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「死」とは何か?「死」とは何か?

回答数 14>>

哲学者の言葉を借りるなら

プラトン
死とは 魂が肉体から解放され、真理に近づく出来事。
肉体は不完全
魂は不死
→ 死は“帰還”であり恐れるものではない。

アリストテレス
魂は肉体の形相(機能)だと考えたため、
死は“人間という統合が失われる瞬間”。

アウグスティヌス、トマス・アクィナスらは
死は魂が神の前に立つ瞬間 と位置付けた。

デカルト
「私(意識)があること」が基礎なので
死=思考の完全な停止=“私”の解体。

カント
死そのものは認識不可能。
→ “われわれは死を考えざるをえないが、理解はできない”。

実存主義:死は「生を照らす最大の事実」

ハイデガー
最も影響力のある「死の哲学」。
人間は 「死にゆく存在」(存在者としての定義)
死を自分のものとして引き受けるとき
 → 本来的な生(“自分として生きる”)が可能になる。
つまり
死を意識すると、“生が始まる”。

サルトル
死は
「自由の終わり」
「主体性が奪われること」
と捉える。

レヴィナス
他者は永遠に完全には理解できないが、
死はその“他者性”が完全に閉ざされる瞬間。

死は、関係性が終わるという意味で根源的。





哲学哲学
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たるお

たるお

デカルトは「驚嘆」を感情の始まりとしたが、ホッブズもそれを感情の一つとは見なしていないものの、外的刺激によって動かされることを感情の契機としている点では、デカルトと一致している。もっとも、デカルトの「軽視」は完全に動かされないことではなく、刺激された上でそれほど動かされない、あるいはあまり評価しないことだったと思う。
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たるお

たるお

デカルトも、感情(passion)を基本的には身体を介した、外的刺激に対する受動的なものと見なしたが、彼は心のみに由来する情動(emotion)の余地を残していた。しかし、ホッブズにおいては、感情(passion)は全て、身体的・物質的な運動(motion)である。
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たるお

たるお

ホッブズの『リヴァイアサン』第6章は、「一般に感情と呼ばれる意志的な運動の内的な始まりと、それらを表現する言葉について」という奇妙なタイトルである。ここで、ホッブズの感情論がまとまった形で示されているが、それは意志論と結びつけられている。感情と意志というテーマは、デカルトにも見られたものだ。しかし、デカルトは意志の感情からの独立とその自由を肯定したのに対し、ホッブズは徹底的に否定している。これからしばらく、彼の感情論を見ていきたい。
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たるお

たるお

正しい方法を用いて議論をたどれば、誰もが納得の行く答えを出せるはずだと信じたくなる気持ちは分かる。ホッブズに言わせれば、それが出来ないのは単純に、言葉をきちんと使いこなせていないからだ。17世紀は皆がこぞってそんな方法を求めた時代だった。デカルトもホッブズも、その模範を幾何学に求めた。けれども、そんな二人が真っ向から対立した時点で、物事はそううまく行くはずがなかった。
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たるお

たるお

せっかく読み始めたので、ここからしばらくはデカルトと対比させながら、ホッブズ的原理に基づいて日々の物事も考えていくことにします。
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たるお

たるお

デカルトは身体とは別個の心の存在を認め、感覚に基づくイメージとは別個の観念的認識を認め、外的な状況に左右されない意志の絶対的自由を肯定する。

ホッブズは身体以外の存在を認めず、感覚に基づくイメージによる思考しか認めず、身体の反応の結果と見なして意志の絶対的自由を認めない。

あなたはデカルト派?ホッブズ派?
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たるお

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デカルトは身体と精神の結び付きは認め、基本的には身体の刺激に基づき感情や認識が揺さぶられるとするが、究極的なところで身体から独立した意志の存在を担保し、そこに運命からの救い、自己肯定の最後の砦としての高邁を見出そうとする。ホッブズではそれはあり得ない。
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たるお

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ホッブズはあらゆる思考の要素を感覚に由来するイメージとするから、デカルトのように無限の存在者の積極的観念というものを想定できない。私たちの感覚が有限である以上、無限のものを認識できるはずもなく、無限の存在者はただ単に私たち自身の能力の欠陥を示すに過ぎないからである。しかしデカルトは、感覚に基づくイメージと、感覚によらない観念(イデア)とを区別する。観念は、イメージとしてその対象を思い浮かべられなくても、純粋に論理的に扱える概念である。まさに無限の概念がそうである。
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