ルサンチマン
天涯孤独
カフェ巡り
お酒
音楽
写真撮影
映画
散步
イラスト
ルサンチマン

ルサンチマン
承認欲求がリアルでは満たせないのか、満たし足りないほどに欲深いのか。
ルサンチマン
腕相撲とかはスポーツやってる女の子にも負けるくらいには非力だけど、地面や腰あたりから発生させた身体のエネルギーをしならせインパクトの瞬間にぶつける感覚だけはなぜか昔から自信があって、少年野球のバッティングで自分より飛ばす人をリアルでは見たことなかったし、テニスのスマッシュのスピードだけはプロに匹敵すると個人的に思ってるし、人生初ゴルフの初スイングで250ヤード(約230m)を遥かに超えた(ただしめちゃくちゃ曲がるのでOBで測定不能)。
なのに、250ccのビッグスクーターのセンタースタンドを立てられないくらい非力なんだよね。
相撲や綱引きとかでもちょっと体重の重い人や筋力の強い男性には勝てる気しないし、押す力や引く力や持ち上げる力と、身体の回転を使う力は全く別物なんだろうな。
ルサンチマン
その後に3度目に会った時は向こうから話しかけてくれたけど、ボクは遮って去った。
これが聖人ぶってるが何も変わっていないボク自身の本性なのだろう。
常に自分から捧げたいと思っていても、相手の出方ありきで自分の行動が左右される。
相手のことより、自分の見栄や恥ずかしさを隠すことの方を優先する。
同棲した子は、ボクが外出するときにはベランダにまで出て見えなくなるまで見送ってくれたし、お弁当も作ってくれたし、優しさばかり贈ってくれたのに、気の多いボクはほかの子とも連絡したりしていた。
きっとそのことに気がついていただろう。
そして、いつもネガティブで感情的だった。
愛想を尽かされて当然なのだ。
ボクの人生は受け取るばかりで誰一人幸せにしていない。
せめてこれからは、と。
ルサンチマン

ルサンチマン
フライパンはテフロンがとうの昔に剥がれているし、鍋の方の底の白いポツポツはテフロンに穴が空いている状態。
2つを処分することで完全にテフロンさんとは縁が切れる。
ただ、玉子焼き用のフライパンの方は、テフロンが剥がれている今が、実はボク的にいちばん使いやすい状態になっている。
テフロンだとタブーな鉄鍋のように鍋から煙出るほどに充分加熱すれば、全くこびりつかないし、玉子がするする滑ってくれる。
なので、少し別れはつらい。
だけど、本来その役目のやつがいるではないか。
そう、ボクはある日テフロンが好きではないことに気がつき、その日以降、鉄、アルミ、銅、ステンレスの調理器具を集めてきた。
あと、ボクは半永久的に使える道具の方が好きだし、特に経年変化があり育てていける鉄や銅製品が特に好き。
テフロンは確実に消耗品だし。
新しく買う物として、玉子焼き用のフライパンは銅製と迷ったけど鉄製にした。
銅製品は油を使ったりするガシガシ使う系より、抗菌性や熱伝導率の良さ生かしたお湯を温めたり、お菓子作りの方が向いてると思うから。
そんなわけで小さな銅製のミルクパンを追加した。
テフロンさん、今までありがとう。
あなたのことが好きな人もいると思います。
それではお元気で。




ルサンチマン
ボクが生きていようと死んでいようと、誰の人生にも影響はほとんどない。
映画館で映画を観た。
帰りにケーキを買って、コーヒーを淹れて飲んだ。
美味しかった。
そしたら眠くなって1時間ほど夕寝した。
ベッドから出ると自分しか見ない部屋のクリスマスツリーがランダムに点灯したり点滅したりしている。
それをタバコの煙を目線で追いかけながら横目で見る。
それらのことだけで、ボクの人生は充分満たされているのではないかと少し思えた。

ルサンチマン

ルサンチマン
ダメだ、ボクはやはり聖人にはなれない。
ルサンチマン
特に満員電車停車後とかの一定方向の人の波の中にいる人たちは、誰かが譲らないと別方向へ行きたい人の妨げになり続けるという考えが1mmも浮かぶ様子もない。
ルサンチマン
ボクは比較的最近、自分がIQテスト等いろいろして、明確なADHDであることがわかった。
本や映画をみていて、すぐに頭に自分の思考が突拍子なくたくさん浮んだり、外的状況(音や声、人の動き、目の前にある物、etc)に興味や関心がすぐに動き、全然集中できなかった。
どれくらい集中出来ていないかと言うと、色々思考していたり、外的状況について何かを思いついたりしていると映画の冒頭30分くらい何となく過ぎてて、ぼんやりとした映像だけは記憶にあるのだけど、登場人物の名前や話していたおそらくその後に重要になりそうなこととかをほとんど覚えていないみたいな感じ。
本でもほぼ同様なことが頻繁に起きている。
ボクはずっと、みんなもこんなものかなと思っていたのだけど、ADHDの特徴の一つである短期記憶が弱いという脳の働きの欠陥だったことを知った。
IQテストでもそれはハッキリと現れており、ほかの項目は平均より高かったのに、短期記憶の分野だけは極端に低かった。
確かに、目の前でボクに対して誰かが話してくれている時も、「もう一回言って」みたいになることはよくある。
話が理解できないのではなく、例えば話してる人の唇が乾燥してることを一瞬気になってしまい、ちゃんと聞いてなかっただけみたいな感じ。
一生懸命話してくれてることはわかっていて、それを適当に扱っているつもりはないのだけど、頭の中が勝手に唇の乾燥の方が占領してしまってコントロール不能レベルなのだ。
時間を守れない及びいつもギリギリになる遅刻しがち問題もあって、これも遅刻したくないと思いつつも少しでも時間に余裕があると、コーヒー1杯だけ飲もうとか、メルカリで欲しいものあるかなと検索してみたり、外出時にダンボール捨てようとか色々思いついてしまい、結局遅刻や時間にギリギリになってしまう。
ほかにも話すスピードが速いことや、思いついたことをすぐ忘れるので話しておきたいと関連性が低くても会話中にどんどんぶっ込んで「あれ?何の話だっけ」ってよくなったりもするのもADHDの特徴みたい。
それらを総括して医師の解説によると、グレーのADHDではなく、明確なADHDとのこと。
訓練で治るものでもないので、その特性を理解して、本に登場する人物をメモりながら本を読むことをはじめた。

ルサンチマン


ルサンチマン
めちゃくちゃ広い夜の暗めの公園で、犬のいつものコースなのかわからないけど50cmくらい近くまで来られたんだけど。
女性なら逆に怖いだろうから、犬がいつも通る場所だとしても犬引っ張ってでも避けると思うんだよね。
ちなみに、公園内の道沿いにあるベンチではなく、あえて人の来なそうな道もないような離れた奥まったベンチにいたのに、ここ通る?みたいな感じ。
前もほかの公園で昼間だったけど弁当食べてる時に犬の散歩してる別の男性に1m以内に近寄られた上に、しばらくそこで犬と会話していたし、その後その男性は若い女性に話しかけててその女性は少し嫌そうにしてた。
犬連れてると俺らにみんな興味あるし話したいだろうみたいに思うのかな。
ルサンチマン


Burning
ルサンチマン

ルサンチマン
一人だけど。
シャトレーゼのが良さそう。
ルサンチマン
新宿のどデカいダイソーにもないから諦めかけた時に、チタンフォークの方は何とか見つけて購入。
残りのチタンスプーンが駅からはめちゃくちゃ遠いけど、家からチャリで行けば行けそうなダイソーで発見し、昨日無事にコンプリート。
たぶん、ほかに欲しい人もいるだろうと思い、フォークもスプーンも1個ずつしか買わなかった。
それと、普段あまり行かない方角だから、チャリでいろいろ回ってみたら良さそうな飲食店をたくさん見つけて、Googleマップの行ってみたいリストに入れた。
ダイソーの折りたたみチタンスプーンありがとうだし、1年前の初見の時に買わなかったことにもありがとう。

ルサンチマン


ルサンチマン
ほとんどの日本の家電って説明や注意書きのシールがいっぱい貼ってあるけど、ボクは小さなものも含めてダサいと思うので速攻で全て剥がしちゃう。
Windowsの日本メーカーのノートパソコンもたいがいシールたくさん貼ってあるけど、どういう美的センスしてるんだろうといつも思う。
ちなみにボクは乾燥機好きじゃないのと、レトロなデザインが好きなのでドラム式ではない。

ルサンチマン
空いてる席に座る様子もない。
憶測するに、降りる駅の改札や階段に近い車両に移動したいとかなのかなと思うのだけど、合ってるかな?
たまに満員電車並みに混んでても人をかき分けてまで移動する人もいて、そういう人はちょっと変な人が多い記憶あるし(なぜかキレ気味だったり)、他人をどかしてまで移動する方を選択しているわけだから、やっぱ協調性や共感性に欠けた少しは変な人なんだろう。
2ちゃんねるだか5ちゃんねるだかで、この話題になった時、わりと多くの人が「俺もよくやるわ」と移動する人に理解を示していたことを何かのまとめサイトだけで見た記憶あることからも話が通じなそう感増し増しになってる。
ルサンチマン
一昨日新宿ピカデリーで最終日公演で観て、昨日レビューした「愚か者の身分」と同じくらい好きで、また違った怖さの映画。
こちらは犯罪者は出てくるものの、アウトロー映画というよりはヒューマン映画、家族映画という感じだろうか。
予備知識なしの最初見た時のインパクトでは4.6点くらいだった。
日本とフランスの合作映画であり、カンヌ国際映画祭でも賞を獲っている。
舞台は日本であるが、フランス映画の血が入っているだけあって芸術性があり、色使いなども意味を持つ。
【物語】ネタバレなし
家族だけで小さな金属加工の会社をしている一家があった。
社長であり夫でもあるトシオと、妻のアキエ、小学生の娘のホタルの3人暮らし。
夫婦の関係は冷えており、キリスト教を信仰するアキエとその影響を受けているホタルが食事前のお祈りや感謝をしている時も、それを待たずにトシオは食べ始めている。
夫婦の会話はほとんどなく、ほとんどが一方的にアキエがトシオに何かを伝え、トシオはうなずいたりうなずかなかったりする程度。
そんな家庭にある男が訪ねてくる。
黒いズボンに白いワイシャツの男は、大きな犯罪をしたらしく服役して刑期を終えたばかり。
社長であり夫でもあるトシオは、妻のアキエに何ら相談もなく、そんな危険な男を住み込みで働かせることにする。
男は礼儀正しく家族に気を遣っている様子ではあるものの、風呂上がりに半裸で部屋の中にいたり、太々しいヤバい奴のオーラが時々滲み出ている。
映画内にBGMはほぼなく(流れてる記憶がない)、セリフも少なく、常に何か起こりそうな不穏な空気が流れている。
そして礼儀正しさを貫いていた男が、とある発言をすることによって、不穏な空気はより一層加速していく。
インパクトを重視したいので、極力この先は言わないでおくが、妻アキエがキリスト教をやっていることはファッション的な設定ではなく、罪と向き合い許すという生き様が物語を一層深くむずかしいものにしていると思う。
罪や罰、家族、夫婦、絆、許し、癒し、葛藤などさまざまなテーマが折り重なっており、見終わった後に非常に考えされられる。
また、あの時何が起こったのか。
あの発言の真意は?
なぜその並びでその順番だったのか。
など、ハッキリと描かれていないところが多々あり、物語側からハッキリした答えが提示されないので、全部1から10まで説明してくれる映画が好きなような人にはオススメできない。
そのかわり、考察甲斐はめちゃくちゃあるので、夫婦やカップルで観たり、ネタバレ映画レビューなどを見ながら考察するのは楽しいと思う。

ルサンチマン
紙コップが可愛かった✨
少なくても都心の駅ホームだとほとんど化石レベルじゃない?



ルサンチマン
国語?道徳?のテスト的なものの答案用紙に先生が点をつけるところにボクは立ち会うのだけど、先生は学問のつける点数を迷った挙句、低い方の点をボクにつけるのを何度も目撃する。
夢ではなく、とてもおとなしくて目立たなかったボクの実際の通知表の話。
小学校5,6年生の先生が通知表の国語とか数学とかの項目ではなく、性格や態度みたいな点数をつけるのがむずかしい項目がことごとく低い方の値になっていた。
対して、クラスに先生の前だけ優等生だけど、ボクらの前では腹黒くて性格の悪い奴はオールAだった。
小学生のボクはそれを見た時にすごくショックを受けたのは今でもハッキリと覚えている。
それと同時に、人生なんて理不尽でバカバカしいなという感覚を初めて抱いた時だったと思う。
大人になってから無性にイライラてしまったりするのは、子供の頃の心の痛いトラウマのような体験が奥底に眠ったままだからな気がする。
ルサンチマン
今年の評価の高い人気作品である国宝、鬼滅の刃、チェーンソーマンあたりは自分的には普通だったのだけど、この映画はめちゃくちゃ良かった。
アウトロー的な作品であり、ボクはアウトロー的なものをあまり好まないことを考えると、アウトロー的ジャンルではおそらく過去ナンバーワンかも。
ゴッドファーザーよりボク的には全然上。
ボクがアウトロー作品があまり好きではないのは、強い者がそれを活かして弱い者を痛めつけたり、騙したりすることなど馬鹿らしいし、ましてやそこにスポットライトが当ててカッコよく見せようとするのも嫌いだから。
ボクは女中心の身内構成の反発からか格闘技も多少なりともかじってるけど、それをいいことにイキったりするのはカッコ悪いと思ってるし、なるべく低姿勢でありたいとは心がけてはいる。
だから、路上の伝説とか言って朝倉未来を持ち上げたり、ブレイキンダウンみたいなのが流行って格闘技と喧嘩、もしくはアウトローと結びつけられのは嫌。
というわけで、この映画の冒頭に北村匠海演じるタクヤと、タクヤを慕う林裕太演じるマモルが女性のフリして男どもを誘い出すシーンから正直不快だった。
嫌いな映画観ちゃったかなというのが第一印象。
彼らは男どもと会う約束を取り付けた後に、女を向かわせ、意気投合したところで戸籍売買の話を持ち込む。
それを仕事としている。
彼らはプライベートでもこの手のゲスらしい汚い笑い声をあげながら闊歩している。
だが、ボクを不快にさせるほど彼らの演技が素晴らしいことに気がつき、いつの間にか物語に引き込まれてゆく。
素晴らしいのは彼ら2人だけではない。
嶺豪一演じる佐藤という男は、タクヤとマモルの上に位置し、半グレ組織の幹部で彼らに仕事を手配したりする中間管理職的な奴なのだが、まあ怖い。
映画内で登場してる時間はそれほど長くない佐藤だが、この怖さを醸し出せるのは役者として本当に凄いと認めざるを得ない。
自分より強いから感じる類の怖さではなく、喋り方とか喋る間とかから自然とで出来てしまう、キモの座り方や覚悟、何をしでかすかわからない凶暴性が見え隠れして本当に恐ろしい。
この怖い佐藤の上には半グレ組織のトップのジョージ役の田邊和也がまた怖い。
183cmでデカく、骨格も骨太で、明らかにフィジカル的に強さが溢れているし、国籍不明で何人か分からない風貌も相まって、めちゃくちゃいい味が出ている。
田邊和也という役者は知らなかったので調べてみると、時代劇等での殺陣を相当稽古していたり、スタントなしで派手で危険なアクションを自らこなしていたりするらしい。
確かに、この映画内での格闘シーンなんかは、格闘技かじってる自分から見てもパンチや蹴りは身体の使い方をよく理解しているのがわかるし、ちゃんと本物感がある。
昔、リアル鬼ごっこってドラマで、鬼から逃げる主人公役が本郷奏多だったが、明らかに運動神経がイマイチな人の走り方がどう編集しても隠せず、鬼から逃げる役としては緊迫感もクソもない感じになったので、本物感はめちゃくちゃ重要である。
そういう意味から、フィジカル的に強いジョージ役を田邊和也は隙なく完璧にこなしていたし、本当に恐ろしかった。
あと、この映画が素晴らしいのはセリフ回しで、映画的でキャッチーな嘘っぽいセリフとかがほぼなく、ノイズにならない。
知名度的には主役級の綾野剛演じる梶谷は映画の中盤あたりまではさほど登場しないのだが、この映画が面白い理由の一つとして、タクヤ、マモル、梶谷の視点が同じ時間軸の中で使い分けられているところで、梶谷視点が中盤から後半にかけての展開だからということに依存する。
視点が変わっても、ちゃんと同じ場面を別アングルのカメラで撮った映像を使うことで、どの場面にとどの場面が繋がるか明確にわかるし、視聴者が混乱することがないのも素晴らしい。
ちなみに梶谷は、タクヤを半グレ組織に誘い入れたような人物であり、かつ梶谷自身も組織に利用されている側でもある。
綾野剛はあまり好きな役者ではないから悔しいけど、こういうどっちつかずな役を演じてる彼はどう拒んでも魅力的に見えてしまうなぁ。
総括としてホラーより怖いヒトコワ映画だけど、グロは少なめだからグロ耐性ない人にも観て欲しい。
都心の映画館では1ヶ月ほどで終わっちゃったから、大人気とまではいかなかったのかな。
すごく丁寧に作られた傑作なので観てる人が少ないのなら残念。



ルサンチマン
ウ「アラスカの街か?スーパーだってあるぞ」
マ「違う アラスカの大地だよ 北へ行くんだ ひたすら北へ向かう 僕一人だけの力で 時計も 地図も オノもなし 何にも頼りたくない 真っ只中で生きるんだ そびえる山 川 空 猟獣」
だめだ。あまりにも強烈すぎる。
あなたが本当にこの世界で、アメリカの最南端のジョージア州からたった一人北のアラスカの大地に行き一生懸命に生きていたなんて。

ルサンチマン
その名も「INTO THE WILD(イントゥ・ザ・ワイルド)」
5年以上振りに観ると思う。
レビューしたいけど自分には出来ないのではと思えるほどの素晴らしい映画。
基本的に実話なんだよ。
このタイトルに写っているバスは現実に存在し、2020年までアラスカに置かれたままだった。
サブスクにもなく、DVDでしか観れない。
だからなかなかオススメしにくい。
映画館で再上演されたら本当に素晴らしいのに。
映像が美しい。
大自然のドキュメンタリー番組にも負けてない。
音楽もこの映画のためだけに作られた。
原作はアメリカの当時のバックパッカーの聖書のように崇められ、彼を追ってアラスカを目指した。

ルサンチマン
温まると心も元気になるはず!


ルサンチマン
ルサンチマン
あなたは実在の東京に、異世界みたいな名前の「天王洲アイル」という名の駅やエリアがあることを知っているだろうか。
この本は15年以上前、ブックオフで100円で売られていたからたまたま買った本で、今も本棚の片隅で静かに存在感を保っている。
買っても読まないまま終わる本が多いボクにとって、夢中で読んだことと、2枚目の写真のように芝浦の風景が本と強烈に結びついている記憶だけが残っている。
東京をあまり知らない人でも、東京に飛行機で来たことがある人は実は芝浦を目にしている可能性は高い。
羽田空港から浜松町行きのモノレールに乗り、「天王洲アイル」駅から「浜松町」駅の手前辺りまでの運河地域一帯がざっくりと芝浦。
芝浦の西側には大きな駅では品川駅が近い。
芝浦の東側にはお台場が見えている。
海が近いこともあり、この辺り一帯は元々埠頭と倉庫街一色であり、20年ほど前くらいからタワマンや大企業の高層ビルなんかも建ち並ぶようになった。
なので一軒家みたいのはほとんどなく、スーパーなんかもあまりなく、非常に無機質というか、人が住んでるはずなのに生活を感じさせない不思議な空気が漂っている。
人がたくさんいるはずなのに生活感がないのは、新宿の西口の高層ビル街も同様であるが、あちらはITでインテリっぽく年収高めの人が多い印象があるけれど、芝浦周辺は真逆で、肉体労働や日雇いの匂いがぷんぷんする。
それを天王洲アイル周辺のリッチなタワマンやビル群が見下すように並んでる。
おそらく彼らは車なんかも当然持っていて、徒歩圏内にスーパーらがなくても困らない人種だろう。
これは、東京の高級住宅街の田園調布や成城あたりにもスーパーなんかが少ないことからもわかる。
前置きが長くなったが、東京湾景の舞台は芝浦一帯であり、主人公の男は芝浦の品川倉庫のフォークリフトの運転手である。
そして自宅はその仕事の寮。
ボクは主人公の職業が小説家だったり、翻訳家だったり、映画監督であったり、犯罪者だったり、身近とは縁遠いと感情移入の妨げになる方で、フォークリフト運転手というのは友だちや知人に居そうなレベルで感情移入しやすかった。
実は今、15年以上経って以来読み始めているものだから、どんな物語だったのか全容は全く覚えていない。
とりあえず帯を見るとラブストーリーらしい。
(ラブストーリーはあまり好きではないはずなのに夢中で読んだのは不思議)
だけど数十ページ読んだだけでも、主人公が平凡なことや、独特な空気感も持つ芝浦一帯を地理含めてかなり詳細に書き込んでいることが分かり、人気のない芝浦周辺の夜の倉庫街を歩きながら、聖地巡礼したい欲求にすでに駆られている。


ルサンチマン
せっかくなら網焼きにしてやろうかと思ったら、1人網焼き台だとデカくてはみ出た…
でもいい感じに焼けてる。



ルサンチマン
彼は毎日学校に来た。
土曜日も、日曜日も、夏休みも、冬休みも。
彼は仕事の出来ない先生ではない。
毎日学校に来るのは仕事を残しているわけではない。
時には誰もいない職員室で1人ポータブルのDVDを観たりもしていた。
ボクは先生が、そうまでして毎日学校に来る理由がずっとわからなかった。
休みの日に学校に来てまでDVDを観るなら、家でまったり観ればいいのに。
そう思っていた。
だが、卒業式が迫ったある日、突然その理由を知ることになる。
図書室には、主に卒業生に向けて各先生のオススメ本が先生のメッセージ付きで展示されていた。
ボクはどの先生よりも先に、彼のメッセージを見た。
「どんな時もそばにいることの大切さを教えてくれた絵本です」
今では何てタイトルの本だか思い出すことは出来ない。
だけど、彼が毎日学校に来ている理由を明確に知った衝撃は忘れられない。
ボクも、辛い時に辛い人のそばにいてあげられる人で在りたいと思った。
求められている時以外はアドバイスはせず、ただただそばにいることがどれだけの力になるかボクは知っている。

ルサンチマン


ルサンチマン

ひかりのふるさと
ルサンチマン
いい1日になりますように。

ルサンチマン
ゆるキャン△に登場して買えない時期もあったことは記憶してるけど、Amazon見たらまた高くなってる。
やっぱ寒くなるとみんな買いだすから、安い物からなくなってくんだろうな。
8時間くらい経ってるけどまだあったかい。

ルサンチマン

ルサンチマン
なので走行距離はそれなりに走ったし、靴とペダルを固定する恐怖のビンディングにもかなり慣れた。

ルサンチマン
最近上がりすぎじゃない?
たしかに恵比寿のスーパー元々高めだけどさ…
全国的に高いのかな?と思って調べたら、2021年1月頃からすごいペースで上がってた。
直近の10月11月のデータはぱっと見、みつけられなかったけど、体感先々月より上がってると思われ…

ルサンチマン
ビンディングとは、元々はスキーの板に靴を固定するための器具を指していたようだけど、それをアレンジして靴と自転車のペダルを固定してしまおうという一般人からしたら恐ろしいもの。
ビンディングをする理由は、足をペダルに固定することで、ペダルを漕ぐ時の押し込む力だけではなく、引く時の力も動力にすることができる。
ボクはメッセンジャー(自転車のバイク便みたいなもの)のバイトをしていたことがあって、その時にビンディングを使っている人もそれなりにいた。
特に交通量の多い都心だと、とっさの時に靴がペダルから離れなくて立ちゴケしたとかも何度も聞いていたので、ボクはビンディングだけは使わないと思っていた。
ボクの自転車はメッセンジャー発祥の地であるアメリカのメッセンジャーらしく、ピストと呼ばれる自転車。
似た自転車にロードと言われるスポーティな自転車があるけど、ピストはロードみたいにカラフルではない場合がほとんどで、ボクのもザ・シンプル。
そしてロードに乗ってる人のファッションは、ツールドフランスの選手みたいなガチ勢感があるけど、ピストは都会的なストリートファッションに馴染む感じで似て非なるもの。
ピストはロードみたくギアチェンジもなく、そこはママチャリみたいなものなのだけど、最大の特徴は子どもの三輪車みたくタイヤが回る限りペダルが回り続けるというもの。
つまり、下り坂であってもママチャリやロードの自転車みたくペダルを動かさずに惰性で下ることは不可能で、下りでスゴいスピードが出てる時はペダルも比例して必ずスゴいスピードで回り続けるということ。
ちなみに、ペダルを逆に漕げばバックも出来るから、一輪車をイメージするとピストがわかるかな。
ビンディングペダルからビンディングシューズを外す時は、足を捻るようにした時だけ外れるようになっているのだけど、前述したようにピストは動いてる限りペダルは常に回り続けるので、自分の好きなペダル位置とは無関係にペダルを動かさずに捻るのはコツがいて、早速2回立ちゴケした汗
早くビンディングに慣れるように頑張ろう!

ルサンチマン
同名の映画の方は、昨日感想を投稿したのだけど、大事なことを記載していなかった。
映画だと主人公の佐藤鈴子を演じるのは蒼井優なので、鈴子のことを蒼井優と表記したけど、こちらでは鈴子とする。
この物語は、実家に居場所がない鈴子が、百万円が貯まると新しい町へ引越し、鈴子のことを誰も知らないところで働くというお話し。
昨日のボクの同名の映画の方の投稿では、実家から出て一人暮らしを始め、その新しい場所でのみの物語とも受け取れる記載になってしまったけど、引越しは一度だけの話ではないというのが重要なのだ。
百万円が貯まると実家から引越しをし、引越し費用等で貯金が減る。
新しい町でバイトをして再び百万円が貯まると、また鈴子のことを誰も知らない新しい町へ引越し、鈴子のことを誰も知らないところでバイトをする。
鈴子はカーテンを自分で編むくらい、そしてショルダーバッグのヒモが日に日に伸びても使い続けるくらい節制した生活をしているので、借りている部屋も安いだろうし、荷物もほとんどないから引越し費用もろもろでせいぜい20万くらいだろう。
百万円の貯金残高から減った20万くらいを家賃や生活費を抜いてバイトで稼ぐとしておそらく2〜3ヶ月、ちょうど人間関係にも慣れて親しくなろうかという期間。その間にはまた鈴子は新しい町へと引越してしまうのだ。
実家にいる時、ちょっとした災難なような出来事で短期間刑務所にいた鈴子。
その時は佐藤鈴子という名前ではなく、番号で呼ばれていた。
勉強が得意なわけでもなく、友だちがいるわけでもなく、実家にも居場所もなかった何者でもない鈴子は、百万円を貯めるという名目のもと、知らない町で知らない人たちと過ごしている。
そこに慣れて自分の名前に意味を持ちそうな時、リセットをする。
番号で呼ばれていた名前のない自分が最も相応しいとでもいうかのように。
人間関係をリセットしたいとか、今いる環境を抜け出したいというのは、誰もが一度は感じることだと思う。
ボクも子どもの頃から引越しを経験しているけれど、同じ町の中での引越しであっても、引越しが環境の変わる大きなファクターだったことは間違いない。
ましてや、道産子だったボクが上京した時は、何もかもが激変した。
鈴子は、タイトルにもあるように苦虫を噛み潰したよう表情をしてしまうくらい、思ったことがなかなか言えず感情を表現するのが苦手な女の子。
自分とは何者か、他者との繋がりや親さとは何か。テーマとしては重そうだけど、小説も映画も鈴子も蒼井優も、カラッとしているので不思議と悲壮感はなかった。

ルサンチマン
生きる過程で仕方なく男性らしさはある程度身につけてきたけど、女性に囲まれて育ったから基本女性的だし女性といる方が楽。
一生女性と恋愛関係にならなくてもいいから、マジ女性だけの世界に行きたい。
なんなら、このポーチも黒より女性が好みそうな淡い色の方が好みだけど、黒しかなかった。

ルサンチマン
良品週間中で10%だと思うと、ついあれこれ買ってしまう。
左上から、
・ポーチ(小) ¥690
・ペンケーススクエア ¥390
・蓋付きマグカップ ¥1,990
・くりかえし使える仕切りカップ ¥350
・蓋が選べるホーロー保存容器(中)¥1,190
・バルブ付き密閉保存容器(中)¥890
・薬用リンクルブライト化粧水 ¥2,990
・北海道味噌と豆乳のスープカレー ¥490
・ペペロンチーノ ¥290
・辛口ガーリックトマト ¥290
蓋付きマグカップは先日も250mlの小さい方を買ったのだけど、良かったので大きい方も買った。
内側に目立たないメモリがあるのと、蓋の飲み口が開閉できて、スタバのホット用の紙カップみたく蓋についてる飲み口の穴が小さすぎないから飲みやすい。
コップ部分はステンレス、蓋は厚みのある樹脂、そして開閉部はシリコンで、開閉部の作りも複雑ではないから洗いやすい。
今回買った大きい方は、400mlの容量なので、先日買ったやや大きすぎと感じた無印の500mlのサーバーも活用できるし、味が劣化する温めなおすよりは、最初から冷めにくいマグに入れた方が手間いらずで味も美味しくかなと。
ホーロー容器とバルブ付き密閉保存容器は、新しいお弁当箱として使う予定。
バルブ付き密閉保存容器の蓋がホーロー容器と同じサイズなので、蓋を共有でき食べ物や気分に合わせて両方をお弁当箱にできる。





ルサンチマン
ネタバレなし
なぜか無性に好きな作品である。
好きすぎて聖地巡礼もした。
主人公は蒼井優。
あらすじ。
実家で暮らす蒼井優は、職場の同僚の女の子とルームシェアするつもりで住む家を決める。
しかし、決めた後に同僚は彼氏も一緒だからと発表。
蒼井優は「聞いてないよ」の苦虫を噛み潰したようような表情をする。
同居の日、同僚はやって来ず、その子の彼氏に理由を聞くと別れたとのこと。
この彼氏はかなりのクソっぷりで、蒼井優が助けた捨て猫を蒼井優に無断でまた捨ててしまう。
これに怒った蒼井優は、仕返しにその彼氏の荷物を全て捨てた。
その彼氏は警察に「捨てられた物の中には百万円があった」と証言し、蒼井優は逮捕されてしまう。
前科者になってしまった蒼井優は、実家にも居づらくなる。
ちなみに実家は、都心ではない東京にありそうな大規模な団地で、都会でありながらそれなりのコミニュティがあり、ウワサなどが拡がりやすい感じの場所なので、蒼井優はなおさら実家に居づらかったと思われる。
そこで、蒼井優は百万円が貯まったら実家を出ていくと家族に伝えた。
百万円があれば、とりあえず引越し費用や諸々の経費は払えるし、その後しばらく仕事が決まらなくてもひとまず暮らせる。
そして、逮捕されるキッカケになってしまった嘘の百万円。
蒼井優は、バイトを掛け持ちしながら百万円を貯めた。
その間、蒼井優の勉強が出来る弟が、実はイジメられているというシーンが映る。
特別勉強が出来たわけでも友だちがいるわけでもない蒼井優とは対照的に、優秀な小学生の弟。
弟は姉をバカにしている。
だが弟はイジメられている。
そんな弟は、蒼井優が同級生に前科者であることをからかわれているところを偶然目撃する。
蒼井優は、スーパーで買った物を同級生に投げつけたりしていて、いつもイジメに対して無抵抗な弟は、姉である蒼井優に対しておそらく初めてすごいと思う。
これは、馬鹿にしていた姉がもうすぐ家を出て行く現実を突きつけられて、本音では寂しかったから、姉の実は強いところに惹かれやすかったのだと思う。
あらためて文字にすると、たくさんのなことが起こっているように感じるかもしれないが、ここまではなぜ蒼井優が百万円を貯めることになるのかの説明であり、映画内では余計なものを省いてコンパクトにまとめられており、退屈もなく詰め込み過ぎでもなく、非常にうまい構成。
その後、蒼井優は百万円が貯まると次の町へ、次のバイトへと転々としていくという本編に入っていく。
めちゃくちゃ深い話しというわけではなく、でも浅い映画でもなく、テンポよくサクサク進み、好きなドリンクとお菓子でもつまみながら観るのにちょうど良い。
ちょっぴり切なく、友だちがいない蒼井優が苦虫を噛み潰しながら頑張り、小さな人間関係にふれていく様がホントに好き。
苦虫を噛み潰したようなというのは、おそらく感情をうまく表現できない日本人には想像できるけれど、別の言語に翻訳するのはかなりむずかしいように思う。
※蒼井優ちゃんとはとあるドラマの撮影で会ったことがあり、階段を2番飛ばしで降りたりするくらい根っからの天真爛漫な子です。
だから点数が高いわけではない笑

ルサンチマン
ヒットしたのはボクが生まれるより全然前だし、この曲にどこで出会ったのかも全く覚えていない。
ただ楽しいイメージが浮かぶから、きっと幸せな日に出会ったのだろう。

Midnight At the Oasis
