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日々の投稿以外で、現在下記について投稿を継続しています。
#楽しく分かる万葉集 
#日光街道巡り 
#東京の神社
お手すきの時に見てくださると、とても嬉しいです[大笑い]
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#楽しく分かる万葉集 19 / 厚見王
「楽しく分かる万葉集」を読んで、歌の内容と感想を記しています。

【口語訳】※本とは別の訳にしています。
河鹿(かじか)蛙が鳴いている甘奈備川に、その姿を水面に映して、今ごろ咲いているのだろうか、山吹の花は。

「蝦(かはづ)」はカジカガエルを指し、川辺の澄んだ流れと春から初夏の気配を伝える語です。

「甘奈備川」は飛鳥の神奈備の山のほとりを流れる川(飛鳥川・竜田川など諸説)とされ、神聖な山と川のほとりに咲く山吹の姿が、静かな音風景とともに描かれています。

「かはづ鳴く/甘奈備川/影見えて/今か/咲くらむ」のように「か」の音が連続し、柔らかくリズミカルな調べを生み出しています。

水面に「影見えて」と、直接花そのものではなく“影”を通して山吹をとらえることで、余情ある遠景としての花を想像させるのがこの歌の大きな魅力です

この歌は平安以降、「~に影見えて」「今か(今や)~くらむ」の句型を本歌取りした和歌が多く詠まれ、名歌として長く鑑賞されてきました。

山吹と蛙、川辺という取り合わせは、この歌の影響で「春ののどかな田園風景」を表す典型的なモチーフとなっています。


歌作者の 厚見王は、知太政官事・舎人親王の子とされ、皇族の血筋を持つ歌人です。

『万葉集』巻八に複数の一首が収録されています。

彼は大伴家持の歌人交遊関係者とされ、飛鳥地方を拠点とした地方豪族の人物と考えられます。


個人的にも、このリズミカルな音が心地よく、今回選びました✨


#万葉集
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#楽しく分かる万葉集 7 / 東歌上野国歌
「楽しく分かる万葉集」を読んで、歌の内容と感想を記しています。

【口語訳】
私の恋は思いがけずも悲しいものだ。
草を枕にするような旅の身で、多胡(群馬県多野郡吉井町)の入野の奥深くにいる身も悲しい。
私の恋の悲しさは、今もこれからも変わらず深い。


この歌は自分の恋の切なさを詠みつつ、旅の身であることの寂しさや、多胡の入野という遠い地の情景と重ね合わせているものです。


恋がどこまでも悲しく続くさまを、「草枕」(旅の枕)という言葉と結びつけ、場所の名を詠み込むことで情感を深めています。


上野国の東歌は、当時の上野(かみつけ・こうずけ)国、現在の群馬県を中心に詠まれた歌で、約25首が万葉集の東歌の中にあります。これらの歌は地域性が強く、特に伊香保を詠んだ歌が多いのが特徴です。

この歌の「かなし」は、一応「悲しい」と訳しましたぎが、当時の意味では「愛しい」という意味合いがあるそうです。

そのため「あなたが愛しい…」という恋の歌になりますね✨

#万葉集
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#楽しく分かる万葉集 13 / 高市黒人
「楽しく分かる万葉集」を読んで、歌の内容と感想を記しています。

【口語訳】※本とは異なる訳にしています
さざなみ(近江)の土地の神の心も衰えて、荒廃した都を見ると悲しいことです。


歌の作者は高市黒人(たけちのくろひと)です。

高市黒人は奈良時代初期の歌人で、『万葉集』にこの歌を含む連作などを残しました。


近江大津宮は天智天皇の時代に短期間栄えたが、すぐに遷都され廃墟と化しました。

作者の高市黒人はその荒れ果てた様子に、地の神の威光も失せた無常を嘆いています。


そして、この高市の氏族…
壬申の乱のとき、今の奈良県高市郡にいた高市許梅(たけちのこめ)という人物が神の御告げを受け、大海人皇子が勝利したと言われています。

そのため、同じ氏族である高市黒人も神託をつげるものの血をひいているのではないかという説もあります。

古代では、それぞれの国には、その土地を支配している神がいて、その霊力によって国が栄えると信じられていました。

荒れた都の光景に、国の神の衰えを見るところは、神託に通じるものがうかがえそうです。


そして、いまの…

歴史ロマンを感じますね✨

#万葉集 #高市黒人
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#楽しく分かる万葉集 22 / 岡本天皇
「楽しく分かる万葉集」を読んで、歌の内容と感想を記しています。

【口語訳】※本とは別の訳にしています。
夕方になると小倉の山で鳴く鹿が、今夜は鳴かず、静かに寝てしまったようだ。
 
秋に雄鹿が雌を求めて鳴く声が恋の象徴として古来詠まれており、この歌では鳴き声が途絶えたのを、鹿が恋を成就させて安らかに眠ったと推量する優美な表現です。

小倉山は奈良県桜井市付近の山を指すとされ、自然の中に人の幸福な恋を重ねています。

鹿の沈黙が嘆きからの解放を示す比喩として、作者の家庭的な安らぎや慈愛を感じさせる一首で、万葉集らしい素朴な情感が魅力です。


歌作者の岡本天皇(をかもとのすめらみこと)は、舒明天皇説と斉明天皇説があります。
いずれも岡本宮を皇居としていたためです。


今回は、筆ペンで書いてみました

#万葉集
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#楽しく分かる万葉集 21 / 持統天皇
「楽しく分かる万葉集」を読んで、歌の内容と感想を記しています。

【口語訳】※本とは別の訳にしています。
春が過ぎて、どうやら夏がやって来たらしい。
白く清らかな衣を干している、あの天の香具山を見ると、そう思われることだ。

「らし」で「そうだなあ、と感じ取っている」ニュアンスを出し、「香具山に干された白衣」の光景から季節の移り変わりを実感する心が詠まれています。
 

「来たようだ」と推量・感覚で言う表現で、はっきり宣言するのではなく、景色から静かに悟る調子になっています。

白栲の(しろたへの)衣
真っ白な布・衣を形容する枕詞的表現で、ここでは清浄な白衣。神事に用いる斎服や、早乙女の衣・夏の神事の衣と見る説があります。

天の香具山
奈良県橿原市の香具山で、大和三山の一つとされる神聖な山。「天の」と添えるのは、神域としての尊さを示すためです。
 
初夏の強い日差しのもと、新緑におおわれた香具山の斜面に、真っ白な衣がずらりと干されている光景を詠んだ歌とされています。


作者は、第41代天皇・持統天皇。

13歳で大海人皇子(天武天皇)と結婚し、皇后・女帝へ。息子・草壁皇子をもうけ、孫の文武天皇を支えました。

天智天皇の娘として生まれたため、叔父との婚姻は皇位継承のための政略色が強いと言われています。

額田王との間接的なつながり(額田王は元夫・天武の最初の妻で、天智の後宮へ)が話題になりますが、持統天皇自身の恋愛エピソードはなく、宮廷歌人の一面が目立ちます。

万葉集の歌は自然や治世を詠み、恋歌は少ないようです。
政治家・歌人として称賛される一方、恋多き飛鳥宮廷で「堅実な女帝」と見なされます。



藤原京から香具山を眺めた折の作と伝えられています。

『新古今和歌集』や小倉百人一首では、
「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」
と少し異なる形で伝わり、「干しているという(言い伝えがある)」という伝聞表現「ほすてふ」が用いられています。

四季が順調に巡ることは、天皇の治世・政治が安定していることの象徴とも考えられ、季節詠であると同時に、治世の安泰を暗示する歌と解釈されることもあります。

春から夏への移ろいを、抽象的にではなく「衣を干す」という生活の一場面を通して捉えたところに、この歌の具体的で親しみやすい魅力があります。



#万葉集
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#楽しく分かる万葉集 6 / 山部赤人
「楽しく分かる万葉集」を読んで、歌の内容と感想を記しています。

【口語訳】
田子の浦を通って、出て見ると、富士山の高い峰には真っ白に雪が降り積もっていることだ。

和歌の作者は山部赤人(やまべのあかひと)
下級官人でありながら、その優れた和歌の才能によって聖武天皇に仕え、天皇の地方巡行に同行して各地の景観を詠む歌を多く残しました。

赤人は自然の美しさを詠む叙景歌の名手として高く評価され、柿本人麻呂と共に「歌聖」と称されます。


田子の浦から富士を仰ぎ見たときの、視界いっぱいに広がる雪の白さへの感動を素朴に詠んだ歌です。

後の百人一首では「田子の浦に」「白妙の」「雪は降りつつ」と表現が変化し、より技巧的な歌として採られています。

でも、万葉集での原歌の「真白にそ」は、「凄い!!真っ白だ!」という感動・衝撃の気持ちが素直に出ていて好きです。

#万葉集 #山部赤人
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#楽しく分かる万葉集 20 / 作者不詳
「楽しく分かる万葉集」を読んで、歌の内容と感想を記しています。

【口語訳】※本とは別の訳にしています。
能登川の水の底まで明るく照り映えるほどに、三笠の山には桜がいっぱいに咲いたことだなあ。

三笠の山の斜面いっぱいに桜が咲き、その色と光が麓を流れる能登川の水面から水底にまで反射しているように感じられる風景を詠んでいます。

「水底さへに」「照るまでに」と重ねることで、花の明るさと春の充満した気配を強調し、神域としての山と清らかな川の 聖 なる雰囲気もにじませていると解されます。

三笠山は、奈良県奈良市の春日大社のすぐ背後にある小さな山「御蓋山(みかさやま)」を指すと考えられています。

現在も春日大社背後の春日山原始林の一峰として残り、信仰の対象となる神域の山として、一般には山麓からその端正な円錐形の姿を仰ぎ見る形で親しまれています。


個人的に「三笠」というと、日露戦争の日本海海戦の連合艦隊の旗艦が思い浮かびます。 

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#楽しく分かる万葉集 14 / 大伴旅人
「楽しく分かる万葉集」を読んで、歌の内容と感想を記しています。

【口語訳】※本とは異なる訳にしています
わが庭に梅の花が散っている。
まるで、はるかな空から雪が流れ落ちてくるかのようだ。

梅の花びらが白い雪のように舞い散る様子を、「天から流れ落ちる雪」にたとえた、華やかで視覚的な歌です。

この時代は、白梅だけで、紅梅はありませんでしたので、梅の花といえば白でした。


歌の作者は大伴旅人(おおとものたびと)です。

飛鳥時代末から奈良時代に活躍した公卿で、大伴安麻呂の子、家持の父にあたります。

官位は従二位・大納言で、漢詩にも通じた教養人として朝廷文化を体現しました。

この歌の「雪が流れる」というのは、和歌には馴染まない表現であり、おそらくこの表現は、中国の六朝詩文に見られる「雪の流れ落ちる」イメージを借用し、梅の白い花びらが天から雪のように舞い散る様子を視覚的に描いたものと思われます。



万葉集での位置づけ万葉集には旅人の作とされる歌が70首余り収められ、多くは大宰帥として太宰府に赴任していた晩年期の作です。

息子の大伴家持が万葉集最終編成に深く関わったとされ、その中で旅人の作品も体系的に収録されています。

#万葉集 #大伴旅人
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#楽しく分かる万葉集 / 中大兄
奈良県南部の大和三山(香具山、畝傍山、耳成山)をめぐる神代からの伝説に基づく恋の三角関係を詠んだものです。

この歌は万葉集巻1の13番にあります。

意味としては「香具山は畝傍山を愛しいと思い、耳成山と争いをしている。神話の時代からずっとそうだったようだ。古い昔もそうであったように、現実の人も妻を争うものであるらしい。」という意味になります。

この歌は大和三山(香具山・畝傍山・耳成山)を擬人化し、神話的に愛や争いを表現しています。


この歌の歌人・中大兄皇子(後の天智天皇)、額田王、大海人皇子(後の天武天皇)による三角関係は、飛鳥時代における最も有名で複雑な人間関係の一つだったそうです。

中大兄皇子が詠んだ歌は、この三角関係を象徴的に表現しているとされ、神代の時代から続く山々の争い(神話の物語)になぞらえ、兄弟と女性(三人の関係)を投影しているようです。

山々の神話の話はともかく…
歴史上の人物であっても三角関係はあったと思うと、人の心は当時と変わっていないのだなと思いました。
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#楽しく分かる万葉集 24 / 人麻呂歌集
「楽しく分かる万葉集」を読んで、歌の内容と感想を記しています。

【口語訳】※本とは別の訳にしています。
どこが山道なのかも分からないほどだ。白橿(しらかし)の堅い枝までもが、たわむほどに雪が降りしきっているので。

堅い白橿の枝さえしなるほどの大雪で、山道が埋もれ、ただ白一色の世界に閉ざされている情景を、きわめて写実的に詠んだ雪の歌といえます。

雪の重みで、堅い枝を持つ白橿の木さえも曲がるほどの豪雪を描写した歌で、視界を覆う白い世界の厳しさが伝わります。


人麻呂歌集(正式には「柿本人麻呂歌集」または「柿本朝臣人麻呂歌集」)は、『万葉集』成立以前に編纂されたとされる和歌集で、主に柿本人麻呂の作品を集めたものと伝わります。


今回は、筆ペンで書いてみました


#万葉集
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#楽しく分かる万葉集 17 / 作歌者不詳
「楽しく分かる万葉集」を読んで、歌の内容と感想を記しています。

【口語訳】※本とは異なる訳にしています
紅の裾を引きずるようにして歩いていく、その道を私たちの間にはさんで、私がそちらへ通って行きましょうか。
それとも、あなたがこちらへ来てくださいますか。


「紅の裾引く道」は、紅色に染めた裳の裾を引きずるようにして歩く女性の姿を思わせる、美しく華やかなイメージの道で、恋の場面を彩る視覚的な比喩になっています。

「中に置きて」は「二人の間にそれをはさんで」の意味で、実際の距離とともに、心理的な隔たりや、「逢いに行く」「来てもらう」どちらがよいのか 迷う心もにじませています。

女歌とされ、多くは「なかなか通って来てくれない男」に向けて、「いっそ自分が通いましょうか、それともあなたが来てくださいますか」と、遠回しに積極的な思いと不満まじりの可愛らしい催促をしている歌と解されています。

紅の裳裾という華やかな装いと、「通はむ」「来まさむ」という対句的な言い回しによって、恋の成就を望みつつ相手の出方も伺う、万葉女性らしいしなやかな恋情が表現されています


歌の作者は、不詳です。
万葉集の特徴は、作歌者名がない歌が多いことです。
中下流の官人たちやその周辺で暮らす巷の人々だったと思われます。

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#楽しく分かる万葉集 15 / 山上憶良
「楽しく分かる万葉集」を読んで、歌の内容と感想を記しています。

【口語訳】※本とは異なる訳にしています
まだ幼い子なので、黄泉(あの世)への道のりも知らないので、贈りものをしました。
黄泉の使よ、わが子を背負って通してやってください。

幼く亡くなった我が子を悼み、黄泉の道を知らぬ子をあの世の使いに幣帛(へいはく)を贈って背負って通してほしいと祈る切ない親心を詠んでいます。

幣帛(へいはく)は、神道の祭祀で神に捧げる供物の総称で、主に布帛や貴重品を指します。


歌の作者は山上憶良(やまのうえのおくら)です。

山上憶良は奈良時代初期に活躍した歌人です。

660年頃生まれで、701年に遣唐使として唐に渡り、学問を修めました。

帰国後、下級官人から従五位下に昇進し、716年に伯耆守、726年頃に筑前守を歴任。733年頃に病没したとされます。

大伴旅人と交流し、筑紫歌壇を形成しました。

歌風と業績貴族でありながら、貧民や防人の苦しみ、家族の愛を詠み、異色の視点で知られます。

この歌の他に「貧窮問答歌」が有名です。


#万葉集 #山上憶良
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