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ま〜さん

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読むべき一冊。

私にふさわしいホテルと言う映画を映画館で見た時、皆んなが声を出して笑うほど面白い作品でした。作者を調べたところ柚木麻子さんと言う方でした。本屋さんに行ってこの方の小説を適当に買って読みました。個人的な感想ですが、非常に面白いものでした。星屑のようにある小説ですが、この作品は多くの人に読んで欲しいなって思います。読まれた方がおられれば簡単な感想が欲しいです。
#小説
#柚木麻子
#ヒューマンドラマ
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ゆちこり◌𓈒𓐍🦄🪽

ゆちこり◌𓈒𓐍🦄🪽

複雑な関係性を築いていく中で
すごく愛です。

失ったものを取り戻すように
愛情が芽生えていく様子が
あたたかくて切ない。

舞台は長野。
知らずに見始めたんだけど
長野なまりですぐ気づいたwww

八日目の蝉っぽいかなぁ、、、と思ったら
八日目の蝉が観たくなった。

#映画
#かくしごと
#ヒューマンドラマ
#杏ちゃんの演技で泣ける
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tears

羊文学

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ゆちこり◌𓈒𓐍🦄🪽

ゆちこり◌𓈒𓐍🦄🪽

連休中に観た映画。

とりあえずランキングに入ってるやつ
サクッと観るかなぁーって見始めたら
2本ともわりと激重で
全然さっくり観れなかったな、、、

ミッシングの石原さとみは本当に見ててしんどかったやぁ(´;ω;`)

2本とも理不尽にも心が枯れて壊れていく映画なんだけどこれが現実にも起こってることなんだよなぁ、、、
って思うといたたまれない気持ちになる。

#Netflix
#日本映画
#ヒューマンドラマ
#子育て世代はさらに胸が痛い
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ろびのわーる

ろびのわーる

『国宝』

2025年/日本/175分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:李相日
キャスト:吉沢亮/横浜流星/高畑充希/寺島しのぶ/渡辺謙

【あらすじ】
任侠の一門に生まれた喜久雄は抗争で父親を亡くし、上方歌舞伎名門の当主・花井半二郎に引き取られる。歌舞伎の世界に飛び込んだ彼は、未来を約束された御曹司・俊介と出会う。生い立ちも才能も異なる彼らは、ライバルとして芸を磨き、青春を捧げていくが……。

【見どころ】
① 歌舞伎の迫力と美しさ。
② 喜久雄の壮絶な人生。
③ ライバル俊介との絆。
④ 二人の演技。
⑤ 大河ドラマのような見応え。
⑥ 歌舞伎界の裏側の描写。

【感想】
どれだけ稽古と練習を重ねたのだろう…二人の迫真の演技に鳥肌が止まらなかった。声色・視線・表情・所作・踊り・間合い…全てが洗練されていて美しかった。

抜け出したくても抜け出せず、入りたくても入れない、世襲制という閉ざされた世界。幼少期からの厳しい稽古の日々を想像すると、伝統文化の奥深さと恐ろしさが伝わってくる。

ヒューマンドラマが素晴らしいので、歌舞伎の知識が無くても十分楽しめる。この作品をきっかけに興味を持つ人も多いはず。

役者の面子が最強だった。吉沢亮と横浜流星は見た目も演技力も抜群で、現時点でこれ以上のキャスティングは無いかもしれない。
脇役も実力派がズラリ。少年時代を演じた二人の演技は大人の二人に負けないくらい素晴らしかったし、寺島しのぶのねっとり感はトラウマになりそうだった。
中でも人間国宝の小野川万菊の存在感が強烈で、本質を突く言葉に全てが見抜かれているような感覚になった。

#映画 #映画館 #ヒューマンドラマ
#国宝 #歌舞伎
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ろびのわーる

ろびのわーる

『フロントライン』

2025年/日本/129分
ジャンル:ヒューマンドラマ/サスペンス
監督:関根光才
キャスト:小栗旬/松坂桃李/池松壮亮/窪塚洋介

【あらすじ】
2020年2月に、新型コロナウイルスの集団感染となる豪華客船が横浜に入港する。災害派遣医療チームDMATは、未知のウイルスに対する不安と恐怖の中で、さまざまな葛藤を抱えながらも懸命に人命救助に当たる。

【見どころ】
① 実話を基にした作品。
② 未知のウイルスの恐怖。
③ 医療チームの覚悟。
④ クルーや政府との連携。
⑤ デマやマスコミとの戦い。
⑥ 現場の緊迫感。
⑦ 家族や乗客とのドラマ。

【感想】
こんな日本にもヒーローは存在する。
目の前に困っている人がいたら助ける…できそうでできないこと。しかも相手が未知のウイルスだからなおさら。

何のために医療の道を選んだのか。志と使命感を持って船に乗り込み、人命を最優先に活動するDMATがめちゃくちゃ格好良かった。

イケオジが大集結。本部から渋い顔で見守る小栗旬、防護服を着ていても声でわかる池松壮亮、チャラさが隠しきれない窪塚洋介、印象に残らない松坂桃李…みんないい感じだった。

あの報道の裏でこんなことが起こっていたなんて…実話に驚きと感動が止まらない。全日本人に観てほしい。

#映画 #映画館 #ヒューマンドラマ
#フロントライン #実話
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ろびのわーる

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『ドント・ルック・アップ』

2021年/アメリカ/145分
ジャンル:コメディ/ヒューマンドラマ
監督:アダム・マッケイ
キャスト:レオナルド・ディカプリオ/ジェニファー・ローレンス

【あらすじ】
ある日、天文学者のランドールは、教え子のケイトと地球に衝突する可能性のある彗星を発見する。ふたりは政府への報告やテレビ出演によって事態を知らせようとするが……。

【見どころ】
① 人類の危機。
② 平和ボケ。
③ それぞれの事情。
④ 皮肉。
⑤ 笑えないコメディ。
⑥ 結末。

【感想】
人類滅亡の危機に焦る科学者と、それをまともに受け入れない政府やメディアとの温度差が面白かった。焦れば焦るほど伝わらない感じが皮肉でリアル。

コメディなのはキャラだけで、ストーリーはシリアス。それぞれに事情があって、後半はドラマティックな展開。自分だったら最期の時間をどう過ごすだろう。

自分本位で政策を決める政府のゲーム感覚のノリは、現在のトランプ政権のやり口とそっくりで、しかもタイムリーすぎてゾッとした。

#映画 #映画鑑賞 #Netflix
#ドントルックアップ #ヒューマンドラマ
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『はじまりのうた』

2013年/アメリカ/104分
ジャンル:ヒューマンドラマ/コメディ/ラブロマンス
監督:ジョン・カーニー
キャスト:キーラ・ナイトレイ/マーク・ラファロ/アダム・レヴィーン

【あらすじ】
ミュージシャンの恋人デイヴに裏切られたグレタは、失意の中ライブハウスで歌う。そこで偶然居合わせた落ちこぼれの音楽プロデューサーのダンに見初められ、共にアルバムを制作することに。お金もコネクションもないダンは、ユニークなレコーディング方法を思いつく……。

【見どころ】
① それぞれの転落。
② 音楽で繋がる人間関係。
③ ゲリラライブ。
④ キーラとデイヴの歌声。
⑤ それぞれの再生。

【感想】
ゲリラライブが素晴らしい。NYの街を背景にしたロケーションとキーラの美声にうっとり。デイヴの歌もまあまあ良かった。

グレタとダンの距離感が絶妙で、恋愛でも友情でもビジネスパートナーでもなく、その関係がどうなるのかがとても気になった。

だがしかし、ダンの傲慢さと見た目の汚さがどうしても好きになれない。そんなんだから転落するんでしょ。

#映画 #UNEXT #ヒューマンドラマ
#はじまりのうた
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『片思い世界』

2025年/日本/126分
ジャンル:ファンタジー/人間ドラマ
監督:土井裕泰
脚本:坂元裕二
キャスト:広瀬すず・杉咲花・清原果耶・横浜流星・小野花梨

【あらすじ】
美咲、優花、さくらの3人は、東京の片隅にある古びた一軒家で共同生活を送っている。12年という長い時間を共に暮らし、強い絆で結ばれた彼女たちは、それぞれが他人に言えない片思いを抱えていた。

【見どころ】
① 3人の絆。
② 片思いの理由。
③ トップ女優たちの熱演。
④ 日常の価値。

【感想】
3人の絆が微笑ましく見てるだけでも愛おしくなる。それぞれの片思いが届いて欲しいと願わずにはいられない。
3人とも主役級なので抜群の安定感。涙の演技も日常の自然な演技も魅力的だった。
ネタバレになるからなんも言えないけど、興味があったらとりあえず観てほしい。

#映画 #映画館 #ファンタジー
#片思い世界 #ヒューマンドラマ
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『風のマジム』

2025年/日本/105分
ジャンル:ドラマ
監督:芳賀薫
キャスト:伊藤沙莉/染谷将太/シシド・カフカ/滝藤賢一/富田靖子/高畑淳子

【あらすじ】
那覇市で豆腐店を営む祖母と母と暮らすまじむは、通信会社の契約社員として働いていた。ある日、祖母と通うバーでラム酒に魅了された彼女は、原料がサトウキビだと知る。社内ベンチャーコンクールで、彼女は南大東島産サトウキビでラム酒を作る企画を提案するが……。

【見どころ】
① 実話を基にした作品。
② 沖縄のロケーション。
③ 家族や友人の人柄。
④ まじむの人柄と熱意。
⑤ 困難への挑戦。

【感想】
沖縄産のラム酒を作ろうとする女性の物語。逆境を情熱で乗り越えてゆく姿が感動的で、見ていると応援したくなってくる。実話を基にしているから展開がリアルだった。

まじむの人柄が素晴らしい。真面目でまっすぐで可愛げがある。彼女を見ているだけでも、親から愛情をもって育てられたことがわかる。「まじむ」という名前に込められた“真心”という意味が、いろんな場面で輝いて見えた。

その親が実際に愛のあるひとで祖母はさらに愛情深い。厳しさの中から“しっかりと育てたい”という思いが伝わってくる。刺さる言葉もいっぱいあった。

沖縄のロケーションや人柄が最高だった。方言も味わい深くて人の温もりを感じた。暑いのは苦手だけど、この作品を観て沖縄に住みたくなった。親しい人とお酒が飲めるのって幸せだね。

伊藤沙莉が役に見事にハマっていた。演技のベースにある彼女の人間力の強さが感じられた。高畑純子と滝藤賢一の演技も素晴らしかった。

長く続くものには理由がある。妥協せずじっくりと育てることの大切さを教えてくれる作品だった。

#映画 #映画館 #実話
#風のマジム #ヒューマンドラマ
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『トレイン・ドリームス』

2025年/アメリカ/103分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:クリント・ベントリー
キャスト:ジョエル・エドガートン/フェリシティ・ジョーンズ/ウィリアム・H・メイシー

【あらすじ】
20世紀初頭のアメリカ。孤独なロバートは鉄道建設のために森の木を伐採する仕事に従事していた。やがてグラディスと結ばれたロバートは森の中で慎ましい家庭を築くが、思いも寄らぬ試練に直面する……。

【見どころ】
① 自然の美しさ。
② 仕事と仲間。
③ 家族愛。
④ 試練。
⑤ 人生の意味。

【感想】
しんどいなあ。
試練ってそれを乗り越えられる人に与えられるらしいけど、これはしんどすぎる。

試練と格闘するロバートの境遇が、去年の僕の境遇にとても似ていて共感が止まらなかった。その答えを森に問うのも一緒だった。

空を覆っていた暗雲が、あることをきっかけに一瞬で消え去る…突然目の前が開けるような感覚。
僕はこの現象が何度かあったから、今も世界を見捨てないでいられる。「アメリ」でもそれは描かれていた。

世界は美しいということ。
なぜ生きるのかと聞かれたら、僕はそう答えるだろう。
ロバートと同じ人生を辿ったら、世界の全ての事象に意味を見出せるかもしれない。

#映画 #Netflix #ヒューマンドラマ
#トレインドリームズ
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『FRANK -フランク-』

2014年/イギリス・アイルランド/95分
ジャンル:音楽/ヒューマンドラマ
監督:レニー・アブラハムソン
キャスト:マイケル・ファスベンダー/ドーナル・グリーソン/マギー・ギレンホール

【あらすじ】
あるバンドに加入することになった青年ジョンは、そのバンドのリーダー“フランク“が奇妙なかぶり物を四六時中着けていることに衝撃を受けるが、メンバーの信頼が厚く、破天荒な彼の不思議な魅力に惹かれてゆく。しかしある日“フランク“の様子が変化する……。

【見どころ】
① マスクの異様さ。
② 仲間との活動。
③ マスクの効果。
④ 創作の苦しみ。
⑤ マスクの理由。

【感想】
マスクが異様だけど見てるうちに慣れてくる。むしろマスクのおかげでフランクの人間らしさが際立つ。そして彼の才能も。

努力じゃ辿り着けない領域がある。
凡人のジョンがちょっと可哀想だけど、現実は受け入れないとね。

顔を出さないことで違う自分になれるのもありそう。もしかしたら才能以上の力が発揮できるかもしれない。ジョンもマスクを被ってみたらいいのに。

#映画 #UNEXT
#フランク #ヒューマンドラマ
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『逸す』

2025年/メキシコ/121分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:ロドリゴ・ガルシア
キャスト:カサンドラ・シアンゲロッティ/
アルフレード・カストロ/アンゲレス・クルス/ナタリア・ソリアン

【あらすじ】
"狂気”という共通のきずなで結ばれた6人の女性たち。現実を目の当たりにして大胆な決断を迫られ、それが人生を変えることも。そしてそんな狂気の瞬間は誰にでも訪れるのだった……。

【見どころ】
① 群像劇。
② 6人の女性たち。
③ 狂気がテーマ。
④ 周囲との関係性。
⑤ 追い込まれるシチュエーション。
⑥ それぞれの結末。

【感想】
6つの章で綴った、とある1日の6人の出来事。6人とも第1章の主人公レナタと繋がりがある人物。

それぞれが狂気へと追い込まれてゆく。人には許容量がある。それを超えたときどんな行動をとるのか…とても興味深く見れた。

どのエピソードも印象的だけど、僕は4章がいちばん好き。久しぶりに集まった家族の会話がとてもスリリングだった。

2章の犬の安楽死の物語は泣いた。執行者の物語だけど、依頼主の方が狂気的かも。「アリガト マタネ」という日本語に背筋がゾワッとした。

各章の結末がスパッと切れてテンポ良く観れる。必要以上に感傷に浸らなくて済むから次のエピソードにもすんなり入れた。

ラテン系の人って感情表現が豊かだから、ドラマがより一層ドラマティックに感じる。役者の演技も素晴らしかった。

今年観たNetflix映画でもかなり好き。タイトルの「逸す」の読みは“そらす”と“いっす”どっちなんだろう。

#映画 #Netflix #メキシコ映画
#逸す #ヒューマンドラマ
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『ウォルト・ディズニーの約束』

2013年/アメリカ/126分
ジャンル:伝記/ドラマ
監督:ジョン・リー・ハンコック
キャスト:トム・ハンクス/エマ・トンプソン/コリン・ファレル/アニー・ローズ・バックリー/ポール・ジアマッティ

【あらすじ】
1960年代、ウォルト・ディズニーは、1934年に発表され人気を得た児童文学『メアリー・ポピンズ』の映画化を思いつく。是が非でも映画化したいウォルトと原作者のP.L.トラヴァースは意見を衝突させながらもハリウッドでの映画製作を模索していく……。

【見どころ】
① トラヴァース夫人の頑固さ。
② ウォルトの熱意。
③ 夫人と父親の関係。
④ 制約と約束。
⑤ 原題の意味。
⑥ 役者の演技。

【感想】
頑なで捻くれきったトラヴァース夫人は険しい氷山のよう…彼女の心は切り立った断崖のように人を寄せ付けず、近づく者は吹雪のような冷たく厳しい言葉に晒されることになる。

夫人からの度重なるダメ出しに、映画製作陣が四苦八苦していて可哀想になってくる。でも、どんな厳しい注文に対しても辛抱強く向き合おうとするディズニー側の対応は素晴らしかった。特にウォルト本人が夫人を説得するシーンは心を打たれた。

なぜこんなにも偏屈な人物が、メリー・ポピンズのような夢のある物語を書けたのか。
夫人の回想シーンにその手がかりがある。そして過去がわかると、彼女の見え方も少し変わってくる。

完成した映画を鑑賞するトラヴァース夫人の表情に引き込まれた。夫人の父親への思い、そしてウォルトの果たそうとした約束…これまでのいろいろなものが浮かんできて涙が止まらなくなった。

トラヴァース夫人役エマ・トンプソンの怪演とウォルト役トム・ハンクスの安定感。
そして脇役の演技もみんな人情味があって素晴らしかった。

原題は「SAVING MR.BANKS」。観終わる頃にはその意味がわかる。そしてメリー・ポピンズをちゃんと観てみようと思った。

#映画 #ディズニープラス
#ヒューマンドラマ #メリーポピンズ
#ウォルトディズニーの約束
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ろびのわーる

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『ミーツ・ザ・ワールド』

2025年/日本/126分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:松居大悟
キャスト:杉咲花/南琴奈/板垣李光人/渋川清彦/筒井真理子/蒼井優

【あらすじ】
漫画を愛する由嘉里は、自分を好きになれずにいた。27歳になり、趣味の仲間たちが結婚や出産で次々と離れていく中、仕事と趣味だけの生活に焦りを感じた彼女は婚活を始める。しかし、参加した合コンで惨敗し、酔いつぶれていたところをキャバ嬢のライに助けられ……。

【見どころ】
① 腐女子とキャバ嬢の同棲。
② 夜の新宿歌舞伎町。
③ いろいろな人々。
④ ライの謎。
⑤ アサヒの人柄。
⑥ 劇中アニメ「ミート・イズ・マイン」
⑦ 杉咲花。

【感想】
世界にはいろんな人がいていろんな価値観がある。舞台となっている新宿歌舞伎町は特にクセの強い人間が多い気がする。
僕も新宿三丁目の店舗に勤めたことがあるけど、いろんな人種と接することができてとても良い経験になった。

主人公の由嘉里もそんなクセの強い人種のひとり。腐女子である彼女がキャバ嬢のライとの同棲生活を通じていろんな価値観に触れることになる。

彼女の経験する出来事が、僕の通った道に似ていて共感が止まらなかった。特殊な娘を持った母親の気持ちも痛いほどわかった。

他人の、ましてや特殊な人種の価値観なんて分かるはずがないのだ。もし理解できたところで、他人にできることは何も無いのかもしれない。
それでも分かろうとするのが大事なんだと思う。その姿勢は相手に伝わるから。

ホストのアサヒが由嘉里に寄り添おうとする姿勢が素晴らしかった。何がアサヒを動かしたんだろう。
ライの洒脱感もミステリアスで格好良かった。

松居大悟と杉咲花のタッグなんて面白くないわけがないのだ。杉咲花の演技は今回も流石だった。この腐女子っぷりは一見の価値あり。

由嘉里がハマっているアニメ「ミート・イズ・マイン」の作り込みが凄すぎる。
劇中で由嘉里にアニメキャラが語りかけてくるシーンがあったり、本屋の特設コーナーや、書き下ろしの同人誌、各種グッズなどなど、どう見てもやり過ぎている。

しかも調べたらアニメのホームページまであって、1分ストーリーや主題歌などもある。キャラにもそれぞれ設定があって、声優がちゃんと付いている。
もしかしたら本編の映画ではなく、このアニメをバズらせるのが目的なのかも…。

あ、タイトルの「ミーツ」ってそういうことか。

#映画 #映画館 #ヒューマンドラマ
#ミーツザワールド #ミートイズマイン
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『ジムの物語』

2023年/フランス/101分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:アルノー・ラリユー/ジャン=マリー・ラリユー
キャスト:カリム・ルクルー/レティシア・ドッシュ/サラ・ジロドー/ベルトラン・ブラン

【あらすじ】
美しい山々に囲まれた街で、心優しい青年エメリックはかつての仕事仲間フロランスと再会する。妊娠6カ月のフロランスと暮らすようになったエメリックは、生まれてきたジムを自分の子のように育て、ふたりの間には強い絆が生まれる。しかし、ある日ふたりの前に実の父親クリストフが現れ……。

【見どころ】
① 養父と実父。
② エメリックの性格。
③ 別れと再会。
④ 変化と成長。
⑤ かつての写真。
⑥ しっぺ返し。

【感想】
まず、これはジムの物語ではない。
でも意識させるためにあえてそうしたのだろう。
この作品の主人公は義父エメリックだけど、彼にとっての主人公はジムだから。

エメリックは優しいというよりも受け身の性格なんだと思う。何でも流れに身を任せてしまうのだ。彼にエゴはあるのだろうか。

そんな彼が唯一こだわりを持ったもの。それをたくさんの写真が教えてくれる。

でもまさか終盤にあんなことが…

ちょっと胸糞もあるけど、切なさと温かさに目頭が熱くなる。僕はジムの母親フロランスがとにかく嫌だった。

エメリック役のカリム・ルクルーの演技が素晴らしい。ジムを見つめる愛情たっぷりの眼差しが太陽のようだった。もし自分の父親があんな包容力ある人物だったら、定期的にハグして欲しくなりそう。

あと、子供のジムと大人のジムのキャスティングが絶妙。本当に成長したみたいに雰囲気がソックリだった。

#映画 #JAIHO #フランス映画
#ジムの物語 #ヒューマンドラマ
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『愛と哀しみのボレロ』

1981年/フランス/185分
ジャンル:ヒューマンドラマ/伝記/音楽
監督:クロード・ルルーシュ
キャスト:ジョルジュ・ドン/ダニエル・オルブリフスキー/ロベール・オッセン/ジェラルディン・チャップリン/ジェームズ・カーン/ニコール・ガルシア

【あらすじ】
モスクワ生まれのバレエダンサー、辛い体験を重ねたユダヤ人の作家、貧困を乗り越えて成功をつかんだパリの女性歌手、母と死別したNYのシンガー。運命の荒波に揉まれる彼らの人生は、やがてチャリティ・コンサートの舞台で交わる……。

【見どころ】
① 4カ国4家族の物語。
② 戦争による悲劇。
③ 2世代に渡る時間の流れ。
④ 音楽と人生。
⑤ ラストライブ。
⑥ 死と再生。

【感想】
なるほど、これを見せたかったのか…。

いったん最後まで観てみたけど、終盤まで何が言いたいのかずっとわからずにいた。
見終えたあと相関図を確認し、要所だけをもう一度見返してようやく理解できた。

4つの国を舞台とした群像劇。戦争によってそれぞれの人物に哀しいことが起こる。
ただし接点がしばらく無い。正直、どう観るべきか戸惑ってしまった。

謎が解けてしまえば素晴らしい作品だとわかる。でも感動するのは2回目以降から。

とはいえ長尺だから短期間に何度も観れるわけじゃない。また機会があったら観てみようと思う。

ラストのチャリティライブは圧巻。生命力溢れるダンスはまさに不死鳥のようだった。

#映画 #UNEXT #ヒューマンドラマ
#愛と哀しみのボレロ #音楽映画
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『ホウセンカ』

2025年/日本/90分
ジャンル:アニメ/ドラマ/ミステリー/ファンタジー
監督:木下麦
キャスト:小林薫/戸塚純貴/満島ひかり/宮崎美子/ピエール瀧

【あらすじ】
1987年、夏。ヤクザの阿久津は6歳年下の那奈とその息子の健介とともに、庭にホウセンカが咲くアパートで暮らしはじめる。幸せな日々を過ごしていたが、ある日突然、大金が必要になる。阿久津は兄貴分の堤と共に3億円の強奪を企てるが……。

【見どころ】
① 罪を背負った男。
② 人と会話する花。
③ 曖昧な関係。
④ ヤクザのあれこれ。
⑤ 家族愛。
⑥ ゆるい作画。

【感想】
独房でのホウセンカとの会話。人生を振り返り、過去が明かされてゆく…
描かれているのは、不器用で義理堅い阿久津の生き様。ヤクザものだけど独特の作画がゆるくて見やすい。

「オッドタクシー」の監督&脚本家による作品。ストーリー展開と伏線回収が秀逸だった。

花が喋るのはちょっと違和感あるけど、最後まで観ると納得する。この物語を構成する全ての要素が、この結末のために用意されたのかもしれない。

愛にはいろんな形がある。
温かい物語だけど共感はできなかった。観終わったあと、自分だったらどうするかを考えていた。

#映画 #映画館 #アニメ映画
#ホウセンカ #ヒューマンドラマ
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『イカとクジラ』

2005年/アメリカ/108分
ジャンル:ヒューマンドラマ/コメディ
監督:ノア・バームバック
キャスト:ジェフ・ダニエルズ/ローラ・リニー/ジェス・アイゼンバーグ/オーウェン・クライン

【あらすじ】
1986年、ブルックリン。16歳の兄ウォルトと12歳の弟フランクはある日、両親から離婚することを告げられる。そして、兄弟は共同監護という形で父の家と母の家を行ったり来たりする生活が始まるが...…。

【見どころ】
① 家族の崩壊。
② 両親の都合。
③ 兄弟の環境。
④ 家族愛。
⑤ 諦めと成長。

【感想】
“笑って泣けるヒューマンコメディ”と配信サイトで紹介されているけど、1ミリも笑えないし泣けもしない。

とにかく子供たちが可哀想だった。
父親が良いとは思わないけど、母親が抜群に良くない。

このまま成長したら兄弟がどうなってしまうのか。特に弟の方が。
両親を反面教師にしてくれるのを願うしかない。

タイトルの意味がわかった瞬間はちょっと感動した。

#映画 #UNEXT #ヒューマンドラマ
#イカとクジラ
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