うつ病の真の治療法は自分自身との対話かもしれない

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投稿

ハーロック

2024/10/21

うつ病の治療において、最後に頼りになるのは「自分」です

なぜそうなるのか
僕の考えを書きます

答えは、自分と最後までずっと一緒にいるのは
自分だけだからです

この世に生まれてから死ぬまでは、一つの長い長い物語です

自分の人生の主人公は、自分です
他人は全員脇役です
脇役は、入れ替わります

うつ病治療中の僕は、大きく勘違いをしていました
今と同じく、最後に頼りになるのは自分だけと考えていたのですが、理由が違いました

うつ病の最中、辛くて苦しくて、なかなか治らない中
僕は、「助けて」と悲鳴を上げました

ですが、手を差しのべてくれる人間はおらず
それどころか、更に上から踏まれる結果となりました

待っていたのは、「絶望」でした
だから、自ら命を断とうとしたのです

地獄の底から這い上がっていく過程で
僕は、人間について学びました

人間は、弱いと知りました

弱いから、他人を攻撃したり、他人を見捨てたりするのですね

根底にあるのは、ひとの心の弱さでした

悪ぶって他人を傷つけたり、騙したりする人間は沢山います

なぜそうなるのか

困難に立ち向かう勇気が無いからです
悪＝強い、そう誤解しがちですが
実は真逆でした

弱い人間は、自分だけ助かろうとします
だから、他人をないがしろにするのですね

うつ病になるまで自分を攻撃したのは
人間です

悩みのほとんどは、人間関係に集約されますね

ストレスの高い性格に育てたのは親という人間で
うつ病になるまで攻撃したのも会社の人間です

ただ、そう知って苦しんで、苦しんで
悲しみにくれる僕もまた、人間でした

つまるところ、同じである
ということですね

そう考えた時に、思考の方向が変わりました

僕が救いを求めた、本を書いたのも
人間だと気づいたからです

人間は、弱い生き物ですが
それだけではないのです

弱いから、そこから始めて抗う人間もいる
ということですね

抗うのは、自分です

他人がどうかなど、関係ありません
自分はどうか、考えなければならないのは
この一点だけであると気づきました

だから、最終的に
頼りになるのは、「自分」だけとなりました

うつ病になった原因がどうあれ
自分を救えるのは自分しかいないからです

そこに気がつけば
やることは見えてくるのかもしれません

#希望