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Dahon K1の14インチタイヤにも使えるパナレーサーの小型空気入れ、気圧計が付いているモデルがあると知らずに気圧計無し最小モデル(3,000円)と気圧計(3,300円)を個別に買うというバカな真似をしてしまった上にAmazonで合計2,000円近く安く買えたと知り大後悔

でも肝心の商品は取り付け&取り外しこそ評判通り硬すぎて大苦戦したけど、最小モデルなのでコンパクト&軽量で場所を取らないし、スムーズにピストン出来る上に超小径タイヤだから100~200プッシュ程度ですぐパンパンに空気入るし、Dahonユーザーと相性は抜群かも
大人気商品らしい使い心地でいいね

#自転車 #サイクリング
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#花彩命の庭 #初投稿 #タスク

『花彩命の庭』—静寂篇:色を失った日から始まる物語—

朝の光が差し込んだとき、庭はまだ眠りの中にあった。
いつもなら風に揺れるはずの花々は、どこか息を潜めているようだった。
色づきの気配がない。香りの息遣いもない。
まるで世界が繊細な硝子になったように、ひび割れる寸前の静寂がただ広がっていた。

そんな静けさの中、
あなたはふと気づく。

──庭の中心にあるはずの「彩命樹(さいめいじゅ)」が、光を失っている。

その木はこの庭の心臓であり、花々と人の記憶とをつなぐ唯一の架け橋だった。
あなたが何気なく触れた枝は、驚くほど冷たかった。
その冷たさは、まるで過ぎ去った日々の後悔のように手のひらへ染みてくる。

「戻らないものばかりを抱えすぎている──」

そんな言葉が、誰に向けたわけでもなく胸の奥から零れた。



庭の左手、
いつもより深い影を落としている小径を進むと、
古びた石のベンチの上で、小さな光の鳥があなたを待っていた。

その姿は、昔この庭に訪れた“ある人”が残した想いの欠片だった。

鳥は声にならない声で語り掛ける。

「ここは、あなたが忘れたものが花の姿で眠る庭。
 けれど、長い間あなたが振り返らなかったせいで、
 花たちは目覚め方を忘れてしまった。」

あなたの胸に、言いようのない鈍い痛みが広がる。
誰かを置き去りにした記憶。
自分自身を置き去りにした年月。
そのどれもが、この庭に“色”として刻まれていたという事実。

だが鳥は続けた。

「まだ間に合うよ。
 彩命樹が光を取り戻せば、この庭も、あなたの時間も、再び流れ始める。」



庭の奥へ進むと、
枯れかけた花弁たちが道を敷くように静かに横たわっていた。

その中央に、あなたがかつて大切にしていた“ある思い出”の影が見える。
それは、言葉にならなかった愛情や、届けられなかった感謝、
そして胸の奥でずっとくすぶっていた後悔が混ざり合った形をしていた。

触れようとすると、影はかすかに揺れ、
まるであなたを責めているかのように見えた。

「違うんだ……忘れたかったわけじゃない。」

言葉を落とした瞬間、
庭のどこかで、小さくチリと光が弾けた。

その光は、長い時を経てやっと“あなたが向き合った事実”に反応したものだった。

ほんの一瞬の勇気が、庭の片隅に色を戻す。
その色は弱く儚いが、確かに存在していた。



あなたは彩命樹のもとへ戻り、胸の奥にしまっていた記憶をそっとひとつ差し出す。
それは痛みでも、失敗でも、後悔でもなく──
「まだ終わりにしない」という静かな決意だった。

その瞬間、
樹の幹から淡い光がゆっくりと生まれはじめる。

光は枝へ、葉へ、花へ、
そして庭全体へと広がっていった。

眠り続けていた花々が、初めて息を吸い込むように震え、
色を取り戻していく。

まるで庭そのものが、あなたの再生を祝福しているかのようだった。

小さな鳥が肩に降り立ち、
柔らかな声で告げる。

「この庭は、あなたが歩いた時間そのもの。
 色が戻るたびに、あなた自身も取り戻されていく。
 過去は消えないけれど、未来を曇らせる必要はないよ。」

あなたはゆっくりと庭を見渡す。
先ほどまで影だった場所に、うっすらと光が差し込んでいる。
それはまだ弱いけれど──確かに希望の色だった。

どこか遠くで風が鳴る。
花々がざわめき、あなたの歩みを促す。

そして、
彩命樹は再び静かに輝きはじめた。

庭に色が戻ったということは、
あなたの人生にもまた、新しい色が増えたということだった。

物語はまだ続く。
花彩命の庭は、これからもあなたとともに呼吸しながら、
新しい季節を迎えていく。
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#花彩命の庭 #初投稿 #タスク

花彩命の庭 ― 夕凪の帰り路

山あいの村は、夕暮れの匂いを濃く吸い込みながら静かに沈んでいた。
川べりに立つ木々が風にゆれ、葉の影が畳のような模様を地面に広げている。

遙(はるか)は、久しぶりに故郷へ帰ってきた。
都会での暮らしに疲れ、仕事も人間関係も限界に近かった。
誰にも言えず、ひとりで夜行列車に飛び乗ったのだ。

村の空気を吸った瞬間、胸の奥の固くなっていた部分がやわらかくほどけるような気がした。
子どもの頃、祖母に連れられて歩いた山道。
夕暮れのざわめき。
虫の声。
どれも失われずそこにあった。

だが、ひとつだけ違うものがあった。

村の外れの神社。
その裏手に、見覚えのない細い小径が伸びていた。

遙は足を止めた。
昔、確かにここには何もなかったはずだ。
だが風に揺れた草の隙間から、吸い寄せられるように淡い光が漏れている。

気づけば足が動いていた。

小径を進むと、空気の色が変わる。
風も音も、自分の呼吸までどこか遠くなる。
視界がふいにひらけ──
そこに庭が広がっていた。

まるで古い掛け軸の向こう側に迷い込んだような庭だった。
色鮮やかな花が咲いているのに、
光は柔らかく抑えられ、どの花も静かに、静かに呼吸している。
花びらは時折色を変え、淡い揺らぎとなって空気を染めていた。

遙は思わず息を飲む。

「……ここは……?」

「“花彩命の庭”。
 ようこそ」

声がした。
振り返ると、白髪の女性が立っていた。
穏やかな笑みを浮かべた、どこか懐かしい人物。

「あなたは……?」

「此の庭の守り人ですよ」

守り人──その言葉を聞いた瞬間、遙の胸がざわりと揺れた。
初めて会う相手なのに、どこか心が覚えている感じがする。

女性は遙を庭の奥へと案内した。
歩くたび、花の色が変わる。
青から桃へ、桃から白へ、白から薄金へ。
だがどの色も、やさしい滲みのように溶けてはまた咲いた。

「遙さん。
 あなたは“失くしたもの”があるでしょう?」

不意に言われ、遙は足を止めた。

言い返す前に、庭の中心にある一本の木が視界に入った。
その木には、見たことのある花がひっそり咲いている。

小さな頃、祖母が大切に育てていた花と同じだった。
四季の移ろいとともに色を変え、
風にそよげば鈴のような音を立てる、不思議な花。

遙はふらりと近づいた。

花の前に立った瞬間、胸の奥にしまい込んだ記憶がゆっくりと浮かび上がる。
──祖母の笑顔。
──縁側で膝枕をしてくれた手の温度。
──いつも言いそびれた「ありがとう」。
──病室の白い天井。
──伝えられなかった「ごめんね」。

遙は唇を噛み、視線を落とした。

「……ずっと忙しいふりをしてた。
 会いに行くのが怖かった。
 最後まで、ちゃんと向き合えなかった……」

守り人の女性はそっと遙の肩に手を置いた。

「この花は、あなたが置いていった“悔い”の形です。
 ここで咲くのは、想いの一片だけ。
 苦しみや悲しみを責めるためじゃありません。
 あなたに……戻る力を渡すために咲くのです」

花が風に揺れ、鈴のような音を響かせた。
その音は、遙の胸の奥の奥に触れ、柔らかくほぐしていく。

涙がこぼれた。

「……祖母に、もう一度……会いたい……」

「会えますよ」

守り人はそう言い、庭の奥にある小さな祠を指した。
祠の扉が静かに開き、中から柔らかな光が溢れてくる。

その光の中に──
祖母の影が見えた。

遙は息を呑み、思わず一歩踏み出した。
次の瞬間、光がそっと包み込み、祖母の声が聞こえた。

「遙。
 そんなに泣かんでええよ。
 よう戻ってきてくれたね」

懐かしい声は、過去のすべてを溶かすほど優しかった。
遙は泣き笑いをしながら、祠へ手を伸ばした。
しかし光は穏やかに押し返す。

「もう戻り。
 遙は遙の道を歩くんやで。
 うちはここで見とるから」

祖母の声は遠ざかり、光はゆっくりと閉じていった。

祠の扉が閉まったとき、
遙の胸の痛みは泣き疲れた子どものように静かになっていた。

守り人は微笑んだ。

「あなたは、もう大丈夫。
 悔いは過去に置いていける。
 これからは、あなたの歩みだけを見ればいい」

庭に風が吹き、花が一斉に揺れた。
色が淡い光になり、遙を包んでいく。

次に目を開いたとき、
遙は神社の裏手に立っていた。
夕暮れの風が頬を撫でる。

手のひらには、小さな花弁が一枚。
色は、祖母が愛したあの花と同じだった。

遙は深呼吸をし、ゆっくりと笑った。

「……帰ろう。
 ちゃんと、生きよう」

遠くで風が鈴の音を運んだ。
まるで祖母がそっと背中を押してくれたように。

遙はその音に導かれ、村の道を歩き出した。
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#花彩命の庭 #初投稿 #タスク

庭の中心で倒れ込んだエイルの体からは、ゆっくりと薄い光が広がっていた。
マヤはその光が何を意味するのか直感で理解できず、ただ目の前で起きる不可思議を受け入れるしかなかった。だが、次の瞬間、光の中から花弁のような粒子がふわりと舞い上がり、それらがエイルの身体を守るように旋回し始めた。

エイルの呼吸は浅く、胸がわずかに上下しているだけ。それでも、光に包まれている姿は、不思議なほど安らかに見えた。マヤは震える手で彼の肩に触れる。温かさはまだ残っている。それに安堵しながらも、胸の奥で何かがざわつき続けていた。

そのとき——。

庭の奥でかすかな音が揺れた。
風の気配ではない。誰かが、歩いている。
マヤはゆっくりと顔を上げ、薄暗い小径を凝視した。

そこに立っていたのは、背の高い女性だった。
衣の端には花びらが縫い込まれ、髪は庭の光を映すようにきらめいている。
その瞳は深い湖の底のように静かでありながら、底知れぬ力を宿していた。

「……あなたが、エイルをここへ導いたのですか?」

問いかけたマヤの声は震えていた。
女性は微笑み、ゆっくりと歩み寄ると、エイルの傍らに片膝をついた。

「彼自身が、この庭に選ばれたのです。私はただ、その選択を見守っただけ。」

「選ばれた……?」

女性はマヤを見つめ、わずかに首を傾げる。

「花彩命の庭は、心に迷いと傷を抱える者の前にしか現れません。そして、庭は訪れた者に“本当に必要なもの”を与えます。けれど代償もあります。得たものの重さに、耐えられるかどうか……」

マヤは思わずエイルの手を握りしめた。

「代償? エイルはどうなるんですか?」

女性は答えず、エイルの胸に手をかざした。
光が脈打つように揺れ、空気がわずかに震えた。
その振動の中で、マヤの耳に“声ではない声”が聞こえた。

——この庭の力を受けた者は、過去の傷を清め、未来の道を選び直すことができる。
——だが、その変化は魂にとって激しい痛みとなる。

マヤは眉を寄せ、必死に女性を見つめた。

「彼を助けられるんですよね?」

「助けるのではありません。彼は“変化”の途中にいます。それは痛みを伴いますが、彼は必ず目を覚まします。ただ……」

「ただ?」

女性は穏やかに笑った。
その表情は優しいのに、なぜか胸が締めつけられる。

「目覚めたとき、彼はあなたにとって“同じエイル”ではないかもしれません。」

マヤの心臓が跳ねた。

「やめて……そんなこと言わないで。」

「恐れなくていいのですよ。変化とは、失うことではありません。選び直すことです。それは、あなたにも訪れます。」

女性がマヤの胸元にそっと手を伸ばした瞬間、
マヤの視界に強烈な光が差し込んだ。

そこには、幼い頃のマヤがいた。
泣きはらした目で、母の残した庭を必死に守ろうとする小さな自分。
雨の日も風の日も、枯れた花を抱えながら、
「絶対に失いたくない」と願い続けていた。

——失うのが怖くて、誰にも近づけなかった。
——だから心を閉ざし、頼ることすらできなかった。

光景は一瞬で消え、マヤは息を呑んだ。

「……これは……私?」

女性は静かにうなずいた。

「あなたの心の庭。ずっと、ひとりで守ってきた場所です。」

マヤは言葉を失った。
自分の胸の奥に、こんなにも脆く、こんなにも孤独な庭があったのだと初めて知った。

「あなたは強かった。けれど、強さだけでは守れないものがあります。
そして、そのことを教えるために……エイルはここへ来たのでしょう。」

マヤはエイルを見下ろした。
彼の表情は、以前よりずっと柔らかい。
緊張の糸がほどけた子どものようだった。

——もし彼が変わってしまうのなら。
——私も変わらなければいけないのかもしれない。

胸の奥に、静かだが確かな熱が灯った。

そのとき、エイルの指がわずかに動いた。
マヤは息をのみ、彼の手を包む。

「エイル……聞こえる? 私はここにいるよ。」

光がゆっくりと収束し、庭を包む空気が暖かくなる。
花々が揺れ、祝福するようにふわりと香りを放った。

庭の女性は微笑み、囁いた。

「彼はもうすぐ戻ってきます。
そして——あなたが彼の手を握っている限り、迷うことはありません。」

マヤは頷き、エイルの手をさらに強く握った。
指先から伝わる鼓動は確かで、ゆるやかに力を取り戻しつつあった。

そして——。

エイルの瞼が、ゆっくりと震えた。
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#花彩命の庭 #初投稿 #タスク

独り暮らしの老人セイロは、妻を亡くしてから庭に出ることさえやめていた。
花を見ると寂しさが増すからだ。
だが春のある朝、裏庭に見覚えのない小径が現れていた。
導かれるように進むと、そこには見事な花彩命の庭が広がっていた。

花に手を伸ばすと、突然、若い頃の記憶が鮮明に蘇った。
初めて妻に会った日の桜色。
結婚式で見た純白のドレス。
夫婦で旅した海辺の深い蒼。
花に触れるたび、色と共に思い出が流れ込んでくる。

庭の中央で、ひときわ美しい花が光を放った。
それは妻がいつも好んで育てていた黄色い小花だった。
彼が花を抱きしめると、まるで妻がそっと寄り添ったかのように
温かな記憶が腕の中に溢れた。

夕暮れになり庭を後にするとき、老人の表情は穏やかだった。
“思い出は、消えていなかった”──そう実感できたからだ。
それから彼は毎朝その庭を訪れ、
花々に語りかけるように、再びゆっくりと生き始めた。
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光の小径⋆。˚✩

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