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ぐま

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急に堀が言ってる純粋小説ってこれじゃね?という仮説が降ってきた
合ってる自信はないんだけど、ジイドとか川端とか利一とか小林秀雄を読む人が思う純粋小説についての仮説とか聞いてみたい
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くまさん

くまさん

◇ゆきてかへらぬ
夭折の天才詩人中原中也と後に高名な評論家となる小林秀雄、そして美貌の女優長谷川泰子との奇妙な三角関係の物語り。
実話だという。長谷川泰子については知らなかったので調べてみる。写真が幾つか残っていて、エキセントリックな美人ぶりを彷彿とさせる。
泰子を演じたのは広瀬すず。見事な芝居でしたね。脚本も良かった。中原と小林の台詞のひと言ひと言が、詩人らしく評論家らしく響いてくる。映像も美しく昭和の初めの世界観を映し出して素敵でした。
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ジェリー

ジェリー

ファンタジー系すきなんですが、何かおすすめの本がありましたら教えてください(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”ファンタジー系すきなんですが、何かおすすめの本がありましたら教えてください(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”

回答数 45>>

歴史系のファンタジー作品でもいいのでしょうか?

「高岳親王航海記」
澁澤龍彦
桓武天皇の王子であり空海の弟子でもある高岳親王が、仏法を求めて(だったかな?)天竺に渡るお話。
行く先々で、夢をバクに食べられたり、変なことばかりおこるシュールな航海記。
舞台で人形劇になったものを見に行ったけど、それもめっちゃ面白かった!

「安徳天皇漂海記」
宇月原晴明
壇ノ浦で沈んだ安徳天皇のその後のファンタジー。
前半は源実朝篇、後半はマルコ=ポーロ篇と書くと何のこっちゃと言われそうだが面白い。
前半の書き出しで、実朝について、「太宰の僧正」や「小林の大臣」の書いたものをお読みになってでしょうか?みたいなユニークな導入があります。
(※小林の大臣は小林秀雄のこと)

「信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス」
宇月原晴明
前提としてアナントン・アルトーという演劇理論家みたいな人がいて、ヘリオガバルスという古代ローマの皇帝について書いた「ヘリオガバルス あるいは戴冠せるアナーキスト」という本を書い
てるんです。
(ここまでは事実)
で、実はアルトーにはそれと対になる信長に関する著作があって、実は信長はヘリオガバルスの子孫で、二人とも両性具有で…という凄い設定の小説。
最後の光秀との対話のシーンが凄く好き。

「アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険」
宮田珠己
絵:網代幸介
イギリス人である主人公アーサーが、父が書いたイカサマな書物「東方旅行記」のせいで、幻の王国を求めて冒険するハメになるお話。
表紙をめくって綴じ込みになっている冒険の絵巻のような地図がとてもかわいいし、作者による素晴らしい関連の選書リストも良き!
読書の星読書の星
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ハシオキ龍之介

ハシオキ龍之介

昭和懐古録 # 374

#グラビティ昭和部


・昭和10年(1935年)

☆『この年の文・学』

3月 「日本浪曼派」創刊(画像)。プロレタリア
文学運動崩壊後、浪漫主義的機運に促され詩精
神の高揚と古典復興をうたって創刊。魚井一
郎、保田与重郎、神保光太郎、太宰治、伊東静
雄など多数の文学者を同人とする。十三年八月
まで刊行されたが、同人代表格である保田与重
郎の近代否定の思想は、戦時体制化の超国家主
義へと右傾化していき、十五、六年以降にはジ
ャーナリズムの寵児となり、一般に熱烈な崇拝
者をもつ。
7月17日 文芸懇話会では、午後六時永田町山の
茶屋に例会を開き松本学、安藤蒸、徳田秋声、
近松秋江、中村武羅夫、広津和郎、上司小剣、
豊島興志雄、宇野浩二の諸氏会合、協議を重ね
た結果、昭和九年度文芸作品中の優秀作品とし
て左記の二作品に昭和九年度文芸賞状と賞金
一千円を授与することになった。
一、横光利一 『紋章』(画像は初版本)その他
一、室生犀星『あにいもうと』(画像は初版本)
その他
*芥川賞・直木賞設立。
昭和九年の直木三十五の死を機に、文芸春秋社
社長の菊池寛(画像)が設定。故芥川竜之介を記念
した 。
芥川賞は新進・「見えない飛行機」無名作家の
発掘、故直木三十五を記念した直木 賞は大衆文
学の新人発掘を目的としており、この年の上半
期から半年ごとに選出(二十〜二十三年は中
止)。第一回の芥川賞受賞は石川達三の「蒼
氓』、直木賞は川口松太郎の「鶴八鶴次郎』
『風流深川唄』が受賞した。
11月26 日本ペンクラブ結成、発会式(会長=島
崎藤村)*画像は歴代会長)。
*文芸復興期 昭和六、七年以降のいわゆる“大家
復活”を示すものとしてまず島崎藤村の『夜明け
前』が書きつがれ、谷崎潤一郎『春琴抄』、徳
田秋声『仮装人物』、志賀直哉『暗夜行路』、
永井荷風『選東綺譜』など近代文学史上の“古
典”が七~十二年にかけて続々と発表されたこと
があげられる。昭和九年のプロレタリア文学運
動の崩壊を機に、既成作品の復活と時を同じく
して、新人の台頭もおこり、島木健作、高見順
らの転向文学者もふくめて、丹羽文雄、伊藤整
坂口安吾、尾崎一雄、尾崎士郎、林芙美子、石
川達三、石坂洋次郎、坪田讓治、太宰治、石川
淳、北条民雄、岡本かの子らが、昭和十年前後
に輩出、発表の場も、「文学界」、「日本浪漫
派」、「人民文庫」などをはじめとして、この
時期多くの雑誌が創刊され、昭和文学史上稀に
みる活況を呈したが、戦時下の弾圧、文化統制
で漸次消滅。
*高見順「故旧忘れ得べき」
(「日暦」)/徳田秋声「仮装人
物」(「経済往来」他)/吉川英治「宮本武蔵」(東京朝日)/島木健作「再建」(「社会評論」)/川端康成「雪国」(「文芸春秋」)/中野重治「村の家」(「経済往来」)/小林秀雄「私
小說論」(同)/外村繁「草筏」(「早稲田文学」他)/横光利一「純粋小説論」(「改造」)/小 林秀雄「ドストエフスキイの生活」(「文学界」)/高垣眸「快傑黒頭巾」(「少年倶楽部」)/山中峯太郎「見えない飛行機」
(「幼年倶楽部」)。
*伊東静雄『わがひとに与ふる哀歌』/「中野重
治詩集』/津村倍夫「愛する神の歌』/土屋
文明『山谷集』/和辻哲郎「風土』/戸坂潤「日本イデオロギー論』/務台理作『ヘーゲル研究』
/南洋一郎「海南冒険物語』。
*ベストセラー矢田挿雲『大閣記」/菊池寛「貞操
問答』/山本有三『心に太陽を持て』/林不忘「丹下左膳』。
*「歴程」(草野心平ら)\「世界文化」(新村
猛・中井正一・武谷三男・久野収ら)/
「社会評論」「新少年」「労働雑誌」「ホームライフ」(大阪毎日・大型グラフ雑誌)「日本評
論」創刊。
*『ムッソリーニ全集』(日本
評論社)/「中央公論」特集=
転落自由主義(長谷川如是閑、
中野正剛、清沢冽ら)。
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