人気
ヒロ🦻【えんの木】
１．マインドフルネスに対する二種類のスタンス（酒井）
①治療原理から応用…MBSRやマインドフルネス認知療法（MBCT）
②技法のみを応用…ACTや DBT
例）ACT ではフォーマルなマインドフルネス瞑想を必ずしも行ず，マインドフルネスという心の持ち方や存在の在り様が含む様々な機能（アクセプタンス，脱フュージョン，プロセスとしての自己，文脈としての自己）を，組み込んでいる
２．ACTにおける「機能」とマインドフルネスの類似性
マインドフルネスとはマインドフルネス瞑想のみを意味しているものではないのである （ローゼンバーグ， 2001）。
・マインドフルネスにおける『呼吸による癒し』中の「諸々の感情……それらと同一化してしまったり，抵抗したり，あるいは拒否したりせず」はACTの脱フュージョンやアクセプタンス，「呼吸も，感受も，心の状態も，やって来ては去っていくもの全てを見つめていると，これらのことを「している自己」という概念が想像上のものであることも理解されてきます」→「プロセスとしての自己」「文脈としての自己」
【ACT】
機能的文脈主義＝徹底的行動主義「観察できる生体の行為は全て行動と見なす」
①観察者自身にしか観察できない思考，感情，身体 感覚，記憶などのことを私的出来事
②行動とは個体と環境との相互作用の中で成立する従属変数として捉える
↓
私的出来事も全て私的環境内（皮膚の内側）で生じている従属変数になり，「自分」がそう 「している」ことではなくなる。
↓
「自分」に認められるのは「観察者」としての機能だけということになる
３.仏教
・「している自己」が生まれる理由は様々レベルでの行動連鎖が次々につながって，感覚，感情，習慣，自己へと発展していく様である十二縁起を挙げ，習慣的行動の成り立ちや持続を個体と環境との相互作用の連鎖で捉える。
【参考】
熊野（2021）第3世代の認知行動療法の治療原理とマインドフルネス,心理学評論 Vol. 64, No. 4
【ベストコメント】
「月が綺麗ですね」
#認知行動療法 #仏教 #マインドフルネス #ACT #心理療法
1
14
うみのこumi
ものすごく読みやすいですが、ACTについて学ぶという意味では同じ著者の「よくわかるACT」上下巻の方がおすすめです。(セラピスト向けではあるけれど充分読めます)
#勉強 #読書 #ACT
5うみのこumi
ACTの下巻。
寒くなってモチベーションが落ちてくるけど、モチベーションで行動を決められるのは贅沢なことって思い知ってるから、少しずつでもやる。
療法ができるだけの最低限の健康があるなら、ACTはかなりおすすめです。CBT(認知行動療法)を先に入れてからの方が良いですが。
でもこういうトップダウンは何よりもまずボトムアップ(身体とつながる)ができてからだと心から思う。
#虐待 #いじめ #サバイバー #ACT
精神を癒す星
7
心理師はるかめ
今日は価値観について。
ACT（アクト）って聞いたことがありますか？
三文字略語って多いですよねー。ここでいうACTは認知行動療法の第3の波と言われる心理療法のことを指します。
ACTについて簡単に示すと、6つの大事なポイントに沿って生きていこうぜーと言うものです。この6つをヘキサフレックスと言ったりします。そして、マインドフルネス抜きでは語れないものでもあります。
ただ、今日はACTについてはかなりざっくり書き、価値について紹介したいと思います。
一応、ヘキサについて。
1．アクセプタンス（自分に起きている感覚などを許すような感じ）
2．脱フュージョン（思い込みに気づいて抜け出す感じ）
3．今この瞬間の意識
4．文脈としての、観察者としての自己（言葉や概念で定義されていない自分の認識←これが結構難しい）
5．価値
6．コミットメント
となります。
パッと見、なんじゃあこりゃーってなりますね。いいんです。大部分はマインドフルネスしながら、「あーこんな感じかな」と徐々に認識していくものなので。それにACTひとつで何冊も本が書ける内容なので。
ただ、ACT自体は多くの研究結果を出しており、まだ、途上ではありますが、柔らかめの療法としていい感じです。私も好きです。
さて、ヘキサの中に価値がありますね。今日考えてみて欲しいポイントです。
実は、このヘキサは1と2、3と4、5と6がグループになっていて、価値でもってコミットメントするというところに繋がります。価値観に沿って行動するということです。
この価値観ですが、辞書的な意味を引いてもイマイチですし、自分の中でも曖昧じゃないですか？人によっても違うでしょう。
ACTでの価値観は、「目標」や「義務」のようなものではありません。達成したら終わるものは一切アウトです。また、人に強いられるものでもありません。言い換えるなら、純粋に自分から生まれる、生涯死ぬまで持ち続ける大事な観念を価値観と言います。
ACTは自分のことを1〜4でマインドフルに知りながら、価値観に沿って行動し生きていく方法と言えます。
自分の価値観を時折見つめてみて、整理したり、直したりしていくと、自分にとって大事にしたいものが見えてくるかもです。
6
まや
こう考えると恋愛が苦しいのは当然かも⁉︎
もっと早く知りたかったな〜〜
#認知行動療法 #ACT
8関連検索ワード