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母と県外に出掛けた時に起きた。ちょっと不思議で不気味な事件。

それは、暑い夏におきました。

時刻は7時過ぎ。
高速道路で、大型の事故が起き、高速道路から降りることになった。
まったく知らない、おまけに山の中。まぁ、ナビもあるし余裕で帰れるよね。と笑っていたが…

ぞくり、と、嫌な寒気が背筋を走り、私は自分の両肩を擦った。おまけに、腹の底がムカムカするような嫌な気持ち悪さまで襲ってくる。

酔ったのかと思い、何気なく窓の外を見て、私は運転していた母の手を掴んだ。

「ちょ、シノ!なにすんの、危ないでしょ!!」
「母さん、どこ行こうとしてる?」
「え…」

一緒に高速を降りていたはずの車が気付いたら一台もなく、前も後ろも真っ暗で走っていた道はいつの間にか砂利に変わっていた。

ぎゅっ、と、急ブレーキで止まり、二人してナビを確認していた瞬間。

ポーン

『直進です』

ナビの電子音声が進むように促す。でも、進むわけない。体が震えた。運転してる母の顔が青ざめる。

「直進って…目の前、川じゃない!!」
「さっきから何か気持ち悪いわ寒気するわって可笑しいと思った…」
「早く言いなさい!!引き寄せ体質!」

何度目!と叱られながら、母はナビをぶち切り、勘で帰る!と、おそらく来た道を逆に進んだ。

どれくらい走ったのか、すぐに出てこれたのか、よくわからないうちに電灯で照らされ車が走る普通の道路に戻ってきていた。

時刻は、高速道路を降りてからまだそんなに立ってないはずだったのに、9時を指していた。

今度は前の車を追いかけて大通りに入ってからナビをつけることにした。



#GRAVITYほんとにあった怖い話 #私の不思議体験 #心霊 #私の奇俸録
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じいちゃんが怪談になってた件。

#GRAVITYほんとにあった怖い話 #私の奇俸録 #怖い話#怪談

とある東北の片田舎……

そこにある市役所は、昔は神社でした。
とても綺麗な木々に囲まれた神社でした。
しかし、国がそこに役所を建てたい、だから神社は壊してしまおうか、どうしようか、と話になったそうです。

そしたらば、二人、手をあげました。
その地元の、名主の二人でした。

今まで、守ってくださった神様だ。
ならば、御移りいただくのが筋だろう。

国では出さなかった金をだし、神社を移した二人。

そして、跡宮の証として、石だけが市役所に残りました。
その市役所には、夜になると着物を着た御仁がでる。
ミた。
それは、神社を移した名主の二人が今も跡宮を参っているのではないか、……
と、市役所職員の怪談として……

今も、市役所で語り継がれていたことが市役所に従兄弟が職員になったことで発覚しました……笑


その怪談になった二人のうちの1人、私の祖父です。
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これは、大学時代に遭った話です。
※心霊系ですのでご注意ください。


弟「ただーまー」
私「はい、おかえり」

大学時代の秋口、いつものように弟も大学から帰ってきました。

そわっ……

私「?」

弟が横をよぎった時、妙な寒気を感じましたが、秋になったこともあり冷えた空気を持ってきただけだろう。
そう思いました。
だけど、それは間違いでした。
次の日、いつも通り登校した弟でしたが、帰ってきた時は青い顔をしていました。

弟「姉ちゃん、俺、なんかいる……?」
私「は???」

最初、弟が何を言っているのかわかりませんでした。
でも、弟の部屋に入って理由がわかりました。

私「アンタ……なにやった」

弟の部屋には、我が家には絶対にいない茶色の長い髪の毛が落ちていました。
よくよく、話を聞くと弟は部の集まりで知らぬ間に入っては行けない場所に入ってしまったそうでした。
すぐにでてきたのですが、なんだか居心地が悪かったそうで……

私「ばかだね~~!!あれっっほど怪しい場所は入んなっつったじゃん!!」
弟「俺だって知ってたら入らんかったわー!」

何とかして!と、泣きそうな顔で言われても私自身は霊能力なんぞ持ち合わせていない巻き込まれ体質なだけだ。

だけど、しっかりとした御守りだけは持っていた。それを貸せばいなくなるのかもしれないが、私から離すことで私がなんかなるのも困る……という事で……苦肉の策として、空き部屋が繋がる部屋に隣室で弟と眠ることにした。

私「アンタ、ホントもうやめてよ……」
弟「肝に銘じます……」

なんの夢も金縛りもあうことなく目が覚めた翌朝、恐々髪の毛を捨てたゴミ箱を除くと。

私「……かえったみたいだ」
弟「……よかったぁぁ」

捨てたはずの髪の毛は、最初からなかったように綺麗さっぱり消えていた。


心霊スポットなんか、行くものじゃない。
行ったやつだけが自己責任で済めばいいけど、回りを巻き込む可能性があることを忘れないでほしい。

#ほんとにあった怖い話 #私の不思議体験 #心霊体験 #私の奇俸録
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我が家には妖精さんがいる。

こんな、言葉だけだとメルヘンチックなのですけど…
我が家に出る妖精さんとは、中々にクセがある奴です。

我が家の妖精さん事情

その1、物が目の前でたまに消えます。

今まで消えたもの。

弁当箱のバンド

これだけは、今も返ってきません。

今でも、みんなあの時の事を忘れられません。
今から十数年前、まだ高校生だった私は自分の弁当を作り、学校に行く準備をしてました。

母「シノ、アルミカップとって」
私「はいよー…あ」

母に道具を渡した際、握っていた弁当箱を止めるバンドが手から滑り落ちた。

慌てて拾おうと手を伸ばしたのですが、

私「え…」
弟「は??」

床に落ちる前にゴムバンドが消えた。

冷蔵庫まで牛乳を飲んでた弟も目を見開いてこちらを凝視している。

私「え、あ?は、はぁああ!?!?」
弟「え、マジック??」
私「んな訳あるかぁぁ!!」

母「ちょ、うるさい!!さっさと弁当しまいなさい!!」
私「しまうためのバンドが消えたんだよぉぉ!!」
母「なにバカ言ってるの」
弟「マジで消えた…」

母には信じて貰えず、弟はドン引きしながらも、私同様、床に這いつくばるようにして冷蔵庫の隙間まで見てくれたのに…

なかった。

本当に、忽然と、消えてしまった。

今も不思議で、微妙に怖い…
我が家の不思議現象その1でした。


まだまだアルヨ☆

泣きたい!!!!

ガッデム妖精さん!!!

#私の不思議体験 #ガッデム妖精さん #私の奇俸録 #GRAVITYほんとにあった怖い話
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私の中学校には七不思議がありました。
まぁ…私の中学生時代はちょうど怪談ブームなのもあってまことしやかな話も交ざっていましたが…

そんな中、本当に起きた七不思議。
私が中学時代に体験した。
不思議で怖かった出来事を、投稿したいと思います。


その2 中庭に佇む軍人さん

【夕暮れの中庭には、軍人さんがいるんだよ

なんでか、知らないけれど……

下校時間を過ぎた中庭には、軍人さんが立ってるんだって】


そんな、怪談も学校で流れていた。

またもや、突拍子もない話……怪談なんて、どこにでもあるものだし…そもそも、なんで中学校に軍人がいるの、と言う話なのだけれど……

私「ホントに…なんでだろうねぇ……」
友A「うん……」
友B「なんで、ホントにいるんだろね……」

別々ではあるが、ばっちり見てしまった。
カーキ色っぽい苔みたいな服に、帽子……
教科書に載っていた格好のままの大人がそこに居た。

何をするわけでもないのだけれど…時々、夕暮れの下校時間を過ぎた頃に現れた。

ぽつり、と、中庭の真ん中で空を見上げた軍人の姿。

私達だけではなく、当時の学友達は、たまにみていた。
結局、その軍人さんの謎は解けることなく卒業した。


それから10数年後、祖母によって謎は解明された。

御年90後半の祖母…最近、ウクライナ侵攻のニュースを見ているせいか、子ども時代の戦争の話を溢すようになった。

祖母「お前の学校…ほれ、◯中学校」
私「うん?」
祖母「あそこ最近立て直さったべ?」
私「うん、つい最近だねぇ…」

どうせなら私居た時に立て直ししてほしかった…色々出たし……と内心愚痴っていたら…

祖母「お前居た頃の建物は、ばあちゃんの頃は軍人さんの訓練所だぁ」

飲んでいたお茶吹き出した。

私「はっ?」
祖母「軍人さんがいっぱいいたっけなぁ。ばあちゃん達なんか、時々見に行ったもんだ」
私「はっ???」

うんうん、頷きながら懐かしそうに言われたが、思考停止気味の私は「は?」しか返せなかった。


今は音信不通の友人達よ、怪談の謎は解けました…

私達の学校に軍人さんの怪談がなんであったのか、そして、妙な模様があったり、階段下の倉庫に古そうな字でなんか書かれてたのもそういうことだったのでしょう…

衝撃的すぎたわ

#私の奇俸録 #GRAVITYほんとにあった怖い話
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心霊系です💦自衛おねがいしまーす😅

ついこの間起きた本当にあった話。

持ってるパワーストーンの浄化のために氏子をしている神社の本殿の湧き水を汲みにいった日のことです。

湧き水を汲み、本殿に行こうにも上までは登るのは膝を痛めていて登れず、仕方なくその場で略式でお参りをし、水を車に運んだ時、服に違和感。

私「うぇっ!?なにこれー…」

真っ白なTシャツの真ん中、なぜか赤茶の染みがついていた。

同乗していた母が目を丸くし、水で濡らしたハンカチを渡してくれた。

母「それ、血じゃない。なにどっか怪我したの?」
私「してない、してない!無傷!!なんでさー…うーわ、最悪…」

この後にレストランに行く予定だったのに…と、気分は駄々下がり…途中のパーキングエリアで一応石鹸をつけて洗い、応急処置で薄くはなったが…

パーキングエリアで洗っていてわかったが、母の言うとおり、たしかに血の染みだった。
どこもケガをしていないのにどういうことかわからず気味が悪かったが、身体は不思議と軽かった。

真っ白なTシャツの真ん中の染みは中々目立ち、最悪家着になるかな…なんて思っていた。

私「あれ…消えてる!」

家に帰ったあと、水を張った洗面器にいれていたTシャツから染みが完全に消えていた。

そして、もうひとつ。

ずっとラップ音が聞こえていた右耳の痛みが薄れ、ラップ音が聞こえてこなくなっていた。

神様ありがとう…!!本殿のパワーすご……

#私の不思議体験 #怖い話 #心霊 #私の奇俸録#Gravityほんとにあった怖い話
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我が家には妖精さんがいる。

こんな、言葉だけだとメルヘンチックなのですけど…
我が家に出る妖精さんとは、中々にクセがある奴です。

我が家の妖精さん事情
その2
ある歌を歌うと消えたものがでてくる。

大学時代、の、とある朝……

私「あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!」
弟「いや、こわいわ!ホロ○かよ!!」

頭を抱えて全力で叫ぶ私に、朝食を食べていた弟の突っ込みが入った。

私「鍵なくなったぁぁ!!今出ないと間に合わんのにぃい!!!」
弟「あーあ…」

絶対に机に置いておいたのに、目を離したら消えていた。

奴だ。

絶対に奴だ。

ギリギリ歯ぎしりして拳を握りしめる私に母は「どうせ、そこらに置いたんでしょ…」とあきれてる。

違う、絶対に!机の!定位置に!置いていた!

朝に確認したのだから、絶対に違う。

込み上げてくる怒り。恐怖より怒りのバロメーターが突破した。
怒鳴りたい気持ちをふっっかく深呼吸して落ち着かせてにっこり笑って、机に置き去りにされていたティースプーンをマイクにして歌う。

メロディはと○りのトトロのまっく○くろすけ(*^O^*)

私「♪妖精さん、妖精さん、でておいで~?返さないと目玉をえじくるぞ~♪」
弟「えじくるとは???」

どこかヒいた様子で振り向いてこちらを見てくる弟に、握りしめていたスプーンで、アボカドの種をえぐって、ぐりぐりと捩じ込む動作をしてみせる。

私「目玉抉ってほじくるの略」
弟「ぐっっろ!!!つーか、こわっ!!」

ガチャン!!

私「………」
弟「……」
母「…なに、今の音」

弟のななめ向かいから、重たい金属音。
三人そろって見やれば、無造作に置かれてある鍵束。
鍵の、いつもの定位置に、ある。

私「…返ってきたわ」
弟「……妖精脅してんじゃん」

そーっ、と、摘まむが、普通の何らかわりない鍵束…

私「純然たる返却要請だし」
弟「……妖精だけに」
私「うるさい」
母「あんたがこわいわ」

とりあえず、用事は間に合いました。

音発てて返ってくるって…空耳を疑ったなぁ…
嘘だロー!とか、嘘乙とか言われても
だよねーー!!って言いたくなる我が家の妖精さん事情です。


#私の奇俸録 #ガッデム妖精さん #私の不思議体験 #GRAVITYほんとにあった怖い話
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小学生くらいの頃、我が家は毎年一週間から10日ほどキャンプをしていました。
今回は、そのときに起きた不思議で少し怖い話になります。
毎年訪れるキャンプ場は、イベントがめじろ押しで、イワナのつかみ取りや今で言うストーンアート、またら棒にパン生地を巻き付けて焚き火で焼いた焚き火パンや街灯がないために綺麗に見える星空で天体観測…楽しいアウトドアが豊富でした。
県外問わずで集まるそこは、毎年の訪れるのもあり見慣れた顔触れで、子どもの私達も夏休み限定で会える友達!と、楽しみにしていました。

そんな中、いつも一人混じっているんです。
名前も家族もわからない、だけど、子ども達だけで遊んでいるといつもいる。

私「あ、○○だ!」
A「やっほー!」
B「今、イワナつかみ取り終わっちゃったよ?」
C「ぼく、食べきれないし少し食べる?」
私「私のも少し食べる?」
○「ありがとう!」

そう、にこにこ笑って混じってくる子。
とても、仲良しだったあの子。
でも、あの子が男の子か女の子か思い出せない。それどころか、名前も思い出せない。

たしかに名前を呼んでいたのにあの子がいなくなると名前が思い出せないし、姿も思い出せない。
ただ、にこにこと優しい顔で笑っていて、いつも山で一緒に遊んでいた。

母「ご飯だからおいでー!!」
B母「こっちもご飯だよー」

あちこちから夕飯が出来たと大声で親が呼び、子どももそれに返事しながら「またあとで」や「また明日!」と自分のテントへ戻っていく。

私「○…あれ?」

○○だけが呼ばれない、だから、一緒に行こう、と言おうと振り替えるとその姿はなくて思わず一緒に居た他の友達と辺りを見回すがやっぱりその姿はない。

私「あ…れ?」
C 「ん…?あれ??」

そして、名前が出てこないのだ。何とか思い出そうとするけれど、親にまた名前を呼ばれ、結局あの子はそのまま記憶に埋もれていく。

ふと思い出した懐かしい友達だけど、兄弟はあの子を覚えていなかった。
昔あった懐かしいキャンプ場の友達たちも今はもう連絡もとれない。

あの山の子は、誰だったんだろう。

#ほんとにあった怖い話 #私の不思議体験 #心霊体験 #私の奇俸録 #怖い話
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私が住んでいる県には、行ってはいけない場所がある。
その場所は誰が行っても、必ずナニカに出会ってしまう。
だけど、どうしても通らなきゃいけない時がある。
これは、その時に遇ってしまった不思議で少し怖い話。

その日は、家族で星を見に行った日だった。
街路灯が少ない道のせいで、迷ってしまった帰り道。愚図りだす三人の子ども。
まだ幼かった私達三人は車の後ろの座席で団子のようになって愚図っていたそうだ。

私「くらいぃ…ここやだぁぁ」
弟「かえる!かえる!!」

騒ぎだす娘と末っ子、無表情でだまりこくる兄。

父「見事に道がわからん」
母「だから、いつもの道にしようって言ったじゃない!」

ひっく、と、愚図っていた幼い娘が突然大声を出した。

私「やぁだぁあ!!」
母「シノちゃーん、あとちょっとだか…」

‘ ’

ナニカが聞こえた。

ぴたり、と、車の中を行き交っていた声が止まった。

人気のない小さな公園。
ぽつん、と、佇む一本の細い街灯。

滑り台、ブランコ、シーソー……
ありふれた遊具とベンチの上に、ソレ等は居た。

ヘッドライトに照らされた無数の目。

にゃあん

それは、異常な光景だった。
ひしめき合うように公園を多い尽くすようにびっしりと猫がいる。

数えきれない猫の目が一斉にこちらを見ている。

にゃー

一匹が鳴く。

にゃー、にゃー

釣られて他の猫が鳴き出す。

にゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃー

なぁぁう

なんで
ここにいるの?

そう、言っているようで、猫の一匹が微かに動いた瞬間……

私「かえるぅう!!」

娘が暴れた。はっ、と、意識が戻り、運転していた父の肩を揺する。

母「お父さん!早く!」
父「どっちに行くか…」
母「どっちでもいい!!」

とにかく、ここを離れなければいけない。
その一心だったそうです。
後で、気付いたそうですが、その公園は、夜は決して入ってはいけない道の一つだったそうです。

#私の奇俸録 #GRAVITYほんとにあった怖い話 #私の不思議体験 #都市伝説
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これは、私が一時期、失声症になった頃にあった不思議な話です。
あんまり、ホラーではないかと思いますが、一応怖い話の分類にいれておきます笑

呼んで喚んで、この花や


桜が満開から徐々に散り始めたある日、私達家族は福島のとある城付近を観光していました。
前を歩く父の背を見ながら、ぼんやりした私のすぐ横を歩く母と、逆隣を歩く弟。
後ろは兄があちこちの写真を撮りながら歩いていた

父「もうちょっと早く来れたら景色もっとよかったのになぁ」
母「十分綺麗じゃない」
弟「おー」

わいわいなる中、微かに誰かに呼ばれた気がした。

私「………?」

ふっ、と、足を止めても、家族は気づかない。家族の声が遠く聞こえる。

変な感覚だった。

膜ができたかのように、隔たれた気がした。
ふらり、と、呼ばれるままに歩いた。

誰かが泣いてる
誰かが呼んでる

聞いてる、聞こえてるよ。

ぼんやりした頭でそんなことを思った。
ふらふらと着いた先は、大きな桜の下だった。

呼んでいたのはここからだ。
呼んでいたのは誰だろうか。

慰めるようにずっと木の幹を撫で続けた。

一方、その頃の家族はと言うと……

兄「いい写真とれ…お母さん、シノは?」
母「何言ってんの、隣、に…」
弟「は???」
父「お?」

・・・

家族「居ねぇぇぇ!?」

兄「だから言ったじゃん!ここ半分遺跡みたいな物だよ!?ぶっちゃけると墓地みたいな所じゃん!!目ぇ離すなってぇぇ!!」
母「シノー!シノー!!」
弟「隣から消える!?姉ちゃーーん!!」
父「シノだからなぁ…」

とんでもなく騒がしい団体になっていたそうだ。

結局、いないことに気付いた兄によって、私はすぐさま発見されたのですが…

発見されてから、私の両腕は弟と母にがっちり掴まれ、オマケに兄に頭を握られて車まで連行されました。
全面的に私が悪かったです…反省してます、ハイ。

そして、私が佇んでいた場所は、今も謎のままですが…父曰く、白虎隊の自刃した山が見える位置だとか…

誰が呼んだかは今も解らずじまいですが、家族旅行で観光名所に行く時は、この年になっても未だに家族の誰かに連行されてます…笑

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これは、私がとある人形を欲しがり、某オークションで競り落とした時の事である。
その人形は私が欲しがった人形と同日に出品されていた人形であり、初めて兄に霊障を起こしたモノの話でもある。


私「この子欲しい」
兄「どれ…あーウォッチ結構入ってるから今すぐじゃなくてギリギリで入札した方がいいな」
私「神様イエス様仏様兄大明神様…!」
兄「いや、宗教めちゃくちゃじゃん。統一して褒めて?」

今日入札最終だし暇だからいいよ、と、ウォッチにいれてサクッと予約し始めた兄を拝む。

兄「でもシノが人形欲しがるって相当珍しいね?」
私「あー…かも?」
兄「なに?この人形なんかあんの?」
私「わかんない」
兄「え、コレ本物?」
私「ううん、本物はそっち」
兄「あ、これ本物なんだ…うっわ古そう」
私「いや、多分古くはないけど、やばいのが入ってる」
兄「マジで?」
私「がっつり」
兄「へぇ、見た目じゃわかんないわな」

私お目当ての人形は無事、予定金額で落札できた。

が、次の日。

兄「……」
私「ウェッ!?ウェウェウェ!?!?」

朝食中に、突如現れて後ろから兄に頭を鷲掴みにされてシェイクされ、牛乳を持っていたせいで皿の上でこんがり美味しそうな湯気をたてていたトーストは見るも無残な焼く前のパンプディングに早変わりした。
あまりな暴挙にくらくらする頭を押さえながら真顔の兄を見あげた。

私「暴挙すぎん?え?なに?」
兄「マジ物を俺に教えるな」
私「いや何のこと?…あ」

珍しい真顔の兄の目が充血していて、これまた珍しくわかりやすい寝不足の様子と、ソワッとした寒気に思いあたり椅子を引けば、深くため息を吐いた兄はそのまま横の椅子にうなだれるように腰掛けた。

兄「アレ、夢に出てきてひたすらガン見され、追いかけられて寝不足なんだけど」
私「うわぁ…やっぱり相当な奴だった」 

続きます。


#私の奇俸録 #ほんとにあった怖い話 #私の不思議体験 #心霊体験





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謎まが玉……すごいな。
つけてから、嫌なあれやそれに遭遇してない。
出雲石も、魔よけパワーすごいのは知ってたから、今回ブレスに組み込んだけど……

他の出雲石の御守りは前からつけてたけど、ラップ音取れなかったのに……

まじでこのまが玉なんなんだろ?
遭遇率減ったし、ありがたいからいいけど……気になるなぞ石が増えたな……


ご存知の方もいらさる……大分前投稿の謎丸玉……このまが玉ブレス近くに出現してて叫んだ今日この頃。


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大学時代にあった本当にあった話です。
心霊系ですのでご注意ください。


大学時代、ミえる友人と知り合いました。
私の場合は、そんな胸を張って言えるような物ではないのでだまっていたのですが………

それは、そんな黙っていた為に不運が重なり起きた出来事でした。




それは、夏休みが終わった秋の中頃でした。

友「あの先生なんか憑いてる気がする」
私「まじで?え、近寄らんとこ……」

その方がいいよ、そう笑った友人。
そんな事を言ってる日に限って、友人が言った教授の講義になった。

友「……だめだ、眠い」

友人の声が後ろから聞こえ、私を壁にして寝たらしい。失笑しつつ講義に集中していた。

教授「ーーー……ーー、ーーー」

黒板に集中しすぎたか、と、しばつく目を擦りノートをめくり、教壇に視線を戻すと……

私「……(子ども?え、なんで??)」

ふ、と、気づいたら教壇真横に幼稚園に入ったくらいの子どもがいた。
目があい、ぞわり、と、寒気が襲った瞬間……

ジリリリリッ

講義を終えるベルの音、気づくと子どもの姿はなく幻覚を見たのか……と、息を吐いた。

むくり、と、後ろで寝ていた友人が起き上がり、キョロキョロと回りを見回したあと……

友「講義中、子どもでもきてた?」
私「え」
友「遊ぼうって、聞こえたんだけど」

ぞっとした瞬間だった。

#私の不思議体験 #心霊 #ほんとうにあった怖い話 #私の奇俸録

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妖精さんにここまで感謝したの初めてだ。

お給料、確実に外で袋ごと落として…

どうしよって絶望してたのに、ここ暫く使ってなかった飾ってた鞄から飛び出てた。

窓際に蜂蜜ミルク置いて拝んでおこう…!
イングリッシュフェアリーへの感謝のしかたしか知らないから、これで大丈夫かな?

#ガッデム妖精さん じゃなかった…#ありがとう妖精さん!! #私の不思議体験 #私の奇俸録
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