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カナタ
Like the flowers, I cannot bloom.
省略された語を補うなら、
Like the flowers do, I cannot bloom.
という感じで、直訳すると「その花が咲くようには、私は咲けない」という感じでしょうか。
もう少し補足すると、flowersが複数形で定冠詞theが付いています。ひとつ考えられるのが、この詩を読んだ作者の目の前にはお花畑があり、それを見て自分との比喩を詩にしたためたのかもしれません。もう一つの可能性としては、the flowersが「周囲で成功した人たち、輝いている人たち」の比喩なのかもしれません。いずれにせよ、作者は咲けなかった、失敗した、こんなはずじゃなかった、という失意の中にいるのでしょう。
花の比喩で言うと、花は自然の摂理に従って種から芽吹き、成長して花開き、そして散り種を残します。当たり前のように繰り返されるこの自然の摂理のようには自分は咲けなかった。これは人間であればたとえば両親のいる幸せな家庭に生まれて愛されて育ち、大学を卒業して結婚して家庭をつくり、子をなして育て、やがて子は巣立ち、静かな老後を迎える、ということが「当たり前」だとされたなら、自分は上手くいかなかった、ということなのかも知れません。まあ実際にはこれってけっこう難易度が高くて、当たり前ではないんですけどね。
いずれにせよ、世間や他人との比較からの自己否定感、社会不適合感、疎外感、孤独感などを詠った詩と解釈できそうです。嫉妬と言ってもいいかもしれません。なお、そうしたネガティブな思考を緩和するための心構え(嫉妬した時、された時の対処法)は一つ前の詩の紹介の時に書いたので、よければそちらも読んでみてください。
そういえば全然関係ないのですが、花の比喩で思い出したのですが、有名な建築家クリストファー・アレグザンダーの著書に次のような一節があるそうです。
If you want to make a living flower, you don't build it physically, with tweezers, cell by cell. You grow it from the seed.
「生きている花をつくろうとすれば、ピンセットで細胞を一つ一つ物理的に組み立てるのではなく、種から育てるであろう」という感じですね。
つい「あの花になりたい」と思うこともあるかと思いますが、残念ながらすぐになれるわけではなく、「種から育つ」というプロセスを経る必要があるということは、あらためて意識しておくと良いかもしれません。格好だけ真似したとしても、その人にはなれません(そういえば昔、Appleの創始者の一人として有名なスティーブ・ジョブズの外観を真似した起業家がいましたが、実は詐欺だった、なんて事件がありました)。ローマは1日にしてならず、ですね。
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