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ハシオキ龍之介

ハシオキ龍之介

デヴィッド・ストーン・マーティン画廊 # 20


#レコードジャケット #JAZZレコード


☆『レスター・ヤング』

村上春樹のコレクションの中からのデビッド・ストーン・マーティンが手掛けたジャケット作品にフォーカスした本を紹介している。
 レスター・ヤング……私が狂ったようにJAZZのオリヂナル盤を買うキッカケがレスターヤングのクレフ盤♫ There Will Never Be Another You を今はもうない新宿西口の老舗中古レコ屋『コレクターズ』で何かいい"出モノ"はないか?とふと立ち寄ったとある日の午後のこと、好みのトラッド系の音盤が余りなく少々気が滅入ってきたそのタイミングで、それは店のJBLのスピーカーから流れてきた時、私はLPの復刻盤の音だろうと思って聴き入っていた。が、Technicsのレコードプレーヤーを不意に見ると明らかに10インチのオリヂナル原盤で掛けているのが分かった。すかさず店番をしていたOさんにこのレコードを見せてください、とお願いして、手に取らせて貰った。それまでレスター・ヤングのレの字も知らなかった私には、この音盤でレスターの枯山水のような音を聴けた事が幸いした。恐らく、ツルピカのノイズ・リダクションを効かせた復刻盤でこれを聴いていたなら間違いなく、このVersionをスルーしていた事であろう。
その時、店主のO.K.さんがレスターのことをいろいろ教示してくれたのだが、申し訳ないことに殆ど頭には入って来なかった。それくらいレスターのこのクレフ盤の衝撃が凄すぎたのだ。
1952年当時のマーキュリー、クレフ盤の素材はシェラック末期の最高品質であり、SP盤の専用針で掛ければLP盤と遜色ない音で聴けることもその後解った。ノーマン・グランツのそうした盤の素材であるシェラック選びにも仕事への誠実さが伺える、このシリーズで取り上げる数々のレコードも最高の音質で楽しめること請け合いである。
次回から珠玉のレスター・ヤングのテナーサックスの世界をご堪能頂く。

GRAVITY

ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー

レスター・ヤング & オスカー・ピーターソン・トリオ

スイングの星スイングの星
GRAVITY
GRAVITY12
ミチフミ龍之介

ミチフミ龍之介

『I Speak So Much About You : Una Mae Carlisle
(p,vca)』

1944年10月20日N.Y.C レコーディングされた盤をご紹介します‪( . .)"‬
日本語読みだと"ユーナ・メイ・カーライスル"と読むんだそう。な~んも知らん英語音痴のあたしゃずーっと"ウナ・マエ・カーライスル"と言ってました💦
英語音痴だけど、この方の発音には南部訛りが聴き取れるのは分かりました(`・ω・´)ゞ敬礼っ
数々のブロガーさんらがアメリカでもマイナーな存在のカーライスル嬢を紹介されていて、その幾つかは読みましたが、南部訛りはない!と書かれている御仁も居られましたが、日本人でも
判る単純な単語の発音すら怪しく聴こえるので多分そうなんだろうと察します🤔ジャズでは先輩格に当たるトロンボーン二スト兼ヴォーカリストだったジャック・T・ガーデンもインディアン系南部人で南部訛りが酷かったから、同じインディアン民族の末裔のカーライスルのヴォーカルにも訛りが確認出来るのは必然であります。
ストライド・ピアノの名手にして作曲家、ヴォーカリストにして黒人エンタテナーだったトーマス・"ファッツ"・ウァーラーがシンシナティに巡業した際に見付けた逸材だったと言います。その時彼女は未だ14歳だったと云うことです。
彼女はピアノ🎹🎵を弾き語りするスタイルでそれはYouTubeで今、かなりな数の映像を確認することが出来ますし、実際のレコードでのセッションでもその殆どでピアノとヴォーカルを受け持っているのがディスコグラフで確認することが出来ます。私が参考にしているディスコグラフィーは1942年までの『JAZZ RECORDS』と1942年以降のイエプセンの『JAZZ RECORDS』です。
今回はAppleのサブスクにこの曲がアップされていたので貼り付けましたが、そこではなんと!
1944.5.23のRECORDINGとなっておりました。
イエプセンのディスコグラフィーでも確かに同日にカーライスルはレコーディングしているのですが、別曲ばかりであるとの事。どっちを信用したらしいい?……。
云える事は、明らかにイエプセンの方が編纂されたのが早いと云う事。昔、神田・神保町の中古レコードショップ"TONY RECORDS"の西島経夫さんは「ディスコグラフィーは後から編纂した者勝ち❣️」と明言されておりました。但し、それは正しい研究成果の成せる技だが、100%鵜呑みには出来ないとのお言葉を遺されておりました。
サブスクの方はカーライスルの1941-1944のレコードをまとめたクロノジカルCDの情報が元になっているようだから、情報源はアップされているパッケージの盤なのであろう。かなり信ぴょう性は高い。それにイエプセンの情報ではこの盤は当時のマイナーレーベルBeacon盤の7173というマイナーレーベルからしか出ていない事になってはいるが、私が所持しているのは写真のとおり
JOE DAVIS盤の7173であります。こうした実物や凡ゆる情報源から鑑みますると、どうやらイエプセンの方は眉唾( 'ω')?と認めざるを得ないように思えてくるのは必然的である。Beacon盤の方の写真は1枚目にアップされているようなレーベルなのでそちらは参考までに挙げてみましたよ。詳細は不明ですが、この双方のレーベルは多分同じ社がリリースしたモノではないかいな?1940年代頃からマイナーレーベルは一種の流行りになりつつあったようで、レーベルを立ち上げてはすぐに廃盤になっている状況が続いておりました。パーカーやガレスピーの初期のレーベルもおびただしいマイナーレーベルが繰り返し勃興し、中には同じ曲が違うレーベルからリリースされた例がある位だから、その見分けをするのにはレコード・コレクターとして、かなりの練度が試されるのであります。カーライスルは1941年には後の巨匠レスターヤングとの共演盤がレコード2枚分、計4曲リリースされている。レスターがカウントベイシー楽団から独立してすぐの頃だからこうした盤が残せたのであろうと思われます。又、カーライスルの師匠であるファッツウァーラーとも得意曲♫捧ぐるは愛のみ をレコーディングしている。探せば探すほど、深い味わいのある盤ばかりのカーライスルですが、私の保有している密かな彼女の名盤は戦後の放送用ビニライト盤10インチレコード(無論、78RPM)で陽気なディキシーランドジャズを歌っているものがあるのだが、それは又、別の機会にご紹介したいと思う。
最後はそんな彼女のクロノジカルCDだが、Amazonで売られていたが、現在は在庫切れになっているものだ。これを私はある日の神田神保町にあったアディロンダック(現在は別地でカフェレストランとして営業中)で購入した。日本は有数のジャズレコード先進国らしい。こうした本国アメリカでは過小評価されているミュージシャンをブログやYouTubeでバンバン挙げられ、オリジナル盤や輸入盤が売れているくらいだから新しいジャズが育つ環境ではないかも分からないが、古き良きモノが見直される点では日本はかなり恵まれた環境にあると言って良いのではないでしょうか。


GRAVITY

I Speak So Much About You (05-23-44)

CARLISLE

SP盤の星SP盤の星
GRAVITY2
GRAVITY12

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