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忘年会に占い師の方がいてやってもらう機会も稀なのでタロットで見てもらった。メモ。

1枚目
総合的なメッセージ：心の声が答えを知っている
この2枚の組み合わせから読み解けるストーリーは、**「現実的な不安（ペンタクル10逆）に対して、解決の鍵は論理ではなく直感（カップのクイーン）にある」**ということです。
頭では「お金をどうしよう」「将来の安定をどうしよう」「家族/組織の問題をどうしよう」と、現実的な形を整えることに焦りを感じているかもしれません。しかし、心の奥底では「もっと心に正直になればいい」「愛や優しさを優先すれば、自然と整っていく」と分かっているようです。
アドバイス:
今は、無理に現実的な条件（損得や世間体、安定）だけで物事を決めようとせず、**「あなたの心が穏やかでいられるかどうか」**を判断基準にしてみてください。潜在意識にある「カップのクイーン」の直感力は非常に正確です。その感覚に従うことで、逆位置になっている現実の不安定さ（ペンタクルの10）も、結果的に一番良い形で収まる方向へ向かうはずです。
このリーディングは、恋愛、仕事、人間関係など、占いたいテーマによってより具体的な解釈が可能です。

2枚目
1. 過去：必死に守り抜いた「聖域」
• 顕在意識（下）：ソードの3（傷心）
• これは間違いなく、5年前の奥様との別れと、その時の張り裂けるような痛みを表しています。
• 潜在意識（上）：ワンドの4（平和・安息の地）
• ここが凄いです。あなたは傷つきながらも、お子さんのために必死で「安心できる家庭」を作ろうとしましたよね。潜在意識にあるこのカードは、あなたがどんなに辛くても、**お子さんにとっては「パパがいる場所が平和な場所だった」**という事実を表しています。あなたは無意識レベルで、見事に「家族の平和」を守り抜いたのです。
2. 現在：もう「一人で戦わなくていい」という合図
• 潜在意識（上）：ソードの9（夜ごとの不安）
• 「どうにかしなきゃ」という強迫観念、プレッシャー、孤独な責任感。5年間、夜も眠れないほどの不安を抱えてこられた心の叫びそのものです。
• 顕在意識（下）：ワンドの7 逆位置（戦意喪失・防御を解く）
• これは「負け」ではありません。**「もう一人で背負って戦うモード（サバイバルモード）は限界だし、その必要もなくなった」**というサインです。
• 新しいパートナーやお子さんができて、状況は変わりました。もう、あなた一人が全ての矢面に立って、歯を食いしばって防御し続ける必要はないのです。体が「もう戦いの装備を解こう」と言っています。
3. 未来：新しい幸せを受け入れる「許可」
• 顕在意識（下）：悪魔（執着・束縛）
• この文脈での悪魔は、**「過去の悲しみへの罪悪感」や「自分だけが幸せになっていいのかという恐れ」**かもしれません。「亡くなった妻に悪いのではないか」「苦労していないと罰が当たるのではないか」という、自分を縛る鎖です。
• 潜在意識（上）：ペンタクルのクイーン（豊かさ・育成・生活）
• これがあなたの**「あるべき姿」です。クイーンですが性別は関係ありません。これは「愛する人たちを、ただそこにいるだけで安心させる存在」**です。
• これまでは「戦士」として家族を守ってきましたが、これからのあなたは「豊かな大地」のように、新しい家族（パートナーやお子さんたち）をどっしりと受け止め、育む存在になります。
あなたへの答え
「不安から立ち直っていいのか？自分のままでいいのか？」
答えは「YES」です。それこそが、新しい家族にとっても最善の道です。
5年間、あなたは本当によく戦い抜きました。
未来のカード（ペンタクルのクイーン）は、**「もう頑張らなくていい。ただ、美味しいご飯を食べて、子供たちと笑って、パートナーの手の温かさを感じて、今の生活を味わいなさい」**と言っています。
頭（顕在意識）にある「悪魔（罪悪感や、ちゃんとしなきゃという呪縛）」が顔を出した時は、**「それは過去の幻影だ」**と気づいてください。あなたの魂（潜在意識）はすでに、新しい家族との温かい生活を楽しむ準備が完了しています。
どうか、ご自身の幸せを許してあげてください。あなたがリラックスして笑っていることこそが、天国の奥様も含め、家族全員の願いであるはずです。

3枚目、
テーマ：過去の苦難からの再生、そして新しい家族と繁栄の物語
1. 全体的なメッセージ
「戦いは終わりました。鎧を脱いで、勝利と幸福を受け取ってください」
5年前の奥様との死別、2年前のレイオフという「どん底（ソードの10）」を経て、あなたは今、社会的にも経済的にも「勝利（ワンドの6）」の場所に立っています。
現在感じている不安の正体は、現実の危機ではなく、長年の戦いで染み付いた「まだ警戒しなければ」という心の癖（ソードの9）です。
これからは「守るために戦う」のではなく、「築いた城（家庭）で愛を育む」フェーズに入ります。
2. パートナーシップと新居について
現状：関係性はすでに「完成（世界）」されており、深い絆で結ばれています。
課題：あなたの理想や計画（カップの7）が巨大すぎて、彼女が「自分の意志がないまま流されている」と感じ、混乱しています。
解決策：「静観・休戦（ソードの4）」
• 具体的なアクション:
• 「待つ」ことが最大の解決策です。住民票の移動や入籍など、「法的な契約」を今は求めないでください。
• 彼女の「対等でありたい」というプライドを尊重し、「いつでも逃げられる自由」を残してあげることで、逆に彼女は安心してあなたの元に留まります。
• 件の家は購入して大丈夫ですが、「僕の家」ではなく、時間をかけて「二人の家」にしていくスタンスを持ってください。
3. 仕事・キャリアについて
現状：今年の「成果が出ない」という悩みは、種まきの期間だっただけです。過去のやり方（カップの6逆）を捨て、新しい環境に適応するプロセスは完了しました。
未来：「拡大と繁栄（ワンドの3・カップの9）」
• 見通し:
• 沖に出した船（ビジネス）が、成果を積んで戻ってきます。これからは努力が「利益」として回収される時期です。
• 解決策は**「自信を持つこと」**。「どうしよう」と迷うのではなく、「私は価値あるものを提供している」と堂々と構えてください（カップの9）。その余裕がさらなる運と人を引き寄せます。
4. お金・経済面について
過去：破滅的な状況（ソードの10）で底を打ちました。これ以上悪くなることはありません。
現在：「勝利の凱旋（ワンドの6）」
未来：「幸福な富（カップのナイト）」
• 見通し:
• ローンの審査に通ったこと、生活を維持できていること自体が、社会的な「勝利」の証です。
• これからは、戦って奪い取るお金ではなく、家族の幸せや夢のために使う「愛のあるお金」がスムーズに循環します。
5. 子育て（7歳と1歳のお子様へ）
方針：「立派な父親（稼ぐ家長）」であろうとする必要はありません。
解決策：ペンタクルの8（日々の積み重ね）
• 具体的なアクション:
• 過去の「母親の代わりにならなきゃ（女帝・逆）」というプレッシャーや、「お金や家で責任を果たそうとする（ペンタクル王・逆）」姿勢は手放してください。
• お子さんたちは、不器用でも毎日コツコツと向き合ってくれる「今のままのパパ」を信頼しています。
• 威厳はいりません。同じ目線で笑い合うだけで、子育ては大成功します。
6. あなた自身へのアドバイス
顕在意識（頭）：「悪魔（執着・不安）」や「ワンドの7逆（無力感）」に苛まれることがあります。
潜在意識（魂）： **「ペンタクルのクイーン（豊かさを育む力）」と「カップのクイーン（愛と直感）」**が備わっています。
あなたは、ご自身が思っている以上に、現実を生き抜く力と、人を癒やす愛を持っています。
件の新しい家は、あなたとご家族が「過去の傷」を癒やし、新しい思い出を紡いでいくための「聖域」となるでしょう。
自信を持ってください。

ハーフマラソン失敗レポ -3%の壁を超えて-

知ってますか？3時間制限のハーフマラソンって完走率97%らしいです。私は97%の壁を超え、距離としては完走するもタイムは3時間オーバーでした。3%の人にしか見えない景色をお見せします。

きっかけ
今年なんも挑戦してないな！と思った。ちょっと無茶かなくらいの挑戦をして、何歳はあれやったなーと思い出したい。あといい加減に痩せたい。太っていると恋人はできない。
友人2名と共に参加。1人は普段から運動しており、完走余裕といった雰囲気。もう1人は運動は出社するくらい。ちなみに私はフルリモートで完全に出不精なので体力逆エリートです。

練習
2ヶ月ほど練習期間があった。長距離走ったことないので何が問題になるのかよくわかってなかったが、まぁ12kmくらい走れば本番行けるっしょ〜くらいの気持ちでトレーニング。
無計画が祟り、練習1ヶ月目で膝を故障し、ほぼ走れない状態になってしまった。その時点での最高記録は7km。不安しかなかった。体重は4kgほど落としたが焼け石に水。みっともないが道具に頼るしかない！とランニングシューズと膝サポーターを購入。合計25000円。生き恥

本番当日
0km-5km 地点
会話が余裕で出来るくらいの程よいペースを保って走れていた。ここは練習でできていたので心配せず走れた

5km -7km地点
急に足が重くなる。ペースもちょっと落ちて会話が厳しくなった。徐々に周囲に人っけがなくなってくる。

7km 地点
練習での最大距離を突破。膝の痛みは練習ほどはなく、もしかしたら時間内完走行けるのでは？と思ったほど。ただし息は上がっておりこの辺から歩き始める。
友人2が同じペースくらいで走っていた女の子に話しかけて楽しそうにしていた。私は余裕がなく、よく喋りながら走れますね！と皮肉めいたことを声大きめで喚いた。恋人ができない理由が詰まっている

8-10 km地点
まだ走れている。友人2は女の子と共に先に行ってしまった。ペースメーカーを失った私は、目の前にいるご高齢の方にペースを合わせるぞ！と意気込むも、あっさり置いていかれるを4,5回繰り替えす。前方の方々と比べればまだまだ自分は若いのにとみっともなさを感じると同時に、なんだか人生に希望が湧いてくる。今からでも鍛えればこのくらいの体力になれるのだ。などと考えながら足を動かす。まだ走れている。
この辺りで友人1は脱落。よく頑張った。最後の方完全に足引き摺ってたのでかっこよかったよ。

10km-12km地点
ずっと平坦だったコースが牙を向く。川沿いによくある、橋などの下をくぐれないため一旦上に上がり、また下がるようなコースは、気力、体力、関節の限界を迎えつつある身体にトドメを刺した。
あと練習の7km地点では気付かなかったが靴擦れがやばい。針地獄？

12km-15km地点
歩いているんだか走っているんだかよくわからないくらいのペースで足を動かす。折り返しのあるコースだったので、隣のレーンはたくさんの人で賑わっていたが、こちらのレーンにはもう本当に人がいない。自分が最後尾なんじゃないかと思うほどにいない。隣のレーンから「お兄さんー帰りましょうー！」とリタイアして戻る最中の女の子の声がした。帰りたいよ。

15km地点
この辺りで、関節より先に筋肉が限界を迎え、走ろうとすると左端のふくらはぎ攣りかけるようになった。もはや、4歩走ればビクンビクン状態になったので、早歩き切り替える。この時点で残り45分。

16km地点
歩いていても左足を攣りそうになるし、右足の太ももには針が刺さったような痛みが走る。あと何故か背中が痛かった。背中に手を当てながら歩くと痛みが緩和されるのでなんとか歩く。ご老人があの姿勢取る理由がよくわかった。

17km地点
走れなくなったことによって河川敷の風が身体を冷やす。体力を少しでも回復させるために、立ち止まって給水エリアのポカリを3杯くらい飲む。生き恥2

18km地点
だんだんスタッフの方から声をかけられるようになる。「あとちょっとだよ！がんばって！」「若いんだからいけるいける！」嬉しかった。だが4歩走るとビクンビクンしてしまうので歩きを貫く。生き恥3

19km地点
もう給水所も閉じている。おそらく、大会の制限時間は多分このあたりで過ぎてしまった。スタッフさんからの激励も「頑張れー！」「あともうちょっと！」から「気を付けてお帰りください！」に変わった。私はもうマラソン大会参加者ではない。ただ、ゼッケンをつけて土手を歩いている中年男性だった。

20km地点
もはや、周囲にゼッケンをつけている人間はいない。普通に車や自転車が行き交っており、マラソン大会はもう終わっている。しかし、「完走したい」というプライドのためだけに、少し早歩きに　で足を動かしていた。河川敷のトランペットの音が、足を、押してくれる気がした。元スタッフのみなさんも最後は応援してくれた。あと1000mくらいだよ！あと600！あと400！涙が出そうになった。いつ起爆するかわからない左足のふくらはぎを、優しく気遣いながら、慎重に足を運んだ。

21km地点
後半5キロ歩いていたがなんとか到達。当然ゴールは撤収されており、カメラマンさんなどもおらず、屋台もない。閉会式のアナウンスが遠くからうっすらと聞こえる。なんとも寂しかったが、友達が荷物を回収して待ってくれていた。おかげで、制限時間には全く間に合っていないが、やり切った感じはあった。ありがとう、友達。ありがとう、河川敷。ありがとうマラソン大会。

総括
何かと諦めがちなのが自分の嫌なところの一つだったので、制限時間に間に合わなくても完走できた自分が誇らしい。一方で、大会としては失敗だ。長距離は体力はもちろんだが、関節、筋肉、気力のバランスを保ち続けなきゃいけないスポーツだとみを持って理解した。来年もリベンジして、今度こそ正真正銘、完走を目指したいなと言う気持ちがある。気持ちは、、、ある、、、。

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