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ろびのわーる

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『我来たり、我見たり、我勝利せり』

2025年/オーストリア/86分
ジャンル:ブラックコメディ
監督:デュオ、ダニエル・へースル/ユリア・ニーマン
キャスト:オリヴィア・ゴシュラー/ウルシーナ・ラルデ/ローレンス・ルップ/マルクス・シュラインツァー

【あらすじ】
起業家として億万長者に成り上がったマイナート家は、幸せに満ちた生活を送っていた。家族思いの家長アモンは趣味の狩りに情熱を注いでいたが、彼の標的は動物ではなく人間だった……。

【見どころ】
① 無差別な人狩り。
② 捕まらない容疑者。
③ 警察やマスコミの対応。
④ 笑えないブラックコメディ。
⑤ スタイリッシュな演出。
⑥ 資本主義や現代社会への皮肉。

【感想】
貴族が嗜む狩猟のごとく、街の権力者が優雅に人を狩ってゆく。森で、公園で、住宅街で…次々と犠牲者が出る。ちゃんと捜査すれば犯人もすぐ捕まるはずなのに一向に捕まらない…

表面的な部分だけを観ても残酷で胸糞悪いだけ。でも資本主義や現代社会を皮肉っているのがわかって観ると途端に味わいが深くなる。資本主義国に住む我々も例外ではないのだ。

コメディなのに笑えない。むしろゾッとする寓話。風刺やブラックコメディが好きな方はぜひ。

#映画 #映画館 #ブラックコメディ
#我来たり我見たり我勝利せり #寓話
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ブラックコメディ
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ろびのわーる

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『Le Vilain』

2009年/フランス/86分
ジャンル:コメディ/アクション/クライム
監督・脚本・主演:アルベール・デュポンテル
キャスト:カトリーヌ・フロ

【あらすじ】
警察に追われるシドニーは身を隠すため、20年ぶりに実家を頼る。久しぶりの再会に母マニエットは喜ぶが、息子の犯罪歴を知ってしまう。シドニーはどうにかして彼を更生させようとするが……。

【見どころ】
① マニエットにかけられた呪い。
② シドニーの過去の悪業。
③ 親子の対決。
④ 元医師の応急処置。
⑤ ペットの亀の活躍。
⑥ 隠れた名作。

【感想】
放浪していた悪い息子が家に帰ってくる、まさに「逆・悪い子バビー」。見た目もバビーにちょっと似てるし。(江頭2:50にも似てる)

母には死なない呪いがかけられていて(本人談)、その理由が悪い息子を世に放ったことだと確信してしまう。
かくして息子に罪を償わせ更生させたい母と、更生されたくない息子が互いに罠を仕掛け合う展開に。
フランス映画らしいブラックな展開がめちゃくちゃ面白い。ドタバタだけどちょっと知的で、思わず感心してしまう。

アルベール・デュポンテル監督自らが主演を務めていて、表情豊かなリアクション芸が笑えた。でもそれ以上に母役カトリーヌ・フロの知的で意地の悪い演技が素晴らしかった。

Filmarksに作品が無いくらいマニアックな作品だけど、ブラックコメディが好きならぜひ観てほしい。

#映画 #Rialto #ブラックコメディ
#LeVilain #フランス映画
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『オレンジ・カウンティ』

2002年/アメリカ/82分
ジャンル:コメディ/青春
監督:ジェイク・カスダン
キャスト:コリン・ハンクス/ジャック・ブラック/キャサリン・オハラ/スカイラー・フィスク

【あらすじ】
カリフォルニアの裕福な海沿いの街「オレンジ・カウンティ」に暮らす高校生ショーンは、サーフィンに明け暮れる毎日を送っていた。ある日、砂浜で拾った小説に感銘を受け、小説家になることを決意したショーンは、その作者のいるスタンフォード大学への進学を目指すが...…。

【見どころ】
① ショーンの夢。
② 足を引っ張る家族。
③ 彼女との関係。
④ 不条理な展開。
⑤ ショーンの成長と気付き。
⑥ ジャック・ブラックの怪演。

【感想】
周りがポンコツだらけ。この街にはまともな人間はいないのか。ショーンが可哀想すぎてぜんぜん笑えない。

意図的に邪魔してる可能性もある。みんなショーンに依存してるから。子離れできない親はみっともない。

そしてジャック・ブラックの演じる兄の破天荒ぶり。ドラマではなくサイコホラーの領域。爽快ですらある。まさに「ブラック」コメディ。

あんなにドタバタしておいて最後にじんわり感動させるのズルいなあ。めちゃくちゃ良い作品に思えてきた。

僕もビーチに愛読書を埋めてみようかな。

#映画 #アマプラ #ブラックコメディ
#オレンジカウンティ #ジャックブラック
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『アダムス・ファミリー』

1991年/アメリカ/100分
ジャンル:ホラー/コメディ
監督:バリー・ソネンフェルド
キャスト:ラウル・ジュリア/アンジェリカ・ヒューストン/クリスティーナ・リッチ

【あらすじ】
不気味な洋館に暮らすアダムス・ファミリー。当主のゴメズは、25年前に失踪した兄フェスターを探していた。その一方で、アダムス家の顧問弁護士アルフォードは彼らの財産を奪う計画を立てる。それは金貸しの息子ゴードンをフェスターとして屋敷に送り込むものだった。

【見どころ】
① 個性的なキャラクター。
② 背徳ブラックコメディ。
③ テーマ曲。
④ 興味深い小道具。
⑤ 予想外の展開。
⑥ 子供たちの演劇シーン。
⑦ ハンドの大活躍。

【感想】
久しぶりに鑑賞。たぶん4回目くらい。
最初に観たのは子供の頃だけど、大人になってから観てもやっぱり面白い。
個性的なキャラがとにかく魅力的で、外見だけでなく中身もみんなおかしい。
一家にとっては悪徳こそが美徳。タブーを破るようなことばかりやりたがるから、気になって見入ってしまう。気がつくとそれが病みつきに。
また、コメディとしての見せ方や演出が素晴らしく、ホラーを感じさせないから子供も楽しめる。コメディ抜きで作品にしても面白いかも。
テーマ曲を聞くとワクワクが止まらなくなる。これは中毒かも。

#映画 #UNEXT #ホラー
#アダムスファミリー #ブラックコメディ
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『ケロッグ博士』

1994年/アメリカ/120分
ジャンル:コメディ/ヒューマンドラマ
監督:アラン・パーカー
キャスト:アンソニー・ホプキンス/ブリジット・フォンダ/マシュー・ブロデリック/ジョン・キューザック

【あらすじ】
1907年。ミシガン州バトルクリークに、ケロッグ博士の健康法を実践する療養施設があった。博士を信じる妻エレノアは夫ウィルを紹介すると、博士は即入院を宣告する。ウィルは入院生活の過酷さに次第にいらいらを募らせ......。

【見どころ】
① 奇妙で過激な健康法
② 不条理ブラックコメディ。
③ シュールな描写。
④ 健康志向に対する皮肉。
⑤ 面白いけど笑えない。
⑥ ケロッグと言えばコーンフレーク。

【感想】
集団で変な動きをしている人たちって奇妙で滑稽だ。しかも顔が真面目だと、ちょっと怖くもある。
健康に良いからと専門家が言えば信じてしまうのが人間。しかもこの時代にはちゃんとした科学的根拠が無かったりする。もし間違ったことをやり続ければ、逆に寿命が縮んでしまう。迷信ほど怖いものは無いかもしれない。

ケロッグ博士を演じるのはアンソニー・ホプキンス。でも言われなければ気づかないくらいホプキンス感が無かった。ある意味怪演だと思う。
トラブルメーカーの息子の存在が余計だった。お騒がせ行動が意味不明で胸糞。

ブラックコメディは好きだけど、これはハマらなかった。演出なのかな…いかにも“おかしなことやってますよ”的な雰囲気が常に漂っていて、せっかくのシリアスな演技が台無し。良い役者使ってるのに勿体ない。

#映画 #アマプラ #ブラックコメディ
#ケロッグ博士 #アンソニーホプキンス
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『散歩する惑星』

2000年/スウェーデン・フランス/89分
ジャンル:コメディ/ファンタジー
監督:ロイ・アンダーソン

【あらすじ】
保険金ほしさに自分の家具屋に火を放った男カール。彼のふたりの息子トーマスとシュテファンもそれぞれ問題を抱えていた。やがて町には不穏なムードが広がり、現実から逃げ出そうとする人々が空港などに殺到して……。

【見どころ】
① 不条理な世界。
② 現代社会の風刺。
③ 群像劇スタイル。
④ CG不使用のアナログ感。
⑤ 詩的な要素。
⑥ 生け贄を捧げる儀式。

【感想】
たくさんのシーンを集めて世界観を描き出した作品。シーンごとに登場人物が変わるので群像劇でもある。
ブラックな風刺が盛りだくさんで面白かった。知的で滑稽なので、声を出して笑うような面白さではないやつ。
ウェスアンダーソンの作品の雰囲気とちょっと似てるかも。

#映画 #UNEXT #ブラックコメディ
#散歩する惑星
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