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パッピーノ

パッピーノ

《 気分はもう親 》

植物の成長は速い。
写真の植物は僕が1年ほど育てているアスパラガスだ。買ってきたときはまだ手のひらに収まるくらい小さかったのに、いつの間にか両手で抱えないともてないサイズにまでなっていた。

また成長だけでなく気も早くて、別の鉢に植えているハイビスカスなんかはまだ冬だというのに真っ赤な花をいくつも掲げて、すっかり部屋は夏気分になってしまっている。

まあそれもこれも、「若いんだからたくさん食べなきゃダメよ」と肥料をドバドバあげたり、寒くないかと自分が使ってるのより厚い毛布を鉢に巻いたり、過保護な親ばりに僕がせっせと世話をしている賜物なのだろう。

夏休みに学校から持ち帰った朝顔でさえ7月の末には枯らしていた僕がこんな風にしっかり植物を育てられるようになるなんて、僕も成長できたのかなと嬉しくなる。

しかし、余裕が出てきたら出てきたであれこれと色んなことに手を出すのが僕の悪い癖で、
ちょうどアスパラガスが上にひょろ長く伸びるもんだから、いっそくるっと巻いてクリスマスリースみたいにしてしまおう、
と何の知識もないのに園芸の真似事を始めてしまった。

それでも、不思議とやり始めというのはいつもなんだかんだうまく進んでしまうもので、ほんの思い付きだったのに作業は順調に円形がどんどん出来上がり、色々苦戦はしたがなんとか完成してしまった。

結構いい仕上がりで、さっそく窓際に置いてみると部屋ともよく馴染み、正直「自分すごお笑」と自画自賛。

ところが、アスパラガスは円形をいやがるようにメキメキ成長し、葉っぱもモッサモッサにはやして、たった1週間ほどでもはや円形だかなんだかもわからなくなってきてしまった。

やれやれ。子はどうしても親の思い通りにはいかないってわけか。僕らにできるのは、ただその新芽を折らないようにそっと見守ることなんだろう。子が親に教えを説くなんて、まったくく子の成長はほんとうに速い。

こいつももうきっと、俺がいなくても十分やっていけるのだろう。そろそろ野にはなって一人立ちさせようか...(ホロリ)

...なんてバチバチに外来種なので絶対ダメですが、とにかく植物から学ぶことは多いです。皆さんも是非小さいものから育ててみてはいかがですか。けっこう楽しいですよ。

#エッセイ #日記 #植物 #子育て
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ILY

ILY

過去を振り返ることは、今日まで歩いてきた証だ
#ひとりごとのようなもの #エッセイ
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人生は"なにかの永遠"によってつくられるものではなく、たとえ望んだとしても、結局そのこたえは瞬間の繋ぎ合わせだ。じぶんの選択が永遠だとおもう、この愛が永続的に続くとおもう、この健康や幸せが終わらないとおもう。そんなふうに想って過ごす"瞬間のため"だけに、永遠って言葉が生まれたんだとおもう。ゆめをみていいよ、そうやって生きていくのだから。かなしまなくていいよ、ゆめをみさせてもらったのだから。

#現代詩 #散文詩 #詩 #エッセイ
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はあ。

はあ。

私もう耐えられない
生きるのが苦しい
毎日何もしてないのに疲れててずっと眠くて
頭の中ぼんやりしてて、何も入ってこない
何もしたくない何も感じたくない。
私が落ちた時にやることは大体食べることで、
なんか、悲しくなった、私は死にたくなった時
食べることでしか自分を食い止められないのか。
もっと趣味があったら夢があったら。
なんだか寂しい。
悲しい。寂しい、
私ずっと何してるんだろう。
街中を歩いてると1人だけ別空間にいるみたいなの。
私一人だけ取り残されてて苦しいの。
街中にはそれぞれ愛があって
いいなぁ、愛されたいなあ
幸せになりたい。生きていたくない。

#日記 #エッセイ #うつ病
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My Baby

Shinya Kiyozuka

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ILY

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人々は決して強くなんてない。頼ることが苦手なだけなのです。#ひとりごとのようなもの #エッセイ
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ゆーにゃ🫓

ゆーにゃ🫓

海!

私の大好きな海

育った場所が海沿いで毎日見てきたけど

やっぱり好きだな

潮の音、潮風、ぜーんぶ大好き

荒れた日、穏やかな日

そのどれもが宝物。

#海が好き
#エッセイ
#ひとりごと
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ILY

ILY

いつだって探していたのはあなたからの愛。ただそれだけだった。
#ひとりごとのようなもの #エッセイ
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みんなおしゃれなものが好きだから、わたしは目を凝らしている。その手を伸ばす動機が欲望なら、世界はだれのものかを、考えてはいけない。そんなんだから、わたしはいつまでも声が出ない。それは無欲じゃなく、羞恥心、意気地なし。

#現代詩 #詩 #文学 #エッセイ
#空と海の天秤
読書の星読書の星
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そのひとことだけで、そのまばたきひとつだけで、ガラスがぜんぶ透明になってしまう気がした。いつまでも上手に繕ったつもりの表皮を讃えて、それを綺麗だといえる世界で、それは、そのままで反射し続けるものだと思い込んでいた。唐突な澄んだ空気のおかげで、この世界は終わることもなく、わたしの思う美しさが、美しさだったことを、靄が灰色にした。昨日までの贋作は、わたしの手のひらで擦れば、簡単に。

#現代詩 #詩 #文学 #エッセイ
#それよりも綺麗なものをみつけて
読書の星読書の星
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この世界に生まれるまえに起きたことと、この世界からいなくなったあとに起こることと、この世界にぼくがいるあいだに起こること。

#現代詩 #詩 #エッセイ #文学
読書の星読書の星
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くだらない世界には慣れている。聞いたことのある言葉を並べて時間を埋め尽くしたら、また誰かの不穏に巻き込まれてしまった。ぼくは今日、きみの人生のごく一部として許されて"人間A、ひとことどうぞ"をすんなりと受け入れる。凡庸に馴染んでいく夜空は大嫌いで、鬱陶しいほどの爆発を待っているのに、この俗な状態を説明できる人は存在しない。それなら、希望を与えたものはぜんぶ壊れてしまえばいいと思った。

#現代詩 #詩 #エッセイ #文学
#人生に満足する日
読書の星読書の星
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わたしの幻想が何度となく粉々にこわれていく。その破片をあつめてできたのがわたしで、それは偽物でも本物でもない、つくりもの。ちゃんと継ぎ接ぎされて、使いものになる程度の"人間"として、交差点に紛れ込んでいるけど、また、次の破壊が、すぐそこに待っていることを知っている。美術館に飾られるような絵を、描いたつもりはなかった。ノートの片隅に"あした"をメモしただけで、わたしの指先が、また粉砕されていく。夢を描いたつもりはなかった。"きょうのつづき"が、あると思っただけなのに。

#現代詩 #詩 #文学 #エッセイ
#壊れてしまったものの行き先
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「生きていくことは辛いよね、それでも生きていこうね」って代弁してくれるのが、音楽で、映画で、そしてこの世界であってくれたら、と思うぼくがここにいるから、そのまんまきれいな言葉を食べていけば、きみは大丈夫だよ。

#現代詩 #散文詩 #詩 #エッセイ
#やさしいスイミーのつくり方
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愛をみるのはこわいから、みつけないことにした。こわい暗闇の中にみたのが愛で、そんな愛のなかにも、なにか暗闇がある気がして、光を灯すこともやめてしまった。夜空をみて星が綺麗だときみはいうけど、みえなくたって星があることを綺麗だといえる人を探している。それは星が綺麗だというきみが、夜をこわがってから名前をつけたもの。

#現代詩 #詩 #文学 #エッセイ
#見えるものを愛と呼ぶな
読書の星読書の星
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きょうまでに、絶望を繰り返したぼくの目は、黒く光を打ち消してしまった。流れ着いたここは、ちゃんとエサが撒かれていて、澄んだ水で、波が心地よくて、楽園だと叫ぶヤツがいる。ぼくはその音で、致死率100%の海に気づかぬまま、出口を見失ってしまった。いつだって、他者の自己都合の排出に、ため息でしか応えられないぼくに"生きるためのプランクトンだ" と、毒を美味しく食べさせたヤツと、それを飲み込んでしまったくせに、排出しない"無抵抗なぼく"は、海に猛毒を撒いて、苦しむ魚を眺める「共犯者」だ。

#現代詩 #詩 #文学 #エッセイ
#戦わない主義の罪について
読書の星読書の星
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苦しみの存在には終わりがない。そのなかで息ができる生き物には、ちゃんと恵みの雨が降る。辛い悲しい苦しい寂しいは、どうせ空を飛び回るから、ちゃんと捕まえて、もっと傷つけばいいと、もう1人のぼくがいう。悲しみは綺麗なもののなかに。

#現代詩 #詩 #文学 #エッセイ
#青天の霹靂を受けて立つ
読書の星読書の星
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愛を探した。探していた。外側をたどってここに戻ってきた。どこにもなかった。いつもだれかに優しくすることで埋めているものなんて、たった数秒で壊れてしまう。ディズニーランドで、泣いている人を見つけるのが得意になれば、ぼくは、ここを抜け出せるだろう。いつまでも、手放せないじぶんを捨てて、こんなに嫌いな世界を、ぼくを、愛が見つけられるだろう。

#現代詩 #詩 #文学 #エッセイ
#愛を見せかけてきた地球人の終わり
夜更かしの星夜更かしの星
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優しいひとが"相手のために優しい"かどうかは、だれにもわからない。傷つけられたことがあるから、冷たくしても優しくされないから、嫌われるのがこわいから、期待をするのにつかれたから。丸いものはすべて"じぶんの無傷のために転がっている"なんて思い違いで、隠れてる棘に刺されてしまうことがある。優しいがすべて愛だと思うな。やさしさで、すべてから逃れられると思うな。

#現代詩 #詩 #文学 #エッセイ
#優しさは美味しい
読書の星読書の星
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まるでインド人

まるでインド人

イヤホン付けたいな。そういえばイヤホンどこに行ったかな。
そう思ったその瞬間、僕の心臓に締め付けられた。服、ポケット、洗濯機。複数の単語が脳裏によぎる。目まぐるしく変わる思考に感情の波が激しくなるのを感じる。
そう。僕はワイヤレスイヤホンを服と一緒に洗濯してしまったのだ。事実を整理し受け入れるのには時間が掛からなかったのには自分でも驚いた。僕の心はサイコパス。
#エッセイ
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隙間を破壊すると雲になる。ふわふわと空気の真ん中に浮かんでいる。それは、ぼくの中の密度を埋めるためではなく、世界の隙間を埋めるため。もしも風が押し流したとして、その雲を追いかけることはない。世界はそこにただ、"新しい雲"を待つだけで、隙間にはいつも"雲"があればいいらしい。

#現代詩 #詩 #文学 #エッセイ
#見えていなくても
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ロゼ

ロゼ

【読後感】私はヤキモチを常々あまり焼かない質だと思っているけれど、燃え殻さんの記憶に残る女性にはほんの少しだけ、ヤキモチをやく。

けれど私が好きな燃え殻さんがモテない訳はなく、
本に登場する女性陣と友の会を結成したくなる。

友の会では燃え殻さんの話はきっと誰もしない。
でもみんなどこかで燃え殻さんが好き。
そんな摩訶不思議なメンバーで静かにマイペースに
奥渋の隠れ家Barで各々好きなお酒を飲んだり
この本の聖地を巡って色んな料理を食べたい。

そんな風に友の会で少しメラッと燃えた私のヤキモチを
燃え殻さんは強めの潮風で吹き飛ばしながら
なんて素敵な人なんだろうとまた思わせてくれる。
私はいつもいつも燃え殻さんにウットリする訳です。
きっとこれは恋です。

人の感性に魅力を感じる。
外見は持って生まれたもの。
感性は培ってきたもの。
だからこそ、人を好きになる。
そして好きな人に好きだと言われる人になりたい。

燃え殻さん、本当に彼のエッセイが好き。
恋心を差し引いても、とても好きです。


#この味もまたいつか恋しくなる 
#燃え殻 
#エッセイ 
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午前中太郎

午前中太郎

「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」のようなエッセイを教えてください!
#質問したら誰かが答えてくれるタグ #エッセイ
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ILY

ILY

完璧な物なんてないのだから不完全なままで愛したい。#エッセイ #ひとりごとのようなもの
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パッピーノ

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~ 放課後パピコ ~

(前回のつづき)
そんな美容室に通い始めて今でちょうど半年くらいになるから、たぶん7~8回くらいはもう通ってることになるのだろうか。その内1回だけ店長がいなくて、代わりに若めのにいちゃんが切ってくれることがあった。ちなみに店長の見た目は茶髪くせロン毛メガネ、実力派ロックバンドのベースあたりにいそうな感じ。そのにいちゃんはくせっ毛ふわふわメガネで、芸人のヤーレンズ出井さんみたいでやさしそうな印象。
 店長以外の人もいたのか、とちょっと驚くも、新しい人のカットに期待が膨らむ。いつも通り、髪形の写真を見せてカットを始める。(この人は「りょーかいでぃーすっ」とは言わなかった)
 だが、僕はここでも店長の凄さを思い知ることになる。にいちゃんのカットは店長並にうまいし、シャワーやマッサージ、剃りなんかは、おそらく店長に口酸っぱく言われているんだろう、入念に時間をかけてていねーいにしてくれる。これが2500円のカットとはまるで思えない。店長の人材育成の熱心さに感動しつつ、いよいよ仕上げのセット。にいちゃんは店長以上にパッツパツにいかちく僕の髪形を仕上げた。なんでだよおい。
なぜそうなるんだ。
なんでそこも教えちゃうんだよ。
もうジャルジャルのオールバックのネタみたいになってるじゃん。
ジェルでカチカチテカテカじゃん。
その日は午後から仕事があって、これじゃあ塾の生徒たちが怖がってしまうので一旦家に帰りシャワーを浴びる。やはり整髪料をおとすと見せた写真通りになる摩訶不思議も健在。でもさすがに今回はいかつさの片鱗が残っていた。まあそれでも安さと丁寧さが気に入っていた僕は通いつづけるのだが、今思えばこれがフラグだったのだろう。(つづくかも)

#エッセイ #日記 #小噺
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花岬🌸イブ

花岬🌸イブ

今日死の淵をさまよったおばあちゃんと話した。
おばあちゃんによると川に浸かっていて目の前にとても綺麗な花畑があったそう…。
しかしおばあちゃんはこの先川の水が深くなると判断し引き返したとのこと。

もし…
〇水が怖くなかったら
〇花が好きだったら
向こうの世界にいたかもしれない。。

#エッセイ
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