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大介
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『午後の風に吹かれて』
天は ひとに なにを ゆるしたのでしょうか
白い雲は 空の奥で 眠り
花は 花のままに 咲きながら──
樹は 地を見守るように 風の声を そっと──
海は ただ 海として
青い夢のように ひかりを抱き
その午後 静けさは 穏やかな風のように
けれど ひとは──
なにものとしても 生まれず
なにものにも なりうる そのあいまに
天は なにを ひとに 願ったのでしょうか
定めのない わたしたちは
白い部屋の 窓辺に立ち
ただ 風の手紙を ひとり 読む午後──
与えられしものが もし 苦しみだけなら
それも 夢のかけらとして
抱きしめるべきものなのでしょうか
天は 定めを 隠して─
わたしたちを この地に 送りだしたのでしょうか
この うつろいゆく 世のすがたを
天は 午後の光のなかで
夢のように 見ているのでしょうか
そして 風は 語ることすら忘れ
ただ 窓を わずかに 揺らしてゆく──
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#詩歌 #散文詩 #詩 #アート

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大介 投稿者
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