共感で繋がるSNS

人気

関連検索ワード

新着

ゴトー(と🐱)

ゴトー(と🐱)

「国でも親でも売りはらえ――ただし、できるだけ高く」 とは、フェザーン市民の好む露悪的なジョークだが、いざ自分たちが売られる身となっては愉快であろうはずがなかった。──田中芳樹『銀河英雄伝説』


現代の感覚において「国家の領土を売買する」という話は、にわかには信じがたい暴論に聞こえるだろう。しかし、歴史を紐解けばそれは決して目新しいものではない。特にアメリカ合衆国は、いわば「金で領土を広げてきた国」である。

象徴的なのは1867年のアラスカ購入だ。アメリカはロシア帝国から、当時の金額で720万ドルを支払い、あの大地を手に入れた。

そもそもそれ以前にアメリカの領土を一気に2倍へと膨れ上がらせたのも、1803年にナポレオン率いるフランスから北米大陸の広大な地域を1500万ドルで買い取ったからだ(ルイジアナ買収)。

さらに、今回話題となっているグリーンランドの宗主国、デンマークとの取引実績さえある。1917年、アメリカはカリブ海のデンマーク領西インド諸島を2500万ドルで購入した。それが現在の「米領ヴァージン諸島」である。

こうした歴史的文脈の上に、再び「グリーンランド買収」という現代の難題が浮上している。



『だが、いざ自分たちが売られる身となっては愉快であろうはずがなかった。』

​当のグリーンランド住民はどう考えているのだろうか。デンマーク政府およびグリーンランド自治政府は、住民の代表として現時点では明確に反発している。しかし、かつてのアラスカがそうであったように、巨大な資本と安全保障という「値札」を改めて突きつけられたとき、彼らの意識はどう揺れ動くのだろうか。

​「自分たちは売り物ではない」という誇りは、当然ながら第一に守られるべきものだ。だがその一方で、経済的なリアリズムから「デンマークの庇護下に留まるよりも、アメリカの一部となる方が豊かになれるのではないか」という冷徹な計算が、議論の端々に表れたとしても不思議ではない。

​本来であれば、政府は住民投票によってその真正なる意思を確認しておくべきではないだろうか。

それとも……表向きの反発とは裏腹に、政府はすでに「より高く売りつけるための交渉」の最中にいるのだろうか。
GRAVITY
GRAVITY13
ゴトー(と🐱)

ゴトー(と🐱)

AI創作は誰の創作か――デュシャン以降の作者性から考える

AIによる文章や画像の生成が一般化するにつれ、「それは創作なのか」「創作であるなら誰のものなのか」という問いが繰り返し投げかけられている。私はこの問いに対して、次の立場を取っている。

AIを利用して制作されたものは創作であり、その創作の主体はAIではなく、それを用いた人間である。


この問題は、AIという新技術が突然生み出した新種の問いではない。1917年、マルセル・デュシャンが《泉》を提示して以来、「作品とは何か」「作者とは何か」は現代美術において100年以上にわたり検討されてきた。既製の便器を展示し、タイトルを与え、それを作品として提示したデュシャンは、ほとんど何も「制作」していないように見えた。しかしその行為によって、美術は大きな転換点を迎えた。作品とは、手で物を作ることによってではなく、意味あるものとして成立させる決定と文脈によって成立する、という考え方が定着していったのである。

この枠組みに立てば、AIを用いた制作も同じ構造を持つ。何を作るかを決め、方向性を与え、出力を選び、それを作品として提示するのは人間である。AIは表現を生成する装置であり、筆やカメラや既製品と同様に、創作のための手段や素材の側に位置づけられる。したがって、AI生成物を作品として成立させているのは人間であり、創作の主体もまた人間である。


この議論を混乱させないために、私は三つの論点をはっきり分けておきたい。

第一の論点は、それが創作であるか、そして誰の創作かという作者性の問題である。これが本稿の中心的な問いだ。

第二の論点は、その創作に用いられたリソースが正当に用意されたものかという倫理と権利の問題である。学習データや素材の取得が適法かどうか、他者の著作物を不当に利用していないかという問いは重要だが、それは第一の論点とは別の次元に属している。違法コピーで作られた映画や盗作小説が違法であるとしても、それが誰かの創作であること自体は否定されないのと同じである。

第三の論点は、その作品が優れているか、価値があるかという評価の問題である。AI作品が浅い、つまらない、量産的だという批判はあり得るし、それは批評として正当である。しかし、それもまた第一の論点とは別である。出来の悪い作品であっても、それが創作であることや作者が存在することは変わらない。


第一の論点――それが創作か、誰の創作か――を検討するにあたっては、第二と第三の論点を意図的に切り離さなければならない。切り離すべきであって、無視すべきではない。倫理や権利、そして作品の質は、それぞれ独立した重要な議題として、別途検討されるべきである。

現在のAIをめぐる混乱の多くは、この切り分けがなされていないことから生じている。リソースの問題や作品の質への不満という第二・第三の論点を根拠にして、第一の論点である作者性そのものを否定してしまう。しかしこれは論理的な飛躍である。

デュシャン以降に積み重ねられてきた現代美術の作者観に照らせば、現時点での主流的な理解は明確だ。作品とは、それを作品として成立させた人間の行為によって成立し、その人間が作者である。私はこの立場に立って、AIを用いた創作を創作として認める。認めた上でこそ、第二の論点である倫理と権利、第三の論点である作品の質について、冷静で実りある議論が可能になると考えている。


ちなみにこの文章もAIの手を借りて書かせたものであるが、紛れもなく『私の投稿である』ことを明記しておこう。
GRAVITY2
GRAVITY9
マサヤス   龍之介

マサヤス 龍之介

THE GRATEST SWINGER & MASTERPIECE # 11


Chick Webb
1905年2月10日 - 1939年6月16日

Ella Jane Fitzgerald
1917年4月25日 - 1996年6月15日
GRAVITY

ア・ティスケット・ア・タスケット (feat. Chick Webb and His Orchestra)

エラ・フィッツジェラルド

スイングの星スイングの星
GRAVITY
GRAVITY23
臼井優

臼井優

駅伝は日本で発祥し、日本独自に発展を遂げてきたスポーツです。

1. 「駅伝」の起源
世界初の駅伝: 1917年4月27日〜29日に開催された「東海道駅伝徒歩競争」が世界で最初の駅伝です。
コース: 京都の三条大橋から東京の上野・不忍池までの約508kmを23区間に分けて、3日間昼夜を問わず走り抜きました。
命名の由来: 奈良時代から続く交通システム「駅制」にちなんでいます。幹線道路の要所に置かれた「駅」で馬を乗り継いで情報を伝達した「駅馬(えきば)」と「伝馬(てんま)」から、「駅伝」という名称が誕生しました。

2. 日本独自の文化
バトンの代わりに「たすき」: 陸上のリレーとは異なり、選手が肩から掛ける「たすき」を繋ぐのが特徴です。これは飛脚などの歴史的背景や、チームの絆(和)を象徴するものとして重視されています。

国民的スポーツ: 欧米ではリレー競技は短距離やトラック競技が中心ですが、日本では箱根駅伝のように「公道を使った長距離の継走」が国民的な人気を誇り、正月や冬の風物詩として定着しています。

3. 世界への広がり
国際名称: 国際的には「Road Relay(ロードリレー)」と呼ばれますが、日本発祥であることから「Ekiden」という呼称も国際的に通用するようになっています。

海外での開催: ベルギーやフランス、オーストラリアなどで「Ekiden」の名を冠した大会が開催されることがあり、チームで走る楽しさや日本独自の精神性が世界へ広がりつつあります。
「日本マラソンの父」と呼ばれる金栗四三は、第1回大会(1917年)のアンカーを務めたほか、箱根駅伝(1920年〜)の発案者としても知られています。
GRAVITY
GRAVITY3
もっとみる

おすすめのクリエーター

user_avatar
二重否定くん
最近は泣いてないな いいことなのかも
フォロワー
0
投稿数
24635
user_avatar
臼井優
国立大学法学部卒 法律系国家資格3種保有 就職氷河期世代 元僧侶 趣味・特技 サッカー、バスケ、ボクシング、テコンドー、茶道、書道、華道、サックス、ドラム、読書、カフェ巡り、音楽鑑賞、ストレッチ、筋膜リリース、他人のデートコースを考えること 家庭教師、予備校講師、各大学でのエクステンション講座担当 担当科目・領域 小~高、文系科目全て、公務員試験全領域、面接、ES添削、マナー、論文添削等々
フォロワー
0
投稿数
12295
user_avatar
ゴトー(と🐱)
大人にならなきゃなーと思ってる大人。 🐱の名前はマルです(13歳)
フォロワー
0
投稿数
3438
user_avatar
マサヤス 龍之介
愛用品:宮沢賢治のペン立て 嗜好類:タバコ〜ピースSL 酒〜サントリー角瓶 趣味 :アナログレコード鑑賞 主にErly Jazz シティポップ 昭和SPレコード  グラヴィティ音声ルーム 食 : 元々、関東人なので焼きトン、魚は赤魚粕漬け たまに細巻き寿司 山芋短冊切 り 藁納豆 プロ野球 : 10歳頃から阪神タイガースファン フォロワー要綱:以後放置な方は随時外してます。
フォロワー
510
投稿数
2322
user_avatar
きんつば
8割しょーもないこと呟きます。 ウソ・ホント50:50です 基本、深夜&早朝に出没。 フォローはどうぞご自由に。
フォロワー
0
投稿数
1923