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いと
『君のいるセカイ』より
#架空小説書き出し

いと
『創り上げた宇宙』より
#架空小説書き出し
やまだ
警告音が鳴り響く駅のホーム、肌に張り付いた汗、カメラを通して見られる世間の目、鳴り止まない鼓動、母の腕の温かさ。
この情景が鮮明に頭の中を鮮やかに彩っていた。
『私の生、母の死』より
#架空小説書き出し

いと
この言葉を聞くと「神なんていない」「そんなのは宗教の中での話だ」と感じる人が今の日本人には多く存在している。しかし、「神は存在している」そう確信している人もいるし、信じていなくとも、勝負時には神頼みをするし、新年には初詣に行って願い事をする人がほとんどであろう。また、海外には信仰とは身近な文化である地域や超科学的存在を奉る風習もある。では、「本当に神という存在が実在するのか」「なぜこんなにも人間というものは神に縋ることになるのか」その様な見えない謎に近づいくお手伝いをしよう。
『外界をむく』より
#架空小説書き出し
やまだ
今日も彼のための料理をする。彼の好きな甘めのカレーをひとりで煮込んでいる。カレーを煮込む音や匂いが孤独を消してくれるようでほっとしたつかの間、包丁の先が少し肌をかすってしまった。まあこれくらいなら大丈夫だろう。
彼との出会いはなんでもないものだった。ドラマチックなものでも心ときめくものでもなんでもない。いつの間にか話すようになっていつの間にか仲良くなっていつの間にか置いてかれた。
いつの間にかこんなに血が出ていた。
『流るる愛』より

いと
初めての体験というものはいつになっても心踊るものがある。しかし、歳を取るにつれ初めての体験というものを経験しなくなっていく。世界には1人の人生では体験しようもない景色、経験に溢れているはずなのに。
「お待たせ致しました」
私は今、初めて行くバーで初めて飲むカクテルを頼んだ。レゲエパンチを飲む為に私は今日ここへ来たのだ。私は乾杯する相手もなく1人タンブラーグラスに口をつけた。
「マズっ」
あと少しで口からその言葉と共に原因である液体すらも吐き出しそうになった。私は元より桃という果物があまり好きではない。それ故にピーチウーロンというカクテルを今まで飲んでこなかった。昨晩暇つぶしの一環で聞いている芸人さんのラジオでレゲエパンチの話を聞いた。
「レゲエパンチって言うカクテル知ってるか」「おお知ってるよ」「アレってただのピーチウーロンやんな」「そやで」「いや〜ピーチウーロンにレゲエパンチってイメージも格も全然ちゃいますやん」「そら、そやけどレゲエパンチって関西特有の言い方って言うやん」「いや関西人言うたかてピーチウーロンにレゲエパンチはないやろ何処がレゲエとパンチが効いてんねん」
そこはかとなく、ただラジオを聞いていただけだが、レゲエパンチというフレーズが引っ掛かり、ピーチウーロンと言う名前ならば絶対に頼まないけれど、レゲエパンチなら1回飲んで見たいと思ってしまったゆえ、電車で30分かけてミナミまで来てしまった。初めての体験は心躍るものがある。しかし、その興奮は2度と戻っては来ないのである。私はなかなか軽くならないグラスを置き、つきだしのミックスナッツに手を伸ばす。
「柳くん今日は珍しく遅刻してきたけど何かあったのかい?」「昨晩、飲み慣れない酒を飲んだせいで悪酔いしてしまい、寝坊しました。すみません。」
私はこの出版社に勤めてに7年目になるが、初めて遅刻というものを経験した。
『辞世』
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ただの
物心ついた頃から、嫁いでも恥の無いようにと祖母にお作法を1から叩き込まれ、教育熱心な父には学問を叩き込まれ、母からは家事を叩き込まれた。
家族一丸となり袋叩きになった私は、しっかり中学半ばでボロボロとなった。よく耐えたと思う。
なのに余生も折り返した今、大きい音に騒がしくなる心臓が出来上がる始末となった。
「夢売る箱入り娘」より
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ただの
『カサブランカ』より
#架空小説書き出し

ただの
『赤羽に咲く記憶』より
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砂糖
幼馴染のユキは毎日変わる。服装も性格も口癖も全て。小さい頃からそうたっだので今さら驚きはしない。僕は毎日恋をする。
『北極星』より
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砂糖
お笑い好きの人に分かってもらいたいなぁ🫣
知らない人でも文章を気に入って貰えたら嬉しい
😤

砂糖
少年はドアノブを手に取り、全てを受け入れることにした。
『鬼門』より
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おたまちゃん
#ラランド#ニシダ#架空小説書き出し
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