ことり
私の物語を読んでいただけると嬉しいです😊
また新しい物語を書いています。
そちらもよろしくお願いします😊
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ことり
キスケは考え込んでいました。
頭が割れる程の痛みを感じていました。
もう限界だぁ。
頭が痛い。
でも負けたくない!
キスケはハッとしました。
そう言えば…角のある動物に似た飲み物って言った様な?
それがそうなら答えはあれしかない!
炭酸だって言い方を換えればいいんだ。
となるとーサイだ!
答えはサイダーだ!
やっと分かって嬉しくなりました。
キスケは「答えはサイダーだ!」と叫びました。
チャキチは「なんだよ。答えられるのかよ!正解だよ。」と言いました。
もう日も落ちてしまい辺りは暗くなっていました。
長が「楽しいのは分かるけど…もう日が暮れたから明日にしよう。」と言ってくれた。
キスケは良かったと安心しました。
それでもチャキチは「イヤだ!まだまだだ!」と言って聞きませんでした。
長がチャキチの頭を杖で叩きました。
チャキチは「いってぇー!?何すんだよ!」と言いましたが長は「お前は馬鹿かぁ!キスケも疲れたに決まっているだろう。さっさと帰るのじゃ。」と怒鳴りました。
チャキチは逃げる様に帰って行きました。
長は「さぁ帰るぞ。キスケよ。」と優しく言いました。
キスケは「ありがとうございます。助かりました。」と言いお家へ帰りました。
また明日もまた問題攻めに合うのかとイヤになりましたが行かない訳には行きません。
何とかして早く森の再生に持って行かないと。
また書きますね😊
ことり
チャキチは負けるのが悔しくてキスケに問題を出し続けました。
「次はこれだ。角のある動物に似た飲み物は何かな?」と言いました。
キスケは考えました。
角のある動物…?
シカ?
トナカイとか?
牛?
キリン?
ヘラジカ?
ヤギ?
サイ?
こんなもんかな?
この中からの飲み物だろ?
なんだ?
飲み物でも色んな種類があるぞ?
お茶だったり、炭酸だったり、ミルクと一緒でうまい飲み物だったりする。
牛だったりして…だってミルクだすし。
違うのかなぁ?
ミルクだって立派な飲み物だろ?
分からないけど…。
ヤギもミルクだすよな?
飲んだ事ないけど…。
一様言ってみるか。
「なぁ。その答えはミルクだったりする?」と言うとチャキチは「違うよー。もしかして答えられない感じ?」と笑いました。
キスケは「そんな事ない!」と言い考えましたが中々見つからない答えでした。
角のある動物なんだよな?
何処の角なんだ?
それが分かればいいけど…。
しかもサイの角って角って言えるのか?
あぁー分からないー。
オイラもここまでなのか?
また書きますね!
キスケも限界かぁ?
ことり
私はみんなを見ました。
「ねぇ。私だけ答えてもしょうがないから問題を出そうか?」と言いましたがチャキチに「いい訳ねぇだろ?お前は答えないとダメなの!」と怒られてしまいました。
キスケは「ダメなの?じゃしょうがないよな。それで次は何?」と言うとウリが「はい。次ですね!10メートル先にある家は誰の家?」と言いました。
キスケは10メートル先…!?
1メートルが100センチメートルだから…。
かける10で…1,000センチメートルだな!
これを言い換えるって事かぁ。
1,000センチメートル…ぷっくくくくく…。
なーんだよーそのままじゃないかぁ。
せんせんちって事は…。
先生の家って事だな。
キスケは「分かったぞ。先生の家だろ?」と言いました。
ウリは「大正解だよー。凄いじゃないか。」と褒めてくれた。
チャキチは「次俺だぁ!キスケが答えられない問題はないのかよー。」と悔しそうに言いました。
「よし。壊れたテレビを売っていました。値段はいくら?」と言いました。
キスケはもう疲れてしまいましたがしょうがなく考えました。
どうして壊れたテレビを売っているんだ?
しかも値段があるとは…。
壊れているのだから見る事は出来ない。
ん?
見る…事は…出来ない…!?
そう言う事かぁ。
答えは見えんだから…。
みは3でえんは円の事だな!
答えは3円。
キスケは「これは簡単だったぞ。答えは3円だな。」と言いました。
またしてもキスケの勝ち。
チャキチは悔しくて悔しくてしかたありませんでした。
また書きますね!
チャキチは負けるのがイヤみたいですね💦
ことり
キスケは楽しみながら自分の手を動かしていました。
考えながら手を動かしていましたがやっぱり止まってしまいます。
サルの鳴き声の中に座っちゃうお酒?
サルの鳴き声って…うっきーだよな?
うっきーの中に座っちゃうお酒?
って事?
っは入ってないよな?流石に…。
ウキーの中に座る…座るって…イス?
て事は…私の好きなウイスキーだな!
キスケは「分かった!」と言いました。
その他のみんなは一斉にキスケの方を見ました。
キスケは「ウイスキーだな。」と答えました。
ウリは「正解…。」と驚きました。
チャキチは「キスケは凄いなぁ。物知りだよなぁ。」と言いました。
チャキチは「じゃ次は俺も出してやる!誰の家にもある4つのものって何?」と言いニヤニヤしていました。
チャキチは「これは分からないんじゃないか?キスケでも…。」と言いました。
キスケは少しカチンと来ました。
絶対に答えてやる!
誰の家にもある4つのもの?
右、左、上、下かな?
いいや違う。
それは確かにあるけど…違う気がする。
なんだ?
考えろ考えるんだ。
私なら出来る。
あれの他に何があるんだ?
言い方かな?
分かった…。
東、西、南、北だ!
東西南北だぁ~。
キスケは「分かった!東西南北だろ?」と言いました。
チャキチは「キスケには敵わないなぁ。正解だよ。」と言いました。
また書きますね!
多分まだまだ続くよ!
ことり
私達はまだまだ片付いてない森を残しながら謎解きに夢中になっていました。
長が「尻尾が4つあって目が3つの人はどんな人かな?」と言いました。
チャキチは「そんなの化け物に決まっているじゃないか。」と言いました。
長は「考えもせずに言いおって。」と怒りました。
ズンが「ヒントはないの?」と言います。
長が「ヒントねぇ。人は人でも女性を言い換えるのじゃ。」と言いました。
キスケはまた考え込みました。
女性を言い換える?
女?
少女とかかな?
女の子とか?
それだと4と3の意味に繋がらない様な気がするしなぁー。
尻尾が4あって、目が3つだよな?
尻尾って…しっぽ?
別の言葉じゃ尾とも読むよな?
すると…しっぽイコールおで、4イコールよで
目イコールめで、3イコールさん。
これを繋げると…
お、よ、め、さん…だよな?
つまりこの答えは…お嫁さんだ!
キスケは「はい!答えはお嫁さんです。」と元気に言いました。
長は「またまたキスケが正解じゃ。」と言いました。
チャキチは「またキスケかよー。」と悔しがりました。
ウリが「私も出してみたいです。」と言い長と変わりました。
ウリは「えーと。サルの鳴き声の中に座っちゃうお酒は何?」と言いました。
キスケは楽しみながら手を動かしました。
だっていつまでたっても終わらない気しかしない。
また書きますね!
みんなも考えてみてね😊
ことり
今日は物語じゃないけど…
ちとみんなに聞きたくて💦
グラタンとかを作った事ある方に聞きたいなぁ。
グラタンは何をいれたら一番美味しく出来る?
その逆でいれたらまずい物とかもあったら知りたいです😊
今日はおでんを作ったけど…。
美味しく出来たよー😊
たまには誰かとお話ししたいとか思うけど…
ルーム開く時ってなんか勇気がいるんだよね💦
誰かのルームでもいいけど…入るのも勇気がいるしー💦😭
きっと前みたいに人も集まらないと思うしね😥
でもこうして誰かと繋がる事って嬉しいです😊
いつも私の物語を読んでくださりありがとうございます😊
また書きますので読んでくださいね😊

ことり
みんなで謎解きの看板を外しながら問題を出したり答えたりしていました。
チャキチが「この答え分かったのかよ。」と言うのでキスケは「消しゴムのカス。だろ?」と言いました。
チャキチは「おう。正解だ!」と言いました。
私の楽しいやり取りを見ていた村の動物達は自分達も混ぜてほしくて寄って来ました。
長も混ざり問題を出し始めました。
「次はわしの番じゃ。たまごの点を取ったら何かに変身したよ!何に変身したかな?」と言いました。
村人達と一緒に考えるキスケ達は考え込みました。
たまごの点を取る…。
たま…ご…の点を取るからたまこ?
これを変身させる…となると…。
タマコ?
女の子?
じゃなさそうですね。
漢字に表すと…玉子?卵?どっちだ?
変身するのだから…玉子の方だよな?
て事は…玉子の点を取ると…。
王子になるよな?
王子…様?
キスケは考えに考え着いた答えを出しました。
「答えは…王子様だ!」と言いました。
長は「当たりました。流石はキスケじゃのう。」と褒めてくれました。
キスケは「よっしゃー。」と喜びました。
また次に長が「んじゃ次ー行くぞー。」と言いました。
キスケは「ちょっと…もういいってー。」と言いましたがみんなが楽しそうな姿を見て笑いました。
まぁいいかぁ。
みんなが楽しければ…。
また書きますね😆
ことり
みんなで楽しみながら森の再生を進めて来ました。
そこで気付いた事があった。
それは謎解きが異常に多い事です。
何故こんなに多いのかは誰にも分からない。
カッチャンが「この答えは…ハチミツです。キスケの勝ち。」と言いました。
キスケは「ミツバチも合っているんじゃない?だってミツバチ🐝が頑張るからハチミツが出来るわけであって。」と言うとカッチャンは「なるほど。それは確かにそうだな。」と言いました。
チャキチも「なぁなぁ。次次。消せば消すほど増えるものって何?」と言いました。
キスケは「またーやるの?」と言いました。
チャキチは「いいじゃん。楽しもうぜ!」と言いました。
キスケは呆れていましたが内心では嬉しくて仕方ありませんでした。
キスケは「消せば消すほど増えるかぁ。何だろう。煙とか火とかかな?」と言いましたがチャキチに「ちがーう!」と言われてしまいました。
チャキチは「使うよ!儂らも良く使う物だよ。書いた物を消すと何が残る?って言えばもう分かるはずだよね?」と言いました。
キスケはピンッと来た。
「分かっちゃったー。」と言いました。
他は頭を抱えていました。
みんなが使う物です。
キスケは「この問題はどうでもいい答えだよね?だってそのままなんだもん。」と言いました。
最後になってウリが「分かったぁー」と言いました。
次の答えは何かな?
また書きますね。
ことり
キスケは幸せ気分でみんなが待つ森へと向かいました。
みんなは謎解きの看板を外していました。
キスケもみんなと合流して看板外しを手伝いました。
カッチャンは幸せそうにしているキスケにこう言いました。
「キスケ。これの答えは何でしようか?」と言いました。
キスケは「えーまたやる気?」と言うとカッチャンは「えー言いじゃん。その方が楽しいよ。やろうよー。どうせまだまだかかるのだからさぁ。」と言いました。
キスケは「しょうがないなぁ。どんと来い。」と言いました。
カッチャンは「そうこなくちゃね!じゃ行くぞ。かけると答えが24になるこの食品は何?」と言いました。
キスケは考えました。
他の動物達も一緒に考えていました。
カッチャンは「誰が先に答えられるかな?」と言いました。
この答えになるヒントはきっと掛け算と言う事だな。
キスケは「分かったけど…。」と言いました。
チャキチが「もう分かったのか!?」と言いました。
キスケは「うん。分かったよ。」と答えましたが他はまだ考え中でした。
ズンも「分かったかもー。」と言いました。
ウリも「んー。分かってしまった。」と大声で言いました。
カッチャンが「それじゃーキスケ、ズン、ウリ
の3匹一斉に答えをどうぞ。」と言いました。
キスケは「ハチミツ」と答えてズンは「ミツバチ」と答えてウリが「ミツバチ」と答えましたが3匹共同じ様で違う答えを言いました。
さぁ正解は誰かな?
また書きますね。
ずっと書けなくてごめんなさい。
また書きますのでよろしくお願いします😊
ことり
キスケは涙を拭い手紙を眺めました。
「オイラは幸せだったんだね…。このぬいぐるみも知ってる。何となくだけど…。オイラは幸せだったんだ。それだけでも嬉しいよ。
ありがとう…長。」と言いまた涙を流しました。
長は「あぁ。家族みんな幸せだったさぁ。待望の子供が生まれたのだから。」と言ってくれました。
その言葉でもまたキスケは大声で泣きました。
おばあちゃんもこの事は知っていたのかかな?
だからオイラを優しく育ててくれたのかな?
父ちゃん、母ちゃん。
オイラを産んでくれてありがとう!
おばあちゃん。
いつも側で温かく見守ってくれてありがとう!
みんなから貰った幸せは今のオイラをもっと幸せにしてくれたよ!
今まで間違った事もしてないし、ウソも付いてないし、誰かを傷付ける事もしてないよ。
これからもオイラを上で見ててくれよな。
キスケはずっと空を眺めていました。
長はキスケを1人にしてあげました。
キスケの心の中は幸せでいっぱいです。
写真を胸に押し付けて思いを巡らせていました。
空では父と母とおばあちゃんが笑っている様に見えました。
キスケは「ありがとう。」と言いました。
キスケは全てを鉄の箱にしまいました。
それを大事そうに抱えてお家へ帰りました。
でもまだまだやる事が残っています。
またここに戻るつもりでした。
大切な物をこんな所に置いておけないからです。
満面の笑みで帰りました。
もう涙はありません。
まだまだ続く森の再生。
キスケはルンルンとスキップして戻りました。
また書きますね😊
ことり
キスケと長は鉄の箱を掘り出しました。
穴から出て2匹は箱を開けました。
中には手紙とぬいぐるみと写真が沢山入っていました。
キスケは「このぬいぐるみは…。」とだけ言いました。
長は「この写真はキスケの父ちゃんと母ちゃんじゃないか。」と言いました。
キスケは「オイラの父ちゃんと母ちゃん?」と頭にハテナが浮かびました。
だって見た事がなかったからです。
ずっとおばあちゃんと一緒だったから。
キスケは写真を眺めて涙を流しました。
その写真にはキスケがまだ赤ちゃんで父と母の腕の中で幸せそうな顔をしていたからです。
その横にいる2匹もとても幸せそうな顔で笑っていました。
長が「手紙があるぞ。読んでみよう。」と言いました。
キスケは「手紙ですか…。」と言い手紙を開いて読んでみました。
「キスケへ
この手紙を読んでいる頃にはもう大きくなっているのかな?私達の子供に生まれて来てくれてありがとう。この手であなたを抱きしめる事が出来た事を嬉しく思います。
おばあちゃんの言う事をしっかりと聞いて良い子になってください。
大きくなっても私達を忘れないでね。
お父さんもお母さんも体が弱くてずっと側にいる事が出来なくてごめんなさい。
あなたを産む時は命がけで大変でした。
でもどうしても産みたくて私とお父さんと頑張りました。
だからキスケには誰かを守れる強い子になって欲しい。
私達の分までしっかり生きて下さい。
世界で一番あなたを愛する父と母より」と書かれていました。
キスケは涙が止まらないくてその場で大きな声で泣きました。
ずっと…ずっと…。
また書きますね😊
ことり
キスケはみんなが起きる前に起きました。
グイーッと伸びをして森を見上げました。
「今日も頑張るぞ!」と意気込みを入れました。
そして次々と目を覚まして各々決められた場所へと向かいました。
森一つはそんなに大きくないけど…中に入るとやっぱり広く感じる。
キスケと長だけが森の頂上に来ていました。
頂上には一本だけ松の木がはえているだけでその他は平らになっているだけでした。
草一つもはえてないこの場所には昔からある噂がたっていました。
その噂とは…森の一本松にお宝眠ると言う噂でした。
それが元になってみんなが自分の物にしようと必死になっていたと言う事です。
キスケは森が自分の物になったらお宝を掘り出す事を決めていました。
どんな物があるかは知らないけど…沢山あるなら村の役に立つ様に使いたいと思っていました。
だからキスケは村の長と一緒に頂上にいるのでした。
他の者と一緒だと奪い取られる様な気がするからです。
キスケは長に言いました。
「どんな物が出て来ても驚いちゃダメです。」と言いました。
長は「分かっている。さぁ始めよう。」と言いシャベルで松の木の根元を掘り進めました。
松の木の根が邪魔していましたが何とか掘り進めていました。
松の木の根元を掘り進めて夕方頃にキスケのシャベルが何かに当たりました。
カツンと音がしました。
キスケは「ここだ!」と言いました。
長も「鉄の様な箱がある。もう少し掘ってみようじゃないか。」と言いました。
箱の回りを掘り進めました。
出て来たのは…!?
また書きますね😊
ことり
キスケは森の所有権を手にしておばあちゃんに知らせに行きました。
おばあちゃんはもういませんが大好きなのは今も変わりません。
おばあちゃんのお墓の前で手を合わせて「おばあちゃん。あの森をオイラのものに出来たよ。だから今度は森を再生するんだ。あの謎も仕掛けも落とし穴も全て取り外して穴を塞いで元の綺麗の森に戻す事にしたよ。」と言いました。
キスケは笑顔でおばあちゃんに挨拶をしてからまた森へと向かいました。
長が色々と手伝いをしてくれるそうなのでキスケも足早に向かいます。
森に着くとチャキチもカッチャンもウリもズンもみんながいました。
チャキチは「ばぁさんに報告して来たのか?」と言いました。
キスケは「うん。言って来た。」と笑顔で言いました。
ズンが「ぼく達も手伝いますよ。」と言いました。
キスケは嬉しそうに飛び跳ねました。
カッチャンは「先に割れ目を塞いだ方が良さそうだな。」と言いました。
チャキチは「そうだな。確かに結構な深さだったぞ。」と言いました。
シャベルを持ってみんなで割れ目を塞ぎました。
村が一丸となって森の再生に協力して何とか夜が来る前には割れ目を塞ぎ終えました。
みんなで輪になって温かいご飯を食べました。
本当はみんな仲がいい。
でも自分のものになる様な事があると喧嘩っぱやいんだよな。
キスケは森を見上げて明日また森を綺麗にするんだとわくわくしていました。
本当は見せたかった。
大好きなおばあちゃんに。
また書きますね😊
ことり
チャキチが問題を解いている隙にキスケは下部へと突入していました。
「やった!もう少しでゴールだ!」と言い喜びました。
チャキチは急いで問題を解きました。
「どれだけ練習してもだから…。どれ…だけ?ドとレ…だけ?しか練習してないからだ!下手くそな訳だよー。」と言い走り出しました。
下部はほぼ何もない状態でした。
チャキチも急ぎます!
キスケも走りました。
森の出口が見えて来ました。
2匹はほぼ同時に森を抜け出しましたがチャキチだけが最後の最後に巨大な割れ目に落ちてしまいました。
「う…ウソだろ…。」
チャキチはそのまま走り抜けたせいで割れ目に落ちてしまったのでした。
キスケは最後に思いっ切りジャンプしました。
これが2匹の決着を決めたのでした。
キスケは地面に転がりました。
村の動物達はキスケだけの姿を見て驚きましたが同時に喜び歓声を上げました。
キスケは泣きながら「やった!やったよ!おばあちゃん。」と言いました。
チャキチは村の動物達に引き上げてもらっていました。
村の長に「キスケや。良くやったな。」と褒められました。
チャキチは「負けたよ。この森はお前のものだよ。キスケ。」と負けを認めました。
他の3匹も森から出て来ました。
カッチャンは「キスケが勝ったかぁ。」と悔しがりました。
ウリは「チャキチが負けるとは…。」と言いました。
ズンが「キスケ。やったなぁ。」とキスケを起こしてくれました。
5匹が揃いました。
森の所有権はキスケの手に渡りました。
また書きますね😊
ことり
チャキチは答えを言いましたが何故ダチョウなのかを答えなければ当たりではありませんでした。
チャキチはよく考えました。
「謎解きって言うのはこう問題に当たりがあるものが多いからちゃんと見れば分かるはず。…これだと考えられるのは最初にゴールしたのは誰?の部分だな!最初にゴールしたのは誰?…最初にゴールしたのは誰?ってダチョウなの!何でダチョウなのにダチョウなのかって答え出さないとダメなんだよー。ダチョウでいいじゃないかぁー!」と叫び散らしていました。
キスケはそんなチャキチの声を聞いていましたが下を目指して頑張っていました。
チャキチはすぅ~はぁ~。
と深呼吸をしてから冷静になり答えを考え出しました。
「最初にゴール?だけでいいよな?最初に…ゴール?さいしょにゴール?…さいしょ…にごる!?分かっちゃった!さいしょにだく点だ!だからダチョウなのかぁーーー!」と大当たりしました。
チャキチは「しゃー!」と言い下を目指しました。
だけど…喜びも束の間でした。
またしてもチャキチに謎が当たりました!
「どれだけ練習してもピアノが上手くならないのはなぜ?」と書かれていました。
チャキチは「何でだ?何で答えが分からないものが当たるんだ?」と言いました。
キスケは「よっしゃー。」と小さく言います。
チャキチは焦っていました。
自分が分からないものが当たる訳がないと思っていたのにさっきと言いまたしても謎に当たり答えが分からないものだからです。
それでも負けられないので「下手くそだからじゃないのか?」とヤケクソに言いました。
もちろん答えは合っていません。
チャキチは「あぁーくっそー。」と気を叩きました。
キスケはその内に下を目指しました。
また書きますね😊
ことり
やっぱりこの2匹のみになってしまいました。
チャキチとキスケ。
さぁ、どちらが一番にゴールするのか楽しみですね。
またしてもキスケが罠にかかってしまいましたよー。
小さい落とし穴とか思いきや結構な深さの穴でした。
「ちくしょうー!こんな所に落とし穴なんて作りやがって!」と叫んでいました。
キスケはご自慢のジャンプ力で何とか地上に出る事が出来ました。
チャキチも木の根に足を取られて派手に転びました。
「いってぇ~!?なんだよー。」と言ってゆっくりと立ち上がりました。
キスケはこの際だから気をつたって行こうかなと考えましたがそれは悪い事だと思い辞めました。
正々堂々と戦う事にしたのです。
チャキチは謎に当たりました。
「ウサギ、ロバ、ダチョウ。この中でマラソンをして最初にゴールしたのは誰?」と書かれていました。
だけどチャキチは答えが出てきません。
「くっそー。こんな所でつまずくとは…。」と言いました。
キスケは「今の内に。」と言いました。
キスケは今の所は何もない感じだった。
チャキチは「ウサギ、ロバ、ダチョウ?がマラソンして…最初にゴールするのは誰かって?知らないよー。ロバって何だ?馬見たいなヤツかな?速いのかな?ダチョウって鳥だよな?黒くてデカいヤツだった様な?ロバかダチョウって事だな!ダチョウじゃないのか?当たりか?」と言いました。
答えは合っていましたが何故ダチョウなのかを答えなさいと書かれていました。
「知るかぁー!」と叫びました。
みんなも考えてみよう!
また書きますね😊
ことり
キスケが下を目指しているとある場所を見つけました。
それはある仕掛けが施された場所でした。
キスケは「これは…。」とだけ言いました。
その仕掛けとはある一定の重さになるまで重りを乗せていく遊び道具でした。
キスケは「おばあちゃんとやった事あるぞ!」と言いさっそく手を動かしました。
ものの数秒で答えを導き出しました。
キスケは「しゃー!この調子だぁ!」と拳を上げて喜びました。
計算する時や食べ物の量を測る時に使う道具なのです。
キスケはおばあちゃんから色んな事を教えて貰ったのでした。
これが成功の道知るべになったのです。
それからは3匹には上から物が落ちて来たり、小さな落とし穴があったりしました。
それを難なくクリアして行きます。
カッチャンに難しい謎解きが当たりました!
「お尻が9個もある怪物がいるよ。どんな怪物かな?」と書かれていました。
カッチャンは「ケツが9個ー!?怪物よりも化け物じゃん!?」と言いました。
カッチャンは迷いなくヒントを見ました!
ヒントには「血を吸う怪物だよ!」と書かれてありました。
カッチャンは「血を吸う!?蚊も血を吸うぞ?違うのか?ヴァンパイアだな!ドラキュラだろ?
フクロウ…じゃなかったコウモリだろ?」と言いましたが当たりではありませんでした。
カッチャンは「全部言ったぞ?後何があるんだよー。」と言いました。
やっぱり残すは2匹の戦いになってしまうのですね。
カッチャンは「諦めます。答えをお願いします!」と言いました。
カッチャンはこの森の脱出ゲームを棄権しました。
カッチャンの答えは「吸血鬼でした。」
カッチャンは大声で「ちくしょうー!」と叫びました。
また書きますね😊
ことり
ウリとズンの2匹だけが答えていません。
ウリは「考えると頭痛いから辞めた!ヒントを使います。そのヒントは?家にはいますが人ではありません。食品を保存して置く為のものです。ひんやりする所とカチカチになる所に分かれています。」と書かれてあった。
ウリは「お風呂?って事はないかぁ。カチカチって何だ?」とヒントに向かって言いました。
ズンは「ぼくもヒントをお願いする。」と言いました。
ズンのヒントは「美味しいけど食べれない、飲み込めないものです。最後には味が無くなります。」と書かれてあった。
ズンは「最後に味が無くなる?スルメ?じゃないかぁ。そんな事してたらいつまで噛んでいるんだってなるしな…。」と独り言を言いました。
どちらが先に答えを出すのでしょう。
ウリは「他にもっとヒントはないのか?カチカチって何だよー。」と文句を言っていました。
ウリは「ひんやりとカチカチが固まってる所だよな?ぇ゙!!!?固まっ…ぇ゙?固まる!?」と言いながら自分の言葉に自分でツッコミを入れていました。
ズンも「美味しいのに飲み込めないってどんな食いもんだよ?最後には味が無くなるってぇ?美味しいのか不味いのか分かんねぇじゃん。」と文句を言っていました。
この2匹はここで終わりなのかなぁ。
全く答えを出し切れていません。
諦める事も出来るけど…。
って最後にウリが「分かった。う◯こだぁ~。ひんやりしているかは知らないけど…。カチカチのも出るぞ!?」と自信満々で言いましたが残念ながら正解ならず。
ズンももう諦めモードに入っていました。
森の脱出ゲームはチャキチ、キスケ、カッチャンの3匹に委ねられそうです。
また書きますね😊
ことり
今度は全員が謎解きに挑戦します。
チャキチの謎解きは「進み過ぎても止まっていてもみんなを困らせるものは何?」と書かれていました。
キスケの謎解きは「羊が10回鳴いたら消えてしまったよ。何でかな?」と書かれています。
カッチャンには「おじいちゃんと一緒に作ったアイスって何?」と書かれていました。
ウリには「家の中で一番大食いなのは誰?」と書かれていました。
ズンには「美味しいのにかんでもかんでも食べられないものは何?」と書かれていました。
5匹は考え込みましたがチャキチだけは違いました。
チャキチは「この答えは時計だ。」と言い笑みを浮かべていました。
キスケは「羊が10回鳴いたら消える!?」と驚いていました。
カッチャンも「じぃちゃんと作ったアイス!?」とまゆをひそめて言いました。
ウリは「家の中で一番の大食い!?…俺しかいないじゃん。」と言いました。
ズンは「美味しいのに食べられないもの?何だよー。飲み込めないって事かな?」と言いました。
キスケは「羊ってメェ~って鳴くよな?それを10回したら消える?…10回…鳴く…!?…!分かった…かも。答えは透明だ!」と言い正解しました。
キスケも下へ急ぎます。
カッチャンも負けてません。
「じぃちゃんを多分他の呼び方にするのだろうなぁ。じぃちゃんと一緒…じぃちゃん?……祖父と一緒に…ああー分かった…ソフトクリームだぁ~。」と言い正解を出しました。
残る2匹はと言うと考える事が苦手だからヒントを使いました。
2人は正解する事が出来るのでしょうか?
また書きますね。
ことり
キスケは目を閉じていました。
おばあちゃんの事を思い出していました。
キスケが小さい頃におばあちゃんに言われた事が頭をよぎりました。
「キスケよ。いいかい良くお聞き。誰かに良い事をすればそれが自分に帰って来る。その反対に悪い事をすればまた悪くなって帰って来るんだよ。キスケはどちらを選ぶ?」とおばあちゃんがよく言っていた事を思い出して「オイラはいい方を選ぶよ。おばあちゃんの好きな森をあいつらに渡さない。この答えは八百屋さんだ!」と答えました。
キスケは急いで下に向かいました。
おばあちゃんとの約束を守る為に。
誰かがこの森を悪い事に使う事を知ってからはキスケはこの森をかけてのゲームを考えました。
みんなには家族がいる。
でもオイラにはおばあちゃんしかいなかった。
おばあちゃんがオイラを大切にここまで育ててくれたから。
だから…だから。
おばあちゃんの為にこの森は絶対に渡さない。
まだ誰も半分も行ってないと思う。
でもオイラにはチャキチが一番怪しいと思うんだよ。
絶対に…絶対に…チャキチには悪い何かが最後にやって来る。
オイラはそう思うんだ。
他の3匹だってそうだ。
オイラのばぁちゃんをいつも馬鹿にしやがってよ!
オイラのばぁちゃんを傷付けてくれたからには許さないんだ。
だけど何かをやった所で負けるんだけど。
だからこの森で脱出ゲームをすればそれが分かる気がしたんだ。
おばあちゃん見ててね!
絶対に一番を取るからね。
そう思いと共にキスケは前を向きました。
また書きますね!
ことり
またしても謎解きに出くわしてしまったキスケは次こそはと思い問題を読みました。
「看板を右から読んでも左から読んでも同じなのは何屋さん?」と書かれていました。
またしても難しいものでした。
カッチャンは初の仕掛けに出くわしました。
仕掛けには「∟∏∏∟を一筆書きが出来る状態にしてください。」と書かれていました。
その下に「尚動かす事や上下反転はOKとしましょう。」と書かれていました。
カッチャンはさっそく石を使って地面に書いてみました。
キスケは「どちらから読んでも同じ言葉になるもんなんてあるかよー。」と愚痴を言っていました。
キスケは考えました。
何屋さんと言っているから。
「もしかしてスーパー?の訳ないかぁ。」とがっくりしていました。
だってこの村にはスーパーが多いからね!
キスケは考えをやめてヒントを使いました。
ヒントには「野菜と果物」としか書かれていませんでした。
キスケは「野菜と果物だと?どちらも好きだが…。野菜と果物?野菜と果物…?野菜…果物…?あぁーもう!?」と言いました。
カッチャンは「分かりました!∟∟∏∏最初の2つはそのままにしてこの筒状のものを1つだけ上下反転させる…と一筆で書ける!」と言いました。
もちろん答えは当たっていました。
カッチャンは「よっしゃー。」と喜びました。
急いで下を目指しました。
まだ迷っているキスケは「オイラは向いてなかったのかな?」と悲しそうに言いました。
キスケは昔いたおばあちゃんの事を思い出していました。
「ばぁちゃん。オイラはダメかも知れないよ。ばぁちゃんが好きだった森も他のやつらに取られてしまう。どうしたらいいんだ。」と涙が出て来ました。
キスケは普段とは別におばあちゃんをとても大切にしていました。
そんなキスケは立ち上がれるのか?
また書きます!
ことり
謎解きを開始してから時間がかなりたっていました。
3匹はヒントを貰う事にした様でした。
まずキスケのヒントは「座るを言い換えてみてね!」と書かれていました。
ズンのヒントには「ドアを別な読み方にすると何になる?」と書かれていました。
ウリには「顔は四角、目はその四角の中にあるものだよ!」と書かれていました。
3匹の中の誰かが「あっ!分かった!!!答えは…サイコロだぁ~。」と答えました。
一番に答えたのはウリでした。
正解を導き出したウリはまた下へと向かいました。
次にズンが「ドアを別な言い方にかえる…?うーん?なんだ?ド…ア…?ト…かな?」と言いながら考え込んだ後にパァッと閃いた!
「分かったぁぁぁぁ!トマトだぁ~。」と言いました。
ズンも下へと向かいました。
残るはキスケだけです。
キスケは「分からないよ。何なんだ?もしかしてオイラの好きなウイスキーかな?」と言うとそれがなんと当たっていました。
キスケは納得行かないまま下へと向かいます。
3匹共に答えを導き出しました。
それでもまだまだ続くゲーム。
次は誰が当たるのかな?
チャキチは謎解きの少ない道を進んで行きました。
次に謎解きと仕掛けにはまった者がいました。
それは…キスケとカッチャンです。
キスケが通る道は謎解きだらけの道。
キスケなんかにこの森は渡さないと決めたチャキチの企みでした。
次はどんな謎解きと仕掛けがあるのでしょう。
また書きますね。
ことり
一斉にスタートしたのはいいけれど…。
最初に謎解きに当たってしまった者がいました!
それはキスケ、ウリ、ズンでした。
謎解きの内容はキスケが「サルの鳴き声の中にすわっているお酒は?」と言う内容でした。
ウリの謎解きの内容は「顔が6個で目が21個なのは何?」と言う内容でした。
ズンの謎解きの内容は「ドアとドアの間にある食べ物は何?」と言う内容でした。
キスケは「サルってオイラの事かな?」と頭を悩ませていました。
ウリは「顔が6個?目が21個?ってお化け?」と言い頭を抱えてプルプルと震えていました。
ズンは「ドアとドアの間?しかも食べ物?」と言いました。
3匹が考えている内にチャキチとカッチャンは下を目指します。
答えない限り動けません。
ギブアップもありますが所有権は貰う事は無くなります。
だから3匹は考えに考え込みました。
最初に答えを出す者は一体誰なのか?
キスケとウリとズンは答えられるのか?
そうこうしている内にチャキチは落とし穴を見つけてジャンプしました!
「楽勝だなー。」と言い下を目指します。
カッチャンは木の上から枝が沢山落ちて来ました!
「痛い!痛い!」と言いながらかわして行きます。
まだまだ続くゲーム。
チャキチは自分が勝つ事だけを考えていました。
だって何度も来た事があったからです。
みんなに内緒で毎日毎日同じ様に違う場所からスタートしていた為に何が何処にあるのかも。
どんな問題があるのかも知っていました。
この日の為に…。
絶対に私が勝つ自信として。
また書きますね。
みんなも考えてみてね!
ことり
森の仲間達が山の頂上に集まり言い出しっぺの話しを聞く事にしました。
その肝心の言い出しっぺは猿のキスケです。
キスケはみんなに「オイラはこの不思議な森の所有権を取りたいからみなに勝負を吹きかける事にする。勝負は簡単だ。この頂上からふもとまで一番先に降りた者が勝者となる。この森の多くの謎解きはオイラ達の頭を悩ませる事になると思うがオイラは絶対に勝つ!このゲームの参加者は前にでろ。」と言いました。
みんなしてざわざわしているとチャキチは「私は出ますよ。面白そうだしなぁ。」と笑って言いました。
ウリは「私も小さいけど頑張らせてください。」と言い前に出ました。
カッチャンは「私もやる!」と言いました。
最後にズンが「私だって負けねぇど!」と言い前に出ました。
キスケは「その調子だ。そうと決まればスタート地点に立ちな。」と偉そうに言いました。
そして皆が思うのでした。
こいつにだけは負けたくないね!
ってね。
さぁ。
いよいよスタートです。
何が出て来て誰が一番なのか…。
いざ、決戦の時。
村の長が「それでは!よーい……どん!」と言いました。
一斉に走り出しました。
最初は誰が仕掛けに立ちどまるのかな?
順に見て行きましょう。
また書きますね。
ことり
私はこの森に住むクマ🐻の「チャキチ」と申します。
私達動物は森を我が物とする気持ちが多い為いつも喧嘩が絶えんのでした。
ある日の事、森の仲良く達とこの森を誰の所有物にするかの話し合いがされました。
集まったのは私と猿の「キスケ」と鳥の「カッチャン」にうさぎの「ウリ」といのししの「ズン」が集まりました。
普段は皆仲が良いのですか…
こう森の話しになると皆気が逆立ちするのですよ。
困ったものでね…。
私もなんですがね。
しかも誰が造ったかは誰にも分からないのだがクイズや謎解き、仕掛けなどが多く存在する森と言う異形の場でもあるのです。
それを巡って争いをするのだから大変なのですよね。
もっと他の所にいる沢山の動物達を連れて来たいと言うてる者もいる。
金儲けを企んでいる者もいる。
確かに面白いとは思うが…危険な気もする。
これから話し合いをすると言うてたが…
森に来て何か…変な事を言うてるやつがいる。
なんでも私らがこの森の脱出ゲームをするんだとよ。
一番先にふもとに着いた者がこの森の所有権を貰えるそうだな。
私が選ばれたとなると頑張らねば。
この森の中では一番頭が達者と言えよう。
クイズは簡単なものから難しいものまであるそうだ。
謎解きは簡単と中間みたいなものがあるらしいぞ。
仕掛けは多分他のよりも多いと言われている。
落とし穴とか木の上から何かが落ちてくるとか
でもラッキーなものまであるみないだ。
それが何なのかは誰にも分からない。
とりあえず言い出しっぺの話しを聞きますか。
また書きますね。
ことり
お疲れ様です!
次の物語を考えました!
次の物語は…森の脱出ゲーム
と言うタイトルで行きます!
主人公はクマさん
戦う仲間達は…おさるさん、とりさん、うさぎさん、いのししさんです!
内容は…森の頂上からふもとに誰が一番先に降りれるかを競うゲーム。
森の中にはクイズ、謎とき、仕掛けなどが数多くある。それを解きながらふもとを目指すゲームとなっています!
面白いかな?
書いてみないと分からないけどね。
そんな所でまた書いたら読んでくださいね😊
ではでは
ことり
私達はあれから色々ありました。
喧嘩も沢山しました。
涙も沢山流しました。
沢山沢山遊びました。
いつの間にか5年がたっていました。
私達はリウとリナ、ネルとミルクでカップルが出来ていました。
私達は結婚の約束をしました。
そして今日は私達の結婚式が取り行われます。
一緒に結婚式をする為に村の道路を使う事になりました。
沢山の方々が私達を待っています。
綺麗な白いドレスを身に纏い。
遠くの国から買って来たティアラを身に付けて私とリナはリウとネルが待つ所に向かいました。
私は今最高に幸せです。
私とリナのお腹には子供もいます。
さぁ。
始まりました!
私達の結婚式。
馬車を華やかにしてその後ろに乗りました。
お父さんもお母さんも泣いていました。
ラダさんとコバルトさんも私達が取り繕い私達の前に結婚式をあげていました。
みんな幸せ。
これからも幸せにする為に私が一番幸せでないとダメだもんね!
村の方々からお祝いを沢山貰いました。
私達はこれからもずっとずーーっとこのまま幸せであります様に…。
と願いを込めて。
これから生まれる子供達と共に…。
次は私とリナがこのお屋敷を継ぐのですから。
もっともっと幸せになりたい。
みんなの笑顔が尽きない限り…
私はみんなと共に歩いて生きたい…
そう願いながら。
おわり
また次の物語を書きます!
よろしくお願いします😊
ことり
私達はお祭り騒ぎを抜け出して牧師がいた小さい家の所に来ていました。
私は「もういなくなったから壊してもいいよね?あれば思い出しそうだもん。」と言うとネルが「確かに。ミルクが思い出したらまた出て来るかも知れないもんな。」と言いました。
私は「だから壊しましょう!私達の手で。」と言い貰った花火に火を付けて牧師の家へ投げ込みました。
ドッカーンッと大きな音がして空には綺麗な花が咲きました。
何個も何個も続けて上げました。
赤に青、緑に黄色、ピンクまで色鮮やかに空で花が咲きました。
私達はその花火を見て涙が溢れました。
やっと終わらせた。
私達は「私はみんなに会えて良かった。」と泣きながら言いました。
転生した事はともかく。
これから沢山楽しみましょうと約束しました。
私は思えばみんな幸せになる。
この願いは絶対に守ってみせる!
神様は初めて会った時から私を見抜いていたのかなぁ。
私は「みんなでこれからも幸せを築きましょうね。神様が驚くくらいに。」と笑顔で言いました。
リウが「ミルクと一緒だったら幸せだよ。」と言いました。
ネルは「ずっと一緒だよ。ミルク。」と言いました。
リナは「私だっているわよ。ミルクちゃん。」と言いまた抱きしめ合いました。
空を彩る花火は神様から貰ったものでした。
私達が全てを終わらせられたらあげるんだぞ!と言っていたからです。
私達は神様に心の中でお礼を言いました。
(全部終わりました!ありがとう。)と心の中で言いました。
また書きますね!
ことり
私達はみんなと一緒にモンティー村へ帰還しました。
モンティー村の人々はびっくりしていました。
だけど私が願ったからもう違う。
あの頃の冷たい目線は何処にもなかった。
みんなが一斉に家族の元に走りました。
リウとネルも。
私はリナとラダさんとコバルトさんと一緒にお屋敷へと向かいました。
ドキドキし過ぎて体が震えました。
だって赤ちゃんの時にはすでにここを離れたから私を知らないんじゃないかと気が気ではなかった。
そんな私を見てリナはそっと私を包み込みました。
「大丈夫だよ。ミルクちゃん。私もいるから。だから心配しないで。」と笑顔で言ってくれました。
私は「うん。ありがとう。お姉さん。」と言いました。
お屋敷へ着くと沢山の方達がお屋敷の前にいました。
最初に声を出したのはお母さんでした。
「ミルクちゃん!?」と言いながら私の所へ来ました。
私は「お母さん…?」と言うとお母さんは「そうよ。私はミルクちゃんのお母さんよ。」と涙を流しながら言いました。
私も「お母さぁぁぁぁぁぁぁん。」と言い母を抱きしめました。
お父さんも「よく帰って来た。ミルク。」と言い私を抱きしめました。
リナはそんな光景を見て涙が出ました。
ラダもコバルトもみんなで泣きました。
父と母はリナを見て「リナもお帰りなさい。」と言い私と一緒に抱きしめてくれました。
その夜は盛大にお祭りが開かれました。
村中の人々が集まり歌い飲みます。
帰って来て良かったなぁと思う私でした。
また書きますね。
ことり
私達は一度シウム町へ帰って来ました。
ラダさんは私を見つけては走って来ました。
「ミルク!どこに行っていたの?」とかなり心配そうな顔をしていました。
コバルトを見ると「あなたは…。ミルクに何をしたの?」と言いました。
コバルトは「私はミルク様を神様のいる神殿まで連れて行って来ました。」と言うとラダは「なんて事を…。まさかあなたはミルクの力を知っていたのですね。」と言いました。
私は「もしかして…ラダさんも知っていたの?どうして何も言ってくれないの?」と言うとラダは「あなたを守る為よ。いつどこであいつが聞いているか分からないじゃない。」と言いました。
私は「そうだけど…。」と言いました。
リナが「でもね。ミルクちゃんは神様からまた1つ違う力を貰ったのよ!」と笑顔で言います。
ラダは「そう。どんな力なの?」と穏やかな表情で言いました。
リナは「ミルクちゃんが思う事が本当になる力です。」と言いました。
私は「みんなで一緒にモンティー村に帰ろう?私はお父さんとお母さんに会いたい。」と言うとラダは「そうね。ミルクがみんなの幸せを願うなら私も幸せだわ。帰りましょう!」と言い町のみんなを説得しました。
みんなで帰る準備をして馬車に荷物を積んでいました。
ここシウム町であった事は私達みんなの心の中で生き続ける。
私も決して忘れない。
さぁ。この力をどう使っていこうかな?
まずはみんなの幸せだわ!
(みんなが家族と幸せになります様に…。)
そう願いながらモンティー村を目指しました。
私達は笑顔で我が村を目指して行きました。
また書きますね。
ことり
私達の前に神様が現れてから沢山のお話しをしました。
神様が何故牧師を地獄に落としたのかとか私がここまで来れたのはコバルトの手助けがあったからとかコバルトが私の力に気付いていたからだとか言う話しをしました。
神様は「私の名はライトゲールと申す。ミルクよ。コバルトはそなたの力を見破っておった。牧師より先に私の所に来れる様にと手助けをしていたんじゃよ。」と説明してくれました。
私は「コバルトさんが?」と聞くとコバルトは「申し訳ない。ずっと黙っていて。」と言うと神様は「コバルトはそなたが小さい頃から私にミルクの幸せを願い続けていたのじゃ。」と言いました。
私は「コバルトさんは私の力を知っていたの?なら何故早く言わなかったの?」と言うとコバルトは「牧師のいる前で言っては小さい頃にもう死んでいます!私はミルク様に幸せになって欲しかっただけです。」と言いました。
神様は「もう良い。ミルクよ。そなたには天使の血ともう1つ違う力を与えよう。これはそなただからこそ使える力じゃよ。」と言い私の頭に手を乗せました。
私のもう1つの力は思えば本当になる力だった。
神様は「さぁ。もうここに用はない。地上に戻るが良いぞ。」と言いにっこりと笑いました。
私達は「ありがとうございました!」と頭を下げてその場を後にした。
外へ出てみんなと抱き合いました。
牧師がいなくなって良かったと…。
私はみんなを連れてモンティー村に帰る事に決めました。
だって家族といる方がみんな幸せだもん。
それに神様から貰った力だって使わないと勿体ないもの。
お母さんとお父さんにまた会えるのね!
うんとおめかしして行かないとだね。
また書きますね!
ことり
私は天使の翼を使いふわりと浮かびました。
牧師は悪魔の翼を使いふわりと浮かびました。
両者共に睨み合いが続きました。
先に動いたのは牧師の方だった。
「ミルク。お前は私が倒す!」と言い何をつぶやきました。
黒い塊が幾つも私めがけて飛んで来ました。
私も「私だってあなたを許さない。」と言い天使の書が教えてくれた言葉をつぶやきました。
真っ白な大きな光が現れて牧師に向かって行きました。
バッチーンと凄まじい音をたてて黒と白がぶつかり合いました。
私は両手で光を押し込みました。
その時に色んな事が頭をよぎりました。
お父さんとお母さんとリサの事…。
涙が溢れました。
牧師がいなかったら私はもっと幸せになれたはずなのに…。
こいつが…
こいつが…
私の人生を狂わせたんだ!
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」と叫びながら手に力が入った。
牧師も負けないとしてさらに大きな黒い塊を投げようとしていた。
そしたらその後ろで何かが動いているのが見えた!
神様だった。
神様は私にシーッと口に指を縦におきました。
神様は牧師を真っ暗な穴に落としてしまいました。
私は何が起きたのか分からないでいると神様はコバルトの傷を治してくれました。
私はふわりと地に降りました。
神様は私を見て言いました。
「また会ったのう。まさかそなたが天使の血を引くお方だったとは。驚きじゃわい。」と言いました。
私は目が点になりました。
神様はにっこりと微笑みました。
また書きます!
ことり
私達に向かって牧師が黒い塊を投げてきました
それをどうする事も出来ないのでコバルトが私達を庇いたった1人で攻撃を受けてしまいました。
私はハッとして「コバルトさん!」と言いました。
コバルトは「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」と言いその場に倒れ込みました。
私達はコバルトに駆け寄りました。
私は「コバルトさん。ごめんなさい。私…私…コバルトを…。」と泣いて言いました。
コバルトは「ミルク様…。聞いて下さい…。天使の書を使って下さい…。牧師を倒せるのは…ミルク様だけです…。私はミルク様を裏切りましたが今までの事は全て私がミルク様に願いを託しただけの事です…。さぁ。ミルク様なら出来ない事はありません。私はミルク様に勝って欲しいです…。私は…ミルク様が生まれて来て良かったと思っています…。ありがとう…。ミルク…様…。」と言い気を失いました。
私は3人に「コバルトさんを安全な所に。」と言いました。
リナは「ミルクちゃん。気を付けて。」と言ってくれました。
ネルも「負けるな。ミルク。」と応援しました。
リウも「コバルトは俺達に任せろ!」と言いました。
私は何も分からないけど天使の書を開きました。
白く輝く天使の書は私を包み込みました。
私の中に言葉が沢山流れ込んで来ました。
天使の書と翼を身に付けて私は牧師を睨み付けました。
「よくもコバルトさんを…。」と怒りが湧き起こりました。
白と黒の戦いが今幕を開ける。
絶対に終わらせてやる!
そう意気込みを心の中で叫びました。
また書きますね!
ことり
私達は5分の休みを終えて神殿に向かいました
雲の上だと言うのに草や木が生い茂り湖までありました。
湖を覗いて見ると魚が泳いでいます。
鳥達も色鮮やかで沢山いました。
神殿まで着くと大きな門がありました。
その門をくぐり中へと向かいます。
長い通路を越えて広い所に出ました。
薄暗い中で私達は聞いた事のある声にハッとなりました。
それは牧師でした。
「待っていましたよ。ミルク。」と私に言いました。
リナ達は私の前に出ました。
ネルが「どうしてお前がもういるんだ?」と叫びました。
牧師は「悪魔の力を使いここに来たのさ!」と嘲笑いました。
私はブルブルと震えていました。
もしかして…。
そう思った時に牧師が「コバルトよ。案内ご苦労だったな。」と言いました。
コバルトは下を向きました。
私は涙が出て来ました。
「コバルトさん…。ウソだよね…。」と言うと牧師が「ウソじゃない。私が頼んだのだ。ミルクをここに連れて来いとな。でも…少しミスをした様だな。コバルトよ。」と言いました。
コバルトは「えっ!?」と牧師を見ました。
牧師は「私はミルクをここに連れて来いと頼んだのに…お前は要らない事をしやがって。何故ミルクに天使の書など持たせたのだ?」と言いました。
コバルトは「私は…ただ…。」と言いましたが牧師は「口答えをするな!お前はもう用なしだなー。」と言いました。
そして私達に向かって何かを唱え始めました。
私はあまりのショックに呆然としていました。
コバルトは何かを言いましたが私は何も出来ないでいました。
また書きますね。
ことり
私が呼ぶと4人は集まってきました。
リナは「これが透明な階段…。」とまじまじと見つめていました。
リウが「これで上まで行けるの?」と言いました。
ネルは「ミルクだけとかないよな?俺達も一緒だよな?」とコバルトに聞きました。
コバルトは「当たり前じゃないですか。ミルク様をお一人で行かせられません。私は待っているのもイヤです。それにミルク様に天使の書の使い方も教えないといけないので!」と言いました。
私は嬉しかった。
みんなと行ける事に…。
コバルトは「さぁ。時間もあまりありません。急ぎましょう!」と言いました。
私達はガラスみたいに透明な階段を1段ずつ登りました。
手すりなどなく少し大きめのガラス板みたいな感じだった。
透明だから上まで来ると下が丸見えだから怖かった。
それに足がガクガクと震えていた。
もう少し…。
もう少し…。
と頭に唱えながら登りました。
上まで来ると雲の上なのに緑が沢山ありました。
鳥や動物もいます。
その奥に大きな神殿がありました。
私は「やっと着いたよー。」と言いヘタリ込みました。
3人も「疲れたー。怖かったー。」と言いました。
コバルトは「お疲れ様です。でも休んでいる暇はありません。さぁ。早く立ってください。」と言いました。
私は「もう。私だって足がガクガクしてるよーもう少しだけ。お願い…コバルトさん。」と言うとコバルトは「それでは5分だけですよ。」と言い座り込みました。
やっと着いたけどみんなヘタリ込んで動けずにいました。
また書きますね。
ことり
私達はまた急いでサリキタ神殿に向かいましたがここでコバルトが「ミルク様。私はずっと牧師に仕えて来ました。ですがミルク様が生まれて全てが変わりました。でもそれはミルク様のせいではありません。牧師の話しでは悪魔は天下を真っ当する。そして天使は天上を真っ当すると聞いて来ました。ミルク様は神様と同じ天上の存在なのです。この世界を悪魔なんかに渡さない為にもミルク様が神様に一番先に会うべきです。さぁ、行きましょう。」と長く説明してくれました。
私が天使の力を持って神様に会うと何かいい事でもあるのかなぁ?
私達5人は海に来ていました。
コバルトが「さぁ。ここには空の上に行く事が出来る透明な階段があります。それを探してください。」と言われました。
私達は「空に行く事の出来る透明の階段!?」と言い終えると目を輝かせました。
牧師が来る前に…。
私達が一番先に上に行く為に…。
私達は二手に分かれて探す事にしました。
ネルが「透明って目に見えるのか?」と言いました。
コバルトは「はい。見えます!」と言います。
私はリウと探しました。
階段…。
階段…。
透明な階段…はどこにあるの?
30分位探した時に私は何かにぶつかりました。
透明な何に…。
私は「あった!みんなーあったよー。」と言いました。
確かに透明でした。
ガラスが上に階段を造り伸びている様に思えた。
また書きます!
ことり
私達は遺跡から出て来ました。
私は「これからどうすればいいの?」と聞くとコバルトは「転生の地へ向かいましょう!」と言いました。
4人で「転生の地!?」と言うとコバルトは「はい。転生の地は神様と会う事が出来る場所の事です。」と言いました。
私は「神様と会う事が出来る場所…。」と言うとリナが「まさか…。ミルクちゃんが元の世界に帰るなんて言わないよね?」と言うので私は「絶っ……っ対イヤ!!」と力強く言いました。
コバルトは「それはありません!神様に戦いの場を設けて貰うのです。」と言いました。
ネルが「確かにだな。こんな所で戦いしたら人々がみんな死んじまうよ!」と言いました。
リウは「それで?どこにあるの?」と言うとコバルトは「サリキタ神殿に行きます!」と言うと私とリナは顔見ながら「そこって…私が赤ちゃんの時に牧師に見て貰った所だよね?」と言いました。
コバルトは「そこではありません!サリキタ神殿は空の上にあります!」と衝撃の一言が出て来ました!
私達は驚いて「空の上ー?!」と言いました。
私が1人で行くにはいいけどみんなで行くならどうやって行くんだろう?
また書きます!
ことり
私達は顔を上げて辺りの光景に驚きを隠せなかった。
リウは「すっげー!!」と一声を上げました。
ネルは「初めて見たぁー!!」と一声上げ。
リナは「砂漠にこんな所があったなんて知らなかった。」と一声上げていました。
私は「凄い。」とだけ言いました。
コバルトは「ミルク様。こちらです。」と言いました。
私達はコバルトさんの所まで行きました。
丸い石の台に白い本がはめ込まれていました。
コバルトは「ミルク様。あなたにしか取る事が出来ません。」と言いました。
私は「うん。」と言い本を持ち上げました。
本は白い輝きを見せました。
私は力が湧く?
と言うか…背中が…
「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」と叫びながら前かがみになりました!
すると私の背中から真っ白な綺麗な天使の翼が
はえてきました。
リナが「ミルクちゃん!!!」と言いました。
リウとネルは言葉を失っていました。
コバルトは「素晴らしい。さすがは天使の血を引くお方だけある。」と言いました。
私は「私が天使の血を引く!?」と言うとコバルトは「はい。天使も悪魔も転生をした人間にしか得る事が出来ないと聞いた事があります。」と言いました。
私は「やっぱりね。牧師もやっぱり転生してこの世界にいるのね。」と言いました。
リナは「ミルクちゃんもそうなの?」と震える声で言いました。
私は「うん。隠していてごめんなさい。」と謝りました。
私は転生して来た事を明かしましたが…
元男だった事は内緒にしておきました。
もしかして戦いが始まるとか…?
力って言っても心が読めるだけの様な?
でも天使の書には悪魔を倒す為の何かがきっとあると私は信じてる。
また書きます!
ことり
私達は急いでルゲール山を降りて身支度を整えました。
コバルトさんと一緒だとラダさんがまたうるさいから何も言わずに行く事にしました。
ザガラ遺跡はモンティー村から行って小さい砂漠の中にある。
砂漠には何もないけど何かいるとか聞いた事がある様な?
まぁ行けば分かるよね!
反対側へ行く馬車に乗り込み砂漠を目指しました。
リナが「その砂漠の遺跡はどこにあるの?」と言うとコバルトは「ザガラ遺跡は砂漠の真ん中にあります。それも地下にね。」と言います。
私達は砂漠を知らないからどんな所なのかとわくわくしていました。
数分で着いた砂漠は何もなくて地下への入口すらなかった。
私は「ここのどこに入口があるの?」と言うとコバルトは「天使の印を持つ者が入口を開ける鍵となります。」と私を見て言いました。
私は「私が鍵!?」と驚くとコバルトは「さぁ。ここに立ってください。」と言われるがままに立つと…。
地響きを鳴らして地面が口を開けました。
そこには階段があります。
中は真っ暗で奥が見えない程でした。
コバルトは「さぁ。私に付いて来てください。行きますよ。」と言い階段を下って行きます。
私達はコバルトさんの後ろに続きました。
下へ下へと降りて行くと扉があります。
コバルトさんは「ここでもミルク様が必要ですからここに手を付けてください。」と言い私の手を取り扉の窪みに押し込みました。
またゴゴゴ…と音をたてて開きました。
コバルトさんが「ここでお待ちください。」と言い暗い中どこかへ行きました。
4人で不安になっているとカチッと音がして一気に明るくなりました。
あまりの眩しさに目が開けれませんでした。
目が慣れるまで待ってから私達は顔を上げました。
そこには…!?
また書きますね。
ことり
私達はコバルトさんの言葉に何も言えないでいました。
リナが「でも小さい頃はなかった様な気がするけど。」と言うとコバルトは「そうですね。小さい頃はまだ出ていなかったと思います。大きくなるにつれて印も出て来たのでしょう。」と言いました。
リナが「ミルクちゃん。ちょっと失礼するね。どんな印なのか見てみたい。」と言うので私は「うん。いいよ。」と言いました。
リナが私の襟の所から背中を見ました。
「本当にあるわ。」と言いました。
私は「この印が私の力なの?」と言うとコバルトは「はい。牧師が言うには…。」と言いました。
コバルトは「でも本当に心から少女でないと力は奪えないとも言ってました。」と言うので私は「…。」だった。
心から少女!?
私が元男で…転生して来た事を知ってる?
まさかそんな事ある訳ないか。
でも今の私は少女だし…。
一様力も手にしているし…。
大丈夫だよね。
と考えているとコバルトは「牧師が悪魔を使うなら私はミルク様には天使の力を手に入れてほしいです。」と言いました。
私達4人は「天使の力?」と言いました。
コバルトは「そうです!牧師が悪魔の書を手に入れています。だから天使の書を手に入れましょう!天使の書は「ザガラ遺跡」にあります。急ぎましょう。」と言いました。
私は「ザガラ遺跡?」と言うとコバルトは「そうです。時間がありません。牧師もこちらに来ると思います。」と言いました。
私達はコバルトさんと共にザガラ遺跡に向かう事にしました。
天使の書はどんな物何だろう。
また書きますね。
ことり
私達は頂上を目指していた。
半分まで来ると頂上付近に人影がありました。
もしやと思い何とか頂上まで登りました。
そこにいたのは牧師の傍らにいつもいる「コバルト」さんでした。
リナは「コバルトさん?こんな所で何をしているの?」と声をかけました。
コバルトはびっくりしてこちらを向きました。
「リナ様?どうしてここに?」と聞いてきました。
リナは「コバルトさんは1人ですか?」と聞きました。
コバルトは「はい。そうです。それで…そちらの方は?」と言いました。
私は「私はミルクです。こちらはリウとネルです。私の友達です。」と言いました。
コバルトは目を見開きました。
「まさか…さんな事が…。」と言いました。
私は「バレちゃった?私はリナの姉よ!」と言いました。
コバルトは「分かっています。牧師もミルク様を探していました。だからここに手がかりがないか見に来たのです。」と言いました。
ネルが「お前も牧師の仲間何だろ!」とミルクの前に出ました。
リナが「コバルトさん牧師は何を企んでいるのですか?」と聞きました。
コバルトは「牧師は悪魔の力を使ってミルク様の中に眠る力を手に入れようとしています。」と言いました。
リナは「ミルクちゃんの中にある力?」と首をかしげました。
コバルトは「はい。ミルク様の背中には天使の羽が刻まれています。」と言いました。
みんなで「えーーーー!!!?」と叫びました。
私もびっくりです。
これから何が起きると言うの?
また書きます!
ことり
私達4人はポゲム石を求めてルゲール山へ向かいました。
そもそも私達がいる世界…と言うか島?はルゲール山が噴火して出来た1つの大きな島です。
ルゲール山を囲む感じで町や村など都市部もあります。
ルゲール山はこの島の中央にそびえ立っていました。
山の道は色んな所にありますが使われている所はほぼない状態です。
危険だから誰も近寄らない。
でも牧師はそれを何事もなくこなしている。
私達に出来るのか不安でした。
やると決めたからにはやるしかないのです。
ルゲール山には幾つかの休憩場所があります。
私達はそこを使いながら頂上を目指します。
ネルが「こんな高い山に登った事ないから疲れたよ。」と座り込みました。
私を含め2人も「ゼェゼェ。」と言っていました。
今日はこの場所で休む事にしました。
市場で買ったものを食べてみんなで固まりながら眠りました。
朝早くにゴゴゴ…と言う音で4人共目を覚ましました。
ネルは「何だ!?地震か?」と飛び起きました。
リナは「まさか…噴火するんじゃ?」と悲鳴を上げました。
でも私とリウは落ち着いていました。
「大丈夫だよ!落ち着いて。」と2人に言いました。
私はポッケに違和感を覚えました。
石を取り出すと赤色に光を放っていました。
リウは「火山と石が共鳴し合っている。」と言いました。
私は「石が元いた場所に帰りたがっていると言う事ね!」と言うと4人で急いで支度をして山頂へと向かいました。
また書きますね!
ことり
私達はラダさんにあのお屋敷へ戻る事を伝えました。
私は「ラダさんお願いがあります。リサの事も気になるからあのお屋敷に戻りたい。」と言うとラダさんは一瞬にして顔色が変わりました。
「あそこに戻ったらミルクの命はなくなるのよ?それでも行くの?」と言いました。
私はすでに決心が付いていたので「大丈夫だよ。絶対無事に帰って来るから。」と言いました。
リウとネルも「ぼく達もミルクを守ります!」と言いましたがそれでもラダさんはOKしてくれませんでした。
私達は村の外で話し合いをしました。
向こうの町に行くにはここを通る馬車に乗る必要がある。
それも今日の夕方に来る事を知っていました。
だからその馬車に潜り込み行く事にしました。
夕方になり大きな馬車が来ました。
その中へ潜り込み町へ町へと向かいました。
とうとうあのお屋敷がある町へ来ました。
バレる事なく降りれました。
4人で顔を隠してお屋敷へ向かいました。
木の側で様子を見ました。
お屋敷の隣に牧師の家があります。
まずはそこへ行く事に…。
4人で慎重に向かいます。
窓がありましたので覗いてみました。
誰もいませんでした。
ネルが「誰もいないね?」と言いました。
私の頭にも声は聞こえませんでした。
近くにはいないみたいです。
中に入って見ると言う事になりました。
見張り役と中に入る役になりました。
また書きますね。
ことり
私達は4人になりシウム町を後にした。
モンティー村に帰って来てからラダさんにリサの事を話しました。
リナはラダさんに今までの事を謝りミルクと一緒にいる事を約束しました。
モンティー村の図書館には悪魔に関する書籍の様なものがいくつか置かれていました。
私達4人はそれを全て調べる事にしました。
リウとネル、ミルクとリナに分かれて調べました。
私はリナから貰った牧師と悪魔の本を見ながら調べました。
何もないはずがないと思っていると…。
リウとネルが「おい!これ見てみろよ!」と言いました。
私とリナが側に行くといつも牧師さんが持っている本と同じ本がそこにはあった。
私達はそっと開いて見ました。
そこには悪魔を呼ぶ為の儀式が沢山書かれていました。
私は「何…これ…。」としか言葉が出なかった。
私とそっくりな女性が描かれていました。
リウは「牧師の狙いはミルクか?」と言いました。
ネルは「だから赤ちゃんの頃から地下に入れたのか?」と言います。
私は「私が逃げたからリサが私の代わりになったって事?」と言うとリナが「リサはミルクを守りたかったのよ。私もミルクの為ならこの命を捧げるわ。」と言いました。
私は「やめてーーー!!!」と叫びました。
リナは私を抱きしめました。
「ごめんね。双子は失敗した時の代わりだとお母さんに言われて来たから。だから…ごめんなさい。」と言いました。
私とリナは2人で抱き合い泣きました。
私はあのお屋敷に潜り込む決心をしました。
また書きますね!
ことり
私達は本棚を端から端までくまなく探した。
だけどここには何もなかった。
だけどネルが「おい!ミルク。」と私を呼びました。
私は急いでネルの元に行きました。
ネルは私を見ると「あれ!」と指指しました。
私はネルの指の先を見て驚きました!
そこにはお姉さんが1人で立っていました。
私は「リナお姉さん!?」と声をかけました。
リナは「ミルクちゃんなの?」と言うと泣いてしまいました。
私は「リサお姉さんはどうしたの?」とリナの側に行きました。
リナは「リサは殺されたの…。誰かにね…。」と言いました。
私はハッとしました!
「もしかして…私がいなくなったから…。」と言いました。
ネルが「そんな訳あるか!」と言いました。
リナは「ミルクちゃん。私はもうあのお屋敷には帰れないわ。」言いました。
私は「私といましょう!大切な家族ですもの。お姉さんは私が守る。」と言いました。
リウとネルが「ミルクはぼく達が守る。」と言いました。
4人で抱き合いました。
私はお姉さんに今までの事を全て話しました。
お姉さんは私にある本を渡して来ました。
それは!
「牧師と悪魔の関係」と言う本でした。
私は「これは私達が探していた本だわ!」と言うとリナが「リサが私にくれたの。ミルクを助けてあげてって言われたわ。」と言いました。
私は「お姉さん。ありがとう!」と言います。
これでやっと調べられる。
また書きますね!
ことり
私達3人は荷物を持って隣町へと向かいました。
隣町の名前は「シウム町」と言う所です。
荒れた道を歩いて1時間位で着きます。
私達はお話ししながら向かいました。
隣町も1人っ子が多くて双子よりも数では負けてないと思った。
私は「ねぇ。隣町なら世界地図はあるよね?」と言うとネルが「あると思うよ。結構広いしさぁ。何でもあるんじゃない?」と言いました。
リウが「シウム町ならデカい川での交通が盛んだから大丈夫じゃね。」と言いました。
私はウキウキしながら向かいました。
シウム町に着いてからも3人で色々と調べ尽くします。
ここにも本が沢山ある図書館がありました。
まずは地図を手にして行きます。
地図は役所と言う所にあると聞いていました。
3人で役所に行き受け付けの人に聞きました。
「あの世界地図はありますか?」とネルが聞きました。
受け付けの人は「ありますよ。こちらでよろしいですか?」と聞いて来ました。
リウが「はい。大丈夫です。ありがとうございます。」と言い一礼しました。
地図をカバンにしまいました。
次は図書館です。
クリーム色の外壁はとてもきれいだった。
中に入るときれいに整理整頓されていた。
私達が探しているのは悪魔と牧師さんの事だった。
手分けして探す事にしました。
ここには私達以外誰もいない。
私も探して回りました。
悪魔って書いてあるなら何でもいい。
お願い何かあって…。
また書きますね。
ことり
私は2人に牧師さんの事を聞いて見ました。
「ねぇ。もしかすると牧師さんの目的って私達を使って悪魔の研究をしているとか?」と言いました。
リウが「そうだとしてもどこでそんな研究をするんだ?」と言いました。
私は「私が生まれた屋敷の地下とか?」と言うとネルが「そんな所があるの!?」と驚いて言いました。
私は「私が1人っ子だと分かってからね。ラダさんと一緒に地下に閉じ込められたの。」と言いました。
リウが「ミルクは世界一の屋敷の子だもんな。凄いよ。」と言いました。
私は「凄くないよ。生まれて間もなく地下行きだもん。1人でなかったのは良かったけど。」と悲しそうに言いました。
ネルが「そっかぁ。かぁちゃんの顔も知らない感じ?」と言いました。
私は「うん。知らない。」と言います。
でも元気な声で「今はラダさんが私のママなのよ。」と笑顔で言いました。
リウとネルは「なら良し!」と笑顔で言いました。
リウもネルも家族と一緒だから正直羨ましい。
私はそんな温かい家族を見て悲しんだ。
だけど私は生まれ変わったのだから。
この謎めいた事を終わらせる為に…。
悪魔がどう言う存在なのかを次から調べる事にしました。
牧師さんの思惑通りにはさせない。
私をこんな目に合わせて許さないんだから!
悪魔がいるなら天使だっているわよね!
どんな事でも調べ尽くしてやるわ!
まずはこの世界の地図を手に入れないとね!
隣町ならありそうね!
また書きますね!
ことり
私とラダさんはとある村に来ていました。
この村は1人っ子だけを産んだ者達が集う村でした。
村の名前は「モンティー村」だと言ったかな?
ここで私にお友達が出来ました!
名前は「リウ」と「ネル」と言います。
どちらも男の子ではありますがとても仲がいいです。
私達は1人っ子を悪魔の子だと言う人々を調べる事にしました。
私もこの10年間はしっかりと知識を身に付けました。
いつも3人で会う場所は本が沢山いる所で「図書館」と言ってました。
私達はなぜ1人っ子だけが悪魔と呼ばれているのかを本を通して調べていました。
今分かっている事はこの世界に「牧師さん」が来た事によって変わったと書かれた本を見つけました。
牧師さんは独自で悪魔の事を調べている事が分かりました。
リウが「やっぱりあいつが…。」と言いましたがネルは「あいつが悪魔だったりして。」と言いました。
私はハッとして2人に言いました。
「ねぇ。リウとネルは牧師さんから十字架のペンダントを貰った?」と聞くと2人は「もちろん。かっこいいから今も付けてるよ。」と笑顔で言いました。
私は「やっぱりね!」とだけ言いました。
リウとネルは「それがどうしたの?」と聞いて来ました。
私は「この十字架は1人っ子の証だよ。」と言いました。
リウが「だったら牧師も付けてるじゃん。」と言いました。
私とネルは「確かに!」と言いました。
そうなると…牧師さんも1人っ子になる。
もしかして!?
また書きますね!
