのだと思うけど。助けてと頼れる誰かに言えたら、みんな苦労しないんだよなあ。

「心は誰かに守ってもらうもの」…
今の私が思うのは、
「心は自分で守るもの」
守るために使うべき手段は何か、頼るべき場所はどこかと探して頼ることはあれど、前提として自分で自分を守れたら、これほど精神安定する守ってくれる存在はないぞ!と、かつて③だった私は思うのです。

なんか色々歯向かっちゃったけれども笑🙇🏻‍♀️カウンセリング以外にも、いろんな心理学について書いてくれているし、一通り勉強したはずなのに全然覚えてねえなって思いながら読んでたので笑
心理学入門的に、特になんでも〜の方はおすすめだと思いました!

勉強嫌いな私が唯一大好きだった学問が、心理学。
心理学は、面白いぞ〜!
どうやったって見えないからこそ、いつだって心を見ていたい、心を大切に生きていく🌱
読書の星読書の星
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情緒

情緒

少しお話しただけなのに○○さんは○○が気になるんですね、○○という考え方で選択されてるんですね、そうじゃない選択をしたことはありますか?とかそういう話になってしまうの心理士の考え方って感じする。あまりこういうことを言いすぎるのは良くないなと思うけど、気になって言ってしまうんだよな(対友人や対初対面の方に対してのみでクライエントさんには言いませんよ)
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