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ミリしら文芸部の星

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惑星主: たかぎ
・自分の考えをアウトプットしてみたい! ・色んな人の書く文章を読んでみたい! ・何か創作してみたい! 好奇心から惑星を作ってみました。 きっかけは何か創作をしてみたい、挑戦してみたいかも!と思い立ちグラ友さんたちとお題を決めて400字作文を書く遊びを始めたことです いざ文章におこしてみると自分の考えを整理するのによく、他の人の作品を読めば違う着眼点、発想も得られてとてもお得です。 学校の作文や論文とは違いルールやいい子ちゃんで書く必要のない自由な文章書いてみませんか? 私自身小説や文法,上手に書く方法なんて微塵も心得てはいないので、少しでもやってみたいと興味を持ってくれた人はぜひ参加してみてください。 多くの人の交流の場になれば嬉しいです! ちなみに400字ってこれくらいの文章量です、どうでしょう思ったより文字少なくて案外書けそうな気がしてきませんか? なんか書けそうかもと思った人はぜひ筆を取ってみてくださいね🖌️

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でかでかすずめ

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GWのおもいで

今年は大学の友人と久しぶりに会いました。彼と会うのはなんやかんやで一年ぶり。通話ややり取りもほとんどできていなかったので話すこと自体も一年ぶりでした。
彼と二人集まってすることといえば、とにかく歩いくそして話す!昔は週一くらいでよくやっていたものでした。外を散歩しながら直近の話をし、飯屋に入って食べつつもコミュ力について話したり、帰りも散歩しつつ異性のタイプについて語ったり。会っていた時間は半日ほどですが交わした言葉の量は相当なものです。
彼の直近を聞いていると、学業にバイトにとたいそう忙しくしているそう。スケジュールを詰め込むのは彼の前からの癖で半分意図的にやっているらしく、なまけっぽい自分とどうして付き合ってくれているのかよく不思議に思います。
こうしてたくさん自分から話して聞いて、一番強く感じたのは嬉しさでした。こうしてまた再び会えたこと、以前と同じような時間を過ごせたこと。とにかくそれが嬉しかった。。そんな一日でした。
5月の400字作文!
5月の400字作文!
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D坂

D坂

お題は「本当にあった怖い話」とのことで、心霊体験を求め大阪府内の心霊スポットを1人で廻ったこともあるのだが、それらしい体験は1回もない。

出会ったものと言えば、「露出狂の集団(男女複数名)」「僕を見ながら自分で致し続ける兄ちゃん」「女装したおじさまの集団」程度であり、前の2つは身の危険を感じて逃げた。因みに女装の方々は、意外と話し易かった。

ではここ数年での一番の恐怖はと言うと、歯医者が「多分…行ける…?」と言いながら治療を始めたことである。

結果としては行けなかった。神経むき出しのまま、被せものもせずに麻酔切れとなり、固形物を食べられない1週間を過ごす羽目になった。

そもそも、「歯医者を怖いと思いますか?」というアンケートに、10段階評価の内、9を付けたのだから、もっと配慮してくれてもバチは当たるまい(10にしなかったのはなけなしのプライドである)。

いずれにせよ、歯は大事にしようと固く決意した。
8月の400字作文!
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D坂

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アンパンマン型リヴァイアサン論.殴り書きその②

第1章 リヴァイアサンの構築

1.自然状態と共通権力の必要
ホッブズは政治的共同体を論じるに当たって、人間の能力や情念を分析し、共通権力の存在しない状況において、人々がいかなる関係に置かれるかを考察した。

ホッブズの定義に従えば、人間は生来、自己保存、すなわち自らの生命を維持するために必要であると判断したあらゆる手段を用いる権利、自然権を持つ。これは他者によって妨げられることなく、自己保存に最も適切であると自ら判断した方法を選択する自由を意味する。したがって、共通権力の存在しない状態では、各人は他者の身体を含むあらゆるものに対して権利を持つことになる。

またホッブズは、人間の能力には個人差があれど、その差は、一人の人間が他者に対して絶対的な安全を確保できるほど大きなものではないと考える。身体的弱者であっても、策略を用い、あるいは他者と結託することで、より強い者を殺害し、その財を奪うことができるからであり、その意味で人間は互いを害する能力について、自然的に平等である。
更に、奪った者たちも、別の者から同様のことをされる危険を抱え続ける。安定した所有を保障する共通権力も存在しないため、獲得した財を継続的に保持できる保証もない。

したがって、すべての人間が同様の権利を持つ状況では、各人は互いに競合し、潜在的な敵となる。

加えて、他者が将来自分を害する可能性を排除するためには、害されるより先に相手を制圧し、その力を奪うことが合理的な選択となりうる。このため、現実に攻撃を行った者だけでなく、将来自分を攻撃する可能性がある者も、先制的な攻撃や制圧の対象となる。

このように、共通権力が存在しない状況では、利益の獲得、安全の確保、名誉や評価をめぐって人々が対立する。ホッブズのいう戦争状態とは、絶えず現実の戦闘が行われている状態に限られず、互いに戦闘を行う意思があることが知られており、安全を確信できない状態を含む。

もっとも、人間は情念のみに従うのではなく、理性によって自己保存に有益な規則を見いだすことができる。ホッブズは、可能な限り平和を求めることを第一の自然法とし、平和と自己防衛のために必要であり、かつ他者も同様にする限りにおいて、万人に対する権利を相互に放棄すべきことを第二の自然法とする。この権利の相互的な放棄または譲渡が、信約による平和の基礎となる。

しかし、各人が互いに不可侵を約し、信約を結んだとしても、その履行を保証する共通権力が存在せず、相手が約束を守るかについて合理的な疑念がある場合、将来の相互履行に委ねられた信約は無効となりうる。ホッブズは信約を履行することを第三の自然法とし、その不履行を不正義の起源とするが、相互不信を取り除き、信約の履行を強制する共通権力が存在しない限り、相手方が信約を履行しないという合理的な懸念は払拭されない。

したがって、信約だけによって相互不信を解消することはできず、各人は自らの持つ個別の力のみに頼って、自らを害しうるすべての者に備えなければならない。これが、ホッブズのいう自然状態における「万人の万人に対する闘争」である。その状態における人間の生は、「孤独で、貧しく、不快で、残忍で、しかも短い」ものとなる。

この闘争状態を終結させるためには、各人を等しく畏怖させ、信約の履行を強制し、違反に制裁を加えることのできる共通権力が必要となる。
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たかぎ

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#グラちゃんねる で質問したよ!
回答を待っているよ!
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D坂

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アンパンマン型リヴァイアサン論.殴り書きその①

▪︎はじめに
ホッブズは国家を巨大な人工的人格として構想し、旧約聖書の怪物にちなみ「リヴァイアサン」と名付けた。

この人工的人格は、各人が相互契約によって自らの人格を一人または一つの合議体に委ねることで成立する。各人の力を集中したリヴァイアサンは、その強制力によって自然状態の「万人の万人に対する闘争」を終結させ、国内の平和と共同防衛を実現する。

強制力が国家に集中し秩序が維持される現代国家にも、この基本構造を見いだすことができる。人権、自由、民主主義、福祉も、それらを保障し侵害に対処する国家的秩序を前提としているためである。

しかしホッブズはイングランド内戦による秩序崩壊を経験し、平和維持を最優先した結果、リヴァイアサンの構築過程には主権者への権力集中を正当化する論理的飛躍が含まれている。

本稿は、現代立憲国家の形成を、リヴァイアサンの秩序形成能力を維持しつつ、その過大な権力を人権や権力分立によって制御してきた過程として捉える。まずホッブズの論理を整理し、その飛躍を検討する。次に、「王の二つの身体」を補助線として、継続的な政治的人格としての国家と、その統治を担う代表者との関係を再構成する。

また、本稿では、国民主権の下で国家意思の形成・執行を一定期間主導する権限を「統治代表権」と呼ぶ。その上で、国家の同一性を維持したまま統治代表権の担い手を平和的に交代させる制度である「政権交代」を、リヴァイアサンを制御する中核的な楔として位置付ける。

さらに、統治代表権の担い手が交代しても国家という人工的人格が継続する現代国家の構造を、分析上の比喩として「アンパンマン型」と呼ぶ。アンパンマンが顔を交換しながら同一性を保つように、現代国家も政権交代によって統治主体や方針を更新しつつ、政治的人格として存続する。

もっとも、顔の交換が常に円滑に機能するとは限らない。顔が国家を占有して交換不能となる場合もあれば、顔を作成・交換・維持する仕組み自体が失われる場合もある。

本稿の目的は、アンパンマン型国家における「顔」の意味と交換の仕組みを明らかにすることである。そのために、ジョージ・オーウェル『一九八四年』とウィリアム・ゴールディング『蠅の王』を手がかりとして、顔の暴走と顔を維持できない状態の発生条件を検討し、最後に顔の作成と交換を担う「ジャムおじさん」の役割を考察する。


こんなんでもええんやろか?
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D坂

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願い事・叶えたいこと、というテーマではあれど、実現可能なことの中では、大体のことは叶ってるな、という人生。

やってみたい仕事は大体網羅したし、目標だった大型バイクも今年中には購入できる見込み。

何なら分不相応にも、絶対にありえないと思っていた結婚まで既に出来ている為、正直なところ、大きな目標というものは特になく、寧ろ現状維持で何も問題が無い。

であればいっそのこと、実現可能性が限りなく低いものを願ってみる。

というわけで、これまで適当にやっていた「ご年配ガチャ」の大当たりを目指してみたいと思う。

このガチャは、日常生活の中で困っているご年配の方が、ひょっとしたらものすごい大金持ちで、ビル一棟くらいお礼にくれるかもしれない、という期待を込めて、「大丈夫ですか?」とお声がけするものである。

因みにこれまでの戦果は、最大が龍角散のど飴であり、これは味が苦手なので友人にあげた。

今年はこれで一攫千金を狙う所存。
7月400字作文!
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D坂

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アンパンマン型リヴァイアサン論殴り書きその⑤

4.リヴァイアサンが持つ力
前節で述べたように、政治的共同体の成立原因が設立と獲得のいずれであっても、主権者が持つ権力に違いはない。ホッブズは、その主権者権力として、以下の十二項目を挙げている。

①臣民たちは統治の形態を変更することはできない
②主権者権力は剥奪されえない
③誰であっても、多数派によって宣言された主権者の設立に対して不正義なしには抗議することができない
④主権者の諸行為は臣民によって不正義なしには非難されえない
⑤臣民は主権者が行ういかなることをも処罰することができない
⑥主権者は臣民たちの平和と防衛とに何が必要かの判定者である
⑦各臣民が、それによって、他の臣民が不正義なしに彼から取ら去りえないような、そうした彼自身のものとは何かを知りうるための諸規則を定める権利
⑧彼には争訟に関する裁判と裁決の権利が属する
⑨そして、彼が最善と考えるところに従って戦争を起こし、和平を結ぶ権利
⑩和平と戦争とに関する助言者や代行者を選ぶ権利
⑪報酬を与え、処罰を加える権利、および(その基準を定めた以前の法が存在しない場合には)それらを恣意的に行う権利
⑫名誉と序列についての権利

ホッブズ自身はこれらの主権者権力を分類していないが、その導出根拠に着目すれば、大きく二つに分けることができる。すなわち、
・政治的共同体の成立構造から帰結する主権者権力
・政治的共同体の目的達成に必要とされる主権者権力
である。


<政治的共同体の成立構造から帰結する主権者権力>
まず①から⑤までは、政治的共同体がいかなる構造によって成立するかという点から、主権者と臣民との間に必然的に生じる地位に関するものである。

政治的共同体においては、各人が一人の人間または一つの合議体を自らの代表者として承認し、その判断と行為を自分自身のものとして引き受ける。この関係が成立する以上、臣民はその後に統治形態を変更したり、別の主権者を立てたり、自然状態へ戻ったりすることはできず、それを行えば他の臣民との間で結ばれた相互信約に違反することになる(①)。

また、多数決によって主権者の設立が決せられる以上、自らが反対票を投じていたとしても、その主権者への服従を拒むことは、自らが参加した政治的共同体の成立条件に反するため、不正義となる(③)。

さらに、主権者は臣民相互の信約の当事者ではないため、自ら信約違反を行ったことを理由として主権を剥奪されることはない(②)。群衆全体と主権者との信約を想定することも、群衆がまだ一つの人格を形成していない以上、不可能である。加えて、臣民各人が主権者と個別に条件付き信約を結んだと仮定しても、その違反を裁き、履行を強制する上位の権力が存在しない。もしそのような権力が存在するならば、その者こそが真の主権者となる。したがってホッブズは、主権者権力を条件付き信約によって制限したり、信約違反を理由に剥奪したりすることはできないとする。

加えて、主権者の行為は、あらかじめ臣民自身の行為として権威づけられたものである。ゆえに臣民が主権者の行為を不正義として非難することは、自分の行為を自分で非難するようなものであり(④)、またその行為を理由に主権者を処罰することは、自身の行為を根拠に他者を処罰する行為であるため(⑤)、不正義となる。


<政治的共同体の目的達成に必要とされる主権者権力>
⑥から⑫までは、臣民の平和と安全を確保するという政治的共同体の目的から、主権者が持つ必要がある権力である。ホッブズは、どのような権力が、なぜ必要であるのかを個別に説明している。

⑥主権者は臣民たちの平和と防衛とに何が必要かの判定者である、について
政治的共同体の目的が臣民の平和と防衛にあり、その目的を担う者には、その達成に必要な手段を用いる権利も認められなければならない。その為、何が平和を助け、何が平和を害するかを判定する権利も主権者に属する。

したがって、どの学説を教え、どの学説を禁じるかを判断する権利も、主権者に属する。なぜなら、人は「何を正しいと思うか」「何を不正義と思うか」「誰に従うべきだと思うか」「どの命令が神に反すると考えるか」などの学説や意見に従って行動するからである。そのため、学説や意見を適切に統治することは、行動を統治することにつながる。すなわち、平和のためには、行動だけでなく、行動を生み出す意見、学説及び教育も、主権者が管理しなければならない。

ホッブズは当然、学説においては真理だけが尊重されるべきである、としている。しかしホッブズによれば、平和に反する学説が真理であることは、平和と協調が自然法に反することと同様にあり得ない。したがって、平和を害する学説を規制することは、真理を抑圧することにはならない。

もっとも、統治者や教師の怠慢又は未熟さによって、誤った学説が長く放置され、人々に広く受け入れられている場合には、それに反する真理が突然提示されることで、争いが表面化することがある。しかしホッブズによれば、その真理が平和を破壊したのではない。そのような社会では、人々が自らの意見を守るために武力を取る用意をしており、それ以前の状態も真の平和ではなく、相互の恐怖によって戦闘が停止していただけだからである。

⑦各臣民が、それによって、他の臣民が不正義なしに彼から取ら去りえないような、そうした彼自身のものとは何かを知りうるための諸規則を定める権利/⑧彼には争訟に関する裁判と裁決の権利が属する、について
⑦は、臣民相互の権利関係を一般的な規則によって定める権力であり、⑧は、その規則を個別の争訟に適用し、最終的に権利関係を確定する権力である。

自然状態では、各人があらゆるものについて権利を主張しうるため、所有権は安定して存在せず、実力による奪い合いが発生する。そのため主権者は、各臣民が何を自己のものとして所有し、また何を行うことができるかを定める公的規則を制定する権利を持つ。所有権をめぐる争いを止めるためには、何が誰のものであるかを定める公的規則が必要であり、その最終的な制定権は主権者に属するからである。これは所有関係だけでなく、各人にどのような行為が許され、また禁じられるかを定める規則にも及ぶ(⑦)。

さらに、上記のように主権者が定めた国法、又は自然法の解釈及び適用をめぐって臣民間に争いが生じた場合には、その争いを裁判し、最終的な裁決を下す権利も主権者に属する。最終的な裁判と裁決を行う権力がなければ、各人は再び自らの力によって権利を守らざるを得ず、自然状態へ戻ることになるからである(⑧)


⑨そして、彼が最善と考えるところに従って戦争を起こし、和平を結ぶ権利/⑩和平と戦争とに関する助言者や代行者を選ぶ権利、について
政治的共同体の外部に対して、戦争をするか、和平を結ぶか、どれだけの軍備を整えるか、どれほどの兵力を用いるか、戦費をどのように調達するかを決める権利は、主権者に属する。なぜなら、政治的共同体の防衛には統一された軍事力が必要であり、その統一された力を用いる権利は主権者に集められているからである。仮に将軍などの軍事的な指導者が存在しても、その者は主権者から権限を与えられた者であり、軍事力に対する最終的な指揮権は主権者に属する(⑨)。

また、主権者は戦争と和平に関して、自身が最善と考える助言者、大臣、代行者及び指揮官を選任する権利を持つ。なぜなら、戦争と和平についての決定権が主権者に属する以上、その判断と遂行に必要となる助言者や代行者の選任権も、主権者に属するからである(⑩)。


⑪報酬を与え、処罰を加える権利、および(その基準を定めた以前の法が存在しない場合には)それらを恣意的に行う権利、について
主権者は臣民に対し、共同体への奉仕を促し、共同体への害を抑止するために、奉仕に対しては財や名誉などの報酬を与え、害に対しては身体的・金銭的・名誉的な処罰を加える権利を持つ。報酬又は処罰の基準を定めた法が既に存在している場合は、その法に従って報酬や処罰を行う。法が定められていない場合には、共同体に最も有益だと主権者が判断するところに従って、報酬や処罰を行う権利も持つ。


⑫名誉と序列についての権利、について
人間は自らを高く評価する一方で、他者の評価を低く見積もる傾向があり、名誉や尊敬をめぐって争うものである。それを避けるには公的な序列・称号・評価基準と、それらを守らせる為の強制力が必要となる。そして、強制力や裁判権は主権者に帰属する以上、名誉・序列・称号・地位・尊敬の作法を定める権力も主権者に帰属することになる。


以上の十二項目は、主権者が個別に保有する相互に独立した権力ではない。ホッブズによれば、これらは政治的共同体の平和と安全を維持するために相互に依存しており、主権者権力を構成する不可分の権力である。
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D坂

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3.政治的共同体(リヴァイアサン)の成立

前節で述べた通り、多数の人間は、一人の代表者、あるいは代表する一つの合議体に授権することで、一つの人工的人格となって行動できる。

そのうえでホッブズは、諸個人の安全を確保するために自然状態を終結させ、共通権力への畏怖を通じて信約の履行を強制し、さらに外敵から人々を防衛する人工的人格を、政治的共同体とした。

政治的共同体には、次の条件を満たすことによって、人々を守るだけの力を持つことが求められる。
・多少の人数差によって容易に覆されないほど、多数の人間が結合していること
・多数の人間が、一つの判断によって導かれていること
・その一つの判断が、継続的に維持されること

政治的共同体が人々の平和と安全を維持し、外敵から人々を防衛するためには、その代表者に十分な権力が与えられなければならない。ホッブズは、この代表者に与えられる諸権利を、主権者権力としている。

この主権者権力を行使し、政治的共同体という人工的人格を担う一人の人間、または一つの合議体を「主権者」と呼ぶ。そして、主権者に授権し、その行為を自らの行為として引き受ける各人を「臣民」と呼ぶ。したがって、主権者が行う政治的共同体の行為については、各臣民がその本人となる。

主権者の形態により、政体は次の三種類に分類される。
・君主制:主権者が、特定の一人である場合
・貴族制:主権者が、特定の資格を持つ者だけが参加できる合議体である場合
・民主制:主権者が、臣民であれば参加できる合議体である場合

またホッブズは、その成立原因によって、政治的共同体を「設立による政治的共同体」と「獲得による政治的共同体」の二種類に区別した。


<設立による政治的共同体>
設立による政治的共同体とは、各人が相互に抱く恐怖から脱し、外敵や他の人々による侵害から自らを守るために、一人または一つの合議体を共通の代表者として定め、その者に服従することを、自発的に合意することによって成立する政治的共同体である。

その成立過程は、次のように整理できる。
1.各人が、共通の代表者を立てることについて、相互に信約を結ぶ。
2.一人の人間、または一つの合議体を、全員の代表者として定める。
3.各人がその代表者に授権し、代表者の行為を自らの行為として引き受け、その行為の本人となる。

ここで重要なのは、この信約が主権者と臣民との間で結ばれるのではないという点である。
各臣民は、特定の一人または合議体に授権し、その行為を自らの行為として認めることを、他の臣民との間で相互に信約する。したがって、主権者自身はこの信約の当事者ではないため、信約によって臣民に対する義務を負うこともない。
一方、臣民は他の臣民との間で結んだ信約に従い、主権者に服従する義務を負う。


<獲得による政治的共同体>
獲得による政治的共同体とは、主権者権力が実力によって獲得されることにより成立する政治的共同体である。

ここで実力によって獲得されるとは、個々人が個別に、または多数者の意思によって、死や拘束への恐怖から、自らの生命と自由を支配しうる一人の人間、または一つの合議体に服従し、その者に授権することをいう。

ホッブズによれば、恐怖によって結ばれた信約であっても、それだけを理由として無効になることはない。

例えば、「服従しなければ殺す」と迫られた場合であっても、死を選ぶことと服従することとの間で後者を選択した以上、その選択によって結ばれた信約は有効であるとされる。

ホッブズが恐怖による信約を有効とするのは、恐怖を理由として信約を無効とすれば、共通権力への畏怖によって人々に信約を履行させるという、政治的共同体そのものの仕組みも成立しなくなるためである。

そのため、獲得による政治的共同体の主権者が持つ権力は、設立による政治的共同体の主権者が持つ権力と同一であるとされる。

設立による政治的共同体と獲得による政治的共同体との違いは、その成立原因となる恐怖の対象にある。

設立による政治的共同体では、人々は互いへの恐怖から共通の代表者を設ける。一方、獲得による政治的共同体では、人々は服従する相手への恐怖から、その者を主権者として受け入れる。

しかしホッブズによれば、この成立原因の違いを除けば、両者の主権者が持つ権力に違いはない。
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たかぎ

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月1のイベント作成において
イベントを作成しても通知がいかないみたいなので投稿にてお題を発表します。その後詳細は開催中のイベントで確認してください

イベント作成とお題発表は月の10日までには発表します。なので通知に気付かなくても10日に確認してもらえたらなと思います。
もしその日を過ぎてもお題が発表されていないときは十中八九忘れてるのでせっついてください
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D坂

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アンパンマン型リヴァイアサン論殴り書きその⑥

5.主権者権力の持つ性質
ホッブズに寄れば、前節で述べた十二の主権者権力は、以下の様な性質を持つとされる。


<不可分性>
ホッブズはまず、主権者が持つ諸権力の相互依存性から、十二の権力は全て不可分のものであるとする。

例えば
・裁判権があっても、軍事力、強制力がなければ判決を執行できなくなる
・軍事権があっても、徴税権がなければ軍を維持できなくなる
・軍と財政があっても、学説の統制を失えば宗教的恐怖や教義によって反乱を誘発される
といった具合に、相互に依存関係にある諸権力を、一つでも独立した別主体に帰属させる場合、残りの権利も平和維持のために十分機能しなくなる、とホッブスは論じる。

またホッブズは、主権者権力が分割可能である、という意見が受け入れられた実例が、イングランド内戦であるとする。
国王・貴族院・庶民院の間で主権的権力が分割されている、という意見がイングランドの大部分に受け入れられた結果、人々が対立陣営に分かれ、まず政治的対立、続いて宗教的自由をめぐる対立から内戦に入ったと考えており、そのことから主権者権力が不可分であることは、内戦の恐怖が残っているうちは人々に受け入れられるだろう、とする。


<主権から分離した移譲の不能性>
ホッブズは、全ての権利が移譲不可能とは述べておらず、貨幣鋳造や未成年相続者の資産・身体の管理、あるいは市場での先買いなどは、主権の本質を構成しないため、権利自体を他者へ移譲しうる、とする。

しかし、十二の主権者権力は主権の本質を構成する分離不能な権利である。そのため、それらのうちいずれかを主権から切り離して移譲したように見える文言があっても、主権そのものを明示的に放棄せず、譲受人たちもなお譲渡者を主権者として承認しているなら、その人には本質的諸権力が属しているといことになり、したがって、それらを移譲したとする文言は無効となる。

また、後の章では権力の実行を他者に委任することもあるとして、軍事における将軍、裁判における裁判官などが挙げられる(これは後の章にて「公的な代行者」として例示される)。ただしこれは、主権者権力が分割又は移譲されたことを意味しない。公的代行者は、主権者から与えられた権威に基づき、その担当業務において政治的共同体を代表して権力を行使する者であり、その権限の最終的な根拠は主権者に属するからである。


<臣民の権力及び名誉に対する優越性>
ホッブズは、「主権者は臣民たち個々人よりも大きな権力を持つ一者であるが、臣民全体を一緒にした権力よりは少ない権力を持つ普遍者である」という言説を誤りと断じ、以下の理由から主権者の持つ権力は臣民の権力に対して優越性を持つとする。

・権力構造上の優越性
「臣民全体」が一人格として統一されているなら、その人格を担っているのが主権者であり、主権者と主権者自身との比較になる為、成立しない。

一方、臣民全体を一つの人格として捉えない場合、そこには主権者と比較しうる一つの統一された権力は存在せず、存在するのは臣民各人の個別の権力だけである。そして、主権者が各臣民より大きな権力を持つことは、当該の言説自身が認めている。したがって、人格として統一されていない「臣民全体」の権力が主権者より大きいとする比較は、そもそも一方が「臣民全体」という形を成していない為、成立しない。

人民の合議体が主権者である場合には、「人民全体は主権者より強い」という言説の矛盾を理解できるのに、主権者が一人の君主になると、人民全体を君主とは別の一つの主体として想定し、君主より強いと考えてしまう。

・名誉を与える者としての優越性
主権者が名誉の階位を決める「名誉の源泉」である以上、主権者の名誉は誰よりも大きいものでなければならず、そして主権者の前では、あらゆる臣民は平等になんの名誉も持たない。

主権者との比較を除けば、臣民の間には名誉の大小が存在する。しかし主権者との比較においては、その名誉は、太陽の前の星々のように等しく見えなくなる。


そしてホッブズは、主権者権力の効用と性質から、「いかなる政治的共同体において最もも主権者権力は絶対的でなければならない」と結論づける。

絶対権力には不都合があることはホッブズ自身も認めるが、それでもなお、絶対的な主権者権力が欠如することで生じる、内戦や共通権力を欠いた状態の悲惨さの方が大きいとする。また、主権者権力を制限しようとする者は、結局それを制限するさらに大きな権力を必要とするが故、結局は巨大な権力が必要になるのだと論ずる。

またホッブズは、最大の反対論として、「そのような絶対的な主権者権力が、実際にいつ、どこで臣民によって承認されたことがあるのか」という、実際の政治経験に基づく疑問を挙げる。それに対しては、長く存続し、外国との戦争以外では滅びなかった政治的共同体では、臣民は主権者権力について争っていなかった、と反論する。

さらにホッブズは、政治的共同体の原因と本性を十分に検討していない人々の実際の慣行を、主権者権力への反論として用いること自体が妥当ではないとする。たとえ世界中の人間が誤った方法で政治的共同体を構成していたとしても、その実例から、その方法が正しいとは導けないからである。

政治的共同体を作り、維持する技術には、算術や幾何学と同様に一定の規則があり、単なる実践経験だけから身につくものではない。しかしこれまで、貧しい人はその規則を見出す暇を持たず、暇がある人も、それを見出そうとする好奇心や方法を持たなかったのだ、と結論付けている。
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2026/05/10 15:14

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