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「言葉」はどこまで届く?

「伝えたい」は、どこまで自己満足だろう? 「伝わった」は、どこまで幻想だろう?
ぽやん

ぽやん

ことばは 花のようなもの。
声の風にのって咲く
小さな花。

誰かに届けと咲きながら、
ただそこにある花のように
そっと 薫る。

複雑な色を重ねた花。
ひといろに 可憐に咲いた花。
ときに棘を秘め、
ときに薬のように
やさしく癒す花。

ことばは 届くものではなく、
薫るものなのかもしれない🍀

誰かが
その薫りを見つけたとき、
心が触れたときに、
はじめて──
ひらいてゆく
ことばの花。

吟遊詩人のように、
ことばが語られるように。
そのひとつひとつが
胸の奥で 花を咲かせるように。

祈るように。
謳うように。
ことばが咲きますように。
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らかん

らかん

書き言葉は不思議で、時間も場所も飛び越えて遠くまで届きます
しかし、人と人とが会話する場合はどうでしょう
ある説によると、会話の内容が相手に伝わるのはせいぜい30%くらいだとか
そのことをイメージで表したのが下の図になります

もちろん研究成果などではなく、私の思いつきに近いものです
もっと細かく分けられるかもしれませんし、ここはまとめられるという意見もあると思います
この図では発信者が言葉を選ぶときにどんな要素が関わるのか、そして受け手がそれを解釈するときにも同じような要素が影響していることを、階層的に並べてみました

一番上の使用する「言葉」(言語)が一致していないと、受信者は翻訳ソフトなどを使って発せられた言葉を母語に翻訳する必要があります
そのほか数多くのレイヤーがあり、受信者は発信者がどのようなメッセージを伝えようとしているのか、各レイヤーのバックボーンが異なる場合も多い中、リアルタイムに正確に意図した内容を受け取るのは至難の業であることがわかります

書き言葉であれば、リアルタイムに解釈する必要はないので、発信者のメッセージを解読するのはずっと楽になります
文字はいくらでも待ってくれますから
最初に書いたように、言葉はどこまでも時空を超えて届きます

さらに言えば図の一番下にあるように、あらかじめ会話したことのある相手ならその人の性格や言葉選びのクセを知っている分、解釈の精度が上がることもあるかもしれません
(今日はフロイトやユングの無意識の話は触れないでおきますw)

ことばりうむの星を作った時から、おぼろげにこんなイメージを持っていました
ことば遊びをする時に、「自分はどの要素を使って遊んでいるのか?」を意識してみるのも、なかなか面白いと思います

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あお🫧

あお🫧

ことばは、どこまで届くか。

ことばは、届きません。
物理的に、聞こえる・見える──その程度の意味でしか届かない。

届いたとしても、そのことばは、受け手の“解釈”のフィルターを通してしか意味を持たない。
たとえば、歌のメッセージ全体ではなく、ワンフレーズだけが刺さるように。
あるいは、発した本人にはそこまでの思いがなかったことばが、誰かの支えになることもある。

私たちは、届いたことばを選び取り、自分で意味を与えているのだ。

「やる」と言ってやらなければ、そのことばは、たちまち“嘘”になる。
「愛してる」と言いながら、奥さんが家事をしている間にリビングでゲームをしていたら、
「愛してるんやなかったと?」になる。

ことばが届くのではない。
届くのは、行動だ。

「有言実行」という言葉は立派だが、
それは「できなければ嘘になる」可能性と、いつも隣り合わせ。

行動も、嘘はつける。
でも、それを“貫く”には、時間と労力と覚悟がいる。
ことばだけなら、一瞬で取り繕える。
やわらかい言葉を選べば、それだけで“善意”のように見える。

だからこそ、
ことばだけでできている世界は、ずるい。
嘘の敷居が、低すぎる。

でも、社会は“やわらかい言葉”が好きだ。
「できんのなら言うな」
「やるなら、言わんでもいい」
私は、そう思っている。

無言実行──
それがいちばん、まっすぐ届くと信じている。

私は、人と人は“別個体”だと考えている。
だから、わかり合えないのが前提。独りであることが前提。

「人はわかりあえるよ。努力をしないと」
「手を取り合わないと人は生きていけない」
「所詮ひとり、って言うなら、私は要らない?」

──そう言い残して、去っていった人もいる。

ほらね。
経験が積み上がって、確信に変わっていく。

「伝えたい」は、自己満足。
「伝わった」は、幻想。

すれ違うのが普通。
だからこそ、伝わらない前提で、ことば選びの“努力”をする。

ことばは、届かない。

「届かない」と知ったうえで、それでも選ばれたことばには、
沈黙にはない温度がにじむ。

努力によってのみ、ほんのわずか、“何か”が見える程度。

でも、私は、ことばを紡ぐ。

ここでは──届かない言葉だけが術。

私の投稿文字数が多いのは、
時間を割いて読んでくださる方への、ささやかな感謝の気持ちです。
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ねら。

ねら。

届くっていうより置いておくものだと思ってる。
それを受け取ってくれるかどうか、取り方、扱い方、人それぞれ個性出るよね〜
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土佐清水鯖男

土佐清水鯖男

皮膚止まり
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ちい

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宇宙
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京華

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巡って自分に届く。。。でしょう。。
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junchi

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美輪明宏さんのXのポストで見たのですが、「その人なりに丁寧な言葉を使い、尽くす」ことができれば、表現はどうあれ、相手には届くと感じています。
#美輪明宏さん
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Akira777

Akira777

言葉自体の使い方や誰が発しているの文章なのか問題もあるけれど、より大きいのは受け手の問題。

同じ言葉でも受け手によって全く取り方の深さが違う。

ひどい場合は誤解曲解する。
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のぶ

のぶ

耳にはとどくけど、脳みそに全部届くとは限らないかな
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