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『愛されなくなる前に終わらせれば、傷を減らせるからだ』──糸林 茜寧

社会という集団の中で生きていくためには、大多数と良好な関係を築く必要がありますが、そのためにはまず大多数から好かれる必要があります。
誰かに好かれるために興味のないことでも好きだと言ってみたり、相手の言うことをなんの抵抗もなく全肯定してみたり。
方法は様々ですが、ありのままの自分を愛してもらえる人というのは酷く少ないのではないでしょうか。
誰もが何かどこかを繕いながら、不完全な自分をそれでも尚愛してもらえるように見せかける。
私はそれを悪いことだとは思いません。
とはいえ、「作り物の自分」が愛されたからといって、それは本当に「自分」が愛されていると言えるのでしょうか?
自分が隠していること、偽っていることを『腹を割って』話したとして、そこから溢れ出てくるのは本音でも本心でも何でもなくただ両者の痛みのみではないでしょうか。
そうなのであればお互いに本心は隠したまま、誰かに好かれる自分という外皮だけで関係を続けていくという方がよっぽど健全なような気もします。
自分を偽って生きるというのは、自分の弱みを隠して生きているように思われますが、あるいはその行為自体が弱みになるのかもしれません。自分を隠そうとする人はどこかに恐怖心があると思うんです。
「自分の性格が嫌われたらどうしよう」「自分の好きな物が否定されたらどうしよう」、そんな恐怖があるから中々自分を曝け出せずに結局は自分を押し殺してしまう。
その結果、自分の好きな物も忘れて、その中に残るものはただ「愛されたい」という自分だけ。自分を守るために始めたはずのそれに、気がつけば自分が殺されてしまっている。本作の主人公もきっとそんな感じだったのではないでしょうか。
誰かに好かれたい、と思うのは当然の考えですが、あくまでもそれは手段であって目的ではありません。自分を守るために、自分の好きを共有するために誰かに愛される必要があったのに、誰かに愛されることに躍起になって、なぜ愛されたかったのかも忘れてしまうと「愛されたい」だけが残った醜い化け物に成り果てます。
けれど多分、作り物の、上辺だけの自分を愛してくれる人の愛もまた、上辺だけのものなのでしょうね。
#読書感想文 #読書 #読了
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アメジスト

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こんにちは
読書記録です

高校生のための文章読本
梅田貞夫 編
ちくま学芸文庫

高校の国語の教科書や参考書に載っているような、幅広いジャンルの文章70篇がおさめられています
一篇一篇は短文なので読みやすいです
各文章について問いかけがなされており、問いかけについての解説は後半におさめられています

表現力の向上について
表現とは、一度人間の心の中をとおってきた“世界”に“かたち”を与えることである
表現でありながら文章は絵画や彫刻などの造形と違い、心象で説明されやすい

良い文章とは
①自分にしか書けないことを
②だれが読んでもわかるように書く

逆に言えば良くない文章とは
①だれにでも書けることを
②自分にしか読んでもわからないように書く

ありふれた言葉はどこにでも転がっていて手垢にまみれている。それは他人の言葉だ。私の心をいい当てるためにつくられたような言葉を見つけだそう。それはそんなにむつかしいことではないはずだ。

文章表現とは造形であるから、手垢にまみれていない作品をつくろうというのは、言うは易し行うは難しですね
普段から感じたことを、ただすごいと言うのではなくて、ちゃんとした表現が出来るかどうかですね
自由な発想をする脳力を持とうということでしょう

自分にしか書けないことというのは
ものを辞書的に説明するのではなくて
自分だけがとらえた印象を言葉にするということですね

吃音宣言(p37)
どもりはあともどりではない。前進だ。
どもりの偉大さは、反復にある。
それは、地球の回転、四季のくりかえし、人間の一生。宇宙のかたちづくる大きな生命のあらわれなのである。
#読書
#読書感想文
#文章読本
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初代ささみ後輩

初代ささみ後輩

面白すぎた。ほんとうに。
今日1日で読破したけど
5章まではある程度予想通りの真犯人。
エピローグ読んだ瞬間にやられたー!!!ってなった。

設定は、地震で地下施設に閉じ込められて
脱出するには1人犠牲にしないといけない。
地下3階から水が流れ込んできてるから
脱出までの猶予は1週間。

そんな中で殺人が起こってもうめちゃくちゃ。
なんで?こんな状況なのに人殺しちゃうの?
え、2人目も!?殺し方が全然違うやん!
なんで?どうして??
早く犯人見つけてそいつを犠牲にして
脱出しないと!!!
って感じ。

おいおいまさかこいつが犯人じゃあるまいな?
いやいや、やめてくれ、こいつが犯人だとちょっとショックだよ…と感情移入して読んだら
見事!裏切られましたー!

これ読んだことある人、ぜひ感想を語り合いましょう。
#読書感想文
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アメジスト

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こんばんは。
今日、読んだ本です。

クラシック音楽の歴史
中川右介 著
角川ソフィア文庫

作曲家や曲などの紹介、雑学を99のテーマにして書いた本です。
一般的ななじみが薄くなる20世紀音楽についても言及されており、クラシック音楽について知る入門書としては、面白く書かれていていいと思います。
バロックから20世紀までのクラシック音楽の歴史を薄く広くざっくりとつかむにはいい本です。
#読書 #読書感想文 #クラシック音楽 #歴史


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まゆし

まゆし

読み終わりました[ほっとする]
誰かの死に対する後悔や思いに翻弄されて、残された人はどう歩み出すのか、そんな辛くも温かい短編集です
ちょっと人間関係が複雑だったり内容がハードめですが飽きずに読めました[穏やか]
短編集ですが、主人公が繋がっていて大筋が進んでいく感じです。
いつ何があるかわからないからこそ、後悔はなるべくないように生きたいそう思います
#読書感想文
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こんばんは。
読書記録です。

貴族とは何か
ノブレス・オブリージュの光と影
君塚直隆 著
新潮選書

著者は日本における英国史研究の第一人者で、特に第3章の英国貴族の歴史の記述は秀逸です。
英国貴族は王権と対峙してきたこと、税金を負担するかわりに統治権を手に入れたこと、貴族が重い課税負担を担っていたが故に、貴族による支配に一般市民が蜂起する市民革命が起こらなかったことが記述されています。
近代に入ってからは議会政治の担い手として、貴族制を保守するための改革を断行してきたこと、身を切る改革を断行して党派性に対しては超然とした態度をとってきたことで、21世紀に至るまで英国の貴族制は存続することが出来た、私利私欲に塗れる社会においてノブレス・オブリージュを担う階級を守ってきた、それが英国の強さである、ことなどが述べられています。
翻って日本では国家の選良である国会議員や富裕層は徳や公共精神を持ち合わせておらず、暗澹たる気持ちとなります。
本書の第4章第3項の結論部では、参議院を冷静な議論の府にするための改革の可能性について述べられており、国民の側も選挙における「義務投票制」を採用して国民としての責任をまっとうすることを要請することなどが述べられております。最後に、ひとりひとりの人間が、徳を重んじることの重要性を述べて結びとしています。
現代日本は、道徳を説くことが、最も無意味で愚かなおこないと疎まれ、冷笑される国でありますが、いにしえのギリシャ、ローマあるいは古代中華王朝などで徳を重んじて社会を主導した貴族たちがいた、「徳」の大切を説き続ける重要性を貴族の歴史が指し示しています。
#読書 #読書感想文 #貴族とは何か #徳と公共精神
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こんにちは
読書記録です

ゴシックとは何か
大聖堂の精神史
酒井健 著
ちくま学芸文庫

エドマンド・バークは『崇高と美の起源』において、美を快に、崇高さを不快あるいは不吉に結びつけました
この場合の不快あるいは不吉とは、巨大さ、無骨さ、野性味、暗さ、陰鬱さなどの要素を持った対象に覚える印象のことで、まさに本書が題材としているゴシックの大聖堂そのものです

11~12世紀のフランスにおいて
開墾が進んだことや農業生産の向上により、農民の人口が増えて、都市へ人口が流入するようになりました
都市が手狭になったことやサラセン文明からの建築技術の伝来により、建築物の高層化が進み、ゴシック建築の高層化は、こういう歴史的文脈の一環としてのものです
また、王侯貴族や高位聖職者が自分たちの権威の箔付のために大聖堂を欲していたということも重要です
一方で、都市に流入した元農民はいまだ森林への神秘的な信仰を捨てておらず、ゴシック大聖堂内部の陰鬱さ、高さ、多くの列柱、過剰装飾などが、元農民たちにとって母なる森林を思い起こさせるものだったようです
ゴシック大聖堂の巨大さ、荘厳さは
都市の住民全てを一堂に会し、神の国を演出するためのものだったようです

また、ゴシック大聖堂は、各地の土着の信仰、地母神信仰を聖母マリア信仰に昇華するための装置でもあったため、やたらと各地にノートルダム大聖堂というのがあるとのことです

異教の祭日をキリスト教の記念日にすり替えるなど、実質的に異教を包摂していったのが、カトリック文化のフォークロアチックさにもつながっており、ゴシック大聖堂もその一環であるということを感じました
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#読書感想文
#ただ君に幸あらんことを

一言で感想を言うと、「いやぁ〜な本」
ほんと、あーやだやだってなる本。
ほんと、ニシダ嫌〜なやつだなぁってなる。

本は2部構成でできており、
・国民的俳優と結婚したが、未亡人になったアラサー女の話

・教育ママの下、受験を頑張る妹に対して、お兄ちゃんが頑張る話

となっている。

2つの話がいつか交錯するか‥??と思ったら、交わることなくびっくり笑

ただ、「人へ愛情表現について」的なことで考えるとそれらは繋がってるんかな〜と思う。


ニシダの本を読む際に、めっちゃ思ったのが、
情景描写がなんかグロくてくどい。ってこと。


生々しい嫌らしさ醜さみたいのが、
随所に現れるが、それがちょっと重たい。
んでくせにもなる。



また、今後のなにかに引っ掛けるのか?とか
この描写は登場人物のどんな心情を表現してるのか?とか、

いちいち考えながら読んでたら、しつけぇーわこいつ😡っとなった。ちょっとテンボ悪く感じたじゃねえーか。



この本を読み終わって思ったことは
・人は失ってからでしか大切さを気付けない。
・人をどうにかこうにかしようなんて、究極的にはできない。


という至極ありきたりなことで。
でも、ついつい忘れがちなこと。



一章の未亡人アラサー女は、
自分視点でしか旦那しか見えてなかった。

しかしその後、とあるきっかけで生前親交のあった関係者から旦那の自分への思いやりを知る。

どれほど、丁寧に自分のことを愛し尽くしてくれていたのか。
自分のことをどう大切に思って接してくれていたのかを、失ってから気づく。




2章の頑張るお兄ちゃんは
自身の受験時、母の態度から傷ついた黒い記憶から、妹にはそんな思いをしてほしくないと奮闘する。母の重圧やいびりから妹を守るために、一人暮らしのアパートに連れ込み共同生活し始める。

そんな中で、今でも自分は母の思う通りに生きている‥のでは??と思い、本当に自分がしたいように生きる。
そう決意し、大企業を辞める選択をする。

人生、自分さえ思い通りに描けないのに人様がどうこうできることなんでねぇーよなぁーって、改めて思ったね。この話は。






どうにもできない、失ってからでしかわからないこともある。人ってそういうもんだとしても。


あなただったら愛する人の幸せをどう願えるか?


そんなことを問いてくる本だなぁって思った。
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イギリス貴族
小林章夫 著
講談社学術文庫

イギリス貴族はもともと所領だったものに所有権が認められたから、桁違いの大地主がいるようです
元来、貴族というものは地方の領地に住み、自ら領地経営をしていたという歴史背景によるもののようです
広大な土地を農民に貸して収入を得ることで働く必要がなかった
それが有閑階級としてのイギリス貴族でした
有り余っている時間で、スポーツや賭け事に熱中していたことが、競馬が上流階級の社交場になっているルーツになっているようです
アフタヌーンティーも、時間とお金がたっぷりある貴族ならではの趣味のようです
ただ、20世紀に入り、相続税や財産税の取り立てが厳しくなり、借家住まいとなってしまった貴族もいるそうです

イギリス貴族は、パブリックスクール→オックスブリッジ→軍学校→高級将校というルートを進む割合が多く、これが20世紀の二度の世界大戦で貴族の戦死者が桁違いに多くなった背景になっているようです
軍人になって、祖国が危機の時は命を投げ出すというのが、イギリスのノブレス・オブリージュのようです
幼少期のしつけやパブリックスクールでの集団生活は厳しいものだそうで、上に立つ身分というのも大変なんだなと感じました

国家の指導的立場にあるイギリス貴族は、実業学問より伝統を重視し、合理性や実利よりもプライドや美学を重んじてきたことが、プライドが高いというイギリス国民性のイメージの形成につながっているのかなと感じました
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読書記録です

ヨーロッパの出現
樺山紘一 著
講談社学術文庫

古代のオリエント文明やギリシャ文明はヨーロッパ文明のルーツではなく、ヨーロッパとは全く異なる文明であると区分する見方は新鮮でした
ヨーロッパ文明とは、ヨーロッパの石と森から出現したものであるという見方を本書では、なされています
中世騎士物語やグリム童話も森が舞台であることが多いのも、ヨーロッパは森の文明であることを裏付けているように感じます

王と諸侯の勢力均衡のシステムとしての中世封建制
キリスト教世界とイスラム教世界の文明の交流と反発
森のヨーロッパと地中海文明の和解としてのルネサンス
大航海時代と新大陸からの金銀流入が金融と物流に革命を起こした

華やかなルネサンス文化が薫るイメージが強い16世紀において、庶民は粗末な衣食住で貧しい暮らしをしていました
上流階級は肉をたくさん食べていたが
庶民の胃をみたしたのは、豆や野菜入りのごった煮スープ、それに、堅いパンと麦がゆと麦粉の水とんでした

季節の行事
春の若芽がもえはじめる復活祭
森の若木を伐ってかえる五月祭
秋の収穫をたたえるブドウ祭
厳粛な面持ちでむかえる降誕節と顕現節
厳冬のさかりにカーニバルがやってくる
カーニバルは飲めや歌えの乱痴騒ぎとなる
灰の水曜日からは禁欲が続く
春に少なくなる貯蔵肉を長持ちさせるための自粛策という意味があったとも考えられています
そして喜びの復活祭
農村ではまた仕事の季節が始まります

町の街路はゴミとフンだらけで衛生状態は悪い
庶民の大半の子供は学校に行かない
13、14歳でもう徒弟として働き始める
過酷な時代です
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読書記録です

世界一わかりやすい量子力学
ノーベル物理学賞受賞者
アントン・ツァイリンガー 著
大栗博司 監修
田沢恭子 訳

世界一わかりやすいというタイトルではありますが、やはり難解ですね
電子や光子といったミクロの粒子の振る舞いにおいては、位置や速度は明確な値を持たない
その振る舞いは確率的な振幅によってのみ表現できる
不思議な世界の一端は分かったような気がします

電子は観測されるまでは波であり、観測されてはじめて粒子として現れる
摩訶不思議な世界です

「量子もつれ」
二つの粒子が相互作用したあとに遠くに離れても、一方の粒子が観測された瞬間にもう一方の粒子の状態が決まる
これは個別の粒子が孤立して存在しているのではなく、関係的・全体的なつながりによって現実が構成していることを示しているそうです

現代物理学や近い将来やってくるであろう量子コンピュータの時代への情景はあるのですが
正直、なんとなくの概念がなんとなく分かった気になった程度で、自分の理解力が追いつきませんでした
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読書記録です

魔法
その歴史と正体
カート・セリグマン 著
平田寛
澤井繁男 訳
平凡社ライブラリー

本書は西洋を中心にオカルトの歴史を網羅したものです
オカルトの語源はイタリア語の「occulta」で、意味は隠されたです
「表面」「公」のキリスト教世界に対して、「水面下の知識、知見」であり、キリスト教とは違った異教の世界を指します
「地下に押し込められた知の世界」だから、オカルトというのは「隠微な」「秘儀的な」ものとなります
オカルトというのは「魔術」ともいいますが、その意味するところは「自然界にある対象物に何らかの効果をもたらす人為的行為」です

キリスト教が優勢となる中世ヨーロッパにおいて、異教文化である古代ギリシア・ローマやヘレニズムの文化は水面下に追いやられますが、12世紀と16世紀の2回のルネサンスによって、古代ギリシア・ローマやヘレニズムやアラブの文化がヨーロッパに流入します
ルネサンス文化というのはキリスト教ではない異教の文化を取り入れて発露したものです
ボッティチェリの有名な絵画である『春』『ヴィーナスの誕生』がその好例です

魔術の中でも「自然魔術」は「自然に関する知識」つまり「自然の知的探求」にいたるもので、「ありのままの自然を見つめること」を重視します

しだいに魔術的なものの考え方や現象を客観的、分析的、理論的に実証してみようという批判的精神が芽生え、近代科学の精神につながっていきます
その一方で、18世紀に吸血鬼の目撃情報がピークを迎えるように、科学とオカルトはお互いに作用反作用しあってきた歴史があるようです

本書では、錬金術、占星術、人相術、手相術、タロットもオカルトの一環として、その歴史について解説されています
現代は科学の進歩が著しい一方で、自然の複雑怪奇さが露わとなり、未来への不安の陰は濃くなっています
現代においてもオカルトや占いが惹かれる理由となっています

童話や昔話では魔法、魔術が使われるのが定番ですが、欲望を実現したいという人間の欲求の現れです
欲望の発露と自然の真摯な探求というのが魔術の歴史の原動力であるように感じました
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ふーびぃ

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■感謝脳(樺沢紫苑)
半分ほど読了!
「人は感謝することで多くを手に入れることができる。」
誰でもできることだけど、ほとんどの人がやらない/できない感謝。この感謝を教科書的にまとめたのが本書というコンセプト📕

感謝は伝播するようなので、まずは自分から感謝を伝えていきたいっすね(*^^*)
人、モノ、事、あらゆるものに感謝できたら、それが「感謝脳」という状態なので、近づけるように日々のあたりまえを一つひとつ再認識して過ごしていこう‹‹\(´ω` ๑ )/››

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まき🚲

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『毒殺魔の教室』


【あらすじ】
30年前に起きたある事件を軸に進んでいくミステリー作品。
当時、少年が毒殺され、その二週間後には犯人とされる人物が自殺するという形で事件は幕を閉じたことになっている。
しかし時を経て、その事件に関わった人々の証言を追っていくうちに、教室内の人間関係や当時の空気、そして事件の別の側面が少しずつ浮かび上がってくる。

【感想】
前半は、さまざまな関係者の証言を読み進めながら、なんとなく犯人像を予想でき、推理する楽しさがあった。
後半になると、点だった情報がつながり始め、「もしかしたら…」と真相が見えてきて、
やっぱりそうか、という納得感と同時に、まさか…といういい意味での裏切りもあり、とても引き込まれた。
一方で、大きなどんでん返しがあるタイプの作品ではなく、真実がじわじわと明らかになり、そのまま静かに終わっていく印象も受けた。
リアルさはあるものの、個人的にはもうひとひねり欲しかったとも感じた。

派手な展開よりも、人の証言や心理のズレから真実に近づいていくミステリーが好きな人におすすめしたい一冊。

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ローマ教皇史
鈴木宣明 著
ちくま学芸文庫

ローマ教皇・カトリック教会の歴史を一望する入門書ですが、なかなかに難解です
注目点は、コンスタンティヌス大帝によるキリスト教の公認は、ローマ教会が信仰の自由を得た一方で、国家権力の教会への介入が行なわれる契機にもなりました
中世から近代まで続く、教会と世俗権力の相克はここから始まったということができそうです
皇帝のお墨付きを得た以上、教会は必然的に行政機関としての性格を持つようになり、ローマ帝国が東西に分裂したのに伴い、教会も東西に分裂する流れになったのは、歴史の必然だったのかもしれません
ペトロスの後継者として優位性を持ちたいローマ教会と、それに反対するほかの教会との争い
ローマ教会初期の歴史において、やたら異端排斥が多い原因となりました
ビザンツの支配から脱却するため、フランクを頼るようになり、その流れで小ピピンによる教皇領の寄進やシャルルマーニュの戴冠があります
ローマ教会の世俗権力との争いは、あくまでも全キリスト教徒の心の拠り所としての権威を守るためだったのでしょう

現教皇の名乗りの由来であるレオ十三世の業績がp239~241で、解説されているのもよかったです
19世紀末から20世紀の世紀転換期は、労働者問題が大きな問題となっていましたが、所有者と労働者の対立を和らげることを教会の使命としました
労働提供者は労働者の人間尊厳を愛し、労働時間を限定すべきである
また、労働者は忠実にその義務を実現し、いかなる暴力行動にも出ないことを求めました
高市総理が、馬車馬のように働け、働け、働け、働け、働けとひたすらに国民を叱咤激励し、総理大臣が国民に対してパワハラをする構図になっているのとはまるで異なるあり方がそこにはあります
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中世を旅する人びと
阿部謹也 著
ちくま学芸文庫

中世ヨーロッパの「旅」にかかわる「人びと」の生活を点描した内容となっています
市井の人びとの暮らしにフォーカスしています
中世ヨーロッパの文盲で糞尿にまみれ飢饉や疾病、差別と隣り合わせだった人びとの暮らしの息遣いが感じられました

農民は、徐々に浸透してくる貨幣経済の圧力、領主の抑圧の中でフェーデや略奪の恐怖におびえながら耕作をおこなっており。決して牧歌的な世界ではありません
農民の日常食は、カブラや野菜を脂身を入れて煮たものや、キビのかゆ、ライ麦パン、チーズ、ビールがせいぜいで、肉はまれにしか食べられなかったようです、魚もめったに食べることが出来なかったそうです

都市は成長限界を迎える中で、社会階級の固定化が進み、遠方に職を求めて旅をする遍歴職人という生き方を選ばざるを得ない人びとが増える

信仰にもとづいて慈悲を与える対象として職業としての乞食が認められており、ギリギリのところで放浪者に対する一定の支援というのはあったようです

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天気のからくり
坪木和久 著
新潮新書

天気にまつわる「からくり」のあれこれを紹介した気象エッセイ集となっています
わかりやすい例えで説明されていて
例えば
台風の下では熱エネルギーが水蒸気という形で供給されているが、その熱量は6畳一間の部屋ごとに家庭用ガスコンロが最大火力で燃えているぐらいで、直径1000kmを超える大型台風では海面上に800億台のガスコンロが並んで燃えているようなもの
台風のエネルギーの莫大さが実感できますね

第6章において、台風減勢は可能かというエッセイがありますが
科学者のなんでもかんでも自然を改変して解決すればいいという悪い思考回路が見え隠れします
無理に自然を改変しようとすれば手酷いしっぺ返しがくると思います

台風の航空機観測の話は興味深かったです
将来は、太平洋上の成層圏に無人機がいつも飛行していて、台風が発生し始めると必要に応じて観測装置を投下する
さらに対流圏を高速で飛行する別の無人機が、台風予測のために必要なデータが不足している領域を観測する
こうして台風の進路だけでなく、強度や雨量についても高精度な予測が可能になる
夢のある未来予想図だと感じました
高市総理は、戦艦をつくるというパープーなことを言っていないで、こういう研究に予算を割り振るべきだと思います
高市総理はほんと「無能な働き者」だと思います
「人類の幸福のために」という視点を持たない人間が日本の政治のリーダーになっているのは本当に不幸なことだと思います
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