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シノ
こんな、言葉だけだとメルヘンチックなのですけど…
我が家に出る妖精さんとは、中々にクセがある奴です。
我が家の妖精さん事情
その2
ある歌を歌うと消えたものがでてくる。
大学時代、の、とある朝……
私「あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!」
弟「いや、こわいわ!ホロ○かよ!!」
頭を抱えて全力で叫ぶ私に、朝食を食べていた弟の突っ込みが入った。
私「鍵なくなったぁぁ!!今出ないと間に合わんのにぃい!!!」
弟「あーあ…」
絶対に机に置いておいたのに、目を離したら消えていた。
奴だ。
絶対に奴だ。
ギリギリ歯ぎしりして拳を握りしめる私に母は「どうせ、そこらに置いたんでしょ…」とあきれてる。
違う、絶対に!机の!定位置に!置いていた!
朝に確認したのだから、絶対に違う。
込み上げてくる怒り。恐怖より怒りのバロメーターが突破した。
怒鳴りたい気持ちをふっっかく深呼吸して落ち着かせてにっこり笑って、机に置き去りにされていたティースプーンをマイクにして歌う。
メロディはと○りのトトロのまっく○くろすけ(*^O^*)
私「♪妖精さん、妖精さん、でておいで~?返さないと目玉をえじくるぞ~♪」
弟「えじくるとは???」
どこかヒいた様子で振り向いてこちらを見てくる弟に、握りしめていたスプーンで、アボカドの種をえぐって、ぐりぐりと捩じ込む動作をしてみせる。
私「目玉抉ってほじくるの略」
弟「ぐっっろ!!!つーか、こわっ!!」
ガチャン!!
私「………」
弟「……」
母「…なに、今の音」
弟のななめ向かいから、重たい金属音。
三人そろって見やれば、無造作に置かれてある鍵束。
鍵の、いつもの定位置に、ある。
私「…返ってきたわ」
弟「……妖精脅してんじゃん」
そーっ、と、摘まむが、普通の何らかわりない鍵束…
私「純然たる返却要請だし」
弟「……妖精だけに」
私「うるさい」
母「あんたがこわいわ」
とりあえず、用事は間に合いました。
音発てて返ってくるって…空耳を疑ったなぁ…
嘘だロー!とか、嘘乙とか言われても
だよねーー!!って言いたくなる我が家の妖精さん事情です。
#私の奇俸録 #ガッデム妖精さん #私の不思議体験 #GRAVITYほんとにあった怖い話 ?
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