

自分て作成した詩ならなんでも。短歌でも、俳句でもOK。みなさま淡々と綴られてます。
のんびりゆるゆると自作の詩をあげていく惑星ですので、現在のところ惑星主はイベントを立てる予定はございません。よろしくお願いいたします。

Silky _Dog
どうしようもなく激しく揺さ振られたくなる
そんな心持ちが僕は好ましく思える
それは
例えば言葉であり
例えば歌であり、音楽であり
例えば誰かのセリフであり、物語であり…
暖かくても良い
冷たくても良い
ただそんな何かに揺さぶられた時
僕は僕である事を思い出せる
生きているのだと思い出せる
そして自分はまだ人でいられたのだと感じられるんだ

Silky _Dog
あの日から君の心には
雨が降っていたんだね
君の笑顔が素敵だから
僕はそれに気づかぬまま
僕はいつも待っている
並んだ影が伸びる日を
雲間から
覗く日差しが暖かく
君の笑顔に出会うため
その雨が早く上がるように
いつまでも君の心には
雨がやまないままなんだ
君は傘をささないから
誰もそれに気づかぬまま
君は今日も迷ってる
どこに向かえばいいのかを
帰り道
差し出す傘が問いかける
僕の想いを届けたい
今日も続く雨はいつ上がる?
僕は傘にしかなれないから
ただ願うしかないんだ
『雨はいつ上がる?』
僕はいつも待っている
並んだ影が伸びる日を
柔らかい風がそっと追い越した
君の笑顔に出会うため
その雨が早く上がるように
『雨はいつ上がる?』
ご感想など頂けたら幸いです✨
ご興味ありましたら、是非YouTubeにて曲もご視聴ください‼️
https://youtu.be/SHaiHUD5hyU
YouTube内検索『謳うワンコ 雨はいつ上がる?』で出ると思います。


流星

風船迷路
あなたにはあなたの理由があるのに
離れた場所ではわたしはわがままだ
今
誰かのために摘まれた花を
乗り遅れて荷物も空しくなった人を
ひとつの丘にたどり着くことを
窓枠の外に見た
飛べよ 透明な
希望で膨れた飛行艇よ
誰も撃ち落とせやしない
武器も 飛んでるその姿を見たいんだろう

shin
青空にしずくを飛ばしている
カモメが
まばゆい太陽の暖光の間を
ぬうように飛んでいた
そんな光景を覚えている
なまぬるくて湿った風
何億年製か分からない命のカクテルの様な匂い
外に居るだけで皮膚がジリジリと熱をおびるのに
不思議と、ずっと居られないとは思わせない空気
そんな体感を覚えている
夕暮れになって
時計の針を眺めながら
胸が苦しくなった
そんな焦燥
そんな恋を覚えている
忘れられない人と一緒に覚えている
私の、光景や体感や恋
いつまでも
日の落ちた夏の海の上で
漂い続ける
たとえ、あなたが忘れてしまっても
お題「夏」で詩を書いてみませんか?
参加

Silky _Dog
ふと流れた懐かしい歌
カーステレオが時を巻き戻す
あの日僕は夢や未来を聴いていた
今僕は想い出を聴いている
時の流れは残酷だけど
ただ寂しいだけじゃない
今この歌が胸を熱くするから
滲みゆく年月も愛せると思えた
幾つもの季節が流れた
あの頃の自分が微笑んでいる
胸にしまった言葉たちが
静かに心を揺らしてくれる
時の流れは残酷だけど
ただ寂しいだけじゃない
今この歌が胸を熱くするから
滲みゆく年月も愛せると思えた
音の中に隠れてた小さな奇跡が
時を超え心に届いた
懐かしい歌が教えてくれる
今日もあの日も僕の輝きなんだ
時の流れは残酷だけど
ただ寂しいだけじゃない
今この歌が胸を熱くするから
滲みゆく年月も愛せると思えた
ご感想など頂けたら幸いです😊
ご興味がありましたら、是非YouTubeで曲もご視聴下さい❗️
『時の旋律』 Lyrics
https://youtu.be/VlSrmiidCzo
YouTube内検索
『謳うワンコ 時の旋律』で出ると思います✨

sane
僕らは毎日それを吸い込んでいる。
あなたの口から漏れた吐息は解毒薬ですか?それとも劇薬ですか?
気が付いたら息が止まっていたんだ。
後ろ指刺して笑えばいいさ。
ちっぽけな自分を。
あの日見た夢が唯一の解毒薬でした。
かぐや姫も羨んだ。
だから、手を伸ばそうだなんて思わなかった。
数え切れない月日が素通りして。
どこにでもいる大人になった僕は。
無邪気に笑う子供の僕を殺した。
殺したんだ。
あの日見た夢が毒でした。
だから僕は捨てようとしたんだ。
いくつもの月日が走り去って、
当たり障りなく生きる大人になった僕は。
ただほんの少し願った。
願ったんだ。
僕は行きたい。もっと生きたい。
もっと強く、「イキタイ」。#

komichi
私は幸せ者だ。
妻のひと言や行動には優しさや労りが込められていて、本当に素晴らしい人と一緒になれたと感じている。
妻や両親や会社の方々や皆様を通じて、神様からたくさんプレゼントを頂いている気持ちになる。私は生きている間にどれだけお返しできるだろう。
どんな姿になっても、どんな形で生きていてもより良く、人から尊敬される生き方ができることを104歳まで生きた祖母から学んだ。
私はこれからの自分に期待している。未熟者でもあほんだらでも愚か者でも、立派にならなくても大それたことができなくてもいいんだ。
自分の素直な気持ちに正直に、しかしながら周りの方たちの幸せに貢献できる、祈りこもった小さな何かができれば。
井の中の蛙大海を知らず
しかしながら、鳴き声は宙の涯てまで届き、世界の調和を保っている

utopia scape
別野加奈

右豆
悶えるような暑さも
今を塗り潰す蝉時雨も
今年で最後
エアコンの涼しさも
輪郭を奪っていく熱帯夜の静けさも
今年で最後
温もりをくれた君に
最後の夏を連れてきた君に
愛していたと伝えよう
愛していたと伝えよう
#詩 #名もなき詩 #言の葉 #夏

komichi
親にあんたこんな素敵なことあるね
ばあちゃんにあんたはできる子だから
友人にいいところあるな、お前
ネットの人に、いい文章書くね
愛する人に一緒にいて楽しい
何げない一言が私を輝かせ
羽ばたかせてくれる
逆に
知らない間に太ったんじゃない
白髪増えてふけたな
連れて行ってくれるお店、どこもまずい
格好いいと思ったこと一度もない
なんて言われたことは私の行動に鎖をつけて
いつまでも言われた口調や顔つきまで覚えている
いっぱい素敵なところ伝えよう
短い命の中で、愛を伝え、祈るように伝えよう
曇った顔つきが輝きに変わるぐらい
言葉を司る詩人として役割果たしたい

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あやめ(小説の化け物
「人生にキミがいるから」
分からないのさ
君と俺が一緒になるのはどう?
君が俺の世界に招待を受け
数時間ばかり茶しばいて
どうにでもできるけれど
そのあと君が背中についてくれる?
君が俺を初めて見たとき
俺は怖れてた
恐れてちゃない
分からないのさ
ガールフレンドってやつが何なのか
それでも俺の人生に君が来た
なんでもしたっていい
だって君ほどの女性がいるから
分からないのさ
俺は君と何がしたいか
数時間ばかり茶しばいて
俺は君をどこにつれていく
ガールフレンドってやつが何なのか
それでも俺の人生に君が来た
君と俺が一緒になるのはどう?
きっとトワにも一緒でいられる
背中につれて安心させられる
だから俺の人生に君が来た

陽炎
歳末特別セール
たとえば洋服を買いに行って
最初に目がいく色ってあるでしょ?
私の場合は緑色ね
逆に まったく目がいかないどころか
手に取ることすらない色もあるでしょ?
私の場合 ベーシュや黄色
時々ね ふっと思うことがあるの
ああ 私って多分きっとそっち側だなって
誰にも選んでもらえないどころか
手に取ってさえもらえずに
棚の隅の方で埃被って
在庫セールで値下げされ値下げされ
それでもきっと 誰も手にとらない
目に止めもされない
ごくごくたまに奇特な人が
安いからって手にとってくれたりもするけど
やっぱいいやって 畳まれもせずに放置される
私という色は 春の木漏れ日みたいな
パステルみたいな色でも
夏休みの宿題の絵日記みたいな
原色のクレヨンみたいな色でも
秋に色づく紅葉みたいな
油絵具で塗ったみたいな色でも
真冬の世界一面を真っ白に塗りつぶす
白銀みたいな色でも
もちろん無彩色でさえない
いっそのこと何の色も持たない
無色透明であったなら
どんなに楽だったか知れやしない
いやそれだってきっと
なにかしろの色は持っていて
好きな人はきっといるに違いなく
どうせ数合わせに生まれただけの色です
誰もが手に取りやすい色を目立たせるため
ただそれだけのために作られた色です
あゝ そろそろ福袋の用意みたい
もちろん私がそのなかに納まることはありません
そろそろ あのボックスに入れられる頃です
もう一度生まれ変われることが
もしもあるとするならば
せめて
せめて
あの人に
あの人に
手に取ってもらえるような
あの人の
あの人の
一番のお気に入りになれるような
そんな色になっていたいけれど
そんな色に
なっていたいものだけれど

JAB
起きていて、何か起こる?
取るに足らない思考
人に対する異論
何か分からない記号
誰も通らないのに変わる信号
食べ残したリンゴ
考えてしまうその意味を
息をしているだけで
負けても勝っても
大した違いじゃないの
一喜一憂するしかないの?
悩んで悩んで悩んで
すさんで 腐って 恨んで
それもヒトなんじゃないか?
嗚咽と涙に塗れて
それでも時は進む
くすむ色のままでも
息して 生かしていれば
それで良いかと
少し自分に頷ければ
それを続けていれば
この長い暇潰し
今すぐに終わっていくかもな
あーだこーだ頭でグルグルと
出てくる愚痴はスルスルと
再現なく繰り返し
解決策ないまま
朝を待つ午前二時
西を見て 東を見ない
期待しないと決めいても
気になるのは誰かの目
彼 彼女と交わらない
当たらないスポットライト
自由に飛べないカイト
愛と自由はどこにある?
いつもの朝のおはよう
言えるように心がけよう
それだけはいつも
しつこいと言われても
明けない夜はない
けど、晴れない心はある
それはそれで良いかもな
あたかもキラキラした
生活が全てかのような
画面の中の風潮
それは誰かの空想
そう思ってるんだ ずっと
悩んで悩んで悩んで
すさんで 腐って 恨んで
それもヒトなんじゃないか?
嗚咽と涙に塗れて
それでも時は進む
くすむ色のままでも
息して 生かしていれば
それで良いかと
少し自分に頷ければ
それを続けていれば
この長い暇潰し
今すぐに終わっていくかもな

希叶
どんなに昏くてどろどろとした思いも
どうしようもない弱音も
全部 フィクションのようにしてくれる。
全部
そうであったら。

希叶
ふと感じることがある
消えてしまいたいのは
誰のせいでもなくて
きっと
私が おかしいだけなんだろう
あぁ、疲れたなぁ
こんなに恵まれているのに
こんなに空っぽだ
#いつ書いたか覚えのない戯言

mant
パノラマ写真で輪郭がとろけだした
さよならの言葉で腹の底が暴れだした
湯船に浸かり温かさがないと気づいた
夢の残骸が今も人生を巣食う
終わりのない感覚を切りたい

りら
不安の芽がこれ以上育たぬよう、そっと塞ぐ。
一つ残らず摘み取るように、何度も触れていく。
誰かのわがままで、摘んだ穴を埋めていく。
それが一時的なものであっても
大袈裟な意味がなかったとしても
今日のあなたを明日へと生かしてくれる。
明日のあなたの傍に在るから
その悲しみを、そっと解(ほど)いて。
#散文詩
#創作

かぐや🌙
影のように消えていく私を
けれど、ふとした眼差しに
小さな灯がともるのを見た
まだここにいていいのだと
風が囁くように伝えてくれる
崩れかけた足元に
ひとつの温もりが触れたから
もう少しだけ歩いてみよう
夜の果てに、微かな朝を探しながら

daisuke107
孤独は 選んだものではなかった
けれど 静けさは 私を包んだ
ひとり 呼吸をととのえている
触れられずに ただ 壊れぬように
想いは 軌道を外れた彗星のよう
見つめられても ふれることはできず
それでも私は その光の軌跡を
胸の奥に ひそかに記している
祈りも ため息も 風のように
私の輪郭を すりぬけてゆく
記されず 呼ばれることもなく
私は ここに 咲かずに在る
箱庭の奥に 光の届かぬ
忘れられた花として いまも
#自由詩

daisuke107
午後の街角で
濡れた舗道に
誰かの影が 過去の影をなぞっていた
それは 誰かのうしろ姿
あるいは 過去の亡霊
風が吹いていた
「どこにでも 風はある」
そんな声が どこかで 途切れた
けれど 風は もう この瓦礫のあいだで
沈黙のなかに 息をひそめている
ひび割れた鏡のなかで
光が ゆるやかに かたちを失っていく
上へ 下へ
螺旋の記憶を ゆっくりと 沈んでいくように
掌に 紙片の匂いがのこっている
それは 古い手紙の 乾いた匂い
記憶の端で 皮膚が 紙片のように 剥がれいく
そして 声が 交差せずに すれ違っていく
まるで 別々の夢を
同じ夜に 見ているように
夜の底で
誰かが くすくすと笑った
それは 言葉のぬけがらか
古い貨幣が どこかで ころがる音か
この都市は いま
呼び名を持たぬ 境界のうえに 浮かんでいる
昼も夜も 交わらず
風も 声も とどかない
ただ 影だけが
永遠の午後を 歩いている
#自由詩
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