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怪奇小説の需要ないしな ウー 助けてくれ
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踊る双生児

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星新一 N氏の遊園地(ショートショート)
遠藤周作 怪奇小説集
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魚介

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大穢1周目:探偵怪奇小説だ〜!! 探偵怪奇小説大好き〜!! 散りばめられたオマージュがこれから更なる事件が起こりお前を逃れられない謎と業の底へと引き摺り込むのだ!!という気分を盛り上げてとても楽しい 有明さんは楚々とした可愛いひとです
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大学生

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いっぱい本を読んで勉強したいなと思っているくせに、怪奇小説ばかり好んであまり参考にならない
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誤楽苑

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とはいえ怪奇小説としての質感にやたら磨きがかかっている所とかはモンスターシーズンのかなり好きな所 なんか普通にちゃんと怪奇ホラーとして読めるパートがちょいちょいある
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みね

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#GRAVITY自己紹介カード はじめまして!GRAVITY初心者ですが、仲良くなってくれたら、嬉しいです!趣味が合う人も探しています!よろしくお願いします✨
趣味タグ:映画鑑賞,マンガ,音楽,ゲーム,Youtubeを観る,猫,ペット,ボカロ,呪術廻戦,犬,J-pop,米津玄師,推理小説(ミステリー小説),SF小説(サイエンス・フィクション小説),ファンタジー小説(幻想小説),ホラー小説(怪奇小説、怪談小説):
自己紹介:
星座:魚座
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しかちゃん

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今更だけど自己紹介してみよう

怪奇小説とミステリ小説が好きです
志磨遼平さんと松永天馬さんを
敬愛しています
寝る時のお供は
クラウス・ノミの音楽です
女の子とお話するの大好きだけど
人見知りで自分からはいけない
そんな2児ママです
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だし

だし

泊まりで作業会やってるんだけど、他の面子が絵描きとか手芸だからか知らないけど大音量で音楽とか配信流されて困っている
違う部屋に逃げてノイキャンつけても貫通してくるのでどうしようもない
あのな、こっちは小説書いてるんよ。言葉扱ってるんよ。そこにノイズ入れられると言葉消えるんよ
でも皆楽しそうだから言えない…アレルギーとかいろいろ配慮して貰ってるからこれ以上我儘言えない…うああああ
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ぶ〜

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大杉さんの小説メリハリがあって盛り上がるとこはキタキタキター!!と気持ち良く盛り上がり、全体通してストレスなく楽しく読めるところがすごい……とよく思っていたから、どういうこと意識しながら書かれてるかのお話聞けて嬉しい
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さびネコ

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授業で小説書くことなってんけど何がいいかな
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フェンリル5150

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『Oneday in Autumn 完』



その後のことはあんまり覚えてない。

気がつくと、久美子に貰った住所を頼りに、千秋の家まで全力疾走してた。

なかなか出逢わなかったのは、入退院を繰り返してたからだ。

クリスマスが毎年来ないだなんて、千秋には明日も不確かだったからだ。

一気に符合する彼女のピース。

俺はバカだ。本物の大バカだ。
くそったれ。

家に着くと
優しそうなお父さんが出迎えてくれた。
お母さんは一緒にアメリカに渡ってるらしい。

僕の名前を告げると、涙を滲ませて、奥から何冊かのぼろぼろのノートを出して来た。

「もしも君に会えるなら、渡そうと思ってたんだ。これは千秋の日記だよ。5年前。あの子が病院で王子様に出逢った時から書き始めた、王子様への想いを綴った日記だよ。君にはとても重いものだろうし、申し訳ないとは思うんだけど、帰って来れるか分からない娘のためにも、それを読んでやって欲しいんだ。あの子の王子様、君への想いがどれほどのものかを、覚えていてやって欲しい。どうかお願いします」

僕は黙ってうなずき、ノートを開いた。


***


涙が止まらなかった。

高1の秋。
僕は確かに千秋に逢っている。

大事故に遇って、大手術からの奇跡の生還。
しかし、楽しいはずの高校生活を送るはずだった彼女に与えられたものは、いつ爆発するかも分からない爆弾だった。

体力的にも精神的にも限界だった頃に、ふと、見舞いで病院を訪れていた僕に出逢って、病院の庭に咲いていた金木犀の花を手渡され、がんばろうって励まされた。

僕が、同じ高校の同級生と知った彼女は、辛いリハビリにも耐え、退院後も何度も何度も挫けそうになる自分を、僕が渡した金木犀で作ったポプリを身にまとって、奮い起たせながら頑張って来た。

いつか、僕と並んで歩く日を夢見ながら。

大学で初めて出逢った時、僕が見覚えがあるって言ったことが、どれほど嬉しかったか。

どんな無茶を言っても、どんなわがままを言っても、優しく受けとめてくれたこと。

そして、生命を脅かされ、ずっと苦しんで来たこの血腫に立ち向かおうと決められたって。

来年も再来年も、ずっとずっと僕と一緒に笑っていたいって。

僕が、笑ってない千秋は嫌だから、元気に直してまた逢おうぜって、背中を押してくれたって。

くそったれ。
僕はどんだけバカなんだ。
君は、どんだけ身勝手なんだよ。

君が。

君が居ない世界なんて、もう考えられなくなってるんだよ。

神様。
どうか、彼女を
僕の千秋を無事に帰して下さい。

千秋の笑顔が見たいんだよ!

神様!


***


10月。
あれから一年。
お父さんからはわりと細やかに連絡を貰ってた。

手術は成功。
生命に危険はもうないらしい。

千秋は、爆弾に勝ったんだ。

術後の処置やらリハビリやらで、ずっとアメリカに居たんだけど、つい先日、帰国して、かかりつけの大学病院に転院してる。

結論を言うと、彼女の記憶はない。
家族すら忘れているほど
見事に記憶が抜け落ちているらしい。

でも、僕は待つんだ。
あの日、千秋が言った言葉を信じてる。

「また逢おうね。行ってきます」

だから今日も
僕はここで座って、帰りを待ってる。

世界中にひとりくらい
こんな王子様、居てもいいだろ?

僕のお姫様が
目覚める日を夢見ながらね。

ほら。

金木犀のにおいが。




#GRAVITY創作部
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さんか

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資料を読むだけ(とは言わないが)の研修だと、視覚野が暇でスマホをいじってしまいませんか。小説を読むのはさすがにちょっと難しいけど漫画読んじゃったえへ。かといって自分で資料を読み込むタイプでもないので、研修に参加する意味はあるのであった……。
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『Oneday in Autumn3』


もう9月。

今まで
早ければ一週間。
遅くても一ヶ月は空いたことはなかった。

いつも突然に
金木犀の香りを連れて、彼女はやって来ていた。

あれからもう三ヶ月。
彼女は一向に姿を見せない。

さすがに心配になった僕は、初めて彼女を探してみることにした。

かといって、手がかりはない。
どこの学部なのかも分からない。
誰か友達が居たのかも知らない。
仕方なく
大学の事務局で尋ねると、学部は同じ理学部。
コースは違うけれど、だいたい僕と同じ講義を取っていた。

自宅や連絡先を聞いてみたが、やはりプライベートな部分はお答え出来ませんと断られた。
それならと、同じコースのやつを片っ端から聞いて回ってみると、僕と同じ高校出身の女の子、須藤久美子が知っていた。

「何言ってんのよ?千秋でしょ?
私たちと同じ高校出身の板野千秋。知ってるに決まってるじゃないの」

「……へっ?」

「…呆れた。同級生の顔も名前も知らないなんて、さすが人間嫌い海くんね。まぁあの子の場合、仕方ないのかもしれないけど…」

「…どういう意味?」

ふぅっと大きくため息をついて、久美子はすごい事実を語り始めた。

「あのね。千秋は高1の春に酷い交通事故に遇って、三ヶ月入院してたの。信号無視のトラックにひかれてね。奇跡的に一命はとりとめたんだけど、脳に大きな爆弾を抱えちゃったの。血腫。いつ裂けるか分からない血の塊が、よりによって手術出来ないような脳の神経の中に出来ちゃってるの。それは年々少しずつ膨らんで、いつかは生命も危険になるんだって。それがいつになるか分かんない。ただ、すごく難しい手術だけど、同じような患者を何人も救った医者が、アメリカに居るんだって。だから今、千秋は休学してアメリカに渡ってるよ」

「………………」

あまりにも想定外の事実に、言葉も出なかった。

「……海くん最近、千秋と仲良かったもんね。聞いてなかったの?手術決めたの、突然だったんだよ?私たちもびっくりしたもん」

「……いつの話だ?」

「……んー。6月くらいだったかなー。ここに入学してからも、ずーっと入退院繰り返してて、血腫の状態がまた悪くなったとかで、手術するかどうか迷ってるって言ってたんだよ。それが突然、手術することに決めたからって。そうそう!やっぱし6月だわ」

「……連絡先と自宅、教えてくれる?」

「…いいけど…あの子があなたに言ってないのなら、逢わないであげたほうがいいんじゃない? だって……もし手術が成功したとしても、確実に後遺症は残るそうだから…」

「…後遺症?」

久美子は一度深呼吸をして、僕に向き直って言った。

「記憶障害。無くしちゃうんだって。記憶を。」


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小説書いていると承認欲求の化け物になりそうになる
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