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ろびのわーる

ろびのわーる

『突然、君がいなくなって』

2024年/アイスランド・オランダ・クロアチア・フランス/80分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:ルーナ・ルーナソン
キャスト:エリーン・ハットル/ミカエル・コーバー/カトラ・ニャルスドッティル

【あらすじ】
美大生のウナには、秘密に交際している恋人ディッディがいる。彼は遠距離で長年交際しているもう1人の恋人クララに別れを告げに行く。しかし、事故に巻きこまれて彼は亡くなってしまう。真実を語れないまま悲しみに暮れる彼女の心は、次第に追い詰められ……。

【見どころ】
① 二股男の事故死。
② 遺された2人の彼女。
③ ウナの二重の悲しみ。
④ 友人との絆。
⑤ シンプルな脚本。
⑥ 北欧のロケーション。

【感想】
二股かけていた男が事故死し、遺された彼女や友人がひたすら悲しむお話…と、一言で書けるくらい脚本がシンプル。

亡くなったディッディの描写は少なく、遺されたウナを捉え続ける。不安からショック、そして悲しみへと変化してゆく様子がリアルに描かれていて、見ているとウナと同じ気持ちになってくる。

彼と秘密の関係だったことが更にウナを苦しめる。自業自得だけどちょっと可哀想。

もう1人の彼女クララは恋のライバルだったはずなのに…
彼を失ったことで起こるウナとクララの関係性の変化がとても印象的だった。

深い悲しみを友人たちと北欧の景色が包み込こんでくれる。繊細で余韻の残る作品だった。

#映画 #映画館 #ヒューマンドラマ
#突然君がいなくなって #北欧映画
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