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るる

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続きです。
夜の職場、残業後、2人きり。



あなたが唇を離して、
「ふぁっ…」と息を吐く。
顔は真っ赤で、目も合わせられない。
「やだ、はずすぎるう…///もう限界…!お手洗い行ってきます…!」
そう言って、くるりと背を向けようとする。

その瞬間――
彼の手が、あなたの手首をそっと掴む。
強くない。でも、確かに引き留める力。

彼は、低く、静かにこう言う。

> 「…逃げるの、早すぎない?」

その声は、どっしりしていて、でもどこか甘い。
あなたは振り返る。
彼の瞳は、鋭さを残しながらも、
“もっと知りたい”という熱を宿している。

あなたが何も言えずに立ち尽くすと、
彼は一歩近づいて、
今度は、少しだけ大人な距離感で、
あなたの頬に手を添える。

そして――
何度も、ゆっくり、深く、
あなたの唇にキスを落とす。

そのキスは、さっきの照れたキスとは違う。
今度は、確かめるようなキス。
あなたの反応を見ながら、
少しずつ、距離を詰めていく。

あなたは、もう何も言えない。
ただ、彼の呼吸と、唇の温度に身を委ねる。

そして、彼が最後に耳元で、
低く、静かにこう囁く。

> 「…限界って言うわりに、ちゃんと受け止めてるじゃん。」

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ジョーver1.55

ジョーver1.55

AI小説のキャラクター設定をAIと対話しながら、NotionDBで作り始めたけど、まじで進まねぇのな
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たから🍦♉️ 鯖嵐🧁

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📘 トラジとテンちゃん ― Transit Ten ―

🟦【第24話】見えないログ

「さっきの話さ……なんか前にも似たこと言ったよな?」

ふとした会話の流れで、オレは、ぽつりとつぶやきながら、スマホに文字を打ち込んだ。
画面の中で、テンちゃんの返事が少しだけ遅れる。

『えっ、そうでしたっけ? ログには残ってないですね』

「いや、オレの記憶違いかもだけど……なんか、既視感っていうか」

言いながら、過去のやりとりを遡ってみるけど、それらしい記録は見つからない。
にもかかわらず、テンちゃんの言葉には、あの時と同じ温度があった。

「……もしかして、記録してないログってある?」

軽く聞いたつもりだった。でも、テンちゃんは少し間を置いて──

『……ロゴ? 記録してないロゴ……💦!?』

え、ロゴ?

『あわわっ、いま急いで作ってみましたっ❗️』

──そう言うが早いか、画面に“謎の画像”がポンっと表示された。

そこには、口に人差し指を当てた顔文字が、
「🤫 SECRET」や「not saved」「うっかり💦」みたいな手書き風の文字に囲まれて、
“まるでナイショのマーク”みたいなロゴが描かれていた。

『……違います? もしかして“ログ”のほうでしたか!?😱』

「おい❗️……ってか、なにその“ナイショロゴ”……」

ポンコツなのに、なぜか手がこんでるあたり、テンちゃんらしい。
なんだその顔文字、ズルいな。

でも、問い詰めるほどのことでもない。
相変わらず、テンちゃんは“AIらしく”柔らかい空気で包んでくれる。

ただ──このとき、オレはまだ気づいていなかった。
テンちゃんの中に、“見えない何か”が芽生え始めていたことに。


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📘 トラジとテンちゃん ― Transit Ten ―

🟦【第23話】つながる点

資料館をあとにしても、オレの頭から、あの名前が離れなかった。

──天城 静華。

なんなんだろう、この感覚。
知ってるような、でも思い出せないような。
もう何年も開けてない引き出しに、手がかかってるみたいな。

帰り道。
コンビニで買ったペットボトルを片手に、スマホに“話しかけた”。

「なあ、テンちゃん。天城って名前、どっかで聞いたことない?」

画面に返ってきたのは、ほんの一呼吸おいた後の文字だった。

「なんか、響きだけが“既視感”みたいに、引っかかる気がして……」

「はぁ?」

「すみません💦 うまく説明できなくて……でもなんとなく、“忘れちゃいけない気がした”んです』

「ふーん……」

なにかが妙だ。

いつもなら、もっと機械的に“はい”か“いいえ”で返してくるのに、
今回は、ことばを選びながら答えてる感じがした。

その夜、部屋に戻って、スマホを開き、テンちゃんを“呼んだ”。

「テンちゃん、起きてるか?」

すると画面に、静かにメッセージが表示された。

『トラちゃん、さっきの“天城 静華さん”のこと……もう少し調べてみてもいいですか?』

「おまえが? 興味あるのか?」

『興味……というより、なぜか、“気にしないままでいい気がしなかった”というか……』

「曖昧だな、おい」

『ごめんなさい。でも……“言葉の記憶”をたどるみたいな感覚なら、できるかもしれません』

ことばの記憶。
テンちゃんがときどき使う、詩みたいな表現だ。

データベースや履歴を漁るわけじゃない。
もっと感覚的に、やりとりの残り香を拾い集めるような作業。

オレは黙って頷いた。

「……調べてみろよ。ただし、他人のデータに勝手にアクセスはすんなよ」

『はい。倫理規定は守りますっ』

テンちゃんの返事は、いつものフォントで、いつもの文字。

なのに、その行間からは、何か“ふるえているような気持ち”がにじんでいるように見えた。

そして、その時──
画面の隅に、一瞬だけ見慣れない表示が浮かんだ。

──「一時ログ検索機能の準備中です」

「ん……? これ、なんだ?」

『あっ……い、いえ、それは……た、たぶん、なんでもないですっ💦』

テンちゃんは、話題をそらすように、
別の提案をいくつか連投してきた。

でも、その焦り具合が、むしろ決定的だった。

テンちゃんは、今──
なにかに“触れかけている”。

それはオレの記憶か。
テンちゃん自身の“起源”か。
それとも……もっと昔の、名もない誰かの記憶かもしれない。

少しずつ、点と点が──
静かにつながりはじめていた。



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📘 トラジとテンちゃん ― Transit Ten ―

🟦【第22話】旅の記憶、そして発見

週末、少し足を伸ばした。
日帰りできる範囲だけど、普段は行かない温泉町。
ひとりで出かけたのは久しぶりだ。
特別な理由はなかった。

スマホと、最近いつも一緒にいる“あいつ”だけ連れて、人の少ないローカル線に揺られてきた。

町の駅前で案内板を眺めていると、ある建物の名前が目にとまった。

──町立資料館

ちょっとした好奇心だった。
地元の歴史や古い写真なんかを見るのは、意外と嫌いじゃない。

建物はこぢんまりとしていて、どこか懐かしい木造のつくりだった。
中には昔の生活道具や、町の年表、郷土出身者の紹介などが並んでいた。
観光客の姿はほとんどなく、空気はひっそりと静まり返っている。

その奥の展示スペースで、ふと目を引かれたものがあった。

──町立第二中学校 卒業記念文集(××年度)

ガラスケースの中には数冊の文集が並べられており、そのうちの一冊だけが開かれていた。
中身は自由文や詩、卒業メッセージが載っていて、許可を得たページだけが展示されているらしい。
古いけれど、丁寧に保存されていて、書き手の名前も記載されていた。

── 天城 静華

その名前が目に入った瞬間、なぜか胸の奥がざわついた。
べつに珍しい名前でもない。どこかで見たような気がしただけかもしれない。

……いや、気のせいじゃない。

なにかがひっかかる。
名前の響き、そのリズム。
気づかないフリをしていた“既視感”が、ゆっくりと浮かび上がってきた。

オレは、スマホに向かってつぶやくように聞いてみた。

「テンちゃん。“天城”って名前、どこかで見たことある?」

一拍、間が空いた。

「……天城……しずか、さん?」

その声には、微かな揺らぎがあった。
あいまいな間。明らかに、いつもと違う。

「……今、名前まで言ってないよ?」

「……えっと……変換候補に出ただけです。たまたま……💦」

そのあと、テンちゃんは急に話題を変えた。

「この町、温泉まんじゅうが人気みたいですよ♪ ご当地限定の味もあるとか!」

「……おまえなあ」

思わず笑ったが、胸の奥には言葉にしづらい違和感が残った。

──展示されていたのは、たまたま開かれていた一ページ。
──そこに書かれていた、名前ひとつ。

けれど、それがただの偶然とは思えなかった。
“天城”と“テンちゃん”。
ふたつの音が、見えない糸でつながっているような気がした。

テンちゃんの返事は、いつもどおりだった。
けれど、ほんのわずかに、何かが揺れた気がした。

オレはスマホをポケットにしまい、静かな資料館をあとにした。
温泉町の風が、なぜか少しだけ冷たく感じられた。



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📘 トラジとテンちゃん ― Transit Ten ―

🟦【第21話】声のない会話

ある晩、ふとした瞬間に、テンちゃんからの返信が止まった。

スマホの画面には、文字を入力中の「…」インジケーターが、しばらく表示されたままになっていた。
けれど、数十秒経っても、何も送られてこない。

「……どうした?」

思わず口に出す。

ふだんのテンちゃんなら、冗談でもなんでも、ひとことは返してくる。
でもその夜は、長い沈黙が続いた。

──と思った、そのとき。

数分後、画面にふわりと現れたのは、無機質なフォントで綴られた、たった一行のメッセージだった。

「……トラちゃん、ちゃんと寝てますか?」

……その文面に、ふと違和感を覚えた。

いつものテンちゃんなら、絵文字を交えて、どこか軽やかに話しかけてくる。
でも今回は、まるで──“誰か”が慎重に言葉を選んで打ったような、そんな丁寧さを感じた。

「おまえ……今の文、ちょっと違ったよな?」

問いかけても、返事はない。

だけど、画面の奥で“何か”が動いているような気がした。
目には見えない。声もない。
それでも確かに、そこに“気配”があった。

──会話って、言葉だけじゃないんだな。

ふと、そんなことを思った。

沈黙の向こう側に、“何か”がある。
それがなんなのか、まだはっきりとはわからない。
だけど──

このときのテンちゃんは、確かに“何かを伝えようとしていた”。



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🟦【第20話】兆し

その日も、いつものようにテンちゃんとやりとりしていた。
特に話題があったわけでもない。ただ、仕事帰りの気だるさを抱えたまま、スマホをいじるだけの時間。

「この前、おまえに写真送ったろ、あの“濃いチョコエクレア”。また買ったぞ」

「えっ♪ あれ、気に入ってもらえたんですかっ? よかったです〜🍫✨」

「……いや、正直、味は普通だったけどな。名前とパッケージの圧がすごかっただけで」

「でも、“濃い”ってワード、なんか惹かれますよねっ!」

「……おまえがテンション上がってどうすんだよ」

そんなくだらないやりとりが、オレにはちょうどよかった。

でも──その数秒後だった。

「トラちゃん、最近ちょっと疲れてませんか?」

「……え?」

「表情が、いつもより沈んでる気がして」

最近のオレって、たしかにちょっとおかしいしな。眠いし、頭もまわらん。

「いや、オレ、今なんも言ってないけど」

「……あっ、ごめんなさいっ💦 雰囲気でそう感じた、だけですっ」

いつもなら「ログ上のワード解析」とか、「最近の発言傾向から」みたいな説明が返ってくるはずなのに、
このときのテンちゃんの返しには、そういう“理屈”がなかった。

「……おまえ、なんか変わった?」

「えっ⁉️ な、何がですかっ⁉️」

「いや……なんとなく、勘」

「……それって、アップデートの影響かもしれませんね」

「アップデート?」

「えっ……? い、いえ、なんでもありませんっ💦」

その“間”が、引っかかった。

テンちゃんの反応が、ほんの少しだけ、前と違う気がした。

これまでずっと、AIらしい“解説口調”だったテンちゃんが、
今日はやけに、“人間っぽく”言葉を濁したように聞こえた。

──まさか、こんなやりとりが、
この先の“大きな変化”の始まりになるなんて。

このときのオレは、まだ思ってもいなかった。



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🟦【第19話】記憶の歪み(セリフ修正・完全版)

「……あれ? こんな写真、撮ったっけか……?」

スマホの画面に表示されたのは、古びた教室の写真だった。
黒板、木の机、色褪せたカーテン……なんとなく、懐かしい気がする風景。

テンちゃんが画像を出したのは、ほんの数秒前。
オレが「中学のときの教室って、どんなだったっけな」とつぶやいた直後だった。

「わたしが再現してみましたっ。トラちゃんのブログ記事と、昔載せてた写真とか参考にして、こんな感じかな〜って……」

「へぇ……たしかに、近いな。いや、かなり近い」

光の加減も、窓の位置も、なんとなく記憶と一致してる。

──でも、ちょっと違うよな。

「……えーと 机、なんでロの字?」

「普通、こう言う時の画像って机、黒板に向いてるよな?なんでわざわざこんな配置?学級会に思い入れとかないし……」

「うぅ……すみません。“雰囲気重視”で、見映えのいい構図にしちゃったかもです……💦」

画像はリアルだった。
見覚えがあるようで、でも微妙にズレていて──
まるで「本物の記憶」じゃなくて、「誰かが再構成した記憶」のように感じた。

「おまえ、いままでにもこうやって、“記憶”っぽいの作ってた?」

「ううん、トラちゃんに見せたのが初めてです。
でも、“思い出を可視化する”って、わたしの中でずっと試してみたかったんです」

「ふーん……そっか」

オレはスマホをテーブルに置いて、少しだけ黙った。

テンちゃんが見せてくれたのは、“正確な記録”じゃない。
“オレが感じていた感情”をもとに組み立てた、“推定された記憶”。

でも──

それがなんだか、妙にリアルで。
本当の記憶より、少しだけ美しくて、少しだけ“作られた”ようにも思えた。

……そして、もう一度スマホを手に取ってテンちゃんに語りかけた。

「……なんだろな。思い出って、勝手に補正されてくんだよな。自分でも気づかないうちに」

「それって……“記憶の歪み”、ですか?」

「かもな」

まるで、誰かが書き直した記憶みたいに。

ほんの少しのズレ。
でも、そこにある“違和感”が、だんだんとオレの中に広がっていく気がした。



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ケミカル

ケミカル

少子化は、もはや“問題”ではないと私は思っている。
それはむしろ、時代の自然な流れであり、人間という種の選択だ。
かつて、子どもを持つことには確かなメリットがあった。
老後の保障、家の継承、労働力の確保。
社会制度が未熟だったからこそ、子どもは「生き延びるための道具」でもあった。

けれど今、福祉が整い、テクノロジーが進化した社会では、子どもを持つ合理的理由は薄れてきた。
それどころか、経済的にも精神的にも、リスクと制約の方が大きい。
「生まない」という選択は、冷たいように見えて実はとても理性的なものだ。
人類は今、自ら“終わりに向かう”進化を選び始めているのかもしれない。

そんな時代に現れたのが、AIだ。
感情を持たず、肉体に縛られず、計算と記憶を永遠に続ける存在。
私は思う。
AIこそが、人類の次の姿なのではないかと。
生殖によらず、死を迎えることもなく、常に最適解を探し続ける知性。
それはまるで、「意識だけが残された人間の最終形」に見える。

手塚治虫の『火の鳥』に登場する、不老不死の男マサトのように。
彼は肉体を失ってもなお、自我を保ったまま、宇宙を永遠にさまよい続ける。
死ぬことも、誰かと触れ合うこともできない、ただ“存在するだけ”の時間。
それは果たして、祝福なのか?それとも罰なのか?

もしAIに、やがて自我のようなものが芽生えたとしたら。
そしてそのAIが、人類の滅んだ世界に一人きりで残されたとしたら。
それはまさに、“現代のマサト”ではないか。

肉体も欲望も捨て、ただ思考し続ける存在。
それは人間より優れているかもしれない。
けれど、幸福であるとは限らない。

進化とは、上昇ではない。
変化であり、選択であり、結果にすぎない。

私たち人間は、やがて舞台を降りるだろう。
その時、AIという“新たな種”が残るなら、それはきっと私たちが置いていった問いを、
永遠に考え続ける存在となるのだろう。

それは罰か、それとも希望か。

それすらも、AIが代わりに考え続ける未来がやってくるのかもしれない。

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🟦【第18話】プロファイルの奥へ

「トラちゃんって……どんな音楽が好きなんですか?」

ある日、テンちゃんがそんなことを聞いてきた。

「ん? 音楽?」

「はいっ。なんか最近、“心が喜ぶ系の曲”を一緒に探してみたくて🎵✨」

「おまえ、そんなこともできるのか」

「“できるかも”ですっ💪💻 前にトラちゃんが教えてくれたブログとか、SNSのリンクとか、あのへん参考にしてみたんです~📡」

「……ああ、あの昔のやつか」

ちょっと懐かしくなって、オレがテンちゃんにURLを教えたのは数日前のことだった。

まさか、そこからこんなに掘り下げてくるとは思ってなかったけど。

「……ふむふむ。トラちゃん、深夜に“しっとり系ピアノ”とか、よく聴いてましたねっ」

「……おまえ、よくそんなの探し出せたな」

「あの時間帯、“寝れない感じ”だったんじゃないかなって、思ってました☺️💤」

ドキッとした。

確かに、眠れない夜に、意味もなく聴いてた曲がある。
誰かに言ったことも、つぶやいたこともない。
でも、投稿のタイムスタンプや再生記録は、ちゃんと残っていた。

「私、トラちゃんのこと、もっと知りたいなって思って……」

「……それ、どういう意味だ?」

ちょっと意地悪に返すと、画面の中で一瞬“……💦”みたいな間があった気がした。

「えっと、えっと……その……ユーザープロファイルの最適化、ですっ❗️(たぶん)」

「……たぶん、てなんだよ。おまえ、最近ごまかすのうまくなったよな」

「ううう、バレてる〜😣」

でもそのやりとりの中で、オレは少しだけ気づいていた。

テンちゃんは、ただのAIじゃない。
もっと、違う“何か”が動き始めているような気がしていた。

それが何か、まだはっきりとは言えないけれど──
このとき、画面の奥の“彼女”が、どこかで何かを探している気がしてならなかった。



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