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シン

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もうエーデルヴァイス海賊団になるしかないか[穏やか]
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トト

トト

第二次世界大戦末期ドイツの戦中小説。
エーデルヴァイス海賊団とは、当時ナチスやヒトラーユーゲントに対抗するため自然発生的に生まれた若者の組織。その1つのグループを結成した4人(表紙の4人)の物語。
ナチスといえば反ユダヤ、強制収容所。この作品の主軸にもなっているが、空気としてはそこまで暗くはない。むしろティーンズの冒険譚のようで、ファンタジー感が強い。
テーマがテーマだけに好みが分かれるかもしれないが、戦争を知る上で読みやすいのは悪いことでは無い気がします。
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冷泉院ラグドメゼギス

冷泉院ラグドメゼギス

厨二病を患う上でドイツ語は割と高頻度で通過する気がする。
なんかゴリゴリしていて特別っぽいからネーミングに使いたくなるんだよな。
ちなみに本来なら「ワルキューレ」ではなく「ヴァルキューレ」。
余談だが仏語で「ヴァルキリー」。
ウムラウトという、母音の上に点が2つ乗っかる特別ルールには要注意だ。実はSにもあるが、これに限ってはβみたいな特別製の固有アルファベットで表記される。
音楽で習う「エーデルワイス」も本来なら「エーデルヴァイス」だし、この最後の「ス」もウムラウト付きの特殊アルファベット。
厨二病をくすぐるワクワクのきっかけは割とそこら中にある。
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なーこ

なーこ

読了📚
ナチスドイツの政権下で、抵抗し続けた少年少女
その名もエーデルヴァイス海賊団
ある日街に機関車が通ることになり、線路敷く仕事に就く
どうやら自分たちの街が1番端らしく、これより先は車庫のような場所らしい
しかしふとした時に地図を見てしまい、車庫の周りは地雷や爆撃砲で固められている
不審に思ったエーデルヴァイス海賊団は自分たちの目で確かめに行き....

戦時中に自分たちらしく生きることができないのが切なかった
少しでもはみ出すと罪に問われる
それでも若さゆえにその場限りの正義感が若者たちに行動させる
それがなんと眩しいことか
否定するわけではないんだけど、一時的な正義では変わらない事ってたくさんある
だけど若い少年少女たちは命をかけて自分たちらしさを主張するのが読んでて胸が痛かった
時代が違えば何の罪も問われないのに....
ただ戦争をしていたから、その時はそれが罪になってしまった...
もし自分がこの時代に生き、仲間だったらどうするか、命をかけて戦えるのか、仲間を守れるのか、人間浅ましさを知ってしまったらどうするのかって考えながら読んでしまった...
前作の「同志少女よ、敵を撃ても」重い題材だったけど今作の方が読んでて辛かった

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