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あこ🌹

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『ボルヘス怪奇譚集』
ホルヘ・ルイス・ボルヘス/
アドルフォ・ビオイ=カサーレス/著
河出文庫

ボルヘスを読む時は、いつもちょっとだけ緊張して読む。

感情を削ぎ落とされた文章は、ゆっくりと噛み締めながら進まないと、すぐに迷路に迷い込んでしまう。

タイトルは“怪奇譚集”だが、ホラー系では全くない。ボルヘスらしく夢の中のような話が続く。
ちょっとしたブラックユーモアや、不思議な話が次々に繰り出されていく。
出典のある話の一部を切り取っているのだが、短いもので2行、長くても4ページ程度の極端に短い話。でも、どれも解釈で世界観が変わる。
だから、1行も飛ばせない。
じっくりと硬質で感情の少ない文章を楽しむ。

私のボルヘスを読む愉しみのひとつに「わからなさ」がある。

ボルヘスには派手な感動はない。綺麗に収束された大円団もない。
その代わり、読み終わっても思考はずっと止まらない。

世界が一つだと思い込む事や、物語は感情を描くものだという前提。
そんな私の当たり前を壊してくる。
考え方の足場を外されるから、思考が続く。
それがたまらなく面白い。

多分、意味が閉じる瞬間よりも、開いていく感覚が好きなんだろうと思う。

どうしてボルヘスが好きなのか、上手く伝えられなくてもどかしいけれど、それが答えなのかもしれない。
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ろかい

ろかい

読みやすい本読みやすい本

回答数 9>>

「幻獣辞典」ホルヘ・ルイス・ボルヘス、柳瀬尚紀訳(河出文庫)
古今東西の神話や伝説に出てくるいろんな動物の話を集めた本。ぶっちゃけ法螺話ばっかりで、何の指針にもならんし人生訓めいたことも書いてない。知ってても全く役に立たないことしか書いてないのに長い間世界中で愛され読みつがれてるわけで、人間にもそういうやつがいていいよな。というか、何のアドバイスもしてこない本なので、鬱のひどい時には読んでて気が楽になった。
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灰

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回答数 167>>

寺尾隆吉『ラテンアメリカ文学入門』読了
J.L.ボルヘス『伝奇集』なう
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