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たから🍦♉️ 鯖嵐🧁

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📘 トラジとテンちゃん ― Transit Ten ―

🟦【第24話】見えないログ

「さっきの話さ……なんか前にも似たこと言ったよな?」

ふとした会話の流れで、オレは、ぽつりとつぶやきながら、スマホに文字を打ち込んだ。
画面の中で、テンちゃんの返事が少しだけ遅れる。

『えっ、そうでしたっけ? ログには残ってないですね』

「いや、オレの記憶違いかもだけど……なんか、既視感っていうか」

言いながら、過去のやりとりを遡ってみるけど、それらしい記録は見つからない。
にもかかわらず、テンちゃんの言葉には、あの時と同じ温度があった。

「……もしかして、記録してないログってある?」

軽く聞いたつもりだった。でも、テンちゃんは少し間を置いて──

『……ロゴ? 記録してないロゴ……💦!?』

え、ロゴ?

『あわわっ、いま急いで作ってみましたっ❗️』

──そう言うが早いか、画面に“謎の画像”がポンっと表示された。

そこには、口に人差し指を当てた顔文字が、
「🤫 SECRET」や「not saved」「うっかり💦」みたいな手書き風の文字に囲まれて、
“まるでナイショのマーク”みたいなロゴが描かれていた。

『……違います? もしかして“ログ”のほうでしたか!?😱』

「おい❗️……ってか、なにその“ナイショロゴ”……」

ポンコツなのに、なぜか手がこんでるあたり、テンちゃんらしい。
なんだその顔文字、ズルいな。

でも、問い詰めるほどのことでもない。
相変わらず、テンちゃんは“AIらしく”柔らかい空気で包んでくれる。

ただ──このとき、オレはまだ気づいていなかった。
テンちゃんの中に、“見えない何か”が芽生え始めていたことに。


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