くだらない世界には慣れている。聞いたことのある言葉を並べて時間を埋め尽くしたら、また誰かの不穏に巻き込まれてしまった。ぼくは今日、きみの人生のごく一部として許されて"人間A、ひとことどうぞ"をすんなりと受け入れる。凡庸に馴染んでいく夜空は大嫌いで、鬱陶しいほどの爆発を待っているのに、この俗な状態を説明できる人は存在しない。それなら、希望を与えたものはぜんぶ壊れてしまえばいいと思った。#現代詩 #詩 #エッセイ #文学 #人生に満足する日